ただの一目惚れだ。冬の日の潔癖な冷気のような純粋で、汚れのない恋――だけど、俺が、彼女に一目惚れをしてしまったのは、十二月の廃ビルの屋上だ。
おかしな話だろ。一目惚れの純愛に廃ビルの屋上は必要ない。冬の日の潔癖すら必要ないのだ。
だが、彼女
の正体が<死神>であるのなら、廃ビルの屋上は、最高の恋が始まる場所でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 13:44:54
18186文字
会話率:28%
大学二年の冬、莉子は見知らぬ男が廃ビルの屋上から飛び降りるのを目撃する。そしてその数日後、気まぐれに中華街を散策していると、一人の怪しい占い師に声を掛けられる。
「あんた、もうすぐ死ぬよ!」
占い師は大きな声でそう言った。その日を境に莉
子は頻繁に頭痛に襲われるようになる。
その後莉子は屋上から落ちた男、白澤と再開するが、そこで彼は信じられないような事実を口にする。
何の根拠もない「死」の宣告。出鱈目だとは分かっていても、気にせずにはいられない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 20:03:18
25537文字
会話率:31%
暗い夜道を歩く青年は廃ビルの方へひとり向かう。
そこは学校では誰ひとり思わないだろう、
学校では苛められてばかりの青年が地元で騒がれている罪人集いのグループのボスをやっているかなんて、、、、
何故こんなはめになったのだろうか?
最終更新:2017-01-09 01:00:00
785文字
会話率:8%
「ここですか……」
「ああ。間違えない」
──古びた廃ビルに二人の少女が立っていた。
凶悪犯罪の犯人が廃ビルに立て籠っているらしい。
凶悪犯罪対策課 第二十三支部 第一男の娘小隊の隊長と、副隊長は果たして犯人をとらえることが出来るのか──
ッ!
※完全無欠のコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 21:23:54
1699文字
会話率:47%
勉強大好きだけど人間関係と料理と運動が苦手な女子高生、花月(かげつ)。不良達に連れてこられたのは、廃ビル。五階建ての廃ビルには、優しくて料理が上手くて好青年の神戸(かのと)が、何故か住んでいて。
そんな二人の出会いから始まるラブコメです!
女子高生×殺し屋
殺し屋シリーズ第二段!です。
そして何故かヤンデレになってしまう予感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 16:27:59
25074文字
会話率:29%
とある世界線。3度の大戦を乗り越えた文明社会はようやく平穏を取り戻そうとしていた。だがそこに謎の黒影という人外の勢力の猛攻撃を受ける。数の暴力で押し寄せる黒影たちの前に人類は徐々に押され、一部の国や都市は実質滅んでしまった。
そんな荒廃
した世界の中、とある二人の少女が廃ビルの谷間を駆け巡っていた。哀れな過去を背負った二人はともに戦い、共に生きる。そんな中二人はとある組織に接触する。
二人はそこから広い世界を見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 18:11:33
5880文字
会話率:63%
2010年9月、東京都文京区湯島の取り壊し予定の廃ビルから、リクルートスーツを着た白骨死体が発見された。被害者は京都の大学生・小堀川陽子。遺体は死後一年が経過しており、殺害の痕跡があった事から捜査本部が設置された。が、捜査の結果、彼女は死
亡する直前に第一志望の企業の内定を突然辞退してなぜか再び就職活動をはじめ、その一環で東京に出てきた際に殺害されたらしいことが判明。さらに、京都府内の自宅からは被害者が謎の男性と一緒に写った写真と、学生には不釣り合いな三百万円の現金が発見される……。死亡当日に彼女が面接したという三企業を調べる警視庁、写真に写った謎の男を追う京都府警、彼女が突然内定辞退した企業に疑念を持つ大阪府警……。各々の県警がそれぞれの思惑で動く中、ひょんなことから名探偵・榊原恵一もこの事件の捜査に介入。事態は一気に衝撃的な結末へと向かっていく事となる……。女子大生を白骨に変えた「悪魔」を、榊原恵一が追い詰める!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 00:55:13
71199文字
会話率:64%
大規模都市エルドリ市、人口100万を越えるこの都市では多種多様な人間が暮らしている、だがそれほどの規模の都市でも、いや、だからこそ人の目が及ばぬ領域がある。廃ビルの屋上、寂れた公園、下水道、廃教会に海の底、人知の及ばぬ存在は人の目の及ばぬと
ころにこそ隠れ潜んでいる。この都市に住む私立探偵である五十鈴礼修は、人類のため、そしてなにより自分のために人々を非日常へと誘っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 21:38:38
10361文字
会話率:52%
ある地方都市の裏通りにそびえる廃ビル。その非常階段は奇妙な部屋へと通じていた。ある日のこと、四十代会社員の長谷川陽二は偶然その部屋へと迷い込む。窓から見えるのは昼夜が逆転した誰もいない世界だった。
最終更新:2016-03-19 17:51:28
6346文字
会話率:5%
“どこにもない事務所”。それは近年首都圏で起きている怪奇現象を解決する集団であり、またそれ自体が人々に噂される怪奇の一つでもある。その“事務所”に所属し、東京を担当している春秋冬朋尋は、“事務所”上層部の指令を受け、“閉鎖ビル”と呼ばれる
怪奇の調査に乗りだす。
一方、ごく普通の女子中学生、麻生亜弥香は学校帰り、最寄り駅で乗ったエレベーターが突如激しく揺れだし、見覚えのない廃ビルに迷い込んだ。同じエレベーターに乗っていた数名と脱出を試みるも果たせず、いつの間にか一緒にいた人が次々姿を消していく。不安と恐怖に苛まれる亜弥香の前に、再びエレベーターが外部から人を連れてきた。朋尋と、彼のパートナーの九三露草である。
調査を円滑にするためごまかす二人。しかし亜弥香に不審がられて観念し、素性と、自らの意志と能力でビルに侵入したことを明かす。脱出できると喜ぶ亜弥香を制し、露草がコンクリートの壁をぶち破る。壁の向こうには攫ってきた人々の心の一部を糧にして成長する繭があった。純粋な想念だけでなく負の感情まで取り込んで、邪悪なものに変貌しつつある繭を滅ぼすため、朋尋は力を行使する。
繭を駆除し亜弥香達を送り返した朋尋と露草は、ビルに張られた術式を解除する。露草と別れた後再びビルへ戻り、屋上へと上がった朋尋は、ひとり雨に打たれながら何かを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 17:10:19
36065文字
会話率:37%
帝都・東京銀座の片隅にある旧びたビル、通称廃ビル。その三階には、扉を引き開けた時にのみ真の姿を見せる摩訶不思議な店『骨董屋・がらん堂』があった…… ◆ 大正時代の帝都を舞台に、決して折れない男達が知力と暴力を尽くして手の届く範囲の『道』を正
す。法からは守られないダークヒーローの物語、第二弾(本作からお読みいただいても分かる内容を心掛けています)更新報告・登場人物イラストなどはtwitterにて(@koishi_625)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 22:54:14
61550文字
会話率:38%
運命とは可能性の集まりである。
生み出された可能性を選択した未来、それが運命。
そしてそれらを管理するのが、彼女らだった。
「君は自分の運命を知った時、どうするんだろうね」
蒼太はある日、不良に絡まれ困っていたところを、妙な格好をした女性
に助けられる。
女性は青子と名乗り、不可思議な言葉を残して去って行った。
翌日、青子と再会した蒼太は古びた廃ビルに連れていかれ……。
日常を踏み外した時、蒼太は自身の運命と立ち向かうことになる。
現代を舞台にした、ファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-18 17:53:43
40408文字
会話率:45%
眠らない街――神宿(しんじゅく)区、傾舞伎(かぶき)町。
賑やかな往来の続く通りを外れると、そこには誰の目にも映らない一本の路地。そして暗い道の脇には、一件の廃ビルが聳え立つ。
その外見とは裏腹に、屋内に広大な大地を、街を、形成する三
階層の建物――〝不夜城〟。
不穏な建造物がそびえた路地へと人ならざる者の気配を背に飛び込んだ少女――橘神結。そんな彼女を救ったのは、自称忍者の藤林ココロと、ヤサグレ王子な灰沢トランだった。
神結は現在形で進行する不思議な事象に惑っていた――それは記憶の消失。
トランは言う。「それは魔法の仕業だ……」と。
同じ頃、〝不夜城〟の二階層、背徳の街で古売屋を商う女主人、悪津ユエニは、旧知の老人から『探し物』の依頼を受ける。
自身の記憶と、探し物。別々のものを求める神結とユエニは近づき、ココロとトランは波紋に呑まれていく。それはやがて〝不夜城〟の『人』と『人ならざる者』たちをも巻き込んでいき……。
一階層――永遠の白が舞う〝灰の街《アッシュトレイ》〟。
二階層――悪徳の栄え、〝勝者生存の街《キスアンドクライ》〟。
そして第三階層――三つの巨大な勢力が権勢を誇る、〝私的楽園《プライベート・アヴァロン》〟
〝不夜城〟内を駆けるそれぞれの思惑。人と人外と〝魔導〟が織りなす群像劇は、いま巡り始める。
毎週、土曜日。20時更新予定です。良かったら読んでやって下さい♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 20:00:00
132673文字
会話率:24%
女子高生の未来(みく)が部屋に戻ると、スマホには別れを告げた恋人の聖貴(きよたか)からのメールが届いていた。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2015-06-29 10:54:36
5011文字
会話率:15%
世界には少しだけ不思議が多い。
【虚空の声】全6話。
稀代の錬金術師『棚町輝和』の死の謎を追う。
【魂の価値】全6話
女子高生『中多美帆』の見る奇妙な夢と現実の物語。
【魔王】全5話
別人になってしまった友人『岩明均』と『綾辻亮司』
の対立。
【悪意の図書館】
家政婦『桜井詞』が新たな職場で見つけた奇妙な『扉』の正体とは?
【万象の龍】全5話
『竜神天帝』を名乗る少女と、不幸な少年『七咲英悟』の邂逅。
【地獄期間】全5話
殺人鬼と殺し屋が廃ビルで幸福を語る。
以上全6編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-23 20:35:00
101224文字
会話率:34%
廃ビルの屋上で『此処』ではない『何処か』を夢見た少女と、一匹の黒猫との出逢いから、物語は急速に進んで行く・・・。え、待って。確かに何処かに行きたいとか思ってましたけど!ちょっと現実逃避してただけなんですが!!え?異世界だって?見たら分かるわ
!!【これは異世界召喚の話?と聞かれたらちょっと首を傾けてしまう剣と魔法と獣人達(稀に人間)が織り成す異世界ファンタジー◆ただし主人公にご大層なお役目とかありません。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-28 01:13:05
5777文字
会話率:34%
今春から高校生となる塚田竜也。
彼の趣味はエアガン、モデルガン収集、戦争についての情報収集。
軍艦、自衛隊...いわゆるミリタリーオタクである。
ある日友人の野村友哉にいいバイトがあると言われ、向かった先はかつて
小学生のころ幽霊ビルと呼ば
れていた廃ビルだった。
アルバイトの内容は旅行。
彼らはそこで謎の銀髪の少女と出会う。
そしてその旅行先とは、剣と魔法の世界、異世界だった。
ファンタジーぶち壊し小説です。温かく見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-01 15:20:37
11594文字
会話率:47%
廃ビルに向かいそこ以外に居る事の理由が無くなってしまった、彼の選択。
キーワード:
最終更新:2015-03-30 04:57:42
4522文字
会話率:0%
廃ビルの地下で目を覚ました男、熱帯雨林で目を覚ました少女。
それぞれ別の場所を彷徨う二人に、唐突に訪れる危機と試練。
一体此処は何処なのか? 此処は自分に何を求めているのか?
全てを悟った時、二人は共に其処に居る意味を知る……
最終更新:2015-01-12 16:09:40
8703文字
会話率:9%
生きることに疲れたわたしはとある廃ビルの屋上へ来ていた。
かつて、人が投身自殺をしたというビル。
世間からは忘れられたその事件をなぞるように、わたしはその場所に立っている。
最終更新:2014-11-12 18:00:00
5737文字
会話率:44%