主人公・舞莉は、小学6年生の冬休み明けにあった中学校の吹奏楽部の演奏を聴いて、吹奏楽部に入ることを志す。その中でも、あたたかい音色をもつクラリネットに憧れた。
中学校に入学し、仮入部の全期間を吹奏楽部に費やし、吹奏楽部に入部した。
たくさんの楽器が吹ける『楽器体験』では、舞莉の吹きたいクラリネットをよく褒められ、先輩も舞莉を欲しがっていた。
しかし、ありえないオーディションの方法をとられて失敗してしまい、第4希望のパーカッション(打楽器)パートになってしまう。
パートリーダーや他の先輩に舞莉だけ冷たく扱われ、少しのミスも許されず怒鳴られる日々が続いた。楽器に触らせてもらえず、楽器で練習もできず、ついには「使えないなら部活に来るな」と言われてしまった。
そんな舞莉を救おうと、音楽の精霊が手を差しのべる……!
※「舞莉」は作者の本名ではありませんが、内容はほぼ実話です。
※使用曲は2016〜2017年当時のものです。
※カクヨム、pixiv、エブリスタ、ノベルアップ+、ハーメルン、ノベルデイズ、魔法のiらんどにも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 20:40:22
153242文字
会話率:44%
なんとなく入った吹奏楽部で主人公の葛城真一が色々なことを経験していく。
真一は中学にあるサックスの中で一番大きく、一番重い、バリトンサックスを吹くことになった。最初は辛いだけだったが、次第に楽器を吹くことが楽しくなっていく。だが時には壁にぶ
ち当たる事も… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 23:00:00
4052文字
会話率:40%
俺は冴えない吹奏楽男子部員、月野 悠人(17)。
モテたくて吹部に入ったのに、女の子は寄ってこず、彼女いない歴17年。
そんな俺の手持ち楽器はバリトンサックス。
楽器だけが恋人だった俺だったがある日、その楽器に異変が……?
いつも演奏者の
すぐ側に寄り添う楽器、その擬人化ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 07:00:00
7116文字
会話率:51%
通称ガセ高に通う奈々は吹奏楽部でアルトサックスを吹いている。
ある日、ステージで輝くばかりのバリトンサックスを吹きこなす圭と出逢い、彼を部活へと誘うが頑なに彼は入ろうとはしない。
つきあい始めた奈々と圭。けれど奈々には圭のことが何一つ掴めぬ
まま。それでいて惹かれてゆく心と不安定な変拍子にとまどう。
そして、意を決して二人だけで初めて出かけた先で、圭は昔の知り合いらしき仲間に出くわす。そのときから、穏やかな日々はどんどん姿を変えていった……。
吹奏楽の名曲「アルメニアンダンス・part1」をテーマ曲に、奈々と圭の爽やかでほろ苦い日々と想いの変化を、どうか一緒にはらはらしながら見守ってあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-19 20:18:43
35619文字
会話率:41%