とある世界の、やくそくのお祭りのおはなしです。
春の長雨が夏まで続き、作物が育たなくなっていた。
お腹を空かせたグリフォンは、セシュールという国に希望を求めて降り立った。食べ物を括り付けられながら、グリフォンは行方不明という狼探しを手伝う
ことになる。
狼さんは、いったいどこへ行ったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 13:14:58
3265文字
会話率:30%
第2章前編では、桜井ユナがアストリア王国の王宮での生活に慣れようと奮闘する姿が描かれます。王宮での日々は、厳しいマナー指導と周囲の高い期待に押しつぶされそうになる毎日です。特に、エルサからの指導は厳しく、ユナは自分の心の中に潜む弱さを感じず
にはいられません。
そんな中、ユナは王太子アレクシスと婚約者として複雑な関係を築くことになりますが、その婚約が周囲に大きな影響を及ぼし、エルサとの間に緊張が生じます。エルサとの衝突やすれ違いが続き、ユナは彼女が抱える苦しみや本音に触れることになります。
また、ユナは星の力を制御するための試練に直面し、綾子とリオの指導のもとで修行を積みます。しかし、訓練の最中に魔力が暴走し、ユナは自らの心の闇と向き合うことに。これをきっかけにユナは徐々に成長していきますが、その道のりは容易ではなく、さらなる試練が待ち受けていることを予感させます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 03:02:37
25937文字
会話率:26%
【〈ドク〉の言葉には「読」と「毒」の2つが意味が込められている——】
読書が従来の紙製、電子書籍に続き、第三の読書〝バーチャルリーディング〟が登場した近未来——新しいスタイルによって、物語はより一層の楽しみ方を得て、専用マシンで人々は物語
を脳内で体感できるようになった。
バーチャルリーディングは高次元媒介システム〈リュオ〉よって成立し、物語に潜入している間は現実感覚と同期した体感ができ、場合によっては死に至るケースもある。
そんなシステムを使って危険生物〈ドクモノ〉が登場する物語を意図的に作り出す危険な「ドク死ノベル」を執筆する〝悪筆作家〟が存在した。それでもドクノに入り楽しもうとするドク者は後を絶たず、物語の世界で〝ドク死〟するケースが横行していた。
そこで〈ドク死〉を防ぐために日夜活躍しているのが配置された〈ドク死ノベル掃討部隊〉通称〝ゲドックス〟であった。
主人公の女子高生、田波レミナは今日も物語の世界へとダイブするのであった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 18:53:14
29494文字
会話率:45%
煌月冬雪流は28歳の会社員。
三十代が迫ってきたのに、お一人様生活が続く社畜の日々に焦りを覚え始めていた。
そんなある日の朝。
長い夢を見てから起床すると、鮮明に夢の内容を覚えているという出来事が。
出勤の為に準備を始めたところ、自身の声で
誰かから話し掛けられるという不思議な体験に遭遇。
見た夢は、冬雪流の中に魔術で飛ばされて来た異世界のイケメン剣士の遭遇した出来事だったのだ。
現代の日本で、冬雪流の生活に溶け込んでゆく、異世界の剣士。
そんな不思議な日々が続き、やがて決断の時がやって来るのであった......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 14:54:46
131851文字
会話率:44%
狐の嫁入り〜鈴の音〜の続き、第二章。
鈴の音で登場した”イッセイ”を主人公とした物語。
舞台は、”カナン”が帰った後のお話。
異世界から来た少女を元の世界に還してから1年。
イッセイと、おじいちゃん、おばああちゃんは相変わらず仲良く暮らし
ていた。そんな時、1年前のカナンの件について機関から”事情聴取”を依頼される。
そして、また機関と関わりができそうな時に、おばあちゃんが謎の少女を連れて帰ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:00:00
70227文字
会話率:58%
某所。任務中に捕らえられてしまったエリートスパイ、エージェントシックスは眠ることも許されず、拷問を受け続けていた。
「ぐっ!」
「もういい、やめろ」
「フーッ! フッー! フッー!」
「さすがはエリートスパイ。もっとも、噂でしか聞い
たことがなく、姿はおろかコードネームしか知らないがね。でも、君なんだろ? エージェントシックス」
「……さあね。何を言っているのかわからないけど、まず、そちらが名乗るべきじゃないかな? それとも僕もあんたの隣の男のように、女王様とお呼びすればいいかな?」
「女王様?」
「あんたがその趣味の悪いマスクを着けた男の女王様なんだろう? まったく、鼻息が荒くて敵わないよ。マスクの下に口枷を着けさせているのかい?」
「はははっ! ユーモアまである男とは思わなかったよ。君の組織はそんな訓練もあるんだね。さあ、その調子でそろそろ話してはくれないかな。君たちの計画、拠点、仲間の数と特徴、そして配置を教えてくれ」
「いいとも。でも、まずは紅茶を一杯もらえるかな。バターたっぷりにね。あとはふかふかのベッドと、ぐっ!」
「おー、ははは、慣れないことをするものじゃないな。手が痛いよ。拷問は引き続き、彼に任せるとしよう。楽しんでくれたまえ」
「フッー! フッー!」
「ぐ、ううぅぅぅ、ああああ……」
「しかし、そろそろ次の段階に移行しようか。治る怪我はここまでだ。まずは片目から……と、気絶したかな? おい、水を持ってきてくれ」
「…………仲間」
「ん?」
「……数は四人だ」
「ほう、ようやくか。しかし、言っておくが下手な嘘は身のためにならないぞ」
「……」
「どうした、続けたまえ……ん?」
「……」
「……まさか、眠っているのか?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-15 11:00:00
2004文字
会話率:99%
前作に引き続き、当て馬についてのエッセイです。タイトル通りの内容となっています。イケオジ……いいですよね!!笑
最終更新:2024-08-15 10:48:00
859文字
会話率:0%
この世界では、『ドラゴンの巣作り』について公の場で語ることはタブーとされている。
そもそも『ドラゴンの巣作り』とは何か?
一言で表すなら、災厄だ。
巣立ちの時を迎えたドラゴンは、新たな定住の地を求めて旅に出る。
悲劇は、ドラゴンの琴
線に触れる土地が見つかった瞬間から始まる。最強種たる存在に恐れをなした数多のモンスターが逃げまどい、その結果、幾千万の争いが誘発され、命が蹂躙されていく。
当然のことだが、「どこどこでドラゴンが巣作りを始めた」などとウワサが広がれば、大陸中がパニックになる。だから、ドラゴンの巣作りについて、みだりに口にしてはならない。
そして一か月前。
少年ルドルフが住む大森林に、ドラゴンが巣を構えた。
決死の逃避行は一か月も続き、ルドルフと村人達は鉱山都市に流れ着いた。鉱山都市は強固な外壁に守られており、一貫して平穏が保たれていた。
しかし、領主は増加し続ける避難民を歓迎しなかった。しまいには、居住を認める代わりに法外な税を課すとふっかけた。
あとがない村人は、二人の少年少女に最後の望みを託した。
千年に一度の土魔術師ルドルフと、完全保存食であるエルフ豆の生成魔法に長けたエルフの少女アメリアにだ。
果たして二人は、短期間で莫大な額のお金を稼ぎ、家族や友人を救うことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 10:31:28
14061文字
会話率:44%
幽霊がいると噂の高校に通う、とある日から幽霊が見える様になった空井雪は、見えることを内緒にしていた。
しかし、同じく幽霊が視える幽霊部の部長に見えることがバレてしまい、しつこく勧誘されたので、部活には入るが幽霊部員として入ることに。
し
かし、雪が寝ている間にいつの間にか部室内にいて...?
雪、性格急に変わった?と言われるが覚えがない雪。寝るたびにそうなることが続き、幽霊に乗り移られていることを自覚する。
俺、そんな性格じゃないから!ミステリアスなわけでもないから!秘密なんてないから!二重人格でもないから!
否定しても、信じてもらえず雪は、自分が乗っ取られている幽霊を調べるために、幽霊部に通うことに!
見た目美少女で、部活にトラウマがある主人公が幽霊に乗っ取られることをきっかけに青春を謳歌する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:59:04
7988文字
会話率:48%
世界は滅びました。
浄化された青空はどこまでも続き、緑は生い茂り、光が射します。
そこには、ヒトの姿はありませんでした。
天寧霧佳のSF短編オムニバスです。
最終更新:2024-07-25 17:24:11
82662文字
会話率:19%
エルフ族の娘リイニャは、生まれつき魔法の才能がなかったために家族から「無能」の烙印を押された。
継母と腹違いの弟たちからは使用人のような扱いを受け、毎日のように雑用に追われ、理不尽なしごきを受ける日々を送っていた。
「こんな家を一刻も早く
出てやる…!」
そう切望したリイニャは、雑用の合間に一人、剣の特訓に励むようになっていった。
魔法の才能がないならば剣士としての腕を磨き、人族の国で冒険者になることを夢見ていた。
そんなある日、リイニャは湖のほとりで一人の異様な男と出会う。
その男は日ノ本という異界から来た「侍」だと名乗り、恐ろしいほどの剣の遣い手であった。
その剣の腕に憧れを抱いたリイニャは侍に弟子入りを志願し、自身もまた「立派な侍」「天下無双の剣豪」となるべく剣の鍛錬に明け暮れるようになった。
血反吐を吐くほどに過酷な鍛錬は、師匠との死別の後も欠かさず続き、黙々と一人剣を振るい続け、気が付けば300年の月日が流れていたーー。
リイニャは数奇な運命によって、とある王国の姫と出会いを果たし、300年ぶりに人族の国へと武者修行の旅に出ることとなる。
そして世界は知られざる剣豪の登場に激震するーー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 18:10:00
95206文字
会話率:42%
とある豪華客船の事故をきっかけに、第一次世界大戦前にレーダーとソナー開発されてしまいます。おかげで潜水艦は戦力価値がなくなり、航空機の脅威も激減します。
海軍の主力を相変わらず戦艦が占める時代が続き、各国は超弩級戦艦の建造に走ります。
そして第二次世界大戦。Z計画に従い巨艦を建造したドイツは、同じく巨艦を有する英国に再び戦いを挑みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 15:18:49
28926文字
会話率:34%
花闇の続き、桜闇姫シリーズの第二話になります。
桜と榊の主従、その一番近くで二人を支え続けてきた柳のストーリー。
キーワード:
最終更新:2024-07-08 21:01:31
1620文字
会話率:4%
〝AIは人類文明に何をもたらすか!?〟
文系オタクがAIと文明の関係について考えました。
人工知能(AI)は農耕・動力機関・電算に続き、
文明の発展段階を分ける〝画期技術〟であり、
文明の持続的発展に不可欠なものだと思います。
(『人工知
能の画期的性格について』を改稿しました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 15:21:04
8570文字
会話率:1%
西崎葵は、男爵令嬢である。
1941年、本来“第二次世界大戦”と呼ばれるはずの戦争が、突如として現れた『怪獣』によって終結する。地上に、地下に、海上に、海中に、大空に。世界中に現れたその存在に人類は敗北を余儀なくされ、徐々にその文明を滅ぼ
されていく。このまま人類は敗北してしまうのかと思われたその時、一つの希望が生まれた。
怪獣に対抗するために作られた鉄の巨人、巨大人型ロボット、『特機』である。
これにより人類は文明を取り戻すことが出来たが、怪獣も特機に対抗するために進化を進めていく。人類と怪獣の戦いが続き、時は2024年。互いに進化し続けた結果。怪獣が『第7世代』、特機が『第五世代』に到達したこの時代に。
一人のお嬢様と、一機の遺物がタービンの唸り声を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 17:00:00
60707文字
会話率:43%
さきほどUPした波乗りに関する連載型エッセイに
引き続き、
こちらもよかったら、お気が向いたらどうぞ❤️
m(_ _)m
最終更新:2024-06-15 10:22:59
1274文字
会話率:0%
先日紹介しましたセルジオ・オリバーに続き、もうひとりの「神に選ばれしビルダー」、フレックス・ウィラーの紹介です♪
キーワード:
最終更新:2023-04-22 01:13:56
1992文字
会話率:16%
**初めてこの作品に出会われた方は、まず は前半部分の物語が展開する、(第1巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より」から、お読みになってください**
**なぜなら・・この作品はファンタジー小説ですが、同時にミステリーです。その謎解きの過程を十
分楽しんでいただけますよう・・(第1巻) の、エピソードから目を通していただけたら、うれしく思います。
**尚、この『月の迷宮』(全三部作・全6巻) は、すでに AMAZON KINDL より電子書籍として自費出版しております。
そして、この作品を広く皆さまに知っていただくため、「小説家になろう」を初め、いくつかの投稿サイト上で、すでに上記の (第1巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より」を公開いたしております。
『月の迷宮』は、前編にあたる第一部 と、本編の物語が展開する 第二部・第三部 から成り立っております。
そのため、今回、 第一部の完結編である (第2巻)「禁断の塔の戦いへの叙事詩より 及び 外伝」を新たに公開することにいたしました。
では、どうぞ・・(第1巻) を全編にわたって読んでくださった皆さま・・引き続き、 (第2巻) も、お楽しみください・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 12:07:33
77505文字
会話率:34%
男性6人のアイドルグループ『笑門来福⤴吉日(しょうもんらいふく⤴ヨッシャー)』。
彼らはアイドルの常識を破り、芸人に負けず劣らず体を張った仕事にチャレンジし、マルチタレント化していく。そしてついに国民的アイドルにまで登りつめる。
しか
し、登りつめた彼らは元が寄せ集めであっただけに軋轢が生じていた。
亀裂はついにメンバー同士の殴り合いに至り、マネージャーや所属事務所の社長らの慰留むなしく解散と相成る。
国民的アイドルグループの解散に社会は混乱する。
アイドルロスに苦しむファンの自殺が立て続けに起き、『笑門来福⤴吉日』の影響の大きさに人々は改めて気づかされる。
これを機に、アイドルとは何か、なぜアイドルが世の中に必要なのかが問われることに・・・。
そんな中、『笑門来福⤴吉日』に続き、彼らの後輩アイドルグループ『KARASHE』も突如活動休止を宣言。
またも国民的アイドルグループの消失に社会の混乱はますます大きくなる。
そこへ80年代に活躍した先輩アイドル『テイクプレジャー』が立ち上がる。
2つのグループの活動再開に尽力する。
さらにファンも、そして後輩アイドルまでもが2つの国民的アイドルグループの復活を願い涙ぐましい活動を開始する。
はたして、この願いは届くのか・・・?
国民的アイドルグループの存在意義を題材にした異色の問題作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 06:29:12
100996文字
会話率:58%
本作は、【悪役令嬢の10分29秒】
https://ncode.syosetu.com/n4732jc/
の、続きです。できればこちらからどうぞ。
テンプレな“真実の愛”のイジメ疑惑追求から始まったエリザベス(と周囲)のお話—
後半はエ
リザベスの父・ラッセル公爵視点。
エリザベスを幸せにしたいので、書いてみました。まずは2歩目。
ゆるふわ設定は引き続き、矛盾はお見逃しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:07:00
7359文字
会話率:23%
蒼月天理は企業勤めの行政書士だった。お世辞にも良い待遇ではなかったが、それでも真摯に働いていた筈だった。だがそんな努力も裏切られ雇用主である福富白禄に無実の罪を着せられる。失意の底、陰謀により社会的立場は失う。更に不幸は続き、最愛の妻が何
者かに殺されてしまった。そして彼自身も同じ殺人鬼に襲われ死の淵を彷徨うことになる。
理不尽な現実と絶望、理解できない出来事の数々。何よりも愛する妻を殺害した殺人鬼に対する憎悪。そんな強い願いが奇跡を起こしたのか、彼は気がつくと高校生のころに戻っていた。記憶を保持した状態で。
これは天啓だった。神がいるのならば、復讐の機会を与えてくれたのだ。愛する妻と自分を手にかけた殺人鬼の手がかりは青薔薇のカフスのみ。だがそれで十分だった。天理は決意した。例えいかなる悪道に堕ちようとも、必ず報いを与えてやると。復讐こそが、今の自分を突き動かすものだと信じて。
そして彼はある日、没落した名家の令嬢、藤原心音と出会うことになる。その出会いは偶然か必然か、以前の人生ではなかった出会い。心音は家の再興を、天理は復讐を、お互いの利害のために偽装婚約を結ぶことになるが、その出会いは未来を変えるきっかけとなるのか、それはまだ分からない───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 18:33:59
1007866文字
会話率:39%