ある時までの記憶を失った少年・阿曽。
彼は突然現れた少女に殺されかける。―――『鬼』である。そんな身に覚えのない理由で。
逃げきれないと諦めかけた時、阿曽を助けてくれた青年がいた。
彼は、『鬼』の証左である紅い瞳を持っていた。
中つ国と呼
ばれる地上世界、更に高天原、黄泉の国を舞台に、阿曽と仲間たちの冒険が始まる。
鬼の名を持つ温羅、地祇である八岐大蛇。そして、天津神である須佐男。
頼もしく温かな彼らと共に、堕鬼人を巡る謎と阿曽自身の謎へと迫っていく。
日本神話の登場人物たちと出逢いながら、阿曽は真っ直ぐに己の運命と対峙する!
※カクヨム掲載作品。自主企画から生まれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:30:00
65410文字
会話率:54%
病気により命を落とした女子高生、黒野心。自分の愛する乙女ゲームのやられ役悪役令嬢マルニに転生したが、主人公であるヒロイン、ソルスが大好きな彼女はソルスをいじめる悪役令嬢になんかなりたくないと奮起した結果…!?
最終更新:2025-05-21 15:39:04
193382文字
会話率:33%
日本の何処かに在る町、沖牟中市。この町では日本でも数少ない炭坑と路面電車が現役で走る、未だに石炭による蒸気機関が電気や石油といったエネルギーと共存する不思議な町であった。この町の学園の新入生である女学生、櫻井姫華は、入学式の日に、同じ新入生
の美しい人を見かける。そして、その美人……三池玉姫と出会ったその日から、姫華は今まで知らなかった、この町の裏側に潜む者達との日々に巻き込まれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 11:36:03
24457文字
会話率:32%
【死を恋う神に花束を 白百合を携える純黒なる死の天使】をスマホ向けに修正した作品です。大幅な加筆修正も加えており、少し違った作品となっております。
兵士の罪を、背負うことを定められた青年カイム。そして、最強の幼き人外である、無性別のヘルレ
イア。愛なき契りを求められ、思惑で結ばれる二人は、本当の愛を見つけられるのか。
兵士達をまとめる最高主権者、カイム・ノヴェクは、純黒の軍服まとい白百合を携える。その姿の彼を、誰もが天使と呼んだ。
死の具現、ヨルムンガンド・ヘルレイア。神話の大蛇を号して、世界最強の力を誇り、人界に災厄をもたらす死の神。
だが、この二人は生と死を違えた。
守るために殺め続ける人間。
過去の愛に不殺を誓う死神。
気紛れな糸に引き合わされた二人が、戦いの末に下す、決断とは――。
世界へ災いを喚ぶ、双生児ヨルムンガンド。人間が認知しうる究極の美を誇り、黒い髪に白い肌、その瞳は青く蛍火のように灯る。双生児は人間と愛を交わすが為に美を具えた。自身は性を持たず、番として交わった人間と、相反する性別へと自在に変化する。性別を得て幼蛇は大人になり、番となった人間の地位に寄生し、己の巣として支配下に置くのだった。そして、双生児はただ互いを殺し合う為に存在する。双子は社会に死と苦痛を蔓延させ、紛争を裏から手引きし、終わりのない災禍を招くのだった。
ヨルムンガンド・ヘルレイア――ヘルレア
王であるヘルレアは、十代半ばを迎えており、既に死期も間近に迫る。世界蛇は、番を持たなければ、十代半ばまでしか命がない。そんなおり、民間軍事会社〈ステルスハウンド〉の代表カイム・ノヴェクが、ヘルレアの番として名乗りを上げる。ヘルレアと交渉した彼なのだが、その風貌で突っぱねられてしまうのだった。番の話しは破談。だが、些細なきっかけでヘルレアと再開。今度は、舞い込んできた紛争で、双方の思惑が一致し、共闘することに。カイムの兵士は、自らを猟犬と呼んだ。猟犬の一人ジェイドは、雪深い東占領区へと、ヘルレアと協力して潜入していくのだが、猟犬達と王は仇敵。猟犬はヘルレアへ憎しみを抱いている。ただ主人であるカイムの言葉を胸にして、王と歩む道を選んだだけにしかすぎない。
王と猟犬。
相容れない二者は、苦難の道行きに希望を見い出せるのか。双生児、その相対する二王の壮絶な戦いが始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 16:38:25
584863文字
会話率:42%
11歳の誕生日、アシルは未来の記憶を思い出した。
分家の生まれだが光魔法の最上位『天光』の才能をその身に秘めるアシル。だが、未来での彼は本家に売られ、『光の楔』を心臓に打たれて自由と意思を、才能を支配されてしまう。
本家の暗殺者とし
て使い潰された挙げ句、最後は命じられるままに自害して死んだ……はずだった。
だが今、過去へ戻ったアシルは決意する。
「これは復讐でもなければ報復でもない。未来の僕を縛ったお前達への――逆襲だ」
彼の前に立ち塞がるのは巨大な権力を持つ皇族、九頭大蛇【ヒュドラ】と称される九大公爵家。
世界を敵に回しても、今世は己の意思を貫き通す。
かくして、覚醒を果たした少年アシルの快進撃と逆襲がここに始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:24:52
65386文字
会話率:32%
古の神蛇「八岐大蛇」の伝承が残る辺境の地・神蛇村。そこでは五年に一度、新月の夜に生まれた女児を“生贄”として祠に捧げる儀式が今もなお続いていた。だが、ある年の儀式で現れたのは八岐大蛇ではなく、異形の黒龍であった。黒龍は村の掟を嘲笑い、二人の
赤子を攫い、自らの眷属として育て始める。
黒龍の血と魔力に適応した赤子たちは急速に成長し、人の姿を保ちながらも“龍の花嫁”として変貌していく。やがて彼女たちは他村へと潜入し、龍信仰を乗っ取るべく暗躍する。「調和」と「混沌」の二大勢力が衝突するなか、黒龍の巫女として覚醒した少女は、世界を蝕む“災厄の胎”となっていく。
すべては、かつて廃れた黒龍信仰を復活させ、支配の胎動を再び世界へと広げるため。
黒龍の眷属が生まれ、そして世界の均衡が崩れ始める——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 16:07:28
35703文字
会話率:34%
新解釈十二支物語。
目が覚めた時、どういう訳か、寂しいような、嬉しいような、そんな感情が体の中を吹き抜けていった気がした。八岐大蛇であるはずのこの身に、心、というものなど、存在しないはずなのに。
今宵、年明けとともに、蛇は辰から十二
支の仕事を引き継ぐ。
他サイト…pixiv、エブリスタでも読めます。
2013年に他サイトにあげていたものを、サイト閉鎖に伴い再編成したものを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 22:24:00
7999文字
会話率:35%
ベルナルド家の令嬢、アリッサは馬車で移動中、盗賊に襲われ記憶を失い森の中をさまよっていた。
森を支配している魔法使いのレン・ウォーカーに救われふたりは生活を共にする。
しかしある日アリッサが重い病にかかってしまう。
彼女を救う方法は大蛇の生
き血を飲むこと。
だがそれと引き換えにレンは「大事なもの」を失うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 20:23:33
452484文字
会話率:27%
「……これが恋というものか」
絶大な力と美貌を持つ大蛇の君の初恋は、忌み子として虐げられていた少女、硯(すずり)だった。
まだ、人々が神々とあやかしに近く生きていた時代。
村にはひとり、まもり神がいた世界。
硯は双子の姉として
生まれたばかりに、忌み子とされて不遇な日々を送っていた。
対照的に、双子の妹の清(さやか)は、村の跡継ぎとして自由気ままに振る舞い、硯を見下していた。
清は、二年前に新しく現れたまもり神と婚約をしたことで、更に硯を見下すようになった。
そんなある日、硯は傷ついている小さな白い蛇を拾い、怪我を治して看病する。
蛇は、新しいまもり神の命令で忌むものとされ、村人たちはふれることも嫌がる。
しかし、おなじく忌むものとされている硯には、傷ついている蛇は放っておけなかった。
その蛇――紅瞳(べにひとみ)が、絶大な力と美貌を持つ、帝の義兄にあたる「大蛇の君」であるとも知らずに。
そして、これまで恋を知らなかった紅瞳が、硯にひと目で惚れていたことも。
紅瞳を助け、紅瞳に愛されたことが、硯のしあわせのすべてのはじまりになるとも知らずに――。
※「ノベマ!」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 21:00:00
30164文字
会話率:37%
母親が亡くなって8年と言う月日が流れた。≪朝霧家≫の娘・麗奈。彼女は夜には怨霊退治、昼は学生として過ごす。
厳しくも母が亡くなった事で仕事以外の会話をしなくなった父の誠一、時々家に遊びに来る祖父の武彦、浄化師であり部下でもあり兄にも近い
存在の裕二。
母が亡くなってからも支えられてきて、迎えるのは高校の卒業式。
その日を境に彼女達の状況が一変する。
式が終わった時に感じた気から厄災として封印されていた大蛇の復活。それに親友のゆきが巻き込まれる。
麗奈は大蛇を封印と言う形ではなく完全に排除し満身創痍の中で彼女達2人は異世界へと転移してしまった。
「ここはラーグルング国の王の間だよ。お姉さん達、何処から来てどうやって入ったの?」
その中で助けてくれたのは最年少の騎士、リーグ。
魔法と剣の世界で陰陽師としてその力を使い、保護してくれた国で暮らしていく。自分に大事な物が見付かっていく中で、彼女達の選択した道は――。
※最新話投稿しながら、序盤の方を改訂していきます。
☆印:改訂済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 23:47:11
1929989文字
会話率:41%
異世界に転生した少女ユリネは、チート級のステータスを手に入れて、女神の頼みである蛇神の魂を解放します。
この蛇神の魂の一部と一体化した魔剣が大蛇へと姿を変え、この大蛇と共に少女は旅に出ます。
最終更新:2025-04-11 20:33:18
25094文字
会話率:43%
僕は新木勇人18歳。
現在実家暮らしのフリーター。
趣味はこれと言ってない。
ごく普通の日常。
繰り返しの毎日。
不満はないが満足もしない人生。
そんな僕が突然の成り行きのようなもので神様になることになった。
最終更新:2025-02-06 02:30:51
122402文字
会話率:86%
転生したら、大蛇となって洞窟でも生まれてました。これからどうするの?主人公ちゃん!
最終更新:2025-02-02 07:15:47
44270文字
会話率:28%
この地域は七年に一度上流にある沼に棲む大蛇が暴れることになり、大きな水害に見舞われる。それを鎮めるためには娘を一人、大蛇の生け贄に差し出さねばならない。
今までは事故や病気で親を亡くした娘が選ばれてきたが、今回は適当な者がいなかった。
そんな中、この地域の治める豪族の娘榛名姫が自ら生け贄に名乗り出たのである。
と言うことになってはいるが、実は豪族の当主とその後妻、そして、その子どもたちが先妻の娘である榛名姫を疎んじて、自ら名乗り出たことにして、生け贄に決めたということはこの地域の者たちであれば誰もが知る公然の秘密であった。
それを知るこの地の民たちは姫を待つであろう過酷な運命を思い、憐れんだ。
しかし、榛名姫は単なる悲劇のヒロインになるつもりは全くなかったのである。
ありま氷炎様主催「第十回春節企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 00:00:00
2428文字
会話率:37%
八岐大蛇(やまたのおろち)信仰と製鉄・鍛冶の里『八畑村(やはたむら)』では八つの家が管理するたたら場で神代より鉄を鍛え続けてきた。その八家(はちけ)には神器と神通力が伝承され長きに渡りこの地を妖(あやかし)から守り続けている。
そんな
八畑村に事件が起きる。なんと八家筆頭当主が病に倒れ幼い一人娘が家督を譲り受けることとなった。その娘『八早月(やよい)』は当時わずか八歳、しかし周囲の不安と心配を意に介さず、彼女は歴代最高の巫(かんなぎ)と称された。
それから四年、十二歳の少女となった八早月は村の分校を卒業し街にある中学校へと入学した。初めて村を出た八早月は、今までと異なる生活環境に触れ様々な経験をすることになる。それは初めての出会い、友情、出来事、そして初めての――
この物語は、稀有な幼少期を過ごした少女による初めてづくしの体験談―― そんな彼女を取り巻く人々や環境、学園や社会生活における時の移ろいをそっと覗いてみてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 05:00:00
991948文字
会話率:33%
日本のどこか、おそらく本州の北側に『八岐大蛇』を信仰する限界集落『八畑村』があるという。その村には妖と戦い一族を率いる少女がいた。少女は成長しながら結婚や出産も経験し、やがて大人の女性となっていった。
少女だった頃はいつも一緒で、多く
の時間を共に過ごしてきた友人知人たちとの関係性も昔のままではなく、皆それぞれが大人として社会の中で生きている。それはごく当たり前で自然なことである。
そんな生活がウン十数年続いていたある日、大分歳を召したかつての少女たちが再開する機会がやって来た。連絡を取り合ううちに気の許せる関係であることに変わりはないと感じた少女たちは、過去を思い出し振り返りながら一堂に会することを楽しみに準備を進める。
これは少女たちがたどり着く一つの可能性、『もしも』の物語。
※『限界集落で暮らす女子中学生のお仕事はどうやらあやかし退治らしいのです』外伝となります。本編の登場人物や出来事を振り返る内容だとご承知おきください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 00:00:00
10858文字
会話率:65%
旅人である主人公が干上がりかけた泉にたどり着くと、ひとりの少女に出会う。彼女は不安定な崖の上で糸を垂らして釣りのまねごとをしている。旅人の忠告を聞かずにいた彼女は大蛇に飲み込まれそうになったが、旅人がその正体を看破。大蛇は泉の精霊であり、僅
かな水を求めて土で大蛇を象り、道行く人を襲おうとしていた。そこで旅人は自分の持っていた瓶に彼女を入れ、水の豊富な場所にもっていき、旅をつづけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 22:48:27
25755文字
会話率:63%
〈一言で紹介〉
神隠しに遭った男が異世界の江戸時代風な日本で妖狩りになる話
〈詳しい紹介〉
高校生の鴉羽 修斗(からすば しゅうと)はある日、帰り道によく見掛ける不気味な『神社のない鳥居』に吸い込まれ、気付いた時には見知らぬ森の中に居た。
そこで沙羅神 夜波(さらがみ よるは)という巫女と出会った先にあったのは江戸時代の日本を連想させる街並みと服装で暮らす人々だった。
そして、修斗は夜波の話からこの世界がその昔に日本の大陸が分裂した『もう一つの日本』であり、『神隠し』にあった者達が迷い込む異世界であること、さらに、この世界には大蛇や大蜘蛛、かまいたちなど人を襲って殺戮の限りを尽くす『妖(あやかし)』が存在することを知ると同時に、夜波の妹―月華(げっか)を助けたことで、この都での『沙羅神家』の複雑な立場を知ることになる。
そんな中、成り行きでその『妖』から人々を守る侍や忍者の居る『妖狩り』という組織へ入隊することになったシュウト。
そこで入隊試験へと挑むことになるものの、この世界に住む人間の体には『妖』が宿っており、『妖狩り』はその『妖』から力を借りて『妖刀』と呼ばれる武器を顕現することが入学試験の条件だったのだがー
「―ちょっと待て。刀じゃなくて、鴉(カラス)が出てきたんだが?」
他の試験者達が『妖刀』を顕現させる中、何故かシュウトが顕現したのは武器ではなく、どういうわけかただの鴉が現れたのだ。
突然のことに焦る修斗だったが、そんな彼の耳に大きな鐘の音が響く。
それは、里に『妖』が迫ることを知らせる合図であり、かくして一般人だった修斗の『妖狩り』としての生活が始まるのだった―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 11:45:21
33283文字
会話率:62%
探偵の凸守の元に依頼人、小鳥遊小鳥がやって来る。依頼内容は彼女の婚約者である「佐藤一郎」を探すこと。当初は単なる人探しだと思っていたが、佐藤は眷属を変化させられる特異体質であることが判明する。そしてそれは「神威」という特殊な眷属だった。その
ことを知った凸守は激しく動揺する。実は六年前に亡くなった凸守の妻から、「もしも『神威』の眷属を持つ人間に出会ったら殺してほしいの」と言われていたからだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:18:08
114445文字
会話率:37%
魔女の指輪を使い少女は殺された母親の復讐のため大蛇を殺す
最終更新:2024-12-01 14:00:00
660文字
会話率:0%
邪馬台国は四国・徳島だった……そんな仮説で開催された「卑弥呼コンテスト」にて、決勝に残っていた美少女三姉妹に雷が直撃。目を覚ました三人には、弥生時代から『転魂』してきたヒミコ達の意識が宿っていた――。
同じく弥生時代から転移してきた『獣
に取り憑く邪鬼』や『流体金属(水銀)の体を持つ不定形の大蛇』等の魑魅魍魎、『太陽を操る』能力を持つ三姉妹、さらに幼なじみの大和武流が繰り広げる冒険と戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:53:28
37839文字
会話率:31%
記憶喪失の楓が目を覚ましたのは血みどろの古民家。助けてくれた紫乃と名乗る美しい稲穂色の髪をした美貌の神様は、4tトラックで悪の呪詛師を丹念に跳ね飛ばし、爆発炎上する古民家を脱出した。
楓が関係を尋ねると、物騒な神様・紫乃は答える。
「俺と
楓は夫婦の運命だから、一応」
「夫婦!? 運命!?」
楓は転生の度に結婚する、運命の巫女で妻だという。
今回の転生でも、楓が18歳になるまで親代わりとして育ててきたのだとか。
地産地消の紫の上。
「でも今回は記憶喪失にもなったし、これからは楓の好きな関係にあわせるよ」
紫乃はおおらかにそう言うけれど。
身に覚えのない溺愛をかましてくる古き神の執着は、どう考えても手放す気はなさそうで。
楓は紫乃との関係を一から模索しながら故郷の福岡にて、巫女として仕事復帰し、あやかしたちの持ち込む困りごとを解決していく。
はやかけんビームで大蛇山と対決したり、佐賀の温泉に拉致られたりと賑やかな日々を過ごす彼女の元に、紫乃を奪われまいと嫉妬する女神がやってきて……?
◇◇◇
・フィクション福岡ファンタジーです
・これでもかと福岡ご当地物です
・はやかけんからビームが出ます
・あやかしが大量に出ます
・『あやかし移住就職サービス』のリメイクです。
キャラ名や立ち位置が似ているキャラもいますが、世界線は別です。
・ハッピーエンド保証
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 12:00:00
140934文字
会話率:53%