「魔王軍、イメージアップ作戦」
人間が負の感情に支配されてしまうと勇者が生れてくる世界。
そこで魔王は考えたのだ。
魔王軍の暗くてジメジメしたイメージを払拭させ、これからはクリーンな印象をもってもらおうと!
そして人間の感情をコントロール
し、勇者が出現できぬよう穏やかに世界を征服してやろう!
だが人間の心の機微に疎い魔王たちが、人間たちに良いイメージを持ってもらうなど到底無理な話。
そこで魔王は考えた。
異世界から人間を召喚して、その人間から人間を学び、広報官をやってもらえば……?
そんなこんなで鈴木カケル無職童貞25歳は召喚されてしまい、なんのチート能力も与えられず、ただただ魔王軍の広報官として、魔王様のイメージアップ戦略を考えていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 10:47:19
6488文字
会話率:34%
「東京新聞」300文字小説落選作品です。 人間の感情は人間以外でも表れるもの。身近な食べ物でもこんな気持ちになっているはず(笑) お気軽に読んで下さい。
最終更新:2016-12-06 07:00:00
289文字
会話率:29%
ある日、夕ヶ丘高校に飛山 零という転校生がやって来た。生徒達は歓迎するも、彼の性格や態度に妙な違和感を覚えた。
実は彼は、違う世界からやって来た、この世界では架空の存在である、いわゆる超能力者(エスパー)だったのだ。
零は理香や海斗をはじめ
とした五人と知り合い、次第に溶け込んでいく。
高校生活を送るなかで零は、五人それぞれが持っている「約束」の存在を知る。壁にぶつかりながらも約束を果たそうとする五人の姿を見て、零の心に変化が現れていき、人間の感情というものを徐々に学習していく。
それは温かく、優しいものでありながら、残酷なものでもあった。
人間はなぜ争うのか?
人間はなぜ助け合うのか?
零は感情がないからこそ、人間の真理について考える。
そんな中、零に時間制限(タイムリミット)が!?
零に隠された秘密とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 12:11:02
9980文字
会話率:27%
高梨祐一(たかなし ゆういち)と名乗る少年は、人間を知るため旅に出る事を決意する。
喜怒哀楽とそこに潜む様々な感情。
それを知るために。
そして、自分の存在意義を確かめるために旅に出る。
様々な人間と出会い、喜怒哀楽を知る祐一。
だが世界と時間は待ってはくれなかった。
祐一は本来は人間を裁き、導き、諭すための存在だった。
だが、人間を知らずにはそんな事は出来ないと悟り、人間とは何かを知るための旅に出たのだ。
そのため、世界の『機能』としてその部分が欠落してしまい、世界は祐一の替わりに新たな存在を生み出した。
そしてその存在は、祐一と自らの存在を賭けて戦う事になる。
その存在は、祐一によって『由羽(ゆう)』と名付けられ、二人はお互いの『力』をもって激闘を繰り広げるが、同じ力を持つ二人では決着がつかず、『天の声』が仲裁に入る。
『人間を知る旅』と『機能を維持』する役割を交代する事で決着する。
そして高梨由羽は旅に出る。
人間を知るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-31 20:17:08
74839文字
会話率:35%
世界を救済するために存在する少女と、その少女を見守り、守護する少年。
少年の中に存在する「僕」は、人間の感情と自身の存在理由の狭間で葛藤する。そして世界は救済され、約束が守られた事を見届け「僕」は消滅する。
※この作品は「のべぷろ」にも掲載
されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-27 23:24:55
9771文字
会話率:16%
『七瀬 まどか』は、人間の7情(喜び、怒り、哀しみ、恐れ、愛しみ、憎しみ、欲)を餌として生きていかねばならない貪食者(イーター)である。そしてイーターに餌として食べられた人間の感情は、その感情を引き起こした出来事の記憶ごと食されてしまうの
だった。
七瀬にとって人間は餌でしかない。
七瀬は今日も餌を探し、新たな街へと繰り出す。
しかし、そこから始まった『七瀬 まどか』の己を変えていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 00:06:42
3517文字
会話率:30%
恋愛、青春、宗教、病、自殺、差別、イジメ、犯罪、殺人etc…
誰もが何となく理解し肯定や否定するもの。
深く語ることは暗黙のタブー。
形がないものなのに尊く扱われる物や感情。
「死」に一番近い場所で「形のない不可解な感覚」の罪悪感を
抱く少女は人間の感情を否定的に語る男に出会った。
二人と自殺志願者達の「答え」を探す一夏の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 02:17:31
9816文字
会話率:68%
些細な夫婦喧嘩をきっかけに、彼は、人間の感情をコントロールする研究を始める。快楽も苦痛も意のままに操ることができた時、彼は何を手にいれるだろうか?
最終更新:2015-03-05 01:28:12
10958文字
会話率:45%
大昔。
神さまは生物が住める環境を作った。
大昔。
神さまは植物を作った。
大昔。
神さまは動物を作った。
大昔。
神さまは人間を作った。
大昔。
神さまは生物に感情を吹き込んだ。
大昔。
神さまは人間の感情の一つに呪いをかけた。
大昔。
神さまは呪いに様々な形をあたえた。
大昔。
神さまは魔物を作った。
大昔。
魔物は人間を襲うようにさせた。
大昔。
呪いを受け入れた人間は魔物を倒せるようにした。
二十一年前。
神さまは一人の男を殺した。
二十年前。
神さまは一人の女に呪いをかけた。
十九年前。
神さまは泣いた。
産まれてきた新たな生に
呪いをかけてしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 22:29:28
6299文字
会話率:42%
ひどく活動的で精力的だが事務仕事を一切しない生徒会長、風中沙希。彼女から生徒会副会長に指名されてしまった斑鳩柩は、彼女の一挙一動に気を配り山積みの仕事をこなさなければならない。
それでも、彼は沙希から離れようとはしない。どれだけ足蹴に扱
われ、時には死線を彷徨いながらも彼女と共にいるのである。
その理由は、"好奇心"。
数多の人間の感情が絡み合いながら、誰かを中心に世界は回っている。
これはそんな世界の、真ん中くらいにあるかもしれない、歯車たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-25 12:17:51
75529文字
会話率:49%
千加子は杏奈の友だち。千加子は彼氏に浮気され、それを杏奈に愚痴る。杏奈は彼女の愚痴を聞き、適当に慰める。しかし、そこには杏奈の思惑があった。非・人間らしい感情を抱く杏奈と、人間の感情を思い出させてくれるひとりの男。間違った生き方をするふたり
が過ごす、ある一日の些細な出来事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 17:53:23
4520文字
会話率:63%
人間の感情をもとにした短編です。
切なくなって頂けたら幸いです。
最終更新:2014-03-02 06:08:38
7469文字
会話率:67%
西暦2053年……。これは一人の研究者が開発した人間の感情を感知しエネルギーに変換する装置ドーナリング、通称「ドーナ」の普及し始めた時代のお話。
原因不明のドーナの故障に悩む高校一年の黄前大気(オオマエダイキ)は友達との約束に遅れないため、
いつもは通らない旧市街の路地裏のルートを選択をした。その選択がもたらした新たな出会いとは……!?
バー「REVERSI(リバーシ)」の探偵たちが「ドーナ」に寄生する生命体「気ノコ」の謎を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-06 20:26:20
9567文字
会話率:43%
打算的で冷めきった僕の学園生活は何の不満もなく、順調であった。可もなく不可もない日常。そんな日常を壊したのは、学校一の問題児遠野大和だった。
彼は不良では決してない。彼はいつも正しい。そういつだって正しい。正しければそれでいい。自分の正義を
貫くために、どんなリスクも覚悟の上、そういう今どき珍しい危険な人間だ。
ある日、僕が遭遇した自殺志願の女の子を前にしたときの事だった。誰も彼もがこの事態の当事者になる事を恐れ動けない中、遠野大和は突然現れ、名前も知らない女の子を迷い助けようとした。そうして少しの油断から屋上から落ちてしまった彼女を、誰も動けない中、彼は何のためらいもなく彼女を受け止めるために走り出した。ばかげた行動だ。それでも結果として彼は彼女の命を救った。
そんな出来事があった次の月曜日。彼は何事もなかったかのような顔で両腕を骨折していた。その強がりがあまりに滑稽で僕は彼に興味を持った。
そんな彼に興味を持ったのがもう一人、双子島陽菜。
この学校の生徒会長の妹で、先日彼に命を助けられた女の子。
突然現れた彼女は、彼に好意をもって接してきた。
僕は相手が悪いと思った。彼女が惚れた相手は、人間の感情を持ち合わせない化け物だ。叶わぬ恋だと思った。でも、そんな彼を彼女は変えた。
遠野大和は彼女の気持ちに答えようとしたでも、それには大きな壁があった。それは彼女の姉である瑠奈の存在。彼の同じ正しい人間、でも彼とは違う、言葉に重きをそして人に憧れられる本当に正しい人間だ。自分の正義の行使の為に暴力を是とする彼に妹は任せられないと、彼に牙をむいた。
彼を認めるわけにはいかない。でも彼が妹の希望。だから彼に条件を提示した、過去を清算し、もう二度と暴力を振るわないようにと、自らの正義だけを貫き通してきた彼にとってそれは今までの生き方全てを否定する事。それでも彼は会長の提案を受け入れ、変わろうとした。でも、夏休み最後の日曜日、陽菜に気持ちを伝えようとする彼の前に現れたのはかつての彼に恨みを持つ、『凶悪』の少年たち。遠野大和は、陽菜を守るために、約束を破り、暴力を振るった、それは、守るための力から、悪を滅するための力に変わっていく。
そうして彼は自分自身で大切なものを手放した。それが僕と彼との高校2年の夏休み、ばかげた行動で始まった恋が馬鹿な行動で終わりを告げる一夏の出来事だ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-08-17 21:13:11
89459文字
会話率:43%
クジラはとても頭の良い生き物であり、人間の感情だって理解できる。
そしてとても可愛らしい生き物だ。
だから捕鯨は許される行為ではない。
そんな話を私は聞いた。
最終更新:2013-07-04 13:29:12
1573文字
会話率:32%
様々な裏切りを受けた者たちが集まる場所
「Betrayal」
そこに集まった者たちは、裏切られた恨みを持って、復讐者へと変わった。
復讐者へと変わった彼らの、その先にある
ものとは…。
最終更新:2013-06-18 13:06:11
17246文字
会話率:30%
※この作品はサイト「化野」からの転載です※
化猫の助手として陰陽寮に採用された汀は京で始めての冬を過ごしていた。
人間嫌いだが汀には優しい上司の「青花」に思いを寄せつつ、打ち明けることができないままクリスマスを迎えようとしていた汀は青花を付
け狙う犬神にさらわれてしまう。
「猫を呼べ」と汀に求める犬神。しかし汀は青花を呼ぼうとはしない。
梅雨のある日、犬神に追われた青花は「人間なら何度か死んでいる」怪我を負って戻ってきた。自分の為に青花が傷つくことが嫌な汀は犬神と青花を会わせてはならないと考え、自分に何ができるかを考える。
一方、青花は汀の行方を追っていた。
犬神が汀をさらったことはわかっていたが、神の行方を追う事は困難を極める。汀の「青花を求める」声も聞こえることはなく、何故汀は自分を呼ばないのかを考え、他の誰かに助けを求めているのかもしれないと思い、嫌な気分になる。
吸血鬼が青花に言う。
「いつもの事だ。娘一人捧げて犬神が満足するならそれで良いと僕なら判断するけど」
その言葉は正しいと認めつつも、青花は汀を捜さずにはいられなかった……
死神に育てられた娘、汀と人間の感情を知らないあやかし、青花の少し長い話です。
※出会いから冬に向けてまでの話は短編として「化野」に掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-27 21:36:21
58566文字
会話率:35%
妖怪って元々人間の感情から作られているらしいです。ちなみに多少欝だったので悪の方から出来た感情からできちゃった妖怪の話になっちゃってます。
キーワード:
最終更新:2012-11-15 21:38:20
494文字
会話率:7%
人間の感情を読み取れるタイプのテレパシストが言ってはいけない場所。それは観光地以外の場所だ。
この小説も他のブログ等に併載します。
最終更新:2012-08-29 13:03:18
1685文字
会話率:7%
特に大きな理由など無く、俺こと弓崎心羅(ゆみさきしんら)は人間が嫌いだ。幸せそうにしているのも、不幸にしていることも、人間の感情が、行動が嫌いだ。分かってもらおうなんて大それたことは思わないが、俺のこの小さな思想ぐらい保たせてくれ。そうやっ
て思い続けていた俺の目の前に、理不尽極まりないあいつが現れた……あいつのせいで俺の人生は、転ぶはずの無かった方向へと転がりだし、ついには、人のために、なんてばかげた行動を取る羽目になってしまった……
思いつきの塊ですが、読んでいただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-16 23:00:00
22851文字
会話率:59%
自作漫画のノベライズもどき、第二弾。
少女はこの日、初めて知った。
人間の感情を。自分の本当の姿を。
――限りある命と、その終わりを。
最終更新:2012-03-05 18:29:55
2356文字
会話率:29%