時は近未来。
遥か昔から魔力の恩恵に与り魔法による文化を築いて来た《魔法技術派閥》と、魔力を殆ど持たず差別と迫害を受けて来た末、魔力に頼らない力を得た《科学技術派閥》とが派閥間戦争を繰り広げていた。
そんな中、天才的魔法学者ゲッコー博
士の手によって、遺跡より発掘された《賢者の石》を元に、人間を模して生み出された《人型生体魔法》の少女《パンドラ》のもとに、ある日突然来訪者が訪れる。
来訪者の少女は自らを《アリス》と名乗り、【不思議の国のアリス】の世界の童話主人公だと言うと、パンドラ達に助けて欲しいと懇願してきた。
詳しい話を聞くと、【不思議の国のアリス】の世界に突如として現れた鎧武者の軍団は、彼女を狙い侵略してきたのだという。
仲間の助力によって逃げ延び、どうにか次元を越えてここまで逃げ延びて来たアリスだったが、鎧武者軍団もまた次元を越えて彼女を追ってきていた。
訳が分からないままのパンドラとゲッコー博士だったが、謎の鎧武者集団はパンドラ達にも襲いかかり、パンドラはゲッコー博士とアリスを守りながら否応なしに応戦する羽目になってしまう。
そんな中、集団の首領である漆黒の鎧武者ムーンフェイスにより、ゲッコー博士を誘拐されてしまったパンドラは、「ゲッコー博士を助けたくば数多の童話世界を辿ったその先まで追いかけて来い」という彼の要求に渋々従う事に。
ゲッコー博士を助け出すため、唯一鎧武者軍団の手に落ちていなかった童話主人公であるアリスと契約したパンドラは、童話主人公が変身するという魔宝具形態の力を借りて、童話世界を巡る旅に出る事を決意する。
※この作品は小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 01:52:34
277235文字
会話率:61%
戦乱の世を憂い、民を救う新たな王を探して放浪する剣士と、
人外の力を持った魔導師との出会いが、戦乱の地に新たな歴史を紡ぎだした。
そして、戦乱を治め、民が安んじて暮らせる国を打ち建てた英雄王だったが、
彼の突然の死が、平和を取り戻したとは
いえ、未だ戦乱の傷跡が残るフランカ王国の平安を打ち破った。
それはやがて、大陸全土を覆い尽くす大きな戦乱へと続いていくのであった……。
戦いという名の「戦士の宴」が、今始まる!
※活動報告で不定期更新ブログ始めました。
食べ歩き記事が多いと思います。
このお話は、熱い戦いを描きたいという想いから、書き始めました。
ですので、戦士達(戦士とは戦う意思と力を共に有する者)の戦い、宴を主軸に描いております。
小説全体の構成は、各章の前篇で主要登場人物の半生を描き、各章の後編で連続した大きな物語(シャンピニオン山の戦い)を描いています。
各章前篇後編の最終話に、あとがきを書いております。
【目次】
○序章前篇 「建国の英雄王」(掲載済)
○序章後編 「宴の始まり」(掲載済)
○一章前篇 「殺刃の剣士」(掲載済)
○一章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之壱」(掲載済)
○二章前篇 「黒き魔獣」(掲載済)
○二章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之弐」(掲載済)
○三章前篇 「白銀の闘気士」(掲載済)
○三章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之参」(掲載済)
○四章前篇 「王城の守護者」(掲載済)
○四章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之四」(掲載済)
○五章前篇 「双魂の魔人」(掲載済)
○五章後編 「シャンピニオン山の戦い 其之伍」(掲載済)
○終章 「宴の終わり」(掲載済)
活動報告の「戦士の宴 【章構成】」(10月5日の活動報告)に、
この小説の章構成の詳しい説明を書きました。
宜しければご一読ください。
活動報告は画面下の、作者マイページから見る事ができます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 21:26:33
494721文字
会話率:22%