僕には、小説の新人賞を獲り、その作品を世に出すという、絶対に叶えると決めた夢がある。
過去に六作の小説を執筆し、応募したが、何れも不甲斐ない結果だった。
そして、ある日の仕事帰り、目の前を走行中のタクシーの前に飛び出した柴犬を咄嗟に捕まえ
た。
とりあえず家に連れて帰り、暫くすると、インターホンが鳴った。
「犬を引き取りに来ました」
そう云った男は、何故か居座り、次々と缶ビールを要求していく。
それから、七福神の寿老人と名乗ると、束帯を纏った小さな老人に姿を変えた。
何故かそのまま泊まった男は、次の日、友人を連れて来た。
その男は七福神の福禄寿だと、後に解った。
僕は七福神全員に逢って取材し、小説を執筆しようと決めた。
これは、実際に僕が体験した、ノンフィクション小説である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 11:37:57
92448文字
会話率:45%
独身アラサーOLの私は、仕事に疲れて帰ってきたワンルームの賃貸アパートで、大好きな乙女ゲーム「フォルトゥーナの祝福」をプレイしていた。
目の前に広がるのは「フォルトゥーナの祝福」の世界。壮麗な王宮、華やかな貴族の邸宅、そして、煌びやかな魔
法学園の光景。
出てくる男性キャラは全てイケメン、主人公であるヒロイン「リディア」はとても愛くるしい笑顔を見せる美少女……。
しかし、私が好きなものは、そんな典型的な純愛乙女ゲームではない。
悪役令嬢モード──。
ベネディクト公爵家の令嬢「アイリーン」となって国内外を駆け回り、最後の「断罪イベント」で、バカ王太子ローゼンハルトもろとも、偽ヒロインのリディアを国外追放にすることを目指すモードである。通常モードでは悪役令嬢を演じるアイリーンが、逆にヒロインを断罪するシナリオだ。
「私、ローゼンハルトは、ベネディクト公爵家アイリーン嬢との婚約を破棄することを、今ここに宣言する!!」
私はゲームプレイ中に缶ビールを一気飲みして気を失った後、「逆断罪イベント」の開始を告げるそのセリフで目を覚ました。
急性アルコール中毒で、しばらく気を失っていただけだと思っていたが、何かがおかしい……。
目の前にアイリーンらしき美人がいて、隣にリディアのように可愛い美少女が立っている。後方には、私が何度もゲームで見たイケメン達……。そして、私はアイリーンを断罪するように人差し指を向けていた。私の想像通りなら、ここにいるはずの人物が一人見当たらない……。
──私、もしかして、「フォルトゥーナの祝福」の世界の、バカ王太子のローゼンハルトに転生しちゃった!?
この話は、破滅寸前の王太子に転生してしまった独身アラサーOLが、破滅を回避するために、ゲームのシナリオを超えて奮闘する物語です。
【注意】……良い子は、絶対に、お酒の一気飲みをしてはいけません!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:44:12
22156文字
会話率:41%
とりとめのないエッセイです。
ビールのことについて書きましたよ。
最終更新:2023-04-21 17:02:23
1191文字
会話率:0%
仕事を終えて会社から出ようとしたら、パラパラと雨が降っていた。ニュースの天気予報で夕方からの降水確率が90%と聞いていたので、俺は傘を持ってきていた。
傘を被りながら家へと向かって歩く。その途中にあるコンビニに寄って、今日の夕ごはんのコン
ビニ弁当とビール2本を買った。
コンビニ袋をがさがさと揺らしながら歩いていると。
「ん?」
小さな公園を横切ろうとした時、ベンチに座りながら雨に濡れている女の人が視界に入った。
酒に酔った彼女は、彼氏とケンカしてこんな雨の中ヤケ酒していたようで。
そんな彼女のことをほおっておけず、俺の家に彼女を連れていくことにした。
「…帰らない。今夜はあなたと一緒に居る。たっくんが誰かとシたように、私もあなたと─…」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 11:52:00
6179文字
会話率:52%
エジプトを舞台に繰り広げられる冒険譚。天涯孤独の少年のカビールが謎の美少女スフィルを追って国中を冒険する。
最終更新:2023-04-08 14:56:55
47551文字
会話率:19%
ガリガリの実験屋経由PMの爺がファンタジーの世界へ降臨 陰陽師業を営む
着物のセンスはお銀さんの対丈着流し仕様に憧れる
ガリガリの実験屋経由PMで仕事は引退したがクセは抜けない
インスタに上げては滑ると繰り返していた
還暦のクルマ好きな
昭和な鷹さん
それでも滑る爺が面白いと100の固定フォロワー
夏休みの終わりに、またベトコン食いたくなって
黒地に銀龍の長着で中京へ ビールを呑んでしまって代行に断られ
神様と世間話を始めるそして、神様と友達に
友達だと思っていたら、ええだけ厄介なものを押し付けられる
でも、神様と友達に成れた鷹さんには、厄介ではあるが超強力な武器に
その武器を持って陰陽師となって お金を稼ぎ
車と彼女ににつぎ込む長着の鷹さん
若者達が色々と織りなす令和に 昭和の爺が巻き起こすファンタジー 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 00:00:00
138179文字
会話率:60%
俺は満員電車で通勤している最中、強烈な衝動に駆られた。
会社をサボって海を見に行こう――
衝動に逆らえなかった俺は、本当にそのまま海まで行ってしまう。
不安や解放感を抱きつつ、ビールまで飲んでしまう。
ほろ酔いした俺は同じように海岸に
いた人間に話しかける。するとなんとその人は課長だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 16:35:01
4651文字
会話率:36%
会社帰り、しがないサラリーマンの俺は、怪しいバーに入ってしまう。そこでビールを注文すると、出てきたのは只のビールではなかった……。
最終更新:2022-04-13 17:20:19
3105文字
会話率:35%
「違うよ、これはコウタくんの真似だよ」
「僕の真似?」
真似されて初めて、自分がくしゃっと笑っていることを知った。
めんどくさい、と人との深い関わりは避けてきたコウタ。初めて会ったはずなのに、マイペースにその心に入り込んでくるユキミ。交
わりそうで交わらない、2人のあの頃の話。
※このお話は、monogatary,エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 20:00:00
17002文字
会話率:57%
とある日。君島丈助34歳は、誠心誠意尽くしてきた会社からクビ宣告を受ける。
上司の口から告げられたのは、身に覚えない事ばかり。しかし、丈助の弁解は無常にも誰の耳にも届かなかった。
更に帰り際。丈助を送り出したのは……事の発端を作った先輩。そ
してその隣には、同棲していた丈助の彼女が肩を抱かれていた。
『ねっ? どんくさいでしょ?』
『『はははははっ』』
何もかもを失った丈助は、当てもなく歩き続け……気が付けば、1人公園で夜更けまでビールを呷っていた。
夜空を見上げながら、途方に暮れる丈助。頭の中に最悪な事が過ぎろうとした時だった。
目の前に現れたのは……
「あの、何してるんですか?」
これは、全てを失った男が女子大生に拾われ……幸せを取り戻す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 21:33:59
232633文字
会話率:55%
日本という異世界から人と文化が流れてきている世界で、日本人の侍とこの世界の魔女に育てられたダイチは、刀と魔法を同時に操る『魔法侍』となり、名を上げるため冒険者となる。
しかし一週間前に入ったばかりの冒険者パーティーを追放され、それどころか散
々に言われ、嫌な想いをさせられてしまった。
パーティーを抜けたダイチは嫌なことを忘れるため、ドワーフが経営する温泉宿に向かう。
温泉、サウナ、ビール、漫画、エルフ、この世界には何でもある。そして飲んでいる最中に思わぬ報せが飛び込んできて――いい想いをするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 17:24:17
5155文字
会話率:33%
一年前の今日、御園ひまわりが、死んだ。私はあの日と同じように、ビールを買い、デスクへ腰掛け、彼女に語りかけ始める……
※この作品は、『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』への応募作品です。使用キーワードは「ひまわり」。
最終更新:2022-12-23 07:00:00
847文字
会話率:24%
シュゼットはもう耐えられなかった。
何せ平凡を絵に描いたような人間なので、王太子の婚約者など初めから分不相応だったのだ。
来る日も来る日も勉強、社交、また勉強。眠いし疲れたし、婚約者には嫌われるし辛すぎる。
それでも王太子妃教育を頑張って
いたある日、シュゼットは王太子からの婚約破棄を受けてついに限界を迎える。
「もう無理!もう頑張れない!」
たった一人で王都から逃げ出すシュゼット。
そしてその旅先にて、海を眺めていたところを自殺志願者と勘違いされ、通りすがりの男に止められるという珍事が起こる。
そんな出来事の最中、王城の追手がやってきてシュゼットを連れ戻そうとするのだが…?
「君はどうしたい?」
これは悪役令嬢が自由になり、やりたいことを片っ端から全部やるお話。
*未成年の飲酒描写あり。作中では成人しておりますがご了承の上お読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 03:05:19
54354文字
会話率:34%
「さて今夜はどう飲もう」
お酒を飲めなくなって四年。橋本ちかげが文章で空想する夜のお酒飲み。エッセイでも小説でもない、ただただ、美味しいもので飲む美味しいお酒のお話たち。
最終更新:2022-11-09 20:05:43
12078文字
会話率:18%
橋本ちかげ活動報告に、現在進行形垂れ流し中の『食べ物に関する』エッセイ、アーカイヴ集です。2014年より、季節折々、橋本ちかげが食べて、飲んで、今夜も乾杯☆(`・ω・´)ゞ致しました食べ物放浪記を、ご紹介!春夏秋冬、順次まとめていきたいと思
います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-21 09:00:00
42213文字
会話率:1%
自宅で缶ビール片手にゲームを遊んでいたら、足元に空いた穴に落ちて異世界へトリップ。地球より下位の世界に落ちた主人公ナギサは、二つの世界の格差により絶大なエネルギーとスーパーチートパワーを手に入れる。
プレイしていたMMORPGのキャラクター
『なぎっちゃ』に姿を変え、何者にも負けない力を身につけたナギサ。わくわくする冒険が彼女を……待っていない!
辛くて泥臭い冒険はまっぴらごめんだが、それでも『なぎっちゃ』のレベル上げはしたい。そんな思いから、彼女は魔獣退治の最前線にある開拓村で悠々自適な生活を始め、転移魔法を活用して商売をしつつ、愉快な仲間達と楽しい日常を過ごすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 07:00:13
411395文字
会話率:47%
野苺宙ニ(30歳)は灰皿変わりに使っていた缶ビールを誤飲し亡くなってしまう。そして気が付くと異世界で毒殺されかけたシャルロッテ姫になっていた。
シャルロッテ姫の年齢は10歳、ストロベリー王国の姫ではあるが妾腹。正妻や正妻の子供達から疎まれ
、いじめられる存在であった。
ストロベリー王国はフルーツ連合国の一国。他のフルーツ国と代表国を争っている。
各国が共同で作った都市ガーデンにあるマンモス学校、フルーツ学園の生徒であるシャルロッテはとある事件をきっかけにストロベリー家を追放される。しかし、女神にとある役割を与えられた代わりに変わった転生特典を貰っていたシャルロッテは強かさを発揮。少女であることを利用して様々な女の子にやりたい放題するのだがなぜか男に好かれて・・・
俺は嫁が欲しいのであって、嫁に行きたいわけじゃないっ。
そういう感じの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 14:36:19
419925文字
会話率:68%
やってられない!
あの課長には頭にくる。
自分のミスなのに、何で私のせいなんだ!
知らん顔、
お前の意見だろ、部下に失敗を擦りつけるな!
お前が私のプロジェクトをケチを付け、台無しにしたんだろう、
つまらない意見を言いやがって、
やっぱり
そうだ、最初のプランが正解だった。
大失敗、
お前のせいだ!
死んでしまえ、
あんな課長、死んでしまえ!
……
……
ふて腐れて、コンビニでビールを買う。
プシュー、
ビールから泡が溢れ出た。
「あーっ、」背広がびしょびしょになる。
「今日はとことんついていないな、まったく〜」
ハンカチでズボンを拭く。
「あの〜」
「あの〜、」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 23:29:35
2937文字
会話率:35%
どんな形だって愛がある。○じゃなくても三角でもいいんだ。誰かを想えるなら。
最終更新:2022-10-31 19:19:20
428文字
会話率:0%
恋愛迷子。だけど日常は過ぎていく。私がしたいことはなんなんだろうか。
最終更新:2022-10-27 14:50:07
354文字
会話率:0%
ビールは16……じゃなくて、20歳になってから
最終更新:2022-10-28 18:45:02
1174文字
会話率:3%
まだ試作品です
テーマは転生彼女
最終更新:2022-10-24 00:03:48
7225文字
会話率:31%
まだまだ試作段階です。
最終更新:2022-10-23 08:14:00
2971文字
会話率:2%
とあるバーの一夜。悩める青年とカクテルの話。
※お酒の話なのでR15入れてます※
※二十歳未満の飲酒は駄目です※
※ハラスメント的表現がありますが助長する目的はありません※
最終更新:2022-10-06 12:00:00
4762文字
会話率:44%