【第一章】 異世界で生きるミツル
異世界バルファに転生した少女ミツル・グロンダイルは、十一歳で父の死を目撃したショックから、前世の二十一歳の人格と記憶を覚醒させる。十一歳の怒りと悲しみの感情に支配された彼女は、前世で得た異能を用いて、父を
殺した魔獣を討つ。それ以来、彼女は北方の魔獣多発地域エレダンで、魔獣狩りとして生計を立てるようになる。しかし、彼女は一人ではなく、剣の中に転写されたかつての「かけがえのない大切な人」と共に生きていた。その胸にある願いを秘めて……。
【第二章】 前世回想ダイジェスト【深淵の黒鶴】編
ミツル・グロンダイルは、この世界で生まれた十一歳の「私」と、転生前の二十一歳の「私」の間で揺れ動き、自身の転生が招いた家族の悲劇に思いを馳せる。生きることを諦めていた彼女が、なぜ再び生きる道を選んだのか、その覚悟が問われる。そして、ミツルは前世の記憶を辿り、そこで異能の正体や、この異世界との密接な関係が次第に明らかになっていく。さらに、剣の中に宿るかつての大切な人との深い絆も描かれる。
無限に湧き続ける魔獣の謎や、魔獣から採取される魔石に依存した文明。ミツルの力とマウザーグレイルの存在意義、両親の過去や行方不明の母の所在。そしてミツル自身の意外な素性と過去。これらすべてが繋がるとき、バルファ世界の根幹を揺るがす真の脅威が姿を現す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 10:39:13
844872文字
会話率:32%
リーリエは婚約者のノークスに恋をしている。
しかしある日、ノークスが友達と自分のことは政略的な婚約者だ、『ちょうどいい』からこの婚約は為ったんだ、そこに愛だの恋だの持ち出すのは馬鹿げている、と話しているのを偶然聞いてしまう。
その瞬間、リー
リエの初恋は砕け散ったのだった。
うずくまるリーリエ。
そこに手を差しのべてくれたのは面識のないサージェスだった。
初恋に破れたリーリエが新たな婚約者になったサージェスに心を癒され幸せになる話。
※『砕け散った初恋』『砕け散った初恋の傍らで』の連載版です。
ゆっくり進んでいく二人を見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:10:00
41322文字
会話率:21%
事故で両親を亡くしたサラは、平民として育てられていたが実は子爵家に血筋があり、叔父に養女として迎えられる。
子爵家で新たな家族と過ごすサラはデビュタントを経て、王立学院へ入学する。そこで彼女は攻略対象達と出会うことになる。
『攻略対象
』ーーー
つまりここは乙女ゲームの世界だ。サラの前世は更紗という日本人であり、生前の更紗が好きだった乙女ゲーム『愛の導き』の世界にヒロインとして転生したサラ。しかしサラに前世の記憶はまだない。
前世の記憶がないヒロインがゲームの舞台である王立学院に入学したとき、シナリオは始まる。その先に待ち受けるのはゲーム通りの未来なのか。
サラが前世の記憶を思い出し、乙女ゲームの世界に転生した事実に気づいた時、彼女の進む先はゲーム通りのエンディングなのか。
乙女ゲームのシナリオの裏に隠れた謀略のカケラ。更紗が見ていたゲームのシナリオは、中から見たときにその意味を変える。
第一章「長いプロローグ ーbefore the game beginsー」◀︎ writing now
アルノー子爵家の養女となり、そして子爵家でデビュタントを迎えるまで。ゲームが始まる前の物語。
第二章 「王立学院 ーthe game has startedー」
第三章 「前世の記憶 ーinside the game scenarioー」
第四章 「エンディングのその先 ーthe game is overー」
※キーワードに関するアレコレの中心が第三章になるため、その辺りについてはしばしお待ちください。
◯game characters◯
・サラ=アルノー 子爵家の養女 ヒロイン
・アルフォンス=パジェス パジェス王国王太子 攻略対象
・レオナール=クーベルタン 侯爵家次男 攻略対象
・エクトル=ソニエール 伯爵家次男 攻略対象
・ロイク=ノヴェール 王立学院音楽教師 攻略対象
・セルジュ=デシャン 義弟の友達 子爵家嫡男 攻略対象
・フォスティーヌ=アセルマン 侯爵家令嬢 悪役令嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:13:15
165834文字
会話率:23%
これは、魔法の秘密を解き明かす物語。
ラプラスの魔物という全知全能の神が治める世界。魔法使いが当然のように崇められる世界で、徐々に科学が芽吹き始めた時代。
魔法使いの名家の出身でありながら魔法が使えない少女ロジェスティラは、所属していた
魔法研究所で風変わりな男と出会う。
それは彼女自身と魔法の秘密を暴く、運命に対する反逆の始まりだった。
神秘を真っ向から覆す、冒険ギャグファンタジーが始まる!
こんな方にオススメ!
①王道ファンタジーが好き
②謎がたっぷりな遺跡が好き。
③神話系統が大好き。
毎週水曜・金曜の16時に約3000字で更新!お忙しい方にもピッタリなお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 16:03:23
420371文字
会話率:61%
魔法帝国の異名をもって呼ばれ、大陸に覇を唱えるライエルク帝国。その中でも特異な地位である、帝国最大貴族のバージェス公爵家の次期当主は、若干12才の少女、アルシンダだった。
2歳で母を、5歳で父を亡くした彼女は、帝国の思惑、一族の陰謀を制し
て公爵位を継ぐが、折しも剣と魔法の時代は終わりを告げようとしていた。
建国時から魔法使いの加護厚い帝国は、大陸での覇権を維持するため、大幅な変換期を迎えることとなり、バージェス公爵家もその影響を受けることとなる。
時代の転換期、強大な魔法使いの思惑と、未だ年若い少女である公爵の願いは果たして、叶うのか・・・
シリアスというには、少し軽い文章のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 16:35:19
66018文字
会話率:39%
学徒同盟……それは、1000年もの長きに渡って存在した帝国時代の書物を基に研究する学徒たちの同盟。
その発足から崩壊に至るすべてを見てきた一人の学徒の一代記。
X(Twitter)で連載、完結したものを加筆してまとめました。かなりダイ
ジェストなのはご愛敬。
ランキング入りは目指していませんが、気が向いたら感想等お願いできたらありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 13:00:48
46604文字
会話率:42%
ある日、目が覚めるとお人形のように美しい少女、キリア・アーヴァインになっていた。
彼女は二人のイケメンの兄キースとカイン、そして公爵である父に溺愛される公爵令嬢だった。
せっかく魔法のある世界に転生したのに、魂が違うせいか魔法が使えない状
態になっていて、その原因を調べに宮廷魔導士に会いに王宮へ行ったら……そこで獣人である王弟殿下、グウェン・カイル・サージェストに出会う。
そして、彼の「本当ならこの世界には存在しないはずの魂の番い」だと言われ……。
突然現れた魂の番いに大喜びなグウェン様。
けれど、魔法が使えない理由を探っていくうちに、キリアの魂に隠された真実が明かされて――!?
魔法が使えるようになりたい令嬢と、やっと出会えた番いにメロメロな王弟殿下の恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 11:07:11
172240文字
会話率:35%
大国ゼローナの北都、アクアジェイル。
国防要衝のかの地で、軍事演習のために訪れた第一王子サジェスは、ものの見事に恋に落ちた。
「塔の星姫」「夏霞の姫」と貴族の間で噂される、出現率が超レアな病弱令嬢アイリスに。
当のアイリスは、双子の弟が家督
を継ぐからと実にのんびり。不要な社交もすべて断っていた。
が、じょじょに雲行きがあやしくなり……?
“お願いだから、そっとしておいてもらえないかしら”
王子を好きではあるものの、家臣の娘として、頑として頷くわけにはいかない。
幼い頃を端とする公爵令嬢と、神出鬼没な第一王子のおかしな攻防戦。
はたして、勝つのはどっち?
※エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 08:21:08
190823文字
会話率:37%
大陸一の強国、ゼローナの北の国境線をあずかるジェイド公爵家は、代々将軍位も担う名家。
その、たったひとりの姫君が迎えたデビュタントの夜。
なんと、姫はみずからの髪を切ってしまいました。
どうしても彼でなければ、と想いを馳せていた幼なじみの少
年の姿が、集められた令息のなかに見当たらなかったからです。
後見人の将軍閣下は頭を抱えました。
姫の主張通り、髪が伸びる一年後まで成人の儀を引き伸ばすにしても、婿がねはどんどん消えてしまいます。
当然です。皆、いままで公爵家の意向を慮って年頃の次男・三男坊の婚約者を定めずにいたのですから。
なんとか将軍閣下が指名して正式な候補者に引き留められたのは三名。
ランドール伯子息、騎士ソード。
オーウェン侯の弟、魔法士マジェス。
やり手と噂のロドウェル・グランツ子爵。
候補にも数えられなかった、体の弱い幼なじみをどう浮上させるのか(一年で!)
みずからも騎士として修養を積む姫、イゾルデの、崖っぷち婚約者選定の物語です。
※エブリスタでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 22:17:14
90180文字
会話率:44%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
508094文字
会話率:27%
津留見明日太(つるみあすた)は17歳の高校2年生。父親の経営する大衆食堂『つるみ屋』で働く見習い料理人だった。ある日、『つるみ屋』は火災に見舞われ、父親の魂とも言える三徳包丁を救うべく火の海に飛び込んだ明日太は、そこで絶命してしまう。
そして気づけば、そこは見知らぬ密林の真っ只中。イノシシにそっくりの野獣ギバに襲われ、『森辺の民』を名乗るアイ=ファという少女に救われた明日太は、そこが異世界だということを知る。
2020.2/1 追記
章分けの再編集、および一部のエピソードタイトルを修正いたしました。
2015.1/3 追記
ホビージャパン様より書籍化が決定しました!
作品の削除・ダイジェスト化はありません。
2015.2/4 追記
後半に進むにつれ残酷描写の度合いが増してきたためにR15作品としての警告タグをつけさせていただきます。宜しくご理解のほどをお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 17:00:00
15308558文字
会話率:45%
彼女が出来た瞬間に死んだ高校生が転生したのは宇宙船と魔法の世界!?
持ち前の好奇心で魔法革命を起こしまくる!
幼児編はダイジェスト風、少年編は早足で進みます。
最終更新:2024-10-26 07:58:30
290734文字
会話率:44%
働き詰めで過労死した、お人好しの零細企業社長は、輪廻転生の機会に願った。
「私は木になりたい。」
過去、「私は貝になりたい」という頭のおかしい人もいたが、果たして、人間が木になるとは、どんな事になるのか。
この物語は、惨めな人生を送った昭和
世代の会社社長の異世界奮闘木です。
■■ダイジェスト■■
『ヒャッハー!旨そうな若葉だぜぇ!』
「蝉の幼虫の気持ちが分ったなぁ。」
人間から植物へ。社長、本当に良かったのですか?
迫りくる植物ならではの苦難と危機!
「冗談じゃない!何の拷問だ!」
「いや、テントウムシをどうやって呼び寄せるんだ?」
「そ ん な に 美 味 い の か 、私 の 葉 は !?」
異世界ならではの異能で敵を撃ち払え!
『ひぃぃ!何なんだこの木、化物だ!』
「 強 力 過 ぎ て 使 い 辛 い ! 」
ひとときの安らぎ。
「やった!ここなら日光を浴びれるぞ!」
友達は鑑定スキル!
「見 た ら わ か る ! 食 べ ら れ な い よ !」
「そ ん な 事 も 判 ら な い の か 鑑 定 ス キ ル の ク セ に !」
緊迫のバトル!
「あの追い駆けて来る蜂をぶっ殺して!」
「アバババ!」
全樹木が泣いた、過労死社長の異世界冒険ファンタジー
「あ~~光合成・・・気持ちいいーー!」
この結末が、きっとアナタは木(気)になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 07:00:00
450909文字
会話率:28%
俺の名前は佐倉優(さくらゆう)10歳の小学4年生だ。俺は30年後からタイムリープしてきたから、頭脳は大人、体は子供という感じだ。そして、俺の姉の佐倉絵里香(さくらえりか)は天才発明家で、タイムマシンなども作ることができる。この物語は、姉さん
が過去から織田信長を本能寺から助けて、現代に連れてきてしまったことから始まる。その後、本能寺の変の後にタイムスリップして、歴史を改変することになってしまった。なぜだ?
本能寺の変の後に信長さんが生きて戻ったことで、当然歴史は変わってしまう。どうなってしまうのだろうか・・・。
*公式企画分水嶺に参加用の短めのお話です。
本能寺の変後から清須会議までのダイジェストをお届け。
『時をかけるオレ』のスピンオフの『お姉ちゃんは超天才!』からの出張版です。
初めて読んだ方でも大丈夫なはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 10:01:12
9791文字
会話率:33%
** 前作「モブ中のモブ令嬢の恋模様」で、レンドリックとともに「ざまぁ」された元王太子側近のお話です **
王太子による婚約者に対する「断罪」、そして「ざまぁ」に巻き込まれたロベール・ジェスタ公爵令息は廃嫡となり、その説明をするために領
地へ戻った。
重い気持ちの中、ロベールは再会した幼馴染シンシア(小説の中では名前も出てこないモブ中のモブ)との婚約を命じられる。
天才少女による策略が炸裂!
人生はモブでは終わりません!
*ふんわり設定
*ざまぁされた王太子の取り巻き救済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 08:00:00
3135文字
会話率:29%
内乱の混乱も落ち着いたジスラール王 内乱の混乱も落ち着きつつあるジスラール王国。
南部片田舎の子爵令嬢ラウリーヌは、内乱の後に行方不明になった初恋の相手リオンの無事を信じていたが、南部をまとめる大貴族ベルジュラック公爵から婚約の申し込み
を受ける。
体が不自由で仕事以外で表には出てこないベルジュラック公爵は人嫌いで変わり者と噂される人物。不安を抱えつつ対面したが……。
安定のゆるふわ設定、よろしくお願いします
(。・ω・。)ノ"
他サイトでも公開しています。
ラウリーヌ・ゴーチェ 十六才
ジョスラン・マルユス・ベルジュラック 二十五才
リオン・サージェス(イーヴ・リオネル・ジスラール) 十九才
2025.5.20〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 08:00:00
108078文字
会話率:43%
運命とは絶対のもの変わらない永劫普遍のものであるが
ここに一つ例外が存在した、それは運命は変わらないが
変わるということである、これから行われるのはとある一つの
三百話のある小説の[雨の黎明期の運命]の
ダイジェストのストーリー紹介の最初の
あらすじである
本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと
ノベルアップ+で投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 11:33:17
815文字
会話率:0%
バージェス伯爵家の長女ラリサは、時々予知夢を見る。ただしそれは、家族や自分に関わることだけだ。そのお蔭で家族の危機は回避できるのだが、自分に関してはデビュタントでワインを浴びせらる夢を見たり、縁談があるたびに酷い夢を見たりする。結婚はあきら
めて自立しようと決心したが、そんな時に欠席のできない舞踏会の場で、求婚される夢を見る。それはある理由から避けることができない求婚だった。ラリサが実際に求婚を受け入れようとした時に、なぜか隣国の第三王子アーネストがその場に現れ、ラリサと自分は愛し合っていてすぐにでも婚約すると言う。そして物事は思わぬ方向に展開していく。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 11:52:55
18843文字
会話率:56%
豊臣秀吉と天海(明智光秀)が中心となって、交易経済、芸能を始めとする文化、技競べを起源とするスポーツによって、
「明るく楽しい世界征服」を成し遂げ、世界の盟主となった日本。
三百年弱の太平の世が経過し、ついに世界はゆらぎ始めたのであった。
最終更新:2024-09-25 20:51:48
6588文字
会話率:4%
いや~、時々エッセイも投稿してくれる異世界恋愛ジャンルランカーさんの最新恋愛短編作品を読んだんだけど、これって『ちょっと長めのあらすじ、または要約(ダイジェスト)』だよな?ってのが私の感想だった。
最終更新:2024-09-25 12:00:00
1830文字
会話率:0%
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛の予定です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 21:00:00
298297文字
会話率:39%
社交シーズン終わりの、王宮主催の大夜会。そのさなかに王子がやらかした。
そう、長年の婚約者に対して婚約破棄を突きつけたのだ。
だが、それに対して婚約者である公爵家令嬢は小首を傾げて、そして人差し指をスッと立てた。
「もう一度言ってほしい
」というジェスチャーだ。
聞き取れなかったのならと王子は宣言を繰り返す。だが何度も聞き返され、ついには激高した。
「なんで聞き取れへんのやお前ェ!この距離やぞ!」
◆ジャンルをよくご確認下さい。
思いついてしまったからには書かずにおれませんでした。
◆普段の作者の世界設定とは無縁ということでお願いします(笑)。
◆この作品はカクヨムでも公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 20:29:27
2456文字
会話率:52%
ハンブルトン伯爵令嬢アデラインは、長年の婚約者であったリッチモンド侯爵家の嫡子デイモンから非情にも婚約を破棄されてしまう。
ハンブルトン伯爵家が、リッチモンド侯爵家の求める農業収穫高を達成出来ないから、というのがその理由だ。だが婚約期間の5
年程度では達成できるわけがないとアデラインは知っている。
しかもハンブルトン伯爵が不慮の事故で亡くなってしまったこともあり、リッチモンド侯爵家は農業提携の継続は不可能と判断したのだ。
父を失い、婚約者にも捨てられる事になって絶望しかないアデラインに、デイモンはさらなる非情な仕打ちを言い渡した。
「まあそう不安がるなよ。君の次の婚約者はライデール伯爵にお願いすることにしたんだから、何も心配は要らないさ!」
なんと彼はまだ17歳のアデラインに、30歳以上も歳上の、今まで一度も結婚できずに悪い噂ばかり聞こえてくる、あの“偏屈伯爵”に嫁げと、そう言ったのだ。
侯爵家の脚竜車に半ば無理やり乗せられ、ライデール伯爵領まで連行されたアデラインは、もはやヤケクソだった。
彼女は出迎えたライデール伯爵ブライアンに対して涙目で叫ぶ。「お嫁に来ました!」と。
だがブライアンは噂と違ってとても穏やかな、領民にも慕われる立派な領主だった。アデラインのことも主のいなくなったハンブルトン領のことも気遣ってくれて、いつかリッチモンド侯爵家に仕返ししようとまで言ってくれた。
感激したアデラインは、父よりも歳上の新たな婚約者に対して、少しずつ心を開いてゆく。⸺そして、その過程で気付いてしまった。
「…………あら?この方、もしや誰かがお世話しないとダメなのでは?」
◆理不尽でしかも覆せない婚約破棄から始まる、実に31歳差の凸凹カップルが幸せを掴むまでのドタバタラブコメディ。と言いつつも実はダイジェスト版だから糖分は控え目。
作者史上最大歳の差記録更新です(いらん)。多分なろう史上でも最大では?(亜人や人外系除く)
◆タグに不穏なものがありますが、まあお気になさらず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 19:00:00
11125文字
会話率:57%
一章から終わりまでの登場人物たちの、視点や想いをダイジェストしてます。
最終更新:2024-09-20 22:09:58
686文字
会話率:8%