王制国家レゼの北方辺境エイリス地区。その地にある女子高等騎士学校に在籍する騎士候補生の少女たち。
出奔した姉との再会を夢見て剣の鍛錬に励むサヤ。父に見放されたことで自身の展望を見い出せないマリナ。死に行く母の言葉に縛られ続けるイト。イト
に自分の全てを費やすことを望むカティ。地元名家の令嬢として飄々と過ごすフィーネ。
自身の境遇や願いに囚われながらもそれを表に出すことはなく、彼女たちは友人と他愛なく過ごし、教練に励む日常が騎士学校卒業まで変わらず続くと思っていた。
しかし……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 03:38:49
643422文字
会話率:34%
「ルイ? ねえルイ!」
彼の口からあの言葉が発される事はなかった。
その代わり笑ってこう言った。
「ごめんね~ あとは任せたよ~ フィー。」
そう言ってルイは死んだ。
それから数百年が経ちルイとフィーネは再会する。
「もう一度言っ
てくれない?」
あの時は言えなかった言葉を数百年経った今ここで ──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 11:30:27
6166文字
会話率:52%
王都でも老舗の服飾サロン【アムネシア】の娘であり、優秀な刺繍職人でもあるフィーネ。
彼女には前世、そして前々世の記憶があった。
そのどちらも恋を叶えた結果、愛する人と自分が死んでしまう結末を迎えていた。
今世ではそんな最期を迎えないよう、
恋をしない。
そう決めたフィーネは仕事に生きる事を決意するが──自分に好意を向けてくれるある男性へと惹かれていく。
しかし恋に臆病になっているフィーネはその想いを押し隠すが、彼からの贈り物が前世や前々世の【自分】に繋がりがある事に気付いてしまう。
彼はもしかしたら、前世、そして前々世で想い人だった彼なのだろうか。
彼にも記憶が残っていて、自分を見つけ出してくれたのだろうか。
──もしそうだとしたなら、彼の為に自分が出来る事は何だろうか。
今度こそ彼を死なせない為に、フィーネは自分や彼の気持ちと向き合う事を決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 08:00:00
103890文字
会話率:37%
ある世界に、転生者がいた。彼は、その身に余るチート能力を使い、勇者となり、魔王を討伐し、英雄ともなった。
……だが、この物語の主人公は、彼ではない。なぜなら、この物語は、その転生者を殺す御伽話なのだから……。
最終更新:2021-11-18 10:04:09
40208文字
会話率:45%
地球産(アンティーク)唯一の環境循環型コロニー、アルカデソムニア。
アンティークの中でも最高の技術と最大の規模を誇るその方舟は、ベアトリーチェという護衛艦に護られていた。
主人公の一人ユーリは、整備士隊長アーヴィンの下で新米整備士として働い
ていたが、あるとき妙な噂を耳にする。
「白薔薇の乙女が目覚めたそうだ。また戦になるな」
詳細を訊ねようにも、声の主は酒気に塗れた喧騒の中。
噂は酔っ払いの戯れ言か、それとも――――……
遙か未来の宇宙を舞台に、整備士の少年ユーリと、病弱な妹フィーネが、戦のために作られたAIドールと邂逅し「生きる」ということを学んで行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 00:00:00
20201文字
会話率:39%
ひょんなことから魔界に転生した高校生ソウジ・マミヤ。しかも運悪く、魔王の肉体に意識が入り込んでしまった!
魔王の従者であるイルに魔界統一への協力を迫られるが、それを断固突っぱねたソウジは、現実世界へ戻る方法を探す旅に出る。
唯一の手がか
りを知る四天王ウェイダのところへ向かう途中、ソウジはホテルの若女将フィーネと出会う。フィーネがラッシマ商会から多額の借金を負わされ脅されていることを知ったソウジは、彼女を救うために立ち上がる。
その後も様々な難事件に巻き込まれ、ときには自分から首を突っ込みながら、ソウジは仲間たちと共に、知恵と勇気を駆使して奮闘していく。
旅の中で出会いと別れを経験しながら、一歩ずつ着実に成長するソウジ。
ソウジは無事に現実世界へと戻ることができるのだろうか……?
※主人公は徐々に強くなっていきます(体の使い方に慣れていくというイメージです)
※書きだめありです。毎日更新していきます
※閲覧してくださる皆様、ありがとうございます。評価、ブクマ、感想などいただけると執筆の励みになります
※勝手にランキングに参加中です。よろしければ目次ページ下部のリンクをポチっとお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 10:11:10
418046文字
会話率:49%
この国にはかつて、奈落の魔法使いと呼ばれ、恐れられた1人の魔導師がいた。
彼の名はアトラ=フィーネス。若くにしてこの世を去った最強の魔導師。
その力は個人でありながら軍の一部隊を遥かに超えており敵対する者には絶望を与えていたと言
う。
アトラの力を持ってして戦争に勝利し続けた組織はいつしか異種間戦争に巻き込まれ、迫る魔族の驚異を他種族の協力を得て何とか勝利する。
そして、この戦争での活躍でアトラは英雄として後世に語り継がれることとなる。
平和の訪れた世界。しかし、その平和が彼に与えられることは無かった。
「おい、何の冗談だよ……」
「単純な話だ。お前の力は世界を脅かす驚異になりかねない。お前は強すぎるんだよ、アトラ」
組織の隊長、バルトラはその強大すぎる力を恐れ、彼の魔法を封じ、組織から追放した。
この世界で生きる気力を無くした彼は、基地から逃げた後、未来の世界へと希望を託し、全魔力を振り絞った最後の魔術を発動した。
それから500年後
魔導歴1271年
彼の魔導師は、遥か先の未来で再び目を覚ます。
その姿を赤ん坊へと変えて。
(ん……ここはどこだ? 知らない天井、知らない家具、転生魔法は成功したのか?)
「オギャー!」
(オギャー? ……って! 赤ん坊になってる!?)
アトラの死に際に発動した転生魔法。その名の通り未来へと転生をするための魔法はアトラの予想していたものとは多少ズレた結果となった。
「ん……? おい、母さん! グレイが泣きだしたぞ!」
「あらあら、お腹すいちゃったのかしら?」
(俺の予想ではもっと成長してかは記憶を思い出すと思ってたんだけど……)
「オギャー!」
(よし、一旦落ち着けアトラ=フィーネス。いや、現代ではグレイだったか。とにかく今はこれからどうするかを考えないとな)
そんなこんなで史上最強の魔導師、アトラ=フィーネス改めグレイ=ラインハルトの第二の人生が幕を開けた。
(とりあえず、もう二度と前世のような間違いは犯さない。二度目の人生はなるべく目立たず生きていこう!)
「オギャー!」
これは、前世で最強の名を欲しいままにした一人の魔導師が、遥か未来へ転生し、新たな世界で前世のような殺伐とした日常とは別の道を歩もうとする人生の物語。その何気ない一ページにすぎない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 17:04:32
108548文字
会話率:71%
私立黒鉄高校。そこの三年生が卒業旅行にキャンプを企画。彼らにとっては楽しいキャンプになるはずだった……
ボタンのかけ違いで起こってしまった、大きな選択の物語
最終更新:2021-10-20 14:21:13
31659文字
会話率:98%
剣・魔法・美貌全てが秀でた辺境伯ご令嬢のフィーネリア
近衛騎士団の魔法騎士になりたかった彼女だが女性は近衛騎士団に入隊できない。
駄目もとで近衛騎士団副団長の兄へ交換条件のもと交渉したところデビュタントを迎えるその年のひと月だけ仮入隊させて
もらえることに
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 09:40:41
1702文字
会話率:35%
フィーネは自分から暴力を受けたと叫ぶ第2王子を目の前にして空手少女であったことを思い出す。
目の前で行われていた第2王子による婚約破棄。相手は誰にでも優しい公爵令嬢ミリア様。ミリア様の白い頬に涙が流れたときフィーネは覚醒したのだ。
だが、王
族に暴力をふるったとなると国外追放、悪ければギロチン。何とか誤魔化す必要がある。フィーネは誤魔化す道を探る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 18:00:00
22935文字
会話率:38%
フィーネの目の前には赤くなった頬を押さえた第2王子がいた。しかもフィーネが暴力をふるったと叫ぶのだ。身に覚えはある。なぜか蹴って殴ったらしい。
優しい公爵令嬢ミリヤ様を冤罪で婚約破棄する第2王子を見て、前世空手少女だったことを思い出した
ようで怒りのあまりに蹴って殴ったのだ。もし王族に対して暴力をふるったとなれば良くて国外追放、悪ければ打ち首だろう。何とかして誤魔化さなければ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 18:00:00
881文字
会話率:31%
魔王城ホズパレスでの最終決戦。強大な魔王の力の前に勇者一行は敗北寸前だった。
そんな危機の中、聖女フィーネリアは仲間を救うため、魔王に捨て身の特攻を仕掛けた結果、気付けばフィーネリアは、魔王と共に異世界ファランにいた。
あまりの事態に茫然と
するフィーネリア。そんな彼女をよそに魔王は実に泰然としていた。
特に帰還に拘るわけでもなく、それどころかこれは良い機会と魔王を廃業して転職するとまで言い出すほどだ。
そして、何よりもフィーネリアの度肝を抜いた台詞は――。
「そなたを余の妃に迎えたい。そなた、余の子を産んでくれぬか?」
「………………へ?」
かくして魔王と聖女の異世界ライフが始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 07:00:00
109985文字
会話率:32%
大陸の南側に位置する帝国の商業都市に住むフィーネリオンは、周りとは少し変わった少女。ある日渡された1枚の令状から、住みなれた商業都市ではなく帝都へと引越しする事に。そこで真面目だけど生活能力がほぼゼロの騎士さまと、かわいい精霊との共同生活が
始まるのです。
基本ほのぼの、時々シリアス。物語はゆっくり進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 10:00:00
756578文字
会話率:29%
巫女少女の価値観を簡単に描いた作品
最終更新:2021-07-06 23:00:00
3393文字
会話率:55%
西暦2350年人類は未知の存在と遭遇する。それらは圧倒的に人間よりも上位の存在であり対抗手段はゼロだった。それらは人類を狩ることを目的として現れ人類は抵抗することが出来ずに次々と殺されていく。
そんな中でも人類は諦めることなく対抗手段を
模索し続け、その結果生まれたのが『巫女』だ。
特異な能力を扱い敵を倒す。それが巫女の使命であり存在理由。この物語は最後まで残る第八世代の巫女を描いたものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 23:52:03
5775文字
会話率:2%
祭事などで使用する「法具」の手入れをおこなう「法具補修師」を父にもつ、ラオフィーネ。
ラオフィーネは幼い頃、命を狙われていたアルベール国の王太子を「法具」の力で救ったものの、
それが原因である呪いを抱えることになる。
一方、命を救われた
王太子のサザナミは、庶民のラオフィーネを陰から見守り、愛するようになっていった。
それから時を経てアルベール国の国宝である「法具」に異変が生じた時、ラオフィーネとサザナミは再会を果たす。
「俺の婚約者になってくれないか?」
「無理です。わたしは誰とも結婚する気はありません」
歴史の裏に隠されてきた法具の真実と、悪意のある者との戦いのなかで、二人の恋も動き出していく。
どうぞ、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 17:03:14
163998文字
会話率:31%
七才の少年「ランバート」はある時、目を覚ましたら真っ暗闇の中にいた。
そこで出会った老人「コンフィーネ」は不思議な力で、その暗闇の世界で過ごしていた。
その暗闇の世界は、様々な世界の一部が歪むことで行き来してしまう次元と次元の間、すなわ
ち次元の狭間という空間であった。
彼に元の世界に返してもらう協力をもらったが、おじいさんが使う不思議な力に魅了され、次元の狭間で過ごすようになった。
次第にその力をコントロールしていくようになったランバートは一つの答えを導きだすことになる。
ーいつか、自分が元の世界に帰ることになったとき、おじいさんが寂しい思いをしないように次元の狭間に世界を作る。
これは世界創造の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 05:00:00
6425文字
会話率:0%
フィーネ・カンツォーネ公爵令嬢は、この学園で『人形姫』と呼ばれ恐れられている。人形のように美しい顔で、人形のように言葉ひとつ話さないからだ。「自分から話さなくても他人が察して当たり前だと思っているんだ。なんて高慢な令嬢なのだろう」ーー学園の
生徒たちはそう噂し、婚約者であるアレグロ王子が平民の生徒と仲良くなっても「当然だ」などと言って彼女を蔑んでいた。
ーーだが俺だけは知っている。フィーネ様が言葉ひとつ話さないのは、ただ単に『コミュ障』だからだということを。
*
ひょんなことから公爵令嬢がコミュ障であることを知ってしまったモブ平民な主人公が、彼女のコミュ障を克服させるために頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 11:15:30
49258文字
会話率:41%
これは今から約8000年前。この地上にまだ竜や精霊と呼ばれる存在がいた頃の話。
世界に突如として現れた8体の災厄の化身──カオス。
世界に破壊と混乱と恐怖をもたらす奴らを倒すため、人間と竜、そして精霊は手を結びカオスに立ち向かった。
後に
混沌戦争と呼ばれる戦いの幕開けである。
死闘の末、8体の内7体のカオスを倒すことに成功した人間達は、残る最後の一体にも果敢に攻め込み、見事勝利を収める。
これで世界に平和が戻ると誰もが思ったのも束の間、世界は突如崩壊を始める。
だが、為す術なく世界の終わりを見届けるだけしかできない人間達の前に、最後に残った希望が現れる。その名はエルフィーネ。エルフィーネの力は崩壊寸前だった世界を、新たな世界へと生まれ変わらせた────。
それから幾星霜。この話がただの伝説や空想の物語のように捉えられるようになった時代。
伝説を信じる少女───エリシアは伝説が真実であるという証拠を求め、天の柱と呼ばれる、入ることを禁じられた太古の塔への侵入を試みる。
そこで、彼女は自分と同じく伝説を信じる少年ライルと出会う。そしてライルはなんと、伝説を信じているだけでなく、世界を変える力を持つと言われる存在───エルフィーネを探しているのだった。
色々あってライルと共にエルフィーネを探す旅をすることになったエリシア。
果たして二人はエルフィーネを探し出すことができるのか?
さらに世界は8000年前のように、ある危機に面し、転換点を迎えようとしていた。
一つの伝説を巡るファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 22:00:00
34041文字
会話率:44%
侯爵令嬢であるティアナは政略結婚に臨む。なすべきことは、夫となるユージンに力を与えること、娘となるフィーネを立派な淑女に育て上げること。それから……少女のような幽霊を救うことができたなら。
ほんのり大人テイストのラブストーリーを目指しており
ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 09:31:23
36769文字
会話率:20%
異世界に転移したキョウヤは、冒険者をやっていたが、辞めさせられた。しかし、何故か世界最高職と言われている「吸血鬼狩り」に推薦された。そこから、魔力について吸血鬼狩りであるフィーネに日々教わっていた。
吸血鬼狩りという職は国民からしたら未知の
職だ。いわゆるスパイに近い職だと噂されている。
吸血鬼はなぜ湧いてくるのか?そんなことをキョウヤは思いながら、吸血鬼を狩って狩って狩って狩りまくる。
吸血鬼で蹂躪されている異世界ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 18:57:38
14929文字
会話率:37%
空手を習っている女の子サキは、ある日いきなり『フィーネ王国』という異世界に飛ばされてしまい、その面倒事に巻き込まれる体質から、偶然『フィーネ王国』の第一王女ソフィアを助けてしまう。
ソフィアにお礼をしたいと言われ、城に招待されるが…。
何故
か、この王国の騎士を育成している名門男子校『フィオナ学園』に男として入学することになってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 20:59:30
50635文字
会話率:35%