将来の方向性を考えあぐねていた夏都は、アメリカから来たアルクという青年と出会う。アルクは、戦後七〇年の夏に、祖父ハルクの思いを胸に、広島、北九州、長崎を巡る慰霊の旅をしていた。夏都は、アルクを、北九州市の空爆被害者慰霊碑へ、大分県日田市の
祖母の家へと案内した。そして、戦時中、ハルクと夏都の曾祖父姫山三五が親友であったこと、祖母の敦子がハルクを助けていたことを知り、三五の墓参と長崎訪問を果たす。
戦時中、満州国の営林署に勤務していた三五は、ハルク、愛琳、陽鵬と家族同然の親友となる。そして、三五と愛琳は婚約するが、招集により、愛琳を陽鵬に託して戦地に赴く。その後、シベリア抑留された三五は厳しい日々を耐え抜き日本に戻り、夏都の曾祖母と結婚する。ハルクは、日本空爆に関わったことに苦しみ、愛琳と陽鵬は、三五を待ちながら、日本人残留孤児を育てる。
さて、夏都やハルクは、曾祖父等の不思議な縁に導かれたのだろうか? 戦後七〇年を経て、今を生きる家族のカタチとは・・・?
(第二次世界大戦後七〇年の社会情勢に不安を感じ、書いてみました。未熟だとは思いますが、感想や評価をいただけますとうれしいです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 06:00:00
49988文字
会話率:42%
【登場人物】
山口四郎:シベリア出兵で戦傷し、ジャワに渡る。
山口ふく:四郎の妻。
山口五郎:四郎の子。陸軍少尉。
奥田道夫:第1軍司令部附。陸軍少尉。
石川修孝:山西省臨汾県顧問。北支那方面軍嘱託県連絡員。
篠塚義男:第1軍司令官。陸
軍中将。東條英機と同期。
楠山秀吉:第1軍参謀長。陸軍少将。田中隆吉の1期下。
北原鉄男:第1軍参謀。陸軍中佐。
矢部謙二:第1軍参謀。陸軍少佐。
鈴木栄太:山西省霍県守備隊の兵士。陸軍一等兵。
毛澤山:山西軍の兵士。
アレクセイ:ソ連赤軍の連絡員。
【挿絵:戦闘状況図】
次をもとに作成しました。
国土交通省「地理院地図」http://www.gsi.go.jp/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 09:00:00
65346文字
会話率:58%
北の国へ渡った若者の、恋物語です。
滑稽でもあり愚かでもあり未熟でもあり、でも世界で一番ピュアで一途な恋です。、
プロローグ
シベリアにて
ひかり輝く
雪融けの季節
エピローグ
最終更新:2016-04-10 21:39:09
8231文字
会話率:31%
2529年、世界は科学が進歩し、平和な世界になっていた。だがある奇病によって世界の様子は一変する。その奇病に感染し、発症すると約1年で死んでしまうという。治療法も、感染経路も分からない。人類はその奇病に対しなんの手も打つこともできなかった。
その結果世界の人口は半分以下に。
世界は崩壊しかけ、ぎりぎりのところで保たれていた。
これはそんな壊れかけている世界の片隅にある、静かで寂れた街で生きる二人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 04:27:47
2578文字
会話率:23%
この小説は【バイト神様、星の観察なう】の世界観を元に作られた番外編となります。もしこれを読む場合、先に【バイト神様、星の観察なう】を読む事をお勧めします(伝説の超宣伝)
実年齢628歳、人間で例えるなら15歳の破壊神の家に突如やってきた手
紙に煽られ、仕方なくやってきた世界は元いた殺伐とした世界とは全く別物の世界であった!3人のへn…じゃなくて頼れる仲間と共に何故この世界に連れてこられたのかを探る壮大かと思いきやそうでもないかもしれないけれど、とりあえずそんな感じの小説になります。ここまで噛まずに素早く読めた人は明日の運勢がおそらくいいでしょう!
なお、一切責任は負いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 02:30:02
4336文字
会話率:60%
これは親から全力ダッシュで逃げて何だかんだ生きてた人間が天職(笑)を見つけたお話である。
「焼肉食いてぇ…」
最終更新:2016-03-21 22:22:22
18515文字
会話率:56%
仮想WWⅡの背景的な要素である。
その1では、仮想WWⅡの状況を2種類提案してみた。
ひとつは、シベリア出兵の流れから来る、環太平洋連合国:日米英蘭仏VS独ソ伊中の対決パターンである。
もうひとつは、日独伊ソVS米英蘭仏の太平洋を真っ
二つに割った対決パターンである。
このあたりの背景を含めて、歴史経緯を描いて行こうかと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 23:00:00
13183文字
会話率:0%
山奥の研究所で育てられたシベリアン・ハスキー「マギ」は、人間と同等の知能を有する作られた存在だ。
マギを危険視する者たちの中から、マギを処分しようという意見があがる。研究を主導していた加地一樹は、マギを引き取ろうとするが……
・四百字
詰め原稿用紙 約52枚
・完成日 2015.01.04
・公開日 2015.07.08
・版 2015.01.04
ブログ「柳に蛙」 http://willow2520.blogspot.jp/
ツイッター https://twitter.com/willow2199y折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 22:39:18
15973文字
会話率:40%
4年の歳月を経て、女勇者りったんはシベリア抑留から生還しました!
最終更新:2015-05-01 21:21:38
666文字
会話率:60%
物語に埋もれた設定達は今表舞台に出る事を望んでいる
表舞台で踊る主人公達に、私達を救い上げろと囁いている
私弥栄此方は、何故か過去に引きずり込まれた
良くわからないままに、この事は幸運だとして順応し、人生を繰り返す事に
今度こそ自分を主人
公の様に華やかに、そんな中ある理由があって探偵に依頼をすることになる
白色の空探偵事務所……シベリアンハスキー、ジジイ、幼女、美少女、字面だけでは家族の様でキチガイしかいない魔の巣窟
皆記憶を代償に、《理想》を叶え、現実に絶望し、落ち零れた哀れな人間達だった
私は彼女らと共に、《理想》の落ち零れとして、自分達の記憶を取り戻すべく立ち上がる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-15 20:00:00
32686文字
会話率:24%
愉快な五人たち
テストの○○前線を全てシベリアと書いた男 シベリア
名前が豊臣秀吉ににてるから(少し)将軍とよばれる男 将軍
名前から取って付けたあだ名の男 シロちゃん
モテモテ野郎、名前からあだ名をつけられた男 マス
生徒会副会長、名前か
らあだ名をつけられた男 オザ
愉快で現実にありそうでないの日常の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-12 22:43:37
1973文字
会話率:55%
愉快な五人たち
テストの○○前線を全てシベリアと書いた男 シベリア
名前が豊臣秀吉ににてるから(少し)将軍とよばれる男 将軍
名前から取って付けたあだ名の男 シロちゃん
モテモテ野郎、名前からあだ名をつけられた男 マス
生徒会副会長、名前か
らあだ名をつけられた男 オザ
愉快で現実にありそうでないの日常の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-27 19:23:14
4725文字
会話率:60%
1944年、開戦当初の思惑通りに連合国と講和を果たした日本だったが、領土的野心を抱いていたソ連軍の侵攻を受け北海道の北半分、千島列島、南樺太を奪われる。そしてソ連の配下、日本人民共和国が独立。北海道の半分を境に、日本は南北に分断された。かつ
て占守島守備隊に属していた砂川はシベリア抑留を経て、人民軍の兵士として北日本に降り立つ。南北の対立が続く中、1950年、遂に南北日本の間で開戦の火蓋が切って落とされた―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 03:00:00
98034文字
会話率:34%
商店街の一角にある「ギヤラリー夢酔」。胡散臭く不景気臭いその店に、男はしかし、吸い込まれるように足を向けた。女主人が見せてくれた「イコン」は、物心つく前に他界した祖父の「生きた証」だった。死と隣り合わせにある時にこそ、命の輝きのとうとさが分
かるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-19 21:00:00
7457文字
会話率:29%
シベリアの資源は人々の心の中に存在する。
最終更新:2013-12-06 13:35:45
1184文字
会話率:0%
2chで書いた三題噺です。
最終更新:2013-11-30 05:55:32
819文字
会話率:40%
俺は農家の両親を手伝うことで、ニートではなく「家事手伝い」と名乗っていた。台風が接近したある日、俺は用水路に流されて23歳で死んでしまう。目覚めたら、俺は5歳、小さな土豪の子供だった。招平二年、場所は上毛(こうつげ)国、戦国時代の日本に近
い異世界だ。
「せっかく生まれ変わったんだし、やってやるぜ!!」
でも、ここは冬だとシベリア並みの寒さだった。帰りたい……
けど帰れないので、仕方なくがんばることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-12 00:25:28
70741文字
会話率:24%
我が家には、足の汚い幽霊が出るようだ。これは、シベリアンハスキーのピローグ、通称ログたんをこよなく愛する主人公、悠香が精神的に一回り大きく成長する物語である。
最終更新:2013-10-02 10:55:01
5824文字
会話率:45%
時に西暦2012年民主党は政権与党から転落。自民党に政権が戻った。
2013年、憲法9条を改正した。2014年のクリスマス。政治家の汚職情報が次々と公開され逮捕者が続出する。そして2015年・・・・・・・
七月三十一日、約一週間前に起きた
大規模な森林火災によりロシア極東管区がシベリア共和国として独立。八月五日経済水域内を犯したとして日本国籍の漁船を攻撃。日シ間で緊張が高まり翌日海上自衛軍とシベリア海軍が交戦状態に入りついに日本とシベリアは戦争状態に入った。
八月二十日ついに戦闘は終結。日本は日常に取り戻しつつあった
この小説は主に陸自サイド、海自サイド、空自サイド、政治サイドに分かれていて、群像劇になっております。そして、時間が飛びます。それと年表がほぼ軍事のみとなっております。後、モブキャラ一人一人に名前があります。そういうのが苦手な人はブラウザを消すか、戻るを押してください。それと、この作品はフィクションです。実在の人物、国家、組織等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 23:44:32
161197文字
会話率:45%
〝神将騎〟と呼ばれる古代遺産など、多くのオーバーテクノロジーが詰め込まれた遺産を世界中に遺した黎明の時代より幾千の時が過ぎた現代。
世界最大の領土を有する極北の大国、シベリア連邦。
かつては先進国の中でも一、二を争う国であったその国は、
世界中を巻き込んだ世界大戦で敗戦した。
理不尽な現実に晒されるシベリア人たち。誰もが見えない明日に目を閉じ、下を向くその国で、一つの義賊が立ち上がる。
《氷狼》……フェンリル。
そこに所属する一人の青年が、今、反抗の狼煙を上げた。
たった一つの、小さな小さな約束のために。
懸けたものは、命。
掲げたものは、約束。
今、戦場を駆け抜けた名も亡き英雄たちの物語が紡がれる。
「必ず、約束の場所へ辿り着く」
「……さよなら」
己の理由を懸け、戦い抜いた者たちの生き様が……語られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-09 06:00:00
1044403文字
会話率:42%
昭和二十年、シベリア抑留された稔の思い。
≪1998.2.『ねっぷう』掲載作品≫
≪ブログ『蘇芳環の世界』にて公開中≫
最終更新:2013-01-29 22:36:39
3915文字
会話率:9%
2016年4月1日に起こった中国のバブル崩壊は、瞬く間に全世界へ波及。世界経済は大混乱となり、当事国の中国は国民の不満を外へ向けようとした。いわゆる『大中華帝國復古宣言』であり『領土回復計画』である。大中華帝國はシベリア地方・朝鮮半島・イン
ドシナ半島・マレー半島・インド半島、そして尖閣諸島・沖縄へ侵攻・占領した。この事態に日本国民は立ち上がり、防衛出動を命じなかった民自党・民政党の大連立政権打倒を叫びながら、反政府デモを開始した。デモ開始から1週間後、遂に自衛隊が賛同。軍事クーデターを決行した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-22 12:27:02
26330文字
会話率:56%