迫害された異端の魔人、その名も「白エルフ」。
自然と共に生き自由に暮らす彼らは、他の誰よりも陽気で思慮深く、あけすけで純粋でそして思い詰めやすい性格をしている。
そんな彼らの文化は非常に希少で、初めて彼らを観る者にとってはその風俗はとて
も風変わりに思えることだろう。
そんな白エルフたちが住む白の大陸に、「チタナムラ」という村があった。
彼は時々、攫い屋や、村の焼き討ちなどと言う災難に遭いながらも、不幸にめげず懸命に生きている。そんな彼らの悲喜こもごもな人間模様を本稿では描く。
是非とも彼らの人間味を堪能してほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 03:33:51
2740文字
会話率:14%
「人攫い屋」の「岬」は非合法組織「村」から派遣された女
「穢胡麻(えごま)」から指定された時間と手順で
「柴崎」を拉致する依頼を受ける。
依頼の実行にあたって穢胡麻が伝えた絶対順守事項は一つ。
「柴崎の指に傷つけてはならない。」
物語は
、拉致した柴崎を乗せた車輌が狙撃されたところから、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 15:38:25
156015文字
会話率:14%
眠らない街――神宿(しんじゅく)区、傾舞伎(かぶき)町。
賑やかな往来の続く通りを外れると、そこには誰の目にも映らない一本の路地。そして暗い道の脇には、一件の廃ビルが聳え立つ。
その外見とは裏腹に、屋内に広大な大地を、街を、形成する三
階層の建物――〝不夜城〟。
不穏な建造物がそびえた路地へと人ならざる者の気配を背に飛び込んだ少女――橘神結。そんな彼女を救ったのは、自称忍者の藤林ココロと、ヤサグレ王子な灰沢トランだった。
神結は現在形で進行する不思議な事象に惑っていた――それは記憶の消失。
トランは言う。「それは魔法の仕業だ……」と。
同じ頃、〝不夜城〟の二階層、背徳の街で古売屋を商う女主人、悪津ユエニは、旧知の老人から『探し物』の依頼を受ける。
自身の記憶と、探し物。別々のものを求める神結とユエニは近づき、ココロとトランは波紋に呑まれていく。それはやがて〝不夜城〟の『人』と『人ならざる者』たちをも巻き込んでいき……。
一階層――永遠の白が舞う〝灰の街《アッシュトレイ》〟。
二階層――悪徳の栄え、〝勝者生存の街《キスアンドクライ》〟。
そして第三階層――三つの巨大な勢力が権勢を誇る、〝私的楽園《プライベート・アヴァロン》〟
〝不夜城〟内を駆けるそれぞれの思惑。人と人外と〝魔導〟が織りなす群像劇は、いま巡り始める。
毎週、土曜日。20時更新予定です。良かったら読んでやって下さい♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 20:00:00
132673文字
会話率:24%
攫い屋は夜の闇に紛れ、音も無く獲物の人間を狩る。
その姿はまさに梟だ。
高校2年生の深山木葉。こいつもまた攫い屋だ。
ある日を境に、木葉の日常は変わっていく・・・
最終更新:2011-02-27 17:48:34
3992文字
会話率:37%
初投稿です。物語のさわりの部分だけです。続きは気が向いたら書きます。
謎の仕事「攫い屋」の木葉は、高校2年生。冷静だけど、ちょっと自信過剰な男の子が大きな流れに巻き込まれて・・・的な感じ
※非常に短いです
最終更新:2011-02-26 04:11:00
1452文字
会話率:32%