聴覚過敏の少女が、土砂降りの日に、謎の生物と暗い少女と出会う。ただそれだけの、少し不思議なお話。
雨の夜道にて少女二人が出会うショートストーリーが読みたい、誰か書いてくれないかとのリクエストを見て即興で作った作品になります。なお、ハーメルン
にも投稿いたしますので、読みやすい方でお読みいただければと思います。
ホラージャンルにしてありますが、直接的な恐怖描写はありません。人によってはほんのりと感じる程度ではないかと思われます。どちらかと言えば、SF(すこしふしぎ)な物語になっております。
お楽しみいただければ幸いにございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 18:03:24
9302文字
会話率:14%
※この作品には、虐待などの暴力表現、社会的差別、薬物とその売買、近親相姦、異性愛、同性愛などの要素が含まれています※
昔むかし、ある街で、特定の病をもつ人々を「人魚」と呼び 湖のほとりに隔離する風習がありました
「人魚」は独特の聴覚と声を
持ち 「ヒト」とは区別…差別される存在でした。
彼等の住む夜の街を「水中」と呼び、表社会では違法とされるような商いや実験がそこでは行われていました。そのうちに、いつしか水中は人魚たち以外にも表社会から移住した落伍者たちの集う街になっていきました。
しかしそんなに遠くない昔、ある人魚が水中を作り上げたヒトとその関係者をもろとも殺したことで
水中の統治は崩壊し、
人魚たちはヒトの中に紛れはじめます。
これはそんな過渡期の物語であり
ヒトと人魚の共存を目指した青年たちの物語です。
https://494979.tumblr.com/page/2 に掲載しているものと同じ作品です。
その街に伝わる都市伝説
夕暮れを境に「水中」へ沈む
人魚達が泳ぎ、歌う
引きずり込まれてしまうから、夜に出歩いちゃいけないよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 21:45:26
122804文字
会話率:36%
〝ぼく〟真田羅 斑(まだら まだら)
〝僕〟神社 鬩(かみやしろ せめぐ)
ある日──ぼく、真田羅斑はあやかしに出遭ってしまった。出遭って、あやかしのいない世界から戦慄と震撼と狼狽と恐慌と、畏怖と絶望とで構築された世界へと渡ってしまった
。
けれどあやかしに襲われ、死にかけていたぼくを救い上げてくれたのがセーラー服を着た中学生、神社鬩だった。神社鬩は聾唖である。そしてその道では有名な霊能力者──〝憑訳者(ツウヤクシャ)〟である。
これはあやかしに魅入られ、惹きつけてしまう〝ぼく〟三十歳独身だめなおっさんと、人とあやかしの橋渡し役である〝僕〟十五歳セーラー服美人の、恐ろしくも愉快で、どこか甘く切なくもある物語。
セーラー服の中学生と三十歳のおじさんが妖怪や幽霊にわちゃわちゃしている、ホラーとコメディの狭間で揺れる小説です。
「い」 全41話完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 18:00:27
312444文字
会話率:33%
季節は夏。
時期は夏休み。
ごくごく普通の男子高校生、神社 護(かみやしろ まもる)が滝宮駅で出会ったのはヘッドフォンから爆音を垂れ流している聴覚障害者、音失 おとせ(おとなき おとせ)だった。
おとせは聾唖である。
生まれつき音を知らず
、言葉もたどたどしく、けれど〝音〟を知りたいと願う聴覚障害者。
これは、護がおとせを通じて〝聞こえない〟とはどういうことなのかを知り、考え、そうして人と人の付き合い方も学んでいくラブストーリー。
──〝盲〟はヒトとモノの繋がりを断ち切り、〝聾〟はヒトとヒトの繋がりを断ち切る── ヘレン・ケラー
※ラブコメ
全8話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 12:46:43
84890文字
会話率:21%
タイトル通り、あなたが男子高校生になって彼女の膝で耳かきをしてもらう二人称小説です。
※変態成分が強めな作品になっていますので、ご注意下さい。
近年、ASMRというものが世間で認知されているようです。エー・エス・エム・アールとはオー
トノマス・センソリー・メリディアン・レスポンスの略で、直訳すると、自律感覚絶頂反応となるらしいです。聴覚などから刺激を得ることによって、心地良さを得られる反応……ということなのでしょうか。
耳かきの音の動画が多くあることを知ったので、今回は耳かきをテーマにしました。あなたが心地良くなって頂ければ、幸いです。
ASMRのように略称が四文字だと、さすがに略す前が何なのか分かりづらいですよね。例えば、CVR(T)はコンバット・ヴィークル・リコネサンス(トラックド)の略で、イギリス軍の偵察戦闘車両シリーズを指し、トラックドは走行装置が車輪ではなく装軌(そうき)式、つまりは戦車の履帯になっていることを意味します。
CVR(T)は軽戦車または履帯式の装甲車で、1960年代に試作され、1970年代から1980年代に生産されました。代表的な車種は、スコーピオンやシミターです。……ASMRと全然関係ないお話でした。本作品『耳かきをしてくれる後輩女子』ではミリタリー的な内容はほぼ無いのですが、ヒロインのスカートや靴下の色だけは、軍っぽいものを採用しました。あと、ヒロインが小柄なのは、CVR(T)みたいにしたかったからです。
もし、この作品を読んで良かったと思って下さる方がいらっしゃったら、長編の『サキュリバーズ!』もお読み頂けると嬉しいです。サキュリバーズ第一幕は、国民の膝蹴りからロリ魔物娘ちゃんのタコ耳まで、全72話でお待ちしております。
※長編の正式名称は、
『サキュリバーズ! =異世界の勇者オークションで落札されなかったあなたは、お人形サキュバスと一緒に一発逆転の恐るべきリバース能力で強行します!=』
https://ncode.syosetu.com/n2319gy/ です。
短編の『サキュリバーズ・エクストラ!』、『ホラチョコ!』、『九十七人目のアイドル』、『地味な高校生と地味な幽霊』、『三つ編みの、女の子だよ、目の前に。』も、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:14:20
1965文字
会話率:52%
天才的な絵の才能とアスペルガー症候群を持つ美大生の円花(まどか)と、親戚として彼女を見守る『僕』が、不器用ながらもお互いに支え合って苦悩の中に希望の光を見出していく短編ヒューマンドラマ。
最終更新:2021-08-09 00:37:05
6524文字
会話率:40%
春休みの終わり頃、誰からともなく話し始めた一つの噂。
その正体を確かめるべく、視聴覚室へと侵入する三人。
夕闇に染まりつつある部屋の中には何が待ち受けているのか。
最終更新:2021-07-24 03:46:51
3599文字
会話率:15%
不眠症の薬にもだいぶ慣れた頃、ぼくの耳に異変が起こる……。
最終更新:2021-06-27 18:26:45
497文字
会話率:4%
何故か魂だけの状態で彷徨っていた主人公。主人公の能力は他の魂を光として知覚することだけだった!
他の能力はもちろん、視覚も聴覚ももたない主人公は、あてもなく唯一知覚できる魂の観察をしていたのだが、ある時、主人公は不思議な植物と思われる魂
を見つけた。
そして、その植物が残した種に乗り込むことに成功し、晴れて新たな生を得ることができなのだが…。
これは木となった主人公の成長と日常の物語。
※主人公の名前は最初のほうは出てきてないので、ここには書いてません。気が向いたら書くかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 12:01:34
73544文字
会話率:18%
異世界に転生したけど、どうにも様子がおかしいんだ。僕の視覚と聴覚がバグってる。おそらく間違えて踏切の向こう側にあるホラー世界に来ちゃったんだ、なのでもう一回転生を目指してみる。
R-15は保険です。
ホラーが書きたかったけれども異
世界ものになってしまった感じの話。すごく短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 01:11:49
4584文字
会話率:6%
※話が出来次第随時投稿していく形になりますのでご了承ください。
政治家であった私は暗殺者によって暗殺された後、三途の川と思われる場所で「闇の精霊ジール」を名乗る者と出会った。
闇の精霊曰く、私の居た世界とは別世界で死にかけている青年
の魂と融合してその青年を助けてほしい、代わりに成せられなかったその野望をかなえるきっかけをやると。
私は「この今世で成し遂げられなかったこの思いと野望を成せられるのならば私はなんだってやる!」三途の川でそうやって叫び、闇の精霊によって暗闇の奥へといざなわれ、青年の魂の主であるルクス・ユツキと魂を融合した。私は前世の知識と経験を提供し、ルクスはその代わりに視覚、聴覚、嗅覚、触覚の五感を俺と共有できるようになり、魂を融合して一心同体となった「俺」は魂の融合によって回生した肉体で再びこの精霊と魔法に溢れる世界に目を覚まし、内政を極めた私と卓越した用兵アドリブと優れた戦略眼を持つ俺による壮大な建国物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 21:00:00
6189文字
会話率:27%
聴覚障害を持った息子の健樹を心配させない為に、私は義母からの嫌がらせを受けながらも涙を零すことだけはしないと決めていた。
どんなに辛い日々も、美術館で見つけた涙を流す牛の絵に自身を重ね慰めながら独り耐えてきた。
そんなある日、美術館で出会っ
た一人の教師から私は絵の中の牛の涙の理由を尋ねられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 19:02:51
12555文字
会話率:30%
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
キーワード:
最終更新:2021-04-03 11:55:20
328文字
会話率:0%
暗闇の中で物を食べると、人はどんな事を感じるのか。食材は目には見えない。頼りになるのは、味覚、嗅覚、触角、聴覚。
四感で楽しむ暗闇グルメの始まりです。
最終更新:2021-04-02 00:59:01
8219文字
会話率:28%
二十一世紀にVR(仮想現実)技術・AR(拡張現実)技術が開発された。
やがてそれらは発展されていき、日常生活に多く活用される。
だが、それを悪用しようとする者が現れた。人々のARプライバシーが侵害され、事故や事件が発生し始めたのだ。そ
れに対して警察は犯罪の対策として、専門の組織を結成した――
――駿河心(するがこころ)十七歳の女子高生。
心は、子供の頃に事故で両親を失くし、自身も生命の危機に直面した。
しかし収容先の大学病院で、当時研究中だった特殊なインプラントを脳内に埋め込まれる。その後、脳中のインプラントはARデバイスを主体とした機能を有し、本来失う筈だった視覚と聴覚だけでなく多用な役割を果たす……。
だが、心はインプラントを脳に入れられてから身体の成長が止まってしまい、何故か身体能力が普通の子供よりも遥かに高くなっていった。数々のスポーツで活躍し将来を期待されるが、身近な人々は嫉妬や恐れを抱き、疎まれてしまう。何時しか心の心は荒んで人間不信に陥り、将来を期待されていたスポーツを止め、孤立していった――。
ある日、警察庁の公安という特殊な組織が心をスカウトする。心は人間不信から独りで生きていこうと悩んでいる最中であったが、大学受験や就職という将来のため、警察庁公安技術対策課の特務捜査官となった。
いよいよ潜入捜査が始まるが。そこは何と小学校と中学校であった。そして、潜入捜査を行う心は、年頃の少女ならではの相談を持ちかけられ、熱く語ってしまう。
心はこれまでにない人たちの出会いと触れ合いで、失くした感情を取り戻していくのだ――。
特異な生い立ちで特異な身体となった少女が、特務捜査官という特殊な立場に身を置き、普通の少女らしい感情を取り戻していく非日常的なハートフルコメディ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 12:00:00
101203文字
会話率:34%
「君」がいなくなってから「僕」は悩んだ、惑った、そして――
「信仰」にまつわるどうしようもないぐるぐる思考の形。
この作品は自サイト・カクヨム・ノベプラにも掲載しています。
最終更新:2021-03-23 18:00:00
2180文字
会話率:0%
結局VRは思ったほど進化しなかった。
視覚と聴覚、触覚についての技術は発達し、今では遠隔地医療でも活躍している。
大きな施設に行けば、都会の真ん中でアマゾンのジャングルを匂いまで体験できる。
でも、期待されたフルダイブは実現できていない。
脳波だけでの精密操作は今も研究段階だし。
味覚に至っては、無いものの体感までは前途多難。
代わりに成長したのがAR。
特にプライベートHUD(Head-Up Display)の発明が革新的だった。
空間に、AR機器を装着した本人だけに見える画面を表示する。
初期は決まった映像を流すだけだったが、同時期に進化したAIがARに命を与えた。
お気に入りキャラに世界観に沿った知識を与え、複数のモーションに合わせてリアルタイム応答させる。
公開されたAIに自分の「学習」を追加し、より凝ったAIとして再展開する。
AR-AIは、ごく身近な存在になっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 16:55:08
3672文字
会話率:30%
とある普通の高校生・
彼は五歳の誕生日に口の異能を得た。
異能は全部で五つ。
それぞれが人間の五感、
視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚
と関連しており、世界に異能者は数える程度のみ。
そんな異能の存在する世界で、
彼は何を味わうのだろうか。
様々な味覚が交差する、異能系学園物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 09:24:54
1723文字
会話率:2%
ふとした瞬間の、脳内の至福。
最終更新:2020-12-12 17:00:00
272文字
会話率:0%
VRゲーム。視覚のみならず聴覚も触覚も含めた没入感から人気のジャンル。そのVRゲームでRPGを遊ぶ一人の男。なんでもない日常に紛れ込んだ、なんでもないイレギュラー
最終更新:2020-12-10 18:00:00
18171文字
会話率:25%
主人公はチート能力を持った異世界の勇者だ。神懸かり的その右腕は肉体を超人に変え全ての魔法を操り、時には世界の法則すら意のままに操れる。そんな勇者の旅もクライマックス。残すは城に引きこもる魔王を倒すだけ。仲間の聖女と神殿騎士と剣聖を引き連れて
いざ、最終決戦へ!
……そんな垢まみれの物語はまともには終われない。もし魔王が圧倒的に、破綻しているほど強すぎたら。チート、仲間、利き腕、聴覚に平衡感覚を失ったら。そもそも信じていた常識は正しくなかったとしたら。これは敗北し多くを失った勇者が絶望的状況から魔王を討伐する物語。最初から最終局面に突入。
≪本編完結済み≫
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 19:21:11
27136文字
会話率:42%