私は、華の女子高生、宮沢紗都。
我が群馬が誇るカルタの大会で優勝し、お祝いのために旅行で東京の浅草に来てぶらぶら散策をしていた。
焦った様子でワインの瓶をポイ捨てした人が警察署に止めてあったパトカーに乗り込む場面よりも、真っピンクのイルミネ
ーションに染まる日本一高いタワーに目を奪われていた。猛スピードで走り出した飲酒運転のパトカーが、目の前に来るまで気付かなかった。
ドン!という音とともに意識を失い、目が覚めたら、、、
異世界で貴族のご令嬢に転生していた!
しかも、この世界は乙女ゲーム「傾国の美女〜女スパイは大国の王子様を籠絡する〜」の舞台に非常に似ている。
その上私は、無能王子に婚約破棄され、その後に起こる戦争で散る予定の悪役令嬢マーサ・アクトゥールに転生してしまった。このままゲームのようにすすんだら、二度目の生も短く終わってしまう。
そうならない為に、婚約破棄してくるであろう無能王子とヒロインにカウンターを決めると決心した!
見た目はご令嬢、中身はグンマー人。
マーサ・アクトゥールは、傾国の美女の脚本を破綻させる。
***この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 06:10:00
106554文字
会話率:50%
侯爵家の令嬢エレナ・トワインは王太子殿下の婚約者……のはずなのに、正式に発表されないまま月日が過ぎている。
王太子殿下も通う王立学園に入学して数日たったある日、階段から転げ落ちたエレナは、オタク女子高生だった恵玲奈の記憶を思い出す。
『えっ
? もしかしてわたし転生してる?』
でも肝心の転生先の作品もヒロインなのか悪役なのかモブなのかもわからない。エレナの記憶も恵玲奈の記憶も曖昧で、エレナの王太子殿下に対する一方的な恋心だけしか手がかりがない。
王太子殿下の発表されていない婚約者って、やっぱり悪役令嬢だから殿下の婚約者として正式に発表されてないの? このまま婚約者の座に固執して、断罪されたりしたらどうしよう!
『婚約者から妹としか思われてないと思い込んで悪役令嬢になる前に身をひこうとしている侯爵令嬢(転生者)』と『婚約者から兄としか思われていないと思い込んで自制している王太子様』の勘違いからすれ違いしたり、謀略に巻き込まれてすれ違いしたりするラブコメです。
長編の予定ですが、一話一話はさっくり読めるように短めです。
『アルファポリス』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 05:50:08
379533文字
会話率:31%
その女の名はレイナ・ヴァルティス。
剣の道を極めし者。かつて百人の騎士を一人で退け、「蒼の死神」と呼ばれ恐れられた。
だが、村の子どもが彼女を見上げる時、憧れではなく怯えの眼差しを向ける。
商人たちは目を逸らし、旅人は彼女を男と間違
える。化粧もせず、髪は短く、所作は荒く。
誰もレイナを「女」とは見ない。
そんな彼女の元に、一人の男が訪れた。
「……剣を、教えてほしいんです」
男の名はユリウス。細身で、力もなさそうで、どこか頼りない。
だが目だけは真っ直ぐで、嘘のない光を宿していた。
「お前が? 剣を?」
「はい。僕にも……守りたいものが、あるんです」
仕方なく、レイナは教えることにした。半日で逃げ出すと踏んでいたからだ。
だが──
「ユリウス、飯はまだか」
「もう少しです。今日は山菜のスープと、干し肉の赤ワイン煮ですよ」
彼は料理が……いや、家事すべてが異常に上手かった。
特に料理は絶品。口に入れた瞬間、レイナの眉間がゆるみ、思わずため息が漏れるほど。
いつしか彼女は、剣を教える代わりに料理を教わるようになった。
剣術指南の合間に、台所で包丁を握る二人。
刀の柄よりも軽やかに、レイナは鍋をかき混ぜる。
「……なんで、私がこんなこと……」
「へへ、でも似合ってますよ。エプロン姿、かっこいいです」
その言葉に、レイナは頬を赤らめた。
誰も自分を「女」として見てこなかった。
だがこの男は──恐れず、侮らず、ただまっすぐに自分を見ていた。
──こうして、「最強の女剣士」と「最弱の料理人」は、ゆっくりと心を寄せ合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:25:53
8044文字
会話率:40%
魔法使いが戦争の駒として理不尽な扱いを受けていた時代。
幼い子供まで戦争に駆り出されるのを見て思わず助けに入った俺は、その子供と一緒に旅をすることになった。
だが、たった一年で俺が死んで旅は終了。
気が付いたら知らない女に頭からワインをかけ
られていた。
そうして気が付く。
今の俺は女?
あれから十五年の歳月が過ぎていて、魔法使いの待遇も改善されていた。
幼い義息も無事に成長していたが、何故かあの時のおっさんだと知ったうえで俺に求婚してきて……。
まてまてまて、いくら外見が超絶美少女でも中身は男で親父でおっさんだぞ。
グイグイ迫る義息に、もうどうしたらいいのかわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 09:00:00
206322文字
会話率:28%
アルクニー公国ドッカーノ村。そこに、騎士になることを夢見る三人の若者がいた。
主人公ジンは、幼馴染のワイン、シェリーとともに『騎士団』を結成し、日夜、村のために頑張っている。
魔王降臨が噂される中で、ちょっとポンコツな三人が織りなすドタバタ
劇。彼らは世界を救えるか?
『青き炎のヴァリアント』の作者がお送りする、タイトルに偽りありのファンタジー(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 18:31:06
2590743文字
会話率:42%
幼い頃に神隠しに会ったことのある、主人公のイケメン女子のマノン・ルロワ。
じつはその時に古の魔法使いに憑依されていたのだった……
そんな事など知らぬまま月日は流れ、十五歳になった頃にマノンの頭の中で憑依していた魔法使いパトリック・ロベ
ールが目を覚ます。
大怪我したときに暇つぶしに書いた、しょうもないギャグ小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 08:00:00
1483611文字
会話率:53%
「クリスティアナ・アーダルベルト。俺はお前のような悪女とは婚約破棄する!」
突然聞こえた第二王子の声に、私はワイングラスを受け取ろうとした手を引いて振り向いた。
その時、前世で日本人だった記憶を思い出した。
そして婚約者にぴったりと寄り添う
義妹の指には、私から奪ったアキテーヌの星と呼ばれるスターサファイア。
馬鹿な子。その指輪は誰が見ても私の物なのに。
婚約者にも家族にも未練をなくした私の前に、絶世の美貌を持つ竜人のドラゴラム帝国の皇太子が現れる。
「美しい人。どうか、あなたに求婚する許しを与えてはいただけまいか」
そこから始まる溺愛生活に溺れそうな私です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 06:00:00
73337文字
会話率:24%
大学4年生のみのりは高校の同窓会に参加した。目的は、想いを寄せていた担任の久保田先生に会う為。当時はフラれてしまったが、恋心は未だにあの時のまま。だが、ふとしたきっかけで先生の想いを知ってしまい…。
教師と生徒のドラマチックラブストーリー
。
執筆開始 2025/5/28
完結 2025/5/30折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 10:35:33
3929文字
会話率:39%
星月亜理紗(ほしつきありさ)は地方公務員の事務職になって5年目の23歳。公務員の現実に若干嫌気を覚えるものの仕事も覚え平凡な生活を送っていたのにある日異世界にトリップしてしまった。
その世界は魔法も竜も精霊も妖精も悪魔も天使も魔王も勇者もな
い世界。しかもトリップした王国はダイアモンド王国というふざけた名前の王国だった。
けれど唯一の救いは亜理紗の好きなイケメンがいたこと。ダイアモンド王国はその世界では三大国に囲まれた弱小国家でいつ無くなってもおかしくない王国。
亜理紗を助けてくれたワイン伯爵は性格はいいが事務力が皆無のため領地経営に四苦八苦していた。その様子を見た亜理紗の公務員の事務職魂に火がついた。
「ワイン伯爵様、その領地の経営改革、私に任せてください」。亜理紗は公務員として培った実力で領地改革を進めワイン伯爵領を豊かにする。
そしてそれはダイアモンド王国の国王の耳にも入り国王から「ダイアモンド王国を救ってくれ」と頼まれる。亜理紗は公務員スキルを最大に活用して王国の改革に乗り出すが!?
ダイアモンド王国の運命は!?亜理紗に惚れたイケメン王子との恋の行方は!?
※作品の中に出てくる法律や公的制度は現実のものと違うところがあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:06:45
440529文字
会話率:38%
産婦人科医である優香と和人の夫婦は、長年子供を望んでいましが、優香の妊娠しにくい体質もあり、なかなか恵まれずにいた。
しかしある晩、ベランダでワインを飲みながら愛を確かめ合った際に情熱的なセックスを交わし、優香は妊娠することができた。
産婦
人科医として多くの妊婦を見てきた優香だったが、自身の妊娠には戸惑いを隠せずにいた。仕事のスケジュールを増やした矢先の妊娠に複雑な思いを抱きつつも和人にその事実を告げると…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:00:00
8180文字
会話率:33%
私、サフラン・チズム子爵夫人は、イライラしていた。
夫コルマ子爵が、七歳も年下で、しかも既婚女性であるリンデ・ポート公爵夫人の色香に惑わされ、仕事と称しては街ブラなどの外出を繰り返し、彼女とのイチャイチャぶりを私に見せつけてくるからだ。
他所の女とこれ見よがしにイチャつくのはやめてくれ、と言っても、夫は無視する。
「公爵夫人がサロンを開く手伝いをしているだけだから、嫉妬するなよ」と笑う。
学園時代、他にも言い寄る男性がいた中、コルマを夫に選んだのは、自分の領地の特産品がワインだったので、利き酒ができるコルマを婿として迎え入れれば、我が家のさらなる発展が見込めると思ったからだ。
ところが、結婚した途端、「釣った魚に餌はやらない」とばかりに、夫は私に思いやりも愛情も示さなくなった。
さらに夫はますます若い公爵夫人にのめり込み、馬車に同乗して遠出したり、パーティーでは妻である私を無視して、公爵夫人と踊ったりする。
ついに開かれたサロンでは、私ではなく、リンデ公爵夫人と手を繋ぎあって壇上に昇る始末だ。
きっと夫は、私、サフランが嫌がるのを見てみたい、嫉妬して擦り寄って来てもらいたい、と思っているのだろう。
ひょっとしたらリンデ公爵夫人相手にも「妻を愛していますから」などと言って、私たち女性二人が自分を取り合うーーそういう〈モテ男ムーヴ〉を夢見て、悦に入っているのかも。
でもね、それだけ他の女とイチャつくのを見せつけられたら、愛情も枯れ果てるに決まってるでしょ。そんなことも、わかんないの?
見ていなさい。
泣いて後悔して、
「遊びだった、ほんとうに愛してるのはおまえだけ」
って言っても、もう遅い!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:10:00
17670文字
会話率:13%
ジロウは現世で何度も「転生」を経験してきた元おっさん。
和食、洋食、中華、パティシエ、カフェ、ソムリエ――その人生のたびに料理人として“極める”ことに没頭し、各ジャンルで頂点に登り詰めては、50代になると突然“異世界召喚”されてしまう。
し
かも召喚されると15歳に若返り、勇者として魔王討伐の役割を強制され、魔王を倒すとまた現世の15歳に逆戻り――
それを繰り返すうち、ジロウは「本当にやりたいことは、誰かと平和な時間を分かち合い、自分の料理で人を幸せにすること」と気付く。
五度目の転生で再び異世界の勇者として呼び出されたジロウは、
「今度こそ魔王なんか倒さず、この世界で自分のカフェを開き、スローライフを満喫する!」
と心に決める。
辺境の村でカフェ「美食家の楽園(エピキュリアン・ヘイヴン)」を開店。
各転生で極めたあらゆるジャンルの現代料理――
繊細な和食、華やかなフレンチ、ボリューム満点の中華、宝石のようなスイーツ、こだわりのコーヒーとワイン――
誰も食べたことのない究極メニューが、ヒロインや村人たちの心と胃袋を次々と掴んでいく。
しかもジロウの料理は、異世界の食材と魔法のエッセンスでアレンジされ、“ここでしか味わえない唯一無二の逸品”となって話題に!
ある日、変装してやってきた“10代美女魔王”の心も料理で完全に射止め、彼女をカフェ店員として迎え入れることで、
「魔王を討伐せず、むしろ守る」というかつてない異世界の均衡を実現。
さらに勇者見習い、ツンデレ魔法少女、獣人少女など全て10代のヒロインたちがアルバイトや常連として加わり、
カフェ「ジロウ」は若き美少女たちとジロウによる“青春グルメ無双”の舞台に!
しかし、世界は相変わらず騒がしく、魔王軍や勇者陣営のトラブルが絶えない。
ジロウは五度の転生で得た知恵とチート級スキルで事件をさりげなく解決しつつ、
「本当に守りたい仲間と日常」を得るため奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
40679文字
会話率:40%
伯爵領で店を営む養父母が、領主の命令で捕らわれた。納品したワインに毒が入っており、それを飲んだ領主夫人が亡くなったというのだ。少女ティシアはなんとか逃げることが出来たものの、雨の中、路上で倒れてしまう。死にかけた彼女を偶然発見した魔族から、
命を助ける代わりに魔族と契約することを持ちかけられ、ティシアはうなずいた。彼女はその魔族の子の『揺りかご』となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:00:00
191252文字
会話率:29%
バニル・ルヴェニュー男爵は吸血鬼の末裔だが、血を欲し無くなって久しい。
今の嗜好はビターチョコレートと葉巻、そしてワイン。
盗みに快楽を覚え、敵対する者には容赦がない。しかし、仲間には優しい。
最終更新:2025-05-30 10:00:00
43570文字
会話率:26%
小学校1年生の影山 夕(かげやま ゆう)は、雨に濡れた放課後の西階段で偶然、逆回転する古い映写機を見つける。母親から聞いた「フィルムを巻き戻すと、まだ撮られていない未来の景色が映る」という言い伝えに駆られ、自らハンドルを回すと――教室の風景
が逆再生で蘇り、黒板には「おくり火ざ」という不思議な星図が浮かび上がった。
翌日は、担任の古関先生による「星図の授業」で、クラスごとに“未来の教室”を撮影・編集することに。夕は友人の正夫(まさお)らとともに、逆巻きするプラネタリウム模型や図工室の絵の具を駆使し、自分たちの名前を灯りにした星図を完成させる。だが中心にはまだ、小さな空白があった。
学期末の「送り火フェスティバル」──体育館に集った全校児童の前で、昭和の開校式映像や班作品が上映される中、最後に流された合同映像で灯籠の光が空白を埋め、「夕」という一文字の星が燦然と輝く。映写機の逆回転と祭の灯が交差し、夕は母とともに川辺へ並んで灯籠を流す。闇に溶けた光は新しい星座となり、まだ見ぬ未来へと続く「送り火座」が完成したのだった。
登場人物紹介
・影山 夕(かげやま ゆう)
・年齢・学年:6歳・小学1年生
・性格・特長:好奇心旺盛で内向的な面も。小柄ながら芯が強く、時間や記憶の謎に心惹かれる。透き通るような紫の瞳と丸いほっぺたが愛らしい。
・大切なもの:母譲りの星座ペンダント/逆回転映写機を操作する小さな手
・影山(母)
・年齢・職業:30代後半、かつては図書ボランティアを務めたこともある
・性格・特長:娘を深く想う優しい母親。古い言い伝えや祭りの風習を語り継ぐ。レトロな映写機と灯籠流しの儀式を心に残す。
・大切なもの:紙製ランタン/檜油の香り
・古関先生(こせき)
・年齢・役職:50代前半、小学校教諭
・性格・特長:校史と映像資料を愛する温厚な指導者。児童の創造力を引き出す特別授業「星図の授業」を企画。
・大切なもの:木箱入りのフィルムリール/開校式の記録映像
・正夫(まさお)
・年齢・学年:同じく小学1年生
・性格・特長:クラスのムードメーカー。女子にも男子にも友だちが多く、思いつきのアイディアを素直に提案する行動派。
・大切なもの:タブレット(撮影用)/金魚袋風の灯籠折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:18:29
7270文字
会話率:23%
トイレから出てきた私の目に映ったのは……。
コロン様主催企画「酒祭り」参加作品です。
最終更新:2025-05-10 13:00:00
1137文字
会話率:22%
遠く離れた山の上に建てた別荘から都内を眺めている私。
コロン様主催企画「酒祭り」参加作品です。
最終更新:2025-05-08 13:00:00
558文字
会話率:0%
私が率いる中隊はベルリンの東にある森で、ソ連軍を待ち受けていた。
コロン様主催企画「酒祭り」参加作品です。
最終更新:2025-04-19 13:00:00
1155文字
会話率:52%
世界最大の空港エア・グランドゥールには一件のさびれた店がある。味は抜群、お店を切り盛りしている牛の夫婦もいい人なのに、時代に取り残された店構えとどうせ客が来ないという諦めの気持ちのせいで店は潰れる寸前だ。
突然異世界転移した女子高生、木
下 空乃は店の味と夫婦の人の良さに惚れこの店を再建する事を誓う。
「よし、私がこの店を繁盛店にしてみせる!」
女子高生特有の行動力と発信力、よくわからない自信にみなぎるやる気。彼女は個性豊かな空港の職員を巻き込みつつ、店を人気店へと変えていく。
片手で食べられるサンドイッチの店頭販売、お重に詰めたお弁当に、グラスワインとアラカルトの販売・・・。
これはソラノを中心に巻き起こる異世界、グルメ、時々ラブコメ?のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 08:38:52
706644文字
会話率:53%
コリンヌの婚約者であるアベルは、コリンヌのことを放置して、いつも自由に浮き名を流している。
コリンヌはコリンヌで、面倒なアベルを放置してのんきに過ごしていた。
浮気を繰り返すアベルを、コリンヌは少し呆れた目で見ながら、あの方、そのうち刺され
るんじゃないかしら、などと思っていたら、アベルは本当に女性に刺されて死んでしまった。
その葬儀の場で、コリンヌは第一王子に非難されることになる。
「婚約者が亡くなったのに涙も見せないなんて、冷たい女だな」
実際、悲しくもなんともなかったコリンヌは第一王子に正直な心情を語る。だけの話。
全体的に不謹慎な雰囲気が漂っています。
ボツにしたタイトル案
・故人を偲ばない
・おいしいワインのための婚約折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 18:00:00
5927文字
会話率:63%
『魔法少女ターコイズブルーは変身したくない!?』
――これは、両想いなのに想いが噛み合わない、ちぐはぐな恋と変身の物語。
かつて男子高校生だった聖哉と裕也は、ある日突然、天使に召喚されてしまう。
使命はなんと、悪の組織「右殺義乃会(うさぎの
かい)」を倒す魔法少女になること!
その日からふたりは、女の子の姿で戦う運命を背負うことになった。
でも、問題はそこじゃない。
聖哉――改め聖子は、裕也に“彼女”として愛されたい。
一方の裕也――変身後のワインレッドは、女の子になって“百合”な関係を楽しみたい。
両想いなのに、恋のかたちがズレている。
男に戻れば禁断のBL。
女のままならすれ違いの百合。
しかも敵の幹部は、ふたりを男に戻してBL展開に持ち込もうとする、腐女子のラスボス!
「変身しようぜ!」
「やだ!今度デートしてくれるって言ってくれたら!」
世界の命運も、愛の行方も、全部すれ違いだらけ。
変身しない魔法少女と、百合を楽しみたい元サッカー部エースが繰り広げる、甘くてややこしいラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:58:32
2427文字
会話率:52%
リンローズは聖女の力を持っている。シュナウト王子の婚約者として彼の魔力制御も行っている。
だがある時父のくれたワインをシュナウト殿下に飲ませると殿下は死んだ。リンローズは王子殺しの罪びととして毒を飲んで処刑された。
だがなぜか半年前に死
に戻った。今度こそ無実での断罪を避けようと決心する。
そもそもシュナウト王子は平民との間に出来た子供で孤児院育ちだが他に王の次期国王になれるものがいないので王子になったのだった。そのシュナウトの婚約者がリンローズだ。
リンローズの母は現在の国王代理のロンドスキーの娘で父は前国王の弟。リンローズの父は無理やり王命で母と結婚した。それなのでリンローズは生れた時から父は冷たかった。それに愛人と子供もいた。
ロンドスキーは国王が亡くなった後王子の後継人となりそのまま王子の病弱を理由に国王代理になった。せっかく国王になれると喜んでいるとシュナウトの存在がわかったのだ。そのため何としてもリンローズと結婚させてその子供を王にしたいと思っている。
そして死に戻ったリンローズには前世の記憶がありここが前世で読んだ持ち込まれた小説の世界だと知る。なので知らなかった新たな事実が次々と分かる。
そして毒を飲んで死んだシュナウトも死に戻っていた。ふたりの運命は前世とは少しずつ変わって行くことになる。
すべて妄想の世界です。異世界風。誤字脱字はするりと流していただけると助かります。拙い話ですがどうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 06:16:34
172846文字
会話率:36%