慧一には小さなころから一緒の、1つ年下の双子がいる。精神が幼児化した元気いっぱいの佳乃と、そんな姉に付き合う冷静沈着な孝己。高校2年生の春、日々疲れ切って岐路につく孝己にその理由を問いただした慧一は弾みで彼の異能に巻き込まれ、本『小倉百人一
首』の中に入り込んでしまう。長年ひた隠しにしてきたその異能は"つむろぎ"。本への内外的ダメージによって変わってしまった物語を正し、修繕する力だった。彼はその力で、2年間囚われたままの両親をこの本の中から助け出し、佳乃の精神を戻そうとしていたのだ。現世界で父親のふりをしていた本の住人・藤原定家を伴に、疲労困憊になりながらつむろぎ続ける孝己に慧一は協力を申し出る。『百人一首』に登場する歌を一首ずつつむろいでいくうちに、慧一は佳乃の幼児化や定家の現世界存在の謎、双子の両親を捕らえた人物へと踏み込んでいく。「もしも」の世界を正していく、願いと痛みのロー・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 00:18:31
119777文字
会話率:53%
短歌とは自分の思想を約31文字の中に集約する表現であり、古来から脈々と受け継がれた創作です。
百人一首を想像して頂くと分かり易いと思います。
平安時代では容姿に囚われず優れた歌人がモテモテだったそうで、そんな時代に生まれたかったぜ
!
……失礼しました。
創作する上で僅かに限られた文字数で表現を完結することは、とても難易度が高くて無理ゲーっぽく感じますが、昔の人が出来たんだから私にも出来るはず。
いや、やってやるぜ!
そんな勢いだけで始めたのが、麗若き高校生の秋のことでした。
運悪く開いてしまった皆様にも、短歌の素晴らしさや奥深さを知って頂くと共に、創作の糧にして頂けたら幸いです。
宜しければ、感想欄に貴方の作品を載せて頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 20:14:46
8775文字
会話率:11%
(難易度★★★★★)
密室の中、遺体となって発見された被害者が握りしめていたものは、一枚の百人一首の札であった。瀕死の被害者が最期に残したダイイングメッセージが明示する奇怪な事件の真相とは?
如月恭助シリーズ第4弾で、シリーズ最難の事件
――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-26 19:00:00
134215文字
会話率:52%
君が眠ってしまったから、今は限られた時間しか会えない。百人一首より。
最終更新:2015-08-29 02:00:35
900文字
会話率:32%
結城(ゆうき)雅美(まさみ)は、大変な負けず嫌いである。そんな彼女が、高校一年の百人一首大会で、札をほぼ取れないという事態に遭う。
半分近くが取られて行ったとき、立ち上がった雅美は、相手である相沢(あいざわ)夏輝(なつき)の元へと向かった。
最終更新:2015-07-11 23:19:19
7738文字
会話率:51%
めぐり逢ひて
見しやそれとも
わかぬ間に
雲がくれにし
夜半の月かな
紫式部 (小倉百人一首・57番)
――― あれは本当にあなただったの?せっかく久しぶりに逢えたのに、すぐ隠れてしまう。雲の間の、夜半の月みたい
に。
。o○゜+.。o○゜+.。o○゜+.。o○゜+.。o○+.。o○゜+.。o○+.。o○
桜が舞い散る中、あたしとシロは出会った。
シロがあたしの心の殻を破っていく。
シロ、シロ、あたしのシロ。
あんたのお陰で、あたしの心は満たされる。
。o○゜+.。o○゜+.。o○゜+.。o○゜+.。o○+.。o○゜+.。o○+.。o○
※〝魔法のiらんど”からの重複投稿です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-23 14:13:11
14774文字
会話率:17%
とある童話賞に応募して、落選した作品です。
小さい頃は本当に、CDプレイヤーの中には誰かがいて、その人がジャケットに書かれているのとは違う順番で曲を流しているものだと思っていました。そして百人一首、好きです。「ながらへば」の歌は、特に。私の
作品の中には、この歌がしょっちゅう出てきます。
落選したのには当然理由があるのでしょうが、自分の中では「駄目だ」と漠然としていています……。
細かくご指摘の方、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-24 15:11:58
1741文字
会話率:35%
今年の秋の文芸部誌に出そうと思っている短編です。書いては見たものの、どうもいまいちでして……。皆様のご意見、ありましたらお願いします。
競技かるたの話。某有名漫画作品とはかぶっていません。
頂点を目指せるような人は、ほんの一握りです。で
は、それ以外の人はどうなのか? 期待され、努力し、それでもうまくいかないことなんてざらにあります。大半の人がそうです。このサイトもその一例かもしれません。私ももちろん含んで。
……とまあ、いろいろ書きましたが穴ぼこだらけです。ご指摘の方、宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 13:13:03
5103文字
会話率:20%
――あなたの望みを叶えます
変わった殺し屋の復讐の物語
最終更新:2014-10-14 01:10:58
2153文字
会話率:43%
何故私なのだろう。何故この力があるのだろう。
おかげで陰陽師でもないのに陰陽師まがいの仕事をさせるはなんやらいろいろ…
これは陰陽師ではないが陰陽師以上に能力のある少女とその少女を溺愛するヴァンパイアの物語。
題名は百人一首の序歌です
。多々流血表現やDV表現があります。苦手な人は回れ右でお願いします。
魔法のiらんどにアップしたのを加筆&修正したものです。一話あたり少し短めです。
不定期更新します。
感想お待ちしています。只し、誹謗中傷はご遠慮します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-20 09:30:42
3468文字
会話率:7%
和歌好き少女の独白。
※サイトからの転載
最終更新:2014-02-25 19:04:51
485文字
会話率:7%
百人一首の短歌を唄いながら、
気持ちを晒す。
最終更新:2014-02-20 19:09:53
633文字
会話率:0%
私の好きな百人一首の想像した歌物語です。
持統天皇の側近である十代頃の少女の一夏の出来事。
あなたは何を感じると「夏が来た」と思いますか?
最終更新:2014-02-13 20:59:35
643文字
会話率:27%
幼いころ、葵は家の事情で京都へ転校した。それから何年か経って、再び合う3人
憂希と敦士の恋の決着はどうなるのか。
最終更新:2014-01-26 16:14:43
2113文字
会話率:56%
色形様々に咲き乱れる花々。そんな花をテーマとした短編集です。誰もが知っているあの花から、普段は見向きもしない花まで。興味があれば実際の花を眺めながら読んでみるのもいいでしょう。更新再開しました。
最終更新:2013-12-28 11:48:57
26941文字
会話率:45%
ひょんなこと(http://ncode.syosetu.com/n4081bo/)から眼鏡っ子の彼女・えっちゃんを手に入れたタカオミ。
「さて、今日は何の日でしょう?制限時間は……私がお弁当食べ終わるまでね」
えっちゃんから不意にそんなお題
を出されたタカオミは、自らのお弁当が食べつくされる恐怖と戦いながら必死にその答を探すのだが……?
「小松菜の日か百人一首の日か……それとも意表をついて陸軍記念日か!?」
そんなコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-14 19:00:00
7561文字
会話率:61%
百人一首が大好きな紅葉。
そんな紅葉の名前も百人一首を元にされてつけられている。
そして紅葉の所属する部活は「百人一首部」。
悪魔のように意地悪なお兄ちゃんに無知やり入れさせられてしまったのだ。
そんな百人一首部で百人一首が大好きな紅葉が…
生徒たちの悩みを解決していく。
百人一首から始まる恋物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-18 13:55:15
5524文字
会話率:47%
百人一首の歌から思いついたイメージを、平安王朝風に短編で書いてます。
上手く思い付き続けば、全部で百の短編になる・・・はず。
平安の世の人達の濃厚な人生を、楽しんでいただけたらありがたいです。
素晴らしい名歌で遊んじゃってすいません。(不定
期更新)
※yamayuri様から頂いた美しいイラスト。1話「我が衣手は」のまえがきに掲載しています。ぜひご覧下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-09 12:08:50
124189文字
会話率:34%
古典的恋愛事情パート2 月と長夜をテーマに。待たせてしまう男 × 待つ女
最終更新:2013-09-19 12:12:01
2220文字
会話率:51%
古典的恋愛事情
古典好き女子学生 × 大学一のプレイボーイ
最終更新:2013-09-05 18:47:20
6397文字
会話率:41%
小倉百人一首の歌を元に小説を書いてます。
最終更新:2013-05-06 20:30:41
2630文字
会話率:54%
世の中をつまらなく思うゆえに、あれこれ思いなやむわたしは、人をいとおしくも思い、またうらめしくも思うのである。 そんな気持ちをテーマに小説を書きました。
最終更新:2013-04-27 08:00:00
2257文字
会話率:50%
まばらに茅(ちがや)が生える、篠竹の茂る野原の「しの」ではないけれども、人に隠して忍んでいても、想いがあふれてこぼれそうになる。どうしてあの人のことが恋しいのだろう。
そんな気持ちをテーマに小説を書きました。
最終更新:2013-04-21 08:00:00
2539文字
会話率:43%