中華平原に名を馳せる強国・禍国
十八年前、《覇王》の宿星を持って生まれた皇子・戰は、
柔和な物腰で謀略渦巻く帝室を生き抜いてきた
――同じ時、“ある稀有な才”を持ちながらも戸籍を持たぬ故に人扱いされず書庫に
引き篭もる少年・真は突如、皇帝
より大任を命じられる
即ち、皇子・戰の番犬として身を尽くし、彼の初陣を勝利で飾る事
昼行灯の皇子と、地位無き少年が出会う時
世を統べる王を目指す戦いが幕を開ける
幾多の試練にも決して怯まず、中華平原を真は駆ける
覇王の狗(いぬ)として
戦乱の平原を駆ける中華ファンタジー、堂々開幕!
※ 第五回ネット小説大賞受賞作 ※
書籍版タイトルは、【 皇華走狗伝 星無き少年と宿命の覇王 (宝島社文庫様) 】となります
書籍発売にあわせて、タイトルを改題、あらすじ、作者名も変更いたしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 10:00:00
2958261文字
会話率:32%
17歳の真は、宰相にして兵部尚書・優の側妾腹の少年だ
この歳で既に世捨て人のような飄々とした雰囲気のある、と云えば聞こえは良いが、有態に云えば『うだつの上がらぬ朴人(ぼくと)』と揶揄されるばかりの、ひょろひょろとした情けない成りの少年だった
しかし彼は全く構わず、何時の間にか住まいにしてしまった書庫に籠城よろしくこもる日々を送っていた
そんなある日、父に命じられ嫌々ながらに皇帝に謁見した真は、居丈高に命じられる
此度、初陣となる息子・戰(せん)の目付となり祭国に向かえ、と
礼節にのっとって無言を貫いている様にみせながら、その実やれやれ、と嘆息しつつ少年は理解する
ふむ、良いところ番犬(いぬ)だな――
しかしいざ顔をあわせてみた皇子・戰は、どうやら真が想像していた『皇子様像』とはかけ離れた御仁のようで……?
さて、この二人
皇子・戰と真は、果たして無事に初陣を勝利で飾ることが出来るのか?
※ この物語は、覇王の走狗(いぬ)の前日譚にあたります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-05 10:00:00
19668文字
会話率:35%
3年前に急逝した幼馴染の衛介。墓参りに訪れた女子高生の姫乃が衛介を忍んで泣いていると、あら不思議。異世界に来てしまった。でも衛介のいない世界なんてもう用済み。早速開き直って生活のために冒険者を志す姫乃だが、まさかの門前払いに。仕方なく、美人
受付嬢から紹介された王城の門衛の採用面接を受けることにしたけれど、一つ問題が。そこは女子禁制の職場だったのだ。生きるためには女も捨てる。咄嗟に衛介と名乗った姫乃は、通称エースと呼ばれることになった。長い髪を切って乗り込んだ王城には、初日から魔物の大群がやってくる。早速初陣に出ることになったが、戦闘能力ゼロの姫乃がとった行動とは――。
パパのような隊長と、お兄ちゃんみたいな副隊長。ルームメイトは王子様みたいで、世界樹の次期管理人となるお姫様の中身はTS転生した男の子?! 楽しいことも多いけれど、反王派と親王派の争いに少しずつ巻き込まれつつ、結界魔術のチートを開花させていく。ジレジレ恋愛も進めながら、マイペースに異世界の文明まで発展させていく予定。後に『救世主』や『最強の門衛』と呼ばれることになる新人門衛の物語。
★各話タイトルに※マークがあるものは、姫乃以外の視点でお届けするお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 12:36:34
499598文字
会話率:45%
かつて、神の支配に抵抗した人類は大災厄という破壊を経験し、神たちは遠く北辺の地に隠棲し人との関わりを絶った。その世界は、神無きのちに急速な工業発展により戦争の様子が一変していた。
特に一代でリンテント王国を起こした武闘王クロムは、その勢力を
最も伸長させた存在だった。彼には四人の娘がおり、上の三人は国軍の中心を担っているのだが、ついに末姫クリスティーナの初陣の日が近づいていた。彼女が投入された戦線は、とんでもない大混戦へと国を導くのだった。
「NOVEL DAYS]で同時連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 04:38:25
28380文字
会話率:35%
星間連合軍の戦闘機パイロットとして、戦場の宇宙に放り出されてしまったメドラ・ユングは、初陣早々に隊長機を撃墜され、宙域のど真ん中で孤立してしまう。
そのまま邪悪な宇宙生物に狙われ、あわや大ピンチ……というところで、彼女の前にさすらいの宇
宙海賊セドリック・ハウルドが現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:37:28
5545文字
会話率:31%
地中から地上の人間界を侵略するオーガに立ち向かう王国の王の一人娘ラスティナ。彼女は初陣で呆気なく敗走し、敵の追手に追い詰められ殺され欠けてしまう。そんな時、彼女を救ったのは赤い鎧を身に纏った奇妙な男"ソーベー"。
迫
り来る敵に立ち向かう彼の戦い方は、まるで暗闇の中で舞う炎そのものだった。
戦国の世を生き抜いた足軽の異界戦乱物語、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 21:02:54
4326文字
会話率:34%
神聖歴2123年、ウィルベルフ皇国とウィルベント帝国は血で血を洗う戦いが行われていた。
ある国の皇太子兄弟の継承あらそいからできた両国は建国当時から小競り合いはあったものの
全面的な戦争はなかった。
しかし、些細なことから事態は急変し100
年前の2000年ごろから
二国間での争いが始まる。
そして、兄弟の継承あらそいから始まった戦争は大陸全土を巻き込む戦いに発展していく。
ウィルベルフ軍率いる南側諸国連盟とウィルベント帝国率いる北側諸国連盟の戦争は拮抗していたが
ウィルベント帝国が開発した―――魔導式戦闘車―――戦車の戦線投入により戦場の様子は一変する。
ウィルベルフ皇国も戦車の開発を進めるが追いつくことはできなかった。
そんな中、皇国の軍人育成機関から輩出された4人の少年少女たちが初陣を飾る。
彼らの乗る戦車、ウィルベルフ皇国の試作車両、「NoNa-23」
皇国の最新鋭の技術をつぎ込んだ車両は、
ほとんど期待されていなかった初陣で大戦果を挙げるも周りからは所詮"ビギナーズラック"程度にしか、
思われていなかった。 この戦果が大陸を巻き込む争いを終わらせる序章に過ぎないとは知らずに。
誰も知らない無題の英雄譚が今....始まる..!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 13:57:15
2168文字
会話率:28%
昭和一六年一一月はじめ、大本営陸軍部の命令により関東軍に新しい部隊が創設された。通称号を関東軍第502部隊とする、『関東軍機動第二連隊』である。
部隊は、連隊本部と二個中隊から成る異例の編成であり、士官と下士官だけで兵はいなかった。配
属された隊員の兵科も歩兵、工兵、砲兵、輜重兵と多岐に渡り、まさに諸兵科連合の機械移動部隊の様相である。しかし、編成後の部隊の調練は、脚力練成に続いて射撃、狭窄射撃、腕力練成、銃剣術、格闘術、登攀力練成と、通常の歩兵科と変わるところはなかった。年が明けて爆薬取扱、爆破術、夜間視力練成がはじまると、隊員はますます混乱する。
そして、二月には第一中隊に、三月には第二中隊に実戦出動の命令が下った。意外なことに、戦場は中華民国領内である。早すぎると思われた初陣は、幸いに一人の戦死者も出すことなく終わった。だが、六月には騎兵、機甲兵も加わり新たな練成がはじまった。
機動連隊は拡充され、次の作戦に出動することになる。
※世界設定は、LN東條戦記第1部~第3部を引き継いでいます。
※推敲は縦書き三〇字で行なっています。ご理解ください。
※本文推定七万字。努力目標十ヶ月、月産五千~九千字(大汗)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 09:00:00
120608文字
会話率:55%
港町の食堂の息子ピートは神蓋の力を持っていることをユグナシード帝国の皇帝に教えられ皇族に取り立ててもらう。友好国クルースで修行に励んでいたピートは帝都に召喚され戦に行くよう命じられるが皇妃の反対にあって初陣は取り止めとなる。だがここで皇帝が
皇妃に意趣返しをして初陣が駄目なら留守番をさせるとピートを副帝にしてしまう。副帝は皇帝と同格、皇帝に何かあればピートが帝国の統治者、出陣した帝国軍から急使が帝都に派遣され帝都軍壊滅、皇帝陛下戦死と伝えた。うそ~んとピートは嘆くが皇族になって約一年半で大帝国ユグナシードの実質皇帝に成り上がりきってからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 00:44:54
8085文字
会話率:23%
元いた世界で三十億人の犠牲者を出す宗教テロを完遂してしまったロドニー。
魔法という奇跡を認めず、科学による進歩を遂げた世界で銃殺刑に処され、死後その魂は冥界に向かい、冥界の案内人と名乗る存在とニルトリートと名乗る異世界の管理者によって、
冥界の規定により、自身に転生する権利が無いことを伝えられる。
「誰かの命を奪うようなことをしなくても安心して暮らせる国に生まれ変わりたい」その願いを聞き届けてもらうためには、元の世界で奪った命と同等以上の数の命を異世界で救うことを償いとして要求される。
ロドニーが召喚された異世界には、大きく分けて二つの陣営がある。ヒト種連合軍と魔族連合軍だ。そのうち劣勢状態にあるヒト種連合軍を支援するように申し付けられている。冥界の能力を分けてもらったロドニーは、姿を隠し、あくまでも〝勇者〟を陰ながら支援する身として徹する。
ロドニーが〝勇者〟として目を付けたのは、自分よりも幼い魔法使いの少女エメリアだった。エメリアはヒト種連合軍の訓練兵であるが、とてもこの世界で生まれたとは思えないほどの莫大な魔力量と豊富な技能を兼ね備えている天才魔法使いだった。エメリアの初陣となる野営地奇襲防衛、その一月後に起きる砦防衛、その二回の戦いにおいて、エメリアは魔王の幹部を名乗るスライムモンスターカシムとの激戦を繰り広げることになる。
ヒト種にはヒト種なりの思惑があり、魔族には魔族なりの意地がある。魔王の君臨後、この異世界のあらゆる理が変化したため、二つの軋轢がさらに目立つようになってしまった。
ロドニーが知る罪の清算方法は、命を奪うことのみ。命を救うために命を奪う。その言葉の矛盾が気のせいであることを信じて、今日もロドニーは後輩の喋る魔導書と〝勇者〟のお手伝いをして、罪を償う。いつか、自分が求めた最高の人生に生まれ変わるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 21:04:11
33299文字
会話率:50%
エリアール大陸には〝使徒〟と呼ばれる神秘の存在がいる。
彼らは総じて優秀な将軍であり、単騎で数千の兵を屠れる猛者でもある。
そんな使徒が存在するエリアール大陸の中央部を領土とする、アルシオン王国の王都。
そこで日本での前世を持つ
貴族の少年、ユウヤ・クロスフォードは、空腹で動けなくなっていた美しき少女、エルトと出会う。
薔薇色の髪に青みがかった灰色の瞳を持つエルトは、外見、態度ともにどうみても庶民には見えない。
しかし、エルトが普通ではないことに気付きつつ、妙に気の合ったユウヤはエルトと一時の友情を得る。
そしてそれから数年後。
ユウヤは初陣で敗北を経験し、一人彷徨っていた。
敵に追われる中、ユウヤはエルトと再会する。
エルトは憔悴しているユウヤに笑いながら問う。
「お腹が空いているか?」
と。
双葉社Mノベルズより書籍化します。
更新停止中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 18:00:00
658132文字
会話率:34%
大日本帝国からドイツ帝国に送られてきた橘雫
ドイツ帝国での初陣は対ソ連戦!
果たして彼女は生き残りドイツ帝国を勝利に導けるのだろうか?
最終更新:2018-04-25 14:26:42
645文字
会話率:47%
統一国家「慶(けい)」は、無能な皇帝のために衰退を始めていた。
各地で小さな反乱が頻発したが、その中で、一際大きな反乱が起きた。
〈武人の国〉と呼ばれる土地――煉州(れんしゅう)。
腐敗した王朝に対し反旗を翻した煉州軍には、若き武将の
姿があった。
初陣を飾った彼だったが、上の姿勢に納得がいかず軍を去る。
向かった先は西。
旅路の途中で、彼はある町に立ち寄った。
その町での小さな出会いが、歴史の大きな歯車を狂わせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 12:38:19
124740文字
会話率:40%
十代の少年少女達が国防を担うようになった世界。
初陣の真珠湾攻撃を皮切りに、各戦線で勝利を挙げていた、帝国海軍最新鋭の空母「瑞鶴」(ずいかく)。
世界最高の艦、航空機、搭乗員を集めた「瑞鶴」は向かう所敵なしであった。
しかし、次に補充されてきた搭乗員は、とんでもない「ド素人」だった!
これは、一人の戦闘機乗りが、世界最強の部隊と共に辿った、戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 21:39:02
26425文字
会話率:44%
舞台は、軍事力が高い事で他国から畏怖されている『フレイジア王国』。
国民から絶大な支持を受ける騎士団に入団したルクシアは、誰よりも努力家で心優しい少女だった。
しかし、その優しさ故に騎士団入団後の初陣で人を殺めることに疑問を抱き、他人の
死を拒絶するようになる。
戦力外となった彼女には新たな仕事が与えられる。その内容とは――――
個性的なキャラクター達が織り成す、本当の強さとほんの少しの恋を見つける異世界物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-26 02:48:31
2445文字
会話率:34%
魔族の住まう帝国の侯爵令嬢クレジアは将軍となる。初陣を終えると皇帝メガンドの命により敵国へ潜伏することになった。
最終更新:2018-02-14 00:47:04
6926文字
会話率:40%
もしも戦国時代に魔法があったら…
少し変わった戦乱の世で、没落した土豪の家に生まれ、出世して大名になることを夢見る藤堂高虎。
初陣の姉川の戦いで浅井方として参戦し、手柄をたてた高虎。うまくいけばこのまま浅井家で出世することも出来たが、織田家
の魔法の力によって、浅井家は滅亡してしまう。
出世するには魔法を使えるようになるしかない。
高虎は魔法の習得を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 22:31:58
30368文字
会話率:30%
数多の魔物が巣食う世界『グンザン』
その世界において1人の騎士見習いが人の世に名を轟とどろかせようとしていた。
かの騎士の名は【ヤマト】
彼は、敵の動きをみて[後の先]、つまり相手の攻撃を受けてからの返し技を得意としており、またその腕前に
おいて右に出るものはいなかった。
ある日のこと、近隣の森に魔物が湧き、彼もこの戦いに参列した。初陣であった。
彼はこの戦いが初陣であり、魔物との戦闘においての経験がなかった。しかし、自分に敵うもののいない人の世界しか知らない彼にはちっとも怖くなかった。
そしてこの日、この戦いにおいて彼は命を落とすことになった。
享年27歳のことであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 11:45:51
2180文字
会話率:2%
船幽霊との激闘。唐堂悟の初陣がすぎ、ひとまず落ち着いたかと思われた現実。
しかし、一般高校生・唐堂と蒼い龍・リヴァは新たな危機に直面することになる。
新たな妖の出現。新たな龍の出現。
前編・中編と続いた小説の終章。
唐堂の直面する
危機の果て「寒空に浮かぶ月」とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 08:00:00
41919文字
会話率:35%
約4年前に始まった戦争 お互いの国々は予想以上に苦戦、塹壕戦などの長期戦に持ち込まれていた。 その他、兵士の人員不足や食料問題等の問題が明らかになっていた。
国民も反乱の危険性が一層高まっていた
一方、これ等の問題を見かねた敵国含め
政府は
"徴兵制度"を制定 満15歳以上の男性は 戦場に駆り出されることになった これには抗議の声が殺到したが、その声は揉み消された。
徴兵によって集結された戦力は 訓練する間も
なく戦場に駆り出され、初陣で生き残ったのはわずか"1割"だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 07:18:09
230文字
会話率:0%
親狎(しんこう)むつまじかった詩の師匠により、某つぶやき系SNSのアカウントがやおらブロックされるというショッキングな一幕から生まれた詩です。氏より学び吸収したことは、すべて漏らさずこめたつもりです。おそらくかの御仁のご双眸に見出だされるこ
とはない拙作に浸潤するペーソスは、必ずや世の幾たりかの琴線にかすると信じて物した仕儀にそうろう。藍より出でた青二才、いざ、詩の分野に初陣す。
*この作品はJUGEMUブログにも投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 01:08:03
208文字
会話率:0%