「王女を守るのが私の生きる価値だ」
麗しき銀髪の騎士アトレーユは、命を賭してロヴァンス王国の王女キャルメを守っていた。誰もが見惚れる美貌の青年騎士――しかしその真の姿はティアンナという一人の女性であった。彼女は男装の騎士としてキャルメ王
女とともに、隣国ラーデルスへと向かう。
王女の婚約者候補であるノルアード王太子と、彼を守る騎士団長ラスティグとの出会い。複雑に絡み合うラーデルスの王位争いに、アトレーユとキャルメは巻き込まれていく。
女性であることを隠しながら、騎士として王女を守り続けるアトレーユ。そして彼女に絶大な信頼を寄せるキャルメ王女。二人の親密な様子は、ノルアードとラスティグの目にはまるで恋人同士のように映って……
男装騎士がヒロインの硬派な騎士物語です。アクション好きな作者がガチで書いているので、戦闘シーンが多め。甘さ控えめですが、アクションや陰謀ものが好きな人は刺さるかも。どうぞ薔薇騎士物語の世界をお楽しみください。
※地道に自作の挿絵を挿入していってます(不要な方は非表示でお願いします)
※小説・挿絵のどちらについても無断転載は禁止いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:10:00
712377文字
会話率:30%
王太子の婚約者候補なんて、まっぴらごめんなのに、今の王太子は、いわゆる三代目。
外国との政略結婚の一代目、国内での政略結婚の二代目、に続き、王室に活力を与えるため新しい血を入れる、という理由で、下剋上あり、実力重視が三代目の王妃だ。
候補から外れようと能力を偽っていたマリアベルだが、どうやら王太子の侍従の伯爵令息にばれてしまったようで…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 07:00:02
7473文字
会話率:40%
宮廷の夜会で婚約者候補から外されたアルフェニア。不勉強で怠惰な第三王子のジークフリードの冷たい言葉にも彼女は微動だにせず、冷静に反論を展開する。
最終更新:2024-12-20 08:04:35
7795文字
会話率:33%
母親と旅をしていたニナは精霊の愛し子だということが知られ、精霊教会に捕まってしまった。
母親を人質にされ、この国にとどまることを国王に強要される。仕方なく侯爵家の養女ニネットとなったが、精霊の愛し子だとは知らない義母と義妹、そして婚約者の第
三王子カミーユには愛人の子だと思われて嫌われていた。
だが、ニネットに虐げられたと嘘をついた義妹のおかげで婚約は解消される。
それでも精霊の愛し子を利用したい国王はニネットに新しい婚約者候補を用意した。
そこで出会ったのは、ニネットの本当の姿が見える公爵令息ルシアンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 17:00:00
143044文字
会話率:34%
没落貴族の娘として男爵候補マークに仕えたサリア。
彼が彼女を婚約者候補に選んだのは、財産目当ての利用目的だけ。
「可愛げがない」「容姿しか取り柄がない」と侮辱される日々。
しかし彼は知らなかった。
彼女が王太子の婚約者であり、マーク男爵候
補を調査するため忍び込んでいる間者だということを──。
婚約破棄を言い渡された夜会の場、私は微笑みながら真実を暴く。
そして、傍らに控える使用人──王太子レオポルド様が立ち上がる!
「これにより、マーク・ランデルスの爵位授与は取り消される」
婚約破棄の裏に隠された王家の真の狙いと、悪行を暴かれる男爵候補の末路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 20:01:28
13091文字
会話率:36%
日本一の財閥、当主の一人娘如月花乃
過去にトラウマがあり、控えめに暮らしている
ところが花乃が16歳になったある日
父親から、七人の婚約者候補を紹介される・・・
この七人から結婚相手を決めろと言われて、、、!!
最終更新:2024-12-01 19:23:33
2135文字
会話率:56%
義母や異母妹に虐げられて暮らす引きこもり令嬢のソフィアは、日々母親の形見の本を手に薬作りに勤しんでいた。
そんなある日、いつものように目覚めたら稀代の悪女と名高い公爵令嬢、ヴァイオレット・エルフォードになっていた。
「殿下の婚約者に無
体を働くなど、馬鹿な真似を」
そう言ってソフィアに厳しい眼差しを向けるのは、美しい騎士のクロードだった。
ヴァイオレットの婚約者候補だという彼は、ヴァイオレットを心から嫌っているようで。
「投獄されてしまったけれど、どうしよう…」と途方に暮れつつも、食事は三食もらえるし、勉強もさせてもらえて、自分を嫌っているクロードは毎日美味しいお菓子を持ってきてくれる。
「ここが牢獄……!?」と牢獄生活を満喫するソフィアだが、生家であるオルコット伯爵家はとんでもないことになっているようで――。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 19:00:00
310245文字
会話率:40%
私、ミレア・ウィンディアには、はっきりとした前世の記憶がある。
それでも私はミレア・ウィンディア。ウィンディア伯爵家の一人娘。異質であろう前世の記憶は口に出さず、他より少し賢い少女として貴族として生きていくつもりだった、が……。
この
婚約者候補の美少年、ケイン・ワーグナー?! 『残アモ』の?! ここって少女漫画の『残響なるアモネリス』の世界なの?! もしかして私って、主人公の邪魔してヒーローであるケインに仕返しされる、あのミレア?!!!
「天啓を受けました! 私は国へこの身を捧げるべきなのです! ですので、婚約は、無理です!!」
冗談じゃない、婚約なんてしない、まずは家の没落をふせがなきゃ!!
「……ミレア」
「はい!」
「教会へ行きましょう」
「はい?」
そうして連れていかれた教会で、謎のテストを受けることになり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 01:39:41
11640文字
会話率:57%
舞台は異世界。
何となく英国のヴィクトリア時代を思わせる世界です。
『ギルティなギルロッテ様』と噂されるシャルロッテ・ヒューバート伯爵令嬢と同い歳幼馴染のメイドのリアーナが、シャルロッテの婚約者候補の『母の胎内に感情を置き忘れてきた男』と噂
されるルーベルト・カッシーナ公爵令息とその友人であるエドワード・ミンツ子爵令息と出会い、どのようにレ恋愛していくか……。
ちょこっとだけミステリー風。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 16:34:26
68474文字
会話率:38%
幼い頃、実の両親を亡くしたミリー・アレルダリスには、血の繋がらない侯爵と子爵の兄がいる。どちらの兄も優しいけれど、当主であるアレルダリス侯爵である兄には少し困っている。自分で探しておきながら、ミリーの婚約者候補をあれが悪いこれが悪いと、初顔
合わせ寸前で全て遮断するのである。自分にも伯爵令嬢の婚約者がいるが、ミリーが幸せになるのが先だと一向に結婚しようとしない。
ミリーは、侯爵の兄と彼の婚約者のためにも、子爵の兄と侯爵家を出ようと決意するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:22:29
6253文字
会話率:44%
ノイバード王国は神獣によって守護された初代国王が興したとされている。この国に生まれるものは全てその恩恵を受けているといわれ、特に祝福されているのが『番』という『唯一無二』の存在と『縁』を結ぶことで『聖力』の多い子供が生まれるとされている。
そしてそれによって国が繁栄していくといわれ、何よりも優先事項とされていた。
とはいえ、国の運営は『政治』だ。いくら『番の恩恵』とはいえそれに振り回されては国を統治することもできない。
そこで『番』よりも『政略』を優先するように特殊な『番システム』が構築された。
『番システム』は王家の男子の『政略相手』である『婚約者候補』を優先的に選出した後、『番認識阻害』魔法を掛けられるというのが「番システム」なのだ。
そんな中、現王太子の筆頭婚約者候補であるフローリアの目の前に『番』が現れた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 11:11:05
9769文字
会話率:24%
王家の駒として育てられた公爵令嬢が、日本人だった前世を思い出し、スタコラサッサと逃亡しただけのお話です。終始、主人公のひとり問答で進み、ヤマもオチもない平坦な話です。
主人公は社畜で過労死して転生し、今世も扱いが悪いです。苦手な方は回れ右を
お願いいたします。
m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 18:47:21
11608文字
会話率:8%
歴史ある箏の川崎流本家に産まれた凪は、23歳にして次期家元として披露されている。
ある日、父である家元の指示で5歳上のバイオリンユーチューバーの東雲晃輝とお見合いすることになった。
愛の無い結婚を考える凪に、直弟子の山田優成は怒りを露わ
にし、それならばと自らも婚約者候補として名乗りを挙げる。
神々しく男性的で即物的な晃輝と、優しく中性的な容姿で品行方正の優成、凪が選ぶのは……?
演奏への熱い想いと深い恋情の入り混じった恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:32:24
113752文字
会話率:56%
ユリアーネは王太子の婚約者候補。人見知りの彼女は、妃教育の帰りに人気の無い回廊を歩いていた。するとユリアーネに呪いをかける計画が耳に入ってきた。そこには同じ婚約者候補のリリアンヌが魔術師から怪しげな石を受け取っていた。私、呪われてしまうの?
呪いを防ぐことはできるのか。 途中、話の都合上ヒロインとは別の恋愛ストーリーも入ります。相手の幸せを願う片思いから、想いが通じ合い幸せになる事を望む両思いを経て、女性として強さを身に付けていく。そんなコンセプトで書き進めました。(決してヒロインが猫を被っていた訳ではありません!)完結済みですので最終確認をして投稿していきます。全8話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:40:00
24401文字
会話率:32%
第二王子の臣籍降下が決まり、婿入り先の選定が始まった。婚約者候補となる令嬢たちとひとりずつ顔合わせをすることになった王子だが、個性的過ぎる令嬢ばかりで頭を抱える日々。最終的に彼が選んだのは…
最終更新:2024-10-24 19:25:27
16779文字
会話率:33%
《愛の魔女》リーテア・リーヴ。
彼女は人と人との間に《愛》を与える力を誇りに思って生活していた。
生まれの小国で王子とひと騒動あり、他国へ移り住むことを決意する。
引っ越し先は、大国オルガート。魔女の優遇制度で有名な国だった。
リーテアはオルガート国の魔女として登録をするため、城を訪れる。
そこで告げられたのは、優遇制度のうちの最重要項目だった。
それは、オルガート国の王子ディランのーーー婚約者候補の資格を得られること。
王子という存在にあまり関わりたくないリーテアは、なるべく目立たないように過ごすことを決める。
けれどそれは性格上、とても無理な話だった。
「俺はーーー君が、欲しい」
魔女を嫌悪しているはずのディランに気に入られたリーテアは、婚約者になることに決まってしまう。
それは、リーテアに利用価値があると判断されての婚約だった。
婚約者になるリーテアの目標は、まず他の魔女たちに認められること。
《愛の魔女》は役立たずだという認識を、変えること。
そして、本当の意味で愛を知らないリーテアの密かな願いはーーー愛を、知ること。
「ディラン殿下が、私に愛を教えてくれるんですか?」
「…それを、君が望むなら」
少しずつ歩み寄り、お互いに惹かれていく《愛の魔女》リーテアと、《魔女嫌いの王子》ディラン。
二人の言動は、やがて周囲を巻き込み、国を変えていく。
《愛の魔女》の隠される真実の力が目覚めたとき、リーテアとディランの関係は、どうなってしまうのか…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 19:15:09
272538文字
会話率:45%
三つの月を戴く蝶遊苑(ジョウユエン)国には〝香魔〟と呼ばれる隠された一族が存在する。
十歳で一族秘伝の香りと薬の製法を習得した華凛(カリン)は、正妃の侍女として皇帝の後宮に召し上げられ、第三皇子炯然(ケイゼン)の婚約者になる為の教育を受けて
いた。
ところが馬車の事故で父母が死亡。婚約者候補から外されたカリンは、憐れみと嫌がらせを受けつつ後宮から出る十八歳までの日々を指折り数えている。
ある日の夜、後宮の裏庭で出会った男、文官の流闇(ルーアン)から皇帝だけが持つ特別な解毒薬の匂いを感じ取り、静かな騒動へと巻き込まれていく。
――これは「抱き枕の侍女と意地悪な騎士」主人公メイの妹の物語。
■カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:00:00
113272文字
会話率:55%
ゴールディング伯爵の娘、エレノーラに求婚者が現れた。夜会に出席した翌日に、いきなり4人も。しかも4人ともがエレノーラのことを自分の番だと言う。男性からのみ自分の“番”がわかるものだけれど、“番”というのは4人もいませんよね?“番”というぐら
いですから、1人だけですよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 23:16:47
9356文字
会話率:38%
ルビーノ公爵令嬢ローゼリアは、死に瀕していた。親友であり星獣の契約者であるアンジェラをバルコニーから突き落としたとして断罪され、その場から逃げ去って馬車に轢かれてしまったのだ。
瀕死のローゼリアを見舞ったアンジェラは、笑っていた。「ごめ
んね、ローズ。私、ずっとあなたが嫌いだったのよ」「あなたがみんなに嫌われるよう、私が仕向けたの。さようならローズ」
そうしてローゼリアは絶望と後悔のうちに人生を終えた――はずだったが。気づけば、ローゼリアは二年生になったばかりの頃に回帰していた。
今回の人生はアンジェラにやられっぱなしになどしない、必ず彼女の悪行を暴いてみせると心に誓うローゼリア。アンジェラをこまめに悔しがらせつつ、前回の生の反省をいかして言動を改めたところ、周囲の見る目も変わってきて……?
婚約者候補リアムの協力を得ながら、徐々にアンジェラを追い詰めていくローゼリア。彼女は復讐を果たすことはできるのか。
※出だしは暗いですがコメディ寄りです。残虐・凄惨なざまぁはありません
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 21:53:57
101799文字
会話率:36%
「ルイ元殿下の婿入り先は、オリアーヌに譲ろうと思うのよ」
場所はリュクサンドル王城内、王妃の為にと手入れされた庭園にあるガゼボにて。
四人の令嬢達がお茶の席に着く中、ガブリエル・シャンボール公爵令嬢がそう口を開いた。
転生悪役令嬢(思い込
み)によって起きた騒動前後のお話です。
『ざまぁ』はなく、自業自得か因果応報ならあります。
恋愛要素は皆無に等しく、王太子様の存在が不透明度1%程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 19:30:00
17974文字
会話率:18%