その世界ではスキルが最も重要視されていた。
そんな世界のとある貴族の家にミズキは生まれた。毎日のように自由に遊んでいたミズキだったが、姉がレアスキルのひとつである賢者を得た事で家族の期待を受けることになる。
ミズキも家族の期待に応えるため
、期待してくれる家族に報いるために、遊ぶのを禁止されても、友達と会う事が出来なくなっても、勉強も嫌いなたくさんの習い事だって頑張っていた。
しかしミズキが得たスキルは……テイマー。
ありふれたスキルであり、家族は失望を隠そうともしなかった。家族はミズキの努力なんて見ようともしなかった。帰ってすぐに父はミズキに告げた。
「お前にはガッカリだ。縁を切るから家から出て行け」
ミズキは証拠隠滅のために魔物がたくさんいる森に捨てられて、そこで事故死した事にされてしまう。
しかし危うく死にそうな時に、昔助けた小さな可愛いドラゴン、ドーラに今度は助けられる事になる。
今までの苦しい実家生活から解放され、自由になったミズキはテイムしたドーラと共に冒険者になるが、ここでも受け入れてくれる人はいなかった。使い魔が弱そうだという理由で色んなパーティーに入るのを断られてしまう。
ミズキは悔しかった。自分がここでも認められない事や、実力があるのに周りが分かってくれない事も。
しかし何よりも悔しかったのは一番の友達であり、パートナーであるドーラが弱そうだと言われた事だった。そこでミズキはある目標を決めた。
「私達でSSSランクになってドーラが世界一強い使い魔なんだってみんなに証明する!!」
のんびり楽しく世界を旅する途中で、たくさんの人や使い魔達に助けられて、弱かったミズキはどんどん強くなっていく。これは無能と言われた少女が世界最強になるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:40:23
125563文字
会話率:41%
誰かの能力を底上げしたり、逆に敵の能力を低下させる支援魔術。蔑称は子守り魔術──
トールはそんな不人気の支援魔術をヴェレン魔術大学で教える講師だった。
ある日、トールは男子生徒に絡まれている女性生徒レイナを助ける。
しかし男子生
徒は大学に多額の賄賂を送っている貴族の家の子で、トールは大学をクビになってしまった。
再就職の当てがないトールはレイナに紹介状を渡されノイシュターデ帝国の帝都へと赴くが、皇女エレナによって宮廷魔術師として雇われることに。
自分に宮廷魔術師を務める実力はない──トールは自らを過小評価していたが、実際にはトールの支援魔術は世界最強であり、その魔術を学んだ教え子たちも数々の偉業を成し遂げていた。
己を称える教え子に困惑するトールだが……
「せめて教え子の前では、格好良い自分でいたい」──トールはそう自分を奮い立たせ、最強の支援魔術で無自覚に活躍していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 11:50:12
138864文字
会話率:44%
【ドラゴンに育てられた男が無双する話】
赤子に転生した主人公には、前世の記憶がなかった。しかも魔力ゼロ。魔力ゼロの忌み子は死ねと、実家から捨てられてしまう。捨てられたのはなんと森の中。その森は最強クラスの魔物蠢く大魔境だった!
そんな主
人公を拾ったのは一匹のドラゴン。なんと「この赤子、イケメンショタに育ちそうだな」との理由で拾われてしまう。そう、このドラゴンは、ショタコンドラゴンなのであった。
アイリと名乗ったドラゴンは、主人公にレルギアと名を与える。アイリに溺愛され、すくすく育つレルギア。そんなある日、レルギアはアイリから魔法を教わる。魔力ゼロだけど、実は最強の魔力適性を持っていた!
レルギアが特別なのは、魔法だけではなかった。記憶はないが、どうやら人生二度目らしいレルギアは、スキルスロットも2倍あった。通常5つまでしか覚えられないスキルスロットが、レルギアだけ10個もあったのだ!
しかしそんな幸せな生活も、長くは続かなかった。ある日アイリは、レルギアを森に残して去ってしまう。絶望したレルギアが出会ったのは、とある国の姫だった。姫との出会いで希望を取り戻すレルギア。アイリを探しに、生まれて初めて森を出ることになるのだが……?
生まれてこのかた大魔境を一歩も出たことのない、非常識な竜王様の無双冒険譚が今、始まる!!!!
カクヨム他にも連載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 08:14:13
125545文字
会話率:40%
500年生きる不老不死エルフ美少女である私は、王子クロードから突然、婚約破棄を言い渡されます。クロードは、若き王女ルリアと結婚するというのです。
さらに愚かなクロードは、私を老害扱いして、重要な議会からも追放してしまいます。でも実はそ
の議会は私が、この世界の秩序のために作ったものなんですよね~。私がいなくて本当に大丈夫なんですか?
クロードは悪法で国をめちゃくちゃにしてしまい、私に助けを求めてきます。だけど私は辺境を開拓して、別の王と楽しく暮らしているので、知ったこっちゃありません!
※他サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:01:45
16308文字
会話率:34%
人が生まれつき〝天職《ギフト》〟と呼ばれる力を持つ世界。
勇者、聖女、剣聖、賢者、守護者、預言者……英雄の素質を持つ〝天職〟持ちがほんの一握り生まれる中、多くの人間は平凡な、魔術士や剣士、あるいは農夫や狩人といったごく普通の天職を得て、己の
分を弁えた暮らしを送っていた。
そんな世界の一角で、一人の男が班《クラン》から追放された。
名をラグナという彼は、【呪】を使って様々な事ができる〝天職〟を得て生まれてきた。しかし傍目からは何もしていないように見える、あまり印象の良くない男であった。
そんな彼を疎ましく思った班の全員が、一斉にラグナを断罪し追い出したのである。
ラグナは多少嫌がったものの、割とすぐに頷き班を出て行った。「〝契約〟を反故にすると罰則があるぞ」という捨て台詞を残し、ラグナは班の面々の前から姿を消した。
鬱陶しい男がようやくいなくなった、と喜ぶ班の面々。
だが、彼らは知らなかった。
ラグナの〝天職・呪法師〟が持つ絶大な力を……それが班にどれだけの恩恵を与えていたのかを、がどれだけ班の危機を救ってきたのかも。
気付いた時には、もう遅いのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 23:00:00
97580文字
会話率:37%
商品となるために生まれ、失敗作として蔑まれ続けてきたとある少女。
彼女が自分を作った男の元から逃げ込んだ先、誰も近寄らない深い森の中で出逢ったのは、黒い髪の薬師見習いとその師である賢者と呼ばれる大男。
片や優しくお人好しな、片や冷たく愛想無
しの、まるで正反対の在り方をした二人に拾われた少女は、次第に心に負った傷を癒され、笑顔を取り戻していくーーー筈だった。
創世の賢者に繋がる、在りし日の記録……その一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 19:47:10
150735文字
会話率:42%
気づいた時には異世界に転移していて、賢者と呼ばれる大男に拾われたりツンデレな令嬢に侍女として雇われたりと、それなりに苦労しながら必死に生きてきた元女子高生。
そんな彼女の前で、腹黒そうな少女を連れた傲慢王子が、ツンデレ令嬢に婚約破棄を申し付
け…?
これは、〝創世の賢者〟に連なる在りし日の記録の一項。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 18:00:00
14480文字
会話率:45%
12歳になるとスキルを授かる世界で生まれたアレク。
アレクは普段からの行いも良かったため、良いスキルを授かるのではないかとまわりから期待されていた。
アレクが親友だと思っていたマルクもアレクが良いスキルを授かったら利用してやろう、程度に考え
ていた。
しかし、アレクが授かったのはよく分からないスキル。後にとんでもないスキルだという事が分かったのだが、ハズレスキルだと思われていた。
そんなある日、突如前世、大賢者の記憶を思い出して……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 21:25:14
19653文字
会話率:59%
『タルテカルディア・オンライン』
通称、樽オン。
大人気VRMMORPGの肉壁用ネタキャラNPC『ハングドマン』として生み出されたオレは、ある日、バグによって感情と意思を手に入れる。
そして、オレは復讐を開始する。オレ達NPCをゴミのように
扱ったプレイヤー達に復讐を。
※本作はダーク系復讐もので残酷な表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 18:39:13
29724文字
会話率:24%
『タルテカルディア・オンライン』
通称、樽オン。
大人気VRMMORPGの肉壁用ネタキャラNPC『ハングドマン』として生み出されたオレは、ある日、バグによって感情と意思を手に入れる。
そして、オレは復讐を開始する。オレ達NPCをゴミのように
扱ったプレイヤー達に復讐を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 18:53:44
8112文字
会話率:30%
「手塩にかけて育てた息子が、『裁縫師』とは……。金の卵を温めていたと思ったら、まさか死んだ卵だったとはな」
主人公のダサスは『職業授与の儀式』で、『裁縫師』を与えられる。
裁縫師はこの世界では『死に職』と呼ばれ、職業ギルドも存在していない
絶滅職だった。
世界でただひとりの裁縫師となってしまったダサス。
絶望に打ちひしがれていたが、ひょんなことからある真実に気づいてしまう。
この世界の住人たちは、みな初期装備のような貧相な服を着ていることに。
そう、裁縫師がいないせいで、それ以上のグレードの装備が存在していなかったのだ。
さらにダサスの裁縫師のスキルは特別な力を持っていた。
剣士の服を作って着ると、剣士のスキルが使えるようになる。
しかもそのスキルは通常の剣士に比べて数倍の破壊力を持っていた。
そう。ダサスは服を着替えるだけで、剣聖だろうと賢者だろうと思いのままに転職できるのだ。
ダサスはこの力を活かし、生産職でなく戦闘職でも無双するようになる。
ひょんなことから知り合った聖女、シャレオにちょっとエッチなコスチュームを着せたりしながら、世界最強の存在となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 12:05:15
36951文字
会話率:32%
とある男爵家の三男・ジェイドは、成人の際の「転職の儀」でジョブを得られず、家を追放された。
しかしその後、ジェイドは今いる世界が前世でよくプレイしていたゲームの世界だと思いだす。
「あれ……確かこのゲーム、ノービスが一番強くなれる設定じゃな
かったっけ……?」
前世の記憶を取り戻したジェイドは、誰も知らないゲームの知識で、ノービスの身で規格外の冒険者に成り上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:00:00
301227文字
会話率:27%
12歳になると誰しもが職業を手に入れるこの世界、
剣士になりたいと思っていた少年ソラは、大聖女になってしまった。
何で男なのに大聖女!?
妹も聖女!?
分からないことだらけだけど、仕方ない……
大聖女として魔王討伐に貢献しよう。
そう決意
した少年の物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 21:35:45
58952文字
会話率:62%
宮廷魔導師のビョウは、王命により、勇者召喚の儀を行った。
それにより、62人の異世界人が、勇者として王城に召喚された。
召喚された者たちの1人は、拉致された怒りをぶつけるように、ビョウを殴り飛ばした。
勇者の心証を良
くするため、国王は勇者召喚の責任を、ビョウ1人になすりつけた。
ビョウは勇者召喚罪により、引き回しの刑を受け、王都を追放されることになった。
大罪人として投石を受けたビョウは、大通りで力尽き、倒れてしまう。
ビョウが死を覚悟した時、召喚された少女の1人が、ビョウに手を差し伸べた。
ビョウは少女、サクラガワ=ミナモに救われ、無事に王都から逃れる。
一方、足並みが揃わない勇者たちは、各地で様々な問題を起こし始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 13:00:00
8764文字
会話率:31%
主人公デイン・クロムザートは職業賢者。
また、アーククラフトという、魔神の技が使える特殊な一族だった。魔法の力は5倍増し、武術や剣術にも長けており、無敵の一族である。
そんな彼は、賢者の魔法とアーククラフトの凄まじい技を使いながら、
陰ながら勇者パーティーで働いていた。
ある日、そのパーティーから、何もしていない無能、という理由で追放される。
しかしそれは、デインの技が凄すぎて仲間が認識できないだけだった。
パーティーを追い出されたデインは、モンスターに襲われているエルフの巨乳美女モーゼリアを助ける。
彼女は、デインの凄さに感動し、勇者学園の教師になるように懇願。
彼女の美しさと、胸の大きさに心打たれたデインは、教師になることを決意する。
一方、デインがいなくなった勇者パーティーは、彼の補助が受けれなくなって衰退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 11:11:33
90896文字
会話率:46%
男は四人の魔王を倒し力の回復と傷ついた体を治す為に魔法で眠りについた。
三十四年の後、完全回復をした男は、配下の大魔女マリーに眠りの世界から魔法により連れ戻される。
三十四年間ずっと見ていたの夢の中では、ノコと言う名前で貧相で虚弱体質の
さえない日本人として生活していた。
目覚めた男はマリーに、このさえない男ノコに姿を変えてもらう。
それはノコに自分の世界で、人生を満喫してもらおうと思ったからだ。
この世界でノコは世界最強のスキルを持っていた。
同時に四人の魔王を倒せるほどのスキル<冥府の王>
このスキルはゾンビやゴーストを自由に使役するスキルであり、世界中をゾンビだらけに出来るスキルだ。
だが冥府王の目標はゾンビだらけにすることでは無い。
彼女いない歴イコール年齢のノコに普通の彼女を作ることであった。
だがノコに近づいて来るのは、大賢者やお姫様、ドラゴンなどの普通じゃない美女ばかりでした。
果たして普通の彼女など出来るのでしょうか。
普通で平凡な幸せな生活をしたいと思うノコに、そんな平凡な日々がやって来ないという物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:06:00
124545文字
会話率:42%
主人公・レクス・フィラリアは何の才能もない【凡人】と呼ばれるカテゴリーに属する人間だ。人類最強の冒険者集団、勇者パーティにはそれ相応の【剣聖】や【賢者】などの才能を持つ人間がいるが、レクスはそれがない。ただの最古参メンバーだ。
勇者アラ
ンからついに足手まといだから、とクビにされ、失意のどん底で近くの村———ユノ村へと身を寄せる。そこで第二の人生を送ろうとするレクスの前に、銀髪の美女が現れる。
「お前が諦めるのなら、我も諦めよう」
銀髪の美女の正体は【魔王】だった!
なぜか彼女はレクスに目を駆け、期待をし、世話を焼こうとする。
そして、彼女もまた魔王という役目に疲れ切った失意のどん底にいた。
「一緒に暮らそう」
共に疲れた二人が、人間の村で、夫婦と偽って過ごすスローライフ。その幕が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 17:52:09
105389文字
会話率:45%
テンプレっぽい話を書こうとして文字数がえげつなくなったお話。
女神からの祝福を与えられ、それらがスキルと呼ばれる世界。かつて倒されたはずの魔王が復活し新たなる勇者が選ばれた。スキルにより勇者の仲間として定められた者たちと、新たなる旅が始まる
――
っていう以前書いた理不尽勇者と同じ世界観のお話ですがそっちは読まなくても問題ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 10:31:36
27988文字
会話率:19%
【書籍情報】
ツギクルブックスで2021年 4月10日発売予定! イラストレーターはリッター様となっております!
Amazon等のサイトで予約開始しておりますので、良かったらぜひお願いします!
~あらすじ~
両親に愛されなかっ
た男、『三門 英雄』
事故により死亡した彼は転生先で『ラース=アーヴィング』として生を受けることになる。
すると今度はなんの運命のいたずらか、両親と兄に溺愛されることに。
ラースの家は貧乏だったが、優しい両親と兄は求めていた家庭の図式そのものであり一家四人は幸せに暮らしていた。
また、授かったスキル『超器用貧乏』は『ハズレ』であると陰口を叩かれていることを知っていたが、両親が気にしなかったのでまあいいかと気楽な毎日を過ごすラース。
……しかしある時、元々父が領主だったことを知ることになる。
――調査を重ね、現領主の罠で没落したのではないかと疑いをもったラースは、両親を領主へ戻すための行動を開始する。
実はとんでもないチートスキルの『超器用貧乏』を使い、様々な難問を解決していくラースがいつしか大賢者と呼ばれるようになるのはもう少し先の話――
※小説家になろう様で異世界/転移で最大日間136位 カクヨム様で日間総合一位、週間三位、月間十位を獲得しました! 応援ありがとうございます!
※12月15日 書籍化決定いたしました! 皆様の応援のおかげです! よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 21:58:31
1832889文字
会話率:67%
【4話で1章完結します】
「おい、ロディ! 【足ふみ】スキルってなんなんだよ! そもそもスキル名ダサすぎるんだよ! てことではい追放!」
ロディは勇者パーティーのリーダー勇者ワレイドより、役立たずの烙印を押されて追放されてしまう。
実はロディのマッサージが、賢者や聖女の体内魔力を活性化させていたからこそ、勇者パーティーは強力な連携がとれていたのだが、そのことを知るのは聖女マリーナだけであった。病気の妹の治療費を稼ぐために、立ち止まるわけにはいかないロディは新しいパーティーメンバーを求めて前を向いて歩き始める。
一方勇者パーティーのメンバーはロディの足ふみマッサージにより思わぬ恩恵を受けていた。そのことを知らない勇者ワレイドは優秀な支援メンバーを失ったことに気づかず、勇者パーティーは崩壊していく。
※他サイトにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 22:00:19
8187文字
会話率:55%
ランド・エルティネスは選ばれし勇者だった。
しかし、少年デント・アルフォートの出会いによって、彼の運命は大きく変化していくことになる。
圧倒的な強さを持つデントに嫉妬し、無力感を抱く勇者ランド。
そして彼は魔王討伐後、デントを魔界
の谷底へと突き落とすのであった。かくして、彼にとっての平和な日々が訪れるかに思えたが――それは、更なる絶望の始まりでしかなかった。
これは、運命の悪戯により、全てを失った勇者が復讐と決意に身を焦がしながら宿敵に挑む……その幕開けの物語である――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 19:04:25
27053文字
会話率:36%
勇者、聖騎士、賢者、聖女、――テイマーのSランク五人パーティー『聖櫃の旗手』
10年来の付き合いで、仲がよかったはずの幼馴染の仲間達はもうどこにもいない。
これまで一度たりともモンスターをテイムする事ができなかったゴミでお荷物君なテイマー
のテッドは、仲間達の手によってダンジョンに捨てられた。
最強種、黒帝竜の眼前に。
這い寄る恐怖と迫る舌先。
諦め切れずも死を覚悟したテッドに訪れたのは、黒帝竜の一声だった。
《――お主、弱っちくて不味そうじゃな》
とかく色々あったものの、奇跡的に最強種である『ドラゴン』をテイムしたテッドは、これを機に冒険者稼業から足を洗いた――かった。
ドラゴンに愛されたテッドが望むのは、これまでとは打って変わってゆっくりのんびりとした平穏なスローライフ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 21:06:51
4651文字
会話率:27%
200ぶりに魔王が現れた。
同時に女神に祝福を受け、勇者システィーナ、賢者ハルナ、拳聖クリスが誕生した。だけど貴族家からやってきた聖女アメリアは・・。
魔王を討伐し、平和を手に入れることは出きるのか。
最終更新:2022-09-04 19:13:58
13148文字
会話率:45%
地球日本産の魂を持ってサイエスに転生を果たしたマクラーレン大公の孫娘ビオラは、それは大層な貴腐人でした。
三度の飯よりBLが大好き!
活字万歳な隠れオタクだった彼女は、化学ではなく魔法が発達した世界に生まれ変わり、言葉を覚えるまでに五年の月
日を要した。
知恵遅れと認識されていた彼女は、日常会話が雑音だと認識していただけで知能が高く、賢者と匹敵するくらい魔法適正があった。
そんな彼女は、大の乙女ゲーム嫌い。
召喚系のラノベも大嫌いな歴女です。
何故嫌いかと言えば、勝手に誘拐して他力本願で「世界をお救い下さい」とか言えちゃう馬鹿も、それに乗っかる主人公もヘドが出るほど嫌いなのです。
しかし、サイエスも例外ではなく聖女召喚という魔法があった。
ただでさえ、王命で第一王子と婚約させられ辟易しているところに、召喚された聖女のせいでビオラの生活は更に憂鬱になる。
バカ王子を調教しても、現れるヒロイン候補のせいで元に戻ってしまうを繰り返す。
そして、とうとう取返しのバカ王子が卒業式で取り返しのつかない事をやらかしてくれた。
聖女曰く、ビオラは悪役令嬢なんだそうです。
歴代のヒロイン候補も同じことを言っていた。
この世界の悪役は、魔物や魔王だろうに。
宜しいその喧嘩買いましょう。
※小説家になろう・カクヨムでも投稿してます。
※『お前は、ヒロインではなくビッチです』を加筆修正したもので、設定の変更もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 00:00:00
7516文字
会話率:24%