クレス家は戦争で名を上げた騎士爵である。
大恩ある王家に報いるため、隣国の侵攻を数十年に渡って防いできたが、国からの扱いは悪くなる一方だった。
ところで、隣国との戦争はまだ終戦してないって知ってます?
最終更新:2024-10-03 17:02:04
2499文字
会話率:25%
コロナ禍を分岐点(ゼロポジション)に分かれた20年後の二つの未来から二人の未来人がタイムスリップ。
一つの未来は閉塞した現在がそのまま進んだ絶望的な未来。もう一つはITイノベーションが指数関数的に進む収穫加速の法則により過去数十年の進歩
を数年で凌駕した想像を超えた賞賛溢れる未来。
人生に絶望した町田和彦は自暴自棄になり事故を起こす。しかし、気が付くとそこは自分がコロナ禍で失業した20年前の過去に戻っていた。
彼が見てきた未来は、この時代の各種シンクタンクが予想したとおり低迷した日本であった。再び同じ経緯を辿ろうする彼の前に、未来から来た人間だと訴える町田朔が現れた。
理想の未来から分岐点まで送り込まれた男は、絶望の未来を変えるため「歴史を捻じ曲げ、シンクタンクが予言する未来をぶち壊し、誰も描けない幸福な未来を実現する」と公約を掲げ、東京都知事に立候補する。
ここから、町田和彦が知っている過去と違う今が始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:10:42
59672文字
会話率:25%
二〇××年、地球へ宇宙より謎のエネルギーが降り注ぐ。
そのエネルギーは地球の磁場に影響して異界とも融合する。
宇宙エネルギーと異界の影響を受けた未知の新エネルギー源により人類の超人化が起こる。彼らは能力者と呼ばれるようになり、宇宙や融合した
異界から未知の敵対生物も現れ世界に混沌が訪れた。
そんな混沌期から数十年経ち、地球に住む人類は、宇宙や異界の垣根を越えて新たな国家群と勢力に分かれた。
過激派と呼ばれる勢力に位置し、悪の組織を自称する通称シャドウレコード。その組織の四天王の一席を任されているザーコッシュこと本名、日和 桜(ひより さくら)
彼が四天王会議にて、とある新進気鋭の能力者達によるヒーロー部隊の調査を組織のボスから命ぜられる所から物語は始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 12:00:00
417930文字
会話率:43%
数十年に一度選ばれる聖女を決める式典の日。その日を楽しみにしていた少年リーフは、義理の兄であるスコールと一緒に、商会に納品するポーションを運びつつ街へと向かうのであった。
義兄スコールは、リーフに対して兄弟を越えた感情を内心では抱いていた
。
商会に訪れたスコールの顔馴染みの令嬢の言葉によってリーフは泣き出してしまう事態となり、スコールはリーフに自身の感情を告白する。
その場に謎の女性も現れて、リーフの人生が大きく変わっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 21:00:00
40330文字
会話率:36%
無人島に漂着したのは壊れた船とエルフだった。
それから数十年、エルフの我が家と成った無人島に無礼者が襲来、平穏は崩れ彼の生活は一変する。
エルフ・レガシーの、一頁(1ページ)。
最終更新:2024-09-18 07:26:32
6493文字
会話率:39%
定番戦国シミュレーションゲームマニアの主人公が、遂に発売になったVRMMO版をプレイしながら、色々なプレイヤー達と交流し日本統一を目指す。
一度死んだらおしまいというシビアなルールで何とか領地を発展させ、他のプレイヤー達と数十年にわたって戦
争が繰り返される戦国の世を生き抜く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 14:02:32
8899文字
会話率:23%
数十年前、次元移行実験の失敗による世界の時空変異が起こる。
世界は大混乱に陥り、後に『狂乱大戦』と呼ばれる戦争が起きた。
狂乱大戦の渦中を見事に生き残り戦いに勝利した者たちは戦後の生存者達をまとめ上げ、二度と狂乱大戦のような事態が起きないよ
うに。世界最高意思決定機関『ファンタジア』を造り上げる
機関のトップ『女王』の指揮により世界は復興に向かっていた。
しかしある時からファンタジアの方針に反抗する者達『革命軍』が現れる。
そんな戦乱の中、兄と共になんとか平和に暮らしていたメルカ・バートは不運な事に革命軍とファンタジアの戦闘に巻き込まれ兄と離れ離れになってしまう。
そして、メルカは兄を探すため、兄が使っていた『チューニングクラウン』その名をノートに乗り込み戦場へと向かったのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 09:11:46
23513文字
会話率:62%
かつて、召喚された勇者によって、魔王は討ち滅ぼされた。
彼を支えた聖姫と結婚し、平和を勝ち取った国を繁栄させ、幸せに過ごしましたとさ。
めでたしめでたし。
これは、それから数十年後の話。
「フェンイザードの貴族に惑いは不要。この通
り、我が身は不死身である」
勇者と聖姫の孫であるアリアナは、たった一人の王家の生き残りとなっていた。
弱冠十四歳で戴冠、女王となったアリアナは、襲撃、毒殺――暗殺により窮地に陥るが、その度に生還。彼女は『不死身の女王』と畏れられた。
しかしアリアナの不死は、人族の敵――魔族の少年、ライの能力による虚飾であった。
大きな秘密を抱えながら、アリアナは女王を続ける。
『アリアナ、王族の一人として国の奴隷になりなさい。――正当な後継者へ、王位を繋ぐために』
たった一つ、どうしようもない願いを叶えるために。
「絶対に死なない体にしてください! 何でも差し出します!」
「言ったね? 後悔しても遅いから」
そして十五歳の誕生日、アリアナは再び毒を盛られ、生還する。そして――。
「今回殺意を向けたのは、どこの誰で、何が目的だったのかな?」
*過激表現あります。
*セルフレイディングは念のための保険。
*異世界設定ゆるいです。
*推理要素ないです。
こちらはカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:20:00
55555文字
会話率:38%
西暦二千百二十二年。
ひたすらに他国を取り込み続け成長するフォルン公国とイヴァンディア連合国は数十年間戦争を続け、その中で軍需産業が国すら動かせるほどに成長していった。
そんな世界の中、クローン技術と遺伝子操作のおかげで兵士が大量生産出来る
ことに気づいたフォルン公国は、神経に直接接続できる兵器を扱うクローン兵士を多用し始めた。
だが、中にはその条件を満たない不良品もおり、彼らは価値無し(ノーバリュー)と名付けられ、殺処分行きになっていた。
そんな彼らを処分する廃棄処理課に勤める結城涼真(ゆうきりょうま)は勝手に作られて勝手に価値無しと呼ばれる彼らに不条理を感じ続けていたある日、結城涼真の勤めている工場の親会社であるF(ファースト)ギアーズのCEOの息子である安部海斗(あべかいと)がとある提案を持ち込み……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 23:57:35
333788文字
会話率:55%
20XX年。火星連邦組織は見捨てられた。
地球から火星への移民が始まって数十年。火星は順調に発展を遂げていた。
地球と火星間には定期連絡船が航行し、火星唯一の宇宙港を中心に開拓し発展していく。
その後、火星連邦政府が樹立し、順調に人口も
増加していった。
中枢機関にはコンピューター『マーズマザーコンピューター』通称『MMC』が、人類を効率よく管理。
これにより人々は火星全土へと進出し、人々は半球体のドームを形成し、そこに都市を建設し、子を産み育て死んでいくライフサイクルが確立された。だが突如、何の前触れもなく地球との定期連絡船が廃止され、地球との通信も不可能となる。
『MMC』の人工知能による判断だと推測されたが、それ以外にも宇宙港は固く封鎖され、資源や電力の供給も止められ、情報など通信も一切遮断さた。
宇宙港と中央政府機関は、巨大な壁に封鎖された外部からの侵入を一切遮断した。
近づく者は『MMC』防衛システムと、配位された防衛用人型ロボに排除された。
こうして各ドームに住む市民たちは、厳しい火星の環境へと見放された。
辺り一面に広がる赤茶けた荒野。
オレンジ色の空。
日中は30℃前後、最低気温は-150℃にもなる極寒の地。
酸素はなく二酸化炭素が枯れた大地を包み込む。
頻繁に発生する強烈な砂嵐「ダストストーム」
過酷な環境下に置き去りにされた人類は、自らの力で生き抜くしかなかった。
絶望に突き落とされる人類に、さらに追い打ちをかけるように出現する怪物やモンスターといった類。
いつしかドーム外の広大な砂漠には、未知の生物や物体が闊歩するようになった。。
地球上の生物によく似たモンスター。
そしてまるで意思を持ったかのようなロボット。
彷徨う機械化された怪物。
さらには暴徒化した人間や、他のドームを荒らし盗みや略奪を行なう無法者の存在も現れた。
自警団や、戦闘を専業とするハンターや用心棒、傭兵などを駆使し、この荒んだ世界を生き抜かなくてはならなかった。
さらに最近出没するモンスターや徒党に対して、自衛のために砲塔や機関砲などの武装を施す。
それはまるで、近代地球の地上で活躍した戦車を小型化し多様な車両。
人々はそれを『マーズ・パンツァー』通称『MP』と称して、開拓や自衛のために活動させていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:59:36
5588文字
会話率:36%
ただの平社員だったある男は、偶々会社の上司が不正や横領をしていることを発見しそれを会社の上層部に報告した。
しかし次の日に会社に行くと、それら全て自分がしたことになっており、更には報告したもの以外の犯罪まで自分がしたことになっていた。
その
後身に覚えのない証拠が次々と出てきて裁判で有罪となり、実刑判決を下されてしまった。
妻とは離婚し、その後の人生は犯罪者ということで散々な人生だった。
数十年後、元上司と偶然出会いあの事件の真相を聞かされた。上層部もグルで嵌められたのだと。
馬鹿にしてきた元上司に掴みかかり揉み合いとなった際に車道に突き飛ばされそのまま車に轢かれて死んだ。
死の間際に思ったことは、自分が弱かったからダメだったのだ。もし次があるのなら、誰にも屈することのない絶対的な力・立場を手に入れる!何の力もない者の言葉など無意味。ただの薄っぺらい正義感など何の役にも立たない。力こそ全てだ!という思いだった。
そして次の人生では決して間違えないと誓ったのである。
そんな思いが実ったのか記憶を持ったまま公爵家の三男として転生した男であるが、その公爵家は王家よりも権威があり絶対的な強者であることを強いられるその男にとって理想の家であった。
誰にも屈さぬ力を手に入れるための物語が今始まる。
※この作品はカクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 22:33:10
1045454文字
会話率:22%
今から数十年後の近未来の話。第4次世界大戦中のとある小国の軍は秘密裏に少女を誘拐して手術を受けさせ、その魔女の肉体を使って主要戦術機である軍事ロボットを開発していた。
魔女に憧れる少女・夏希はある日言葉巧みに騙されて魔女にされてしまう。
魔女がロボットを作るために必要な条件は互いに愛し合う番を見つけること。しかし女の子を好きになることのできない夏希はいつまでも一人、魔女の集められた軍の研究施設で孤立していた。
そんな中、夏希に「一目惚れ」したという1歳年下の少女・小春がやってくる。最初は彼女のことを鬱陶しく思っていた夏希だったが、小春と同じ時を重ねていくうちにだんだんと夏希を愛おしく感じるようになってくる。
ロボットになんかならずに小春といつまでも隣に居続けたい。そう思っていた矢先、敵国のロボットが夏希たちの研究施設を襲撃してきて……。
これは、二人の少女の紡いだ第4次世界大戦の1ページ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 17:19:59
9979文字
会話率:30%
今から数十年前、突如として世界各地に異空間と繋がる”ゲート”が開き、ダンジョンとモンスターが出現すると、人類に魔力とスキルと呼ばれる異能が顕現するようになった。
国内有数のダンジョン探索者養成学校に通う高校生、幸守 磨央(ゆきむら ま
お)は学校一の落ちこぼれだと蔑まれる日々を送っていた。入学から未だ単独での魔物討伐数ゼロ、剣も銃も碌に扱えず、頼みのスキルも自身で持ち上がれられないくらいにバカ重い盾を召喚するだけの不便極まりないスキルだったからだ。
そんなある日、ダンジョンで有名な迷惑系配信者の大事故レベルのやらかしに巻き込まれた時のこと。偶然、その場に居合わせたクラスメイトの鬼塚 聖凪(おにづか せな)を命懸けで助けようとしたことをきっかけにスキルが急成長を遂げる。
そして、覚醒したスキルを用いて、怪我人を誰一人出すことなく事態を鎮静化させた映像がバズりまくったことで磨央の生活は大きく変わっていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:35:45
17501文字
会話率:36%
世界屈指の実力を持つ宮廷魔術師、ユン・ユニフォードはウォルラント王国で最も名誉あり賞賛を受ける存在だった。
そんなある日、大教会にて数十年ぶりに神のお告げがあった。
いわく、「突然ですが、魔術師ユン・ユニフォードは今日から魔法が使えなく
なります。」
ユンは、宮廷魔術師をクビになった。
たくさんいた弟子にも1人を除いて全員に逃げられる。
魔法が使えなくなったユンはたった1人残った二番弟子のアリス・モノウィッチとともに、魔法が使えなくなった原因である魔王を倒す旅に出る。
もはや用無しと追放されたユンは、残された頭脳を活かして再び成り上がることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 21:05:06
8632文字
会話率:45%
「おい、聞いたか?」一人の男が言った。「山の奥深くにあるっていうあの洞窟、すごいらしいぜ。」
「そうそう、あの洞窟の中には、巨竜が住んでるって話だ。」別の男が続けた。「何でも、そいつは数十年前に大陸中を恐怖に陥れたらしい。」
「噂による
と、その巨竜はもう数十年も人里離れた場所にひっそりと住んでるんだって。だが、あまりにも恐ろしすぎて誰も近づかないんだ。」別の常連が言い添えた。
「そうだな。でかいってもんじゃないらしいぜ。まるで山そのものが動くみたいな感じらしい。しかも、竜の目が光るだけで、近くにいるだけで震え上がるって話だ。」別の者が酒を飲みながら、恐怖に満ちた表情で語った。
「あの竜、どうやらすごい力を持ってるらしい。山を震わせるほどの咆哮で、あたりの動物たちを一網打尽にするんだ。」一人が加えた。「そしてその洞窟の中には、巨竜が過去に奪ったもの、つまり数え切れないほどの財宝が眠っているらしい。」
「でも、誰もその洞窟に近づこうとはしないんだ。巨竜の力に打ち勝つ勇者なんて、なかなか現れないからな。」酒場の老舗の店主が語りかけた。「もしもあの竜を倒せる勇者が現れたら、大きな名声と富が手に入るかもしれないが、命を賭ける価値があるかは誰にもわからない。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 19:28:40
956文字
会話率:34%
美しい海に囲まれているオルタナ国に、不可解な爆発が起きた。
その爆発から数十年が過ぎ、平和だった首都ザハスの治安が悪化し、いつの間にか巨大組織『ジル』によって支配されてしまう。
ザハスのサンデルク地区には、格闘技に特化した戦闘アンドロイド
がバトルするエリアがあった。
この戦闘アンドロイドのことを『バトロイド』と言い、格闘技をするそのエリアを『GASTUNK《ガスタンク》』と呼んでいた。
スクラップ屋に住むバトロイドのアーマー・クウヤの壮絶なバトル。そしてクウヤの壊れたバトロイドを一晩で直す謎の小人・デトとロイト。
ガスタンクでバトルするクウヤのアンドロイド格闘技物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 08:30:00
9382文字
会話率:58%
数十年前に国が新たに作った人工島、桜島。そこで政府直属の支援を受けている桜島高等学校生徒会に所属する生徒会長、花咲 春樹(ハナサキ ハルキ)達は学生としての毎日勉学や業務をこなしつつ普通の日常を過ごしていた。しかし桜島では数年前から行方不明
事件、通称“神隠し"が起きるようになっていた。そして学校の生徒が一人行方不明になったことから生徒会としてその学生のことで調査を受けるようになる。そこから春樹達の日常が少しづつ崩れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 09:00:00
1404文字
会話率:40%
人類の半数が死に絶えた、前代未聞の人災第三次世界大戦から数十年後!不幸体質の少年、肥本バンは名門白鳥学園高等部に入学した。
最終更新:2024-08-04 00:00:09
106316文字
会話率:63%
時はU・C《統一歴》53年。
未だに西暦だ東暦だなんて言ってると、差別だ時代遅れだなんて言われてしまう。
なにせ子供の頃に夢見たあれやこれやが、今や現実のものとなってしまって久しい。
時の“|魔導帝《ジ・マギカ》”により、もはや伝承と
化していた魔導工学の知識が確立され、〈|魔動人形《ゴーレム》〉の生産技術が広く世に広まり、世界は|文明開化《ブレイクドーン》の産声を上げた。
未だ|魔物《モンスター》の|蔓延《はびこ》る辺境の地も、屈強な|鋼鉄騎士《アイアン・ゴーレム》によって警備され格段に安全となった。
農民達の貧困、そして人離れによる食糧不足も、疲れ知らず休み要らずの|作業用小型人形《パペットマン》によって解決した。
各都市を結ぶのは、馬より速く、魔獣より強力な|魔導列車《オートケージ》。
街のあちこちに放たれている|人工水魔《スライムドール》によって、道路は清潔に保たれ、ここ数年は大きな|流行病《はやりやまい》もなくなった。
それでも、この世界の知と繁栄は留まることを知らず、まだまだ技術と文明は加速していくだろう。
そして同時に、それは人の欲望も加速度的に深くなっていくことを意味している。
果たして、私の選んだ道は正しかったのだろうか。
願わくば、この子の未来が幸せなものになって欲しいものだ。
──マーリン=オクスレイ
そして数十年後、物語は、とある王国の貧民街から始まる。
蒼き|魔血《エーテル》と紅き血液が交わる世界の魔導活劇、開幕と相成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
92567文字
会話率:24%
気温45度という過酷な未来の世界で、解体工として働く主人公は、学生時代に勉強しなかったことを後悔しながら日々を過ごしていた。最新型アンドロイドとの競争で低賃金労働に追いやられ、安全とは程遠い現場で命の危険に晒されていた。
ある日、高所作業中
に事故に遭い、目覚めるとそこは数十年前の自分の高校時代だった。故郷の風景と懐かしい人々に囲まれた主人公は、この機会に人生をやり直そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 10:46:11
5091文字
会話率:54%
私立巡華学園。それは日本唯一の異能保有者が集う学園。
……遡ること数十年前、世界初の“異能”が観測された。
そんな学園にて奇妙な事件が発生する。文化祭を目前に控え、その準備にあわただしい最中、時間がループしていたのだ。その事実に気付いた
生徒会長【姫魅輝夜《ひめみかぐや》】とその妹【姫魅真昼《ひめみまひる》】たちは各々、その真相を掴むべく捜査を開始した。
ところが、学園内の捜査中、生徒三名が謎の死を遂げる。その現場を目撃した真昼の目には、美しい銀の鎧姿が。
日頃から優秀な姉に押し潰されてきた姫魅真昼はこの機を逃すまいと、姉の生徒会仲間とともに【銀翼】をおびき出し、あと一歩のところまで追いつめるも失敗。
一方輝夜は、生徒三名の死の現場にて、黒鎧の武者の姿を。その後再度現れた“黒鎧”との交戦中、熾烈極まる攻撃に意識を失い、異能の自動防御システムにて辛くも撃退。しかしながら取り逃がしてしまう……
その只中、この学園にある理由から異能を狩る者が現れる。イデアール・バルバリア。百載無窮の異能狩りである。
真昼と姉以外の生徒会メンバーによる共闘。輝夜は信頼する聖堂の神父【時裂光貞《ときさきみつさだ》】に支援を依頼。イデアールは、言葉巧みに生徒会メンバーを調略、切り崩していく……。
状況が混沌とする中で、イデアールと時裂の隠された過去が“今”を蹂躙していく。輝夜の時裂への淡い恋慕、真昼の姉輝夜への尽くせぬ複雑な思い。生徒会メンバーのそれぞれの“異能者”としての生き様が交差し、ループし続けていたはずの物語が動き始める。
異能が人生に与える意味とは。何故それを狩る者がいるのか。様々な人の想い、思惑をのせて、今ここに史上最大の異能戦が勃発する。
……やがてループが解かれた時。春の日差しの中、桜の木の下で彼は何に祈りを捧げるのか。それは神のみぞ知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 18:00:00
103722文字
会話率:38%