「──恋星の伝説って知ってる?」
朝霧遠利(あさぎりとおり)は私立の名門校、星天城学園に通う高校二年生。自称『彼女がいないこと以外は高スペック』な彼は、ある日生意気な妹、朝霧美優(あさぎりみゆ)が連れてきた友人である、双葉芽愛(ふたばめい
)と邂逅を果たす。
おいおい我が妹よ。女性経験皆無なお兄ちゃんの前にいきなり同級生の女の子を連れて来るなんていったいどういうつも……ってとんでもねぇ美少女じゃねぇか!
なにこれ、ラブコメ始まっちゃうの?青春が幕を開けちゃうの?
なんて、舞い上がっていたのに……いたのにっ……。
「黙っててほしいなら、私のささやかなお願い聞いてくださいね」
「あのこと、美優ちゃんにバラしちゃってもいいんですか?」
理不尽極まりない一件によって美少女な妹の友人に弱みを握られてしまった俺。
極悪非道な命令が飛び出さないかと怯える中で、彼女は俺に静かに告げる。
「先輩、私と恋愛相談始めませんか?」
ああ仕方ない。こうなったらとことん付き合ってやる。
彼女いない歴イコール年齢の俺が、豊富な恋愛心理学の知識で学園の色恋話に風を吹かせてやろうじゃないか。
さあ、始めよう。恋の悩みを抱えたやつは全員、俺についてこい!
これはあり得ないような出逢いから始まった、恋星の欠片という不思議な石を巡って恋愛相談に奮闘する少年少女たちの、時に熱く、時に切ない恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 00:09:19
6341文字
会話率:46%
転生転移と追放ざまぁ系をつなぐ共通性と何か?について書いてます。
キーワード:
最終更新:2021-03-22 05:45:14
3336文字
会話率:0%
彼は何者でもなかったし、これからも何者にもならない。だからこそ、彼は彼の世界で生きていける。そこに私がいることが出来るなら、それが、私の幸せ。
最終更新:2021-03-20 02:24:14
97006文字
会話率:55%
"あなたの喜怒哀楽、感情を買います"
都市伝説の一つとして出回っているよくある話だ。
感情を買い取ると言って回っている男か女かもわからない、出現場所も全国様々であり、いつ声をかけられるかもわからない。
無作為
に選んで声をかけてくるのか、何かの共通点で選ばれてるのか?
全ての情報がいまいちだった。
「感情を買取ります……か、怒りや悲しみを買取って欲しいもんだぜ、まったくよ~」
酒を飲み千鳥足になった男が、大通りから路地裏に入っていき、立ち小便を始めた。
「そもそも、いくらで買い取ってくれるっていうんだよ」
──すいません。
突然後ろから声をかけられ、ビクッと体が縮こまった。
「私、感情を買い取りをしております夏菜と申します。あなたの感情でいらない感情はありませんか?」
突然声をかけてきたのは、姿形は人間なのだが、目が黒目で白目がない女が立っていた。
しかし、それ以外は至って普通……むしろ、豊満な胸に長い黒髪で、甘い香りを漂わせ、美人だ。
「あ、あんたか!? 本当にいたのか! ははっ、本当にいるなんてな! で、いくらで買い取ってくれるんだよ? 出来るなら怒りや悲しみの感情を買取って欲しいもんなんだけどな!」
男が、そう言うと腕が頭目掛け伸びてきて、男の頭の中に突っ込まれる。
「あっ……ああ……がっ」
「ご要望通り、あなた様の感情を買い取らせていただきます、しかし現金ではございません。あなた様に力を与えます。感情なんていらないと思わせた人間、社会に復讐する為の力を……素晴らしいでしょ?」
頭から腕を抜くと赤黒い玉を握りしめていて、満足そうに眺めてニヤニヤしている。
「では、あなたのこれからの人生に幸あらんことを」
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!」
あとに残された男は、全身が毛に覆われ始め、足の筋肉の肥大でズボンは破け、腕はぐんぐん伸び、さながらチンパンジーに似た生き物に姿をかえていった──
「ちゃんと人間社会に復讐しなさい、坊や」
ケタケタ笑いながら、建物を三角飛びしながら上へ上へと進み女は笑い声と異形の者を残し、その場をあとにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 22:26:44
625文字
会話率:43%
無能とさげすまれてきた主人公クライメール、通っている学園では無能と蔑まれいる。学園で度々開かれている模擬戦でも思うような結果が出せずに等々父親から勘当の知らせが来るなんとか見返そうと大きな試合に望むもここでも結果が残せずに勘当は確実なものに
なった。しかしメルは強くなることを諦めることはしなかったいつものように森に行き鍛錬していると偶然見つけた洞窟で運命的な出会いを果たし感お女の運命は好転していく。
運命の相手雪はなんと自我を持った神機でありメルに足りなかった魔力以上のものをメルに授けることができる事がわかりメルは雪と契約し今まで自分を蔑んできた周囲を見捨て他国に行くことを決めるメルだが物事はそう簡単には行かない。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 13:53:42
119403文字
会話率:36%
「シルヴィア、お前とは婚約破棄だ──」裕福な商家の一人娘として生まれたお嬢様は、それはもう旦那様や奥様に可愛がられ、淑女って何それ?みたいな我儘・傲慢・高飛車な性格にご成長され、夜会で一目ぼれしたらしい騎士であるコンラットを権力とお金で婚約
者とし、好き放題やってきた。戦争での勝利の立役者となり、英雄化されたコンラットは帰国早々婚約破棄をお嬢様に言い渡した。本当、因果応報ですよ、お嬢様、と思ったその時──「あのう、シルヴィアって、私のことでしょうか?」のほほんとした声がその場に響いた──悪魔なお嬢様が天使のようなお嬢様へ変貌!侍従視点で進むコメディチックな恋物語~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 12:03:14
15540文字
会話率:39%
鳴理金太郎は、ヤンデレ達と、熾烈を極めて行く!!!!!
ラブコメと言うよりは、コメディー9割、ラブ1割のラブコメディー!!!
※深夜テンションで書いてます。誤字脱字が多いです。後ギャグのくせに面白さは微妙です。
最終更新:2021-02-21 21:22:13
58707文字
会話率:58%
赤ずきんは恋に恋するお年頃の女の子。
ここ一年間ずっと遠くでうろついている灰色のオオカミ(人狼)が最近とても気になります。
「そこの灰色狼!!! 鉛玉ぶっ放されたくなければ今すぐここへ来て名乗りを上げろ!!」
うちは代々優秀な猟師の家
系なんだから、そっちが来ないなら、こっちから行ってやる。
アグレッシブな赤ずきんをなめないでよね。
襲いに来るならさっさと来い!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 18:36:10
7498文字
会話率:37%
大工のデニスは恋をしている。相手は雑貨屋の盲目の看板娘のゾーイだ。彼は彼女と少しでも話がしたくて贈る相手もいない可愛い雑貨を買い続ける。
そんな彼を職場の仲間たちはやきもきしながら見守っている。ある日、親方に告白するまで戻って来るなと言われ
てデニスは覚悟を決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 12:24:25
10342文字
会話率:59%
「私が来たのは、ある疑惑の<鑑定>をお願いしたいからだ。」
装甲の隙間から見える美しい肉体。筋肉が付いているわけではない。肉付きがよく、ギルドのランプの光に照らされて扇情的にすら見える。
それと釣り合わない、背中に背負った巨
大な両手剣。そして隠そうともしない、全身から放たれる突き刺すような闘気。下手な魔物がそれを浴びれば泡を拭いて卒倒するか逃げ出すであろう。
そんな女戦士、リリア・ブレイクは、<鑑定士>エイジ・タイガの店に来てそう言った。
エイジ・タイガは<鑑定>スキルを極めた<鑑定士>である。
彼は鑑定士として冒険に出るべく、冒険者ギルドへの登録を試みるが、とある理由により登録を蹴られギルドから追い出されてしまう。
「鑑定士なんていらない」と言われた彼は一念発起、自分の店を開き、鑑定士としての道を歩み出した。
そんな彼に投げかけられた、鑑定士とは一見無縁な依頼。だが彼はそれを了承し、<鑑定>スキルを発動させる。
真実を解き明かし、世界に蔓延る嘘を暴くために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 19:47:01
9919文字
会話率:45%
俺の事が好きだからって? グイグイ来るなよ!
俺の事を好きな女がいるが、、、?
最終更新:2021-01-15 03:00:00
1144文字
会話率:34%
「ハーレム王に、オレはなる。」
男は激怒した。必ずやあのハレンチ王を成敗して見せると。男は難しいことは分からなかった。ただエッチに対しては敏感だった。小学生のころ、夢はハーレム王と作文に書いた。同じ学校の妹は泣いていた。そんな妹も今年で18
才、幼馴染と結婚する。ぜっったいに結婚式には来るなと言われた。いいや、行くね、と男は答えた。男は花嫁衣装を町にまで買いに来た。そこでハレンチ王の噂を聞いた。王は朝、ブドウの代わりに女性の乳房を舌で味わうらしい。
男は激怒した。必ずや必ずやあのハレンチ王を成敗して自分がその座に着くと心に誓った。男は負けた。ょぅいつよい。メスガキに敗れた。男には親友がいた。二人は竹馬で遊ぶよりもよく河原でエロ本を探していた。男は親友とすこぶる趣味があった。親友なら男が妹の結婚式に出ている間、人質になってくれると信じていた。
「やです。」
男は親友の脱衣麻雀のソフトを借りパクしていた。男は処刑された。男は死に際に言い放った。
「生まれ変わるときはハーレム系ラブコメの主人公になりたい。」
神様はその言葉を聞いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 12:00:00
76188文字
会話率:45%
前だけ見ていてください。
最終更新:2020-12-23 16:28:34
277文字
会話率:0%
秋山勇児(あきやまゆうじ)はぼっちだった。
友達もできず、彼女も当然できず、会話をするのは家族だけ。
なんて寂しい人生だ。
そんな勇児にも好きな人はいた。
それは、同級生の冬白川琴菜(ふゆしらかわことな)。
彼女は学校一の美人でファンクラ
ブができてしまうぐらいの、ありえないレベルの美少女。
俺みたいな陰キャが相手にされるわけがない。
そう考える勇児は彼女を眺めるだけの寂しい日々を過ごしていた。
だけど勇児は冬白川の夢を見た。
勇児は正夢をよく見るのだ。
なんと夢の内容は、冬白川が嫁に来たというバカげたものだった。
ありえない。
絶対にありえない。
あんな美少女が俺の嫁に来るなんてありえない!
そんな風に思っている勇児だったが、ある休日に絡まれている女子を見かけ、助けに入った。
驚くことに助けたその女子は、冬白川だったのだ!
そして勇児に助けられた彼女は、彼のふざけた母親の、ふざけた話を真に受け嫁に来ることとなった。
こうして勇児とありえないレベルの美少女との、ありえなかったはずのラブコメが幕を開けるのであった!
ジャンル別日間7位ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 12:01:43
100268文字
会話率:36%
瘴気竜の森に住むエンシェントドラゴン、瘴気竜ミアズマ。
この世に瘴気をもたらし、人類を滅ぼそうとする邪悪な存在。
そんな邪悪な竜に今日も新たな勇者が立ち向かう。
人類の希望と未来に向けて!
瘴気竜ミアズマ「いや、だから風評被害やめろ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 17:00:00
819文字
会話率:14%
大学生の私、エビ(あだ名)は、大好きなパオズ先輩のアパートの近くにあるパン屋「リンドウ」でバイトをしている。新作パンの試食を持って、いざ先輩のアパートへ。猛襲するものの、先輩はなかなか落ちてくれない。 ある日、先輩がもう家に来るなと言ってき
て。慰めてくれるのは、二つ下の後輩ヤマシタくん。
短いです。お読みいただければ、幸いです。
エブリスタさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 16:27:02
3671文字
会話率:50%
二年間の隣国での学園の生活ももうすぐ終わりを迎えようとしている。
うっかり学園生活を謳歌してしまった私は珍しく学園の庭園でティータイムを取ることにした。
本来の目的をうっかり忘れてしまっていたけど、今からでもとりあえず侍女のマリーを虐めるこ
とにしよう。
「お茶が温い!入れ直してこい」
私は悪役王女だからな。侍女のマリーを虐めないといけない。
おや?婚約者の第二王子がマリーを連れて怒りの形相でこちらに来るな。
おやおや、うっかり忘れていた目的だが、どうやら達成出来るかもしれないな、流石私だな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 16:25:15
6369文字
会話率:13%
スグリの苦悩はありすぎる
最終更新:2020-11-07 20:13:22
226文字
会話率:0%
主人公・舞莉は、小学6年生の冬休み明けにあった中学校の吹奏楽部の演奏を聴いて、吹奏楽部に入ることを志す。その中でも、あたたかい音色をもつクラリネットに憧れた。
中学校に入学し、仮入部の全期間を吹奏楽部に費やし、吹奏楽部に入部した。
たくさんの楽器が吹ける『楽器体験』では、舞莉の吹きたいクラリネットをよく褒められ、先輩も舞莉を欲しがっていた。
しかし、ありえないオーディションの方法をとられて失敗してしまい、第4希望のパーカッション(打楽器)パートになってしまう。
パートリーダーや他の先輩に舞莉だけ冷たく扱われ、少しのミスも許されず怒鳴られる日々が続いた。楽器に触らせてもらえず、楽器で練習もできず、ついには「使えないなら部活に来るな」と言われてしまった。
そんな舞莉を救おうと、音楽の精霊が手を差しのべる……!
※「舞莉」は作者の本名ではありませんが、内容はほぼ実話です。
※使用曲は2016〜2017年当時のものです。
※カクヨム、pixiv、エブリスタ、ノベルアップ+、ハーメルン、ノベルデイズ、魔法のiらんどにも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 20:40:22
153242文字
会話率:44%
高校二年生の水瀬涼に届いた一通の怪しい手紙。それは電脳世界への招待状だった。
『痛みもなく簡単に、何でも叶う世界にご案内いたします』
怪しい文章と、四年間会わなかった幼馴染からの『来るな』の文字。水瀬涼は毎朝電車で会う佐藤芽衣を共犯者に
電脳世界へと赴く。
水瀬涼は幼馴染とどのような再会をするのか。毎週月曜更新の青春異能SFサスペンス、ここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 16:00:00
7422文字
会話率:57%