これは友達との「三題噺小説」=つまり三つのお題を使って話を作る、において「おっぱい」「イヤーマフ」「コショウ」の三つのお題から作られた小説です。
最終更新:2024-01-29 07:00:00
1788文字
会話率:31%
「来年なんて、来なければいいのに」
新年を控えて賑わう街並み。最悪の一年を過ごしてきた青年・珠樹は、ネズミ耳のイヤーマフを着けた謎の美少女・音々と出会う――。
大晦日の街が舞台の、少し不思議なお話です。
最終更新:2024-01-02 19:35:55
11278文字
会話率:55%
天才的な絵の才能とアスペルガー症候群を持つ美大生の円花(まどか)と、親戚として彼女を見守る『僕』が、不器用ながらもお互いに支え合って苦悩の中に希望の光を見出していく短編ヒューマンドラマ。
最終更新:2021-08-09 00:37:05
6524文字
会話率:40%
「僕のせいで……」と言って涙ぐんだ。男として、大人として、上手く生きられない愛しい夫。
ひょろひょろの身体に青白い肌。趣味は魚たちや亀の世話をすること。耳にはよくイヤーマフをつけている。
雑音を受け付けない感覚過敏。ゆえに何処に
行っても仕事が続けられなかった。言葉もほとんど話せない。そしていつも申し訳なさそうな顔をしている。それが主人公・葉月の夫である。
対して製薬会社でバリバリ働く勝気なキャリアウーマンである葉月は、自分こそがこの家庭の大黒柱になると覚悟を決める。
“養う”という言葉を嫌う葉月。本当は声を大にして伝えたい。自分はこんなにも夫に支えられていると。
男は泣くことさえ許されないのか?
出世を目指す主婦は出しゃばりだと叩かれる?
こんな形の夫婦がいてもいいじゃない?
あらゆる人格、あらゆる障害、そしてそれぞれの家庭に於いてあらゆる問題が存在している。“当たり前”というのはまさにこのことではないのか。
障害に対する特別扱いではなく、実は思っているよりもずっと身近にあることを伝えたいので、あえてあまり重くない作風にしています。
※“夫”の障害(感覚過敏)に関しては、著者自身に現れた症状を参考にしています。症状の出方には個人差があるので、同じ障害を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。
※重複投稿・・・『アルファポリス』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しています。
※自作の挿絵を入れています。無くても読める内容なので、不要な方はお手数ですが非表示設定をお願い致します。
☆印は挿絵や写真が入っています。
©️七瀬渚/nagisa nanase 2018
https://ncode.syosetu.com/n8523es/
無断複写・転載を禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 18:01:43
237499文字
会話率:30%