ティンが旅に出てしまって、山凪孤児院は平穏な生活を送っては――いなかった。居なくなったもう一人の“大姉ちゃん”、ティンを探してあちらへ此方へと駆け巡る少女――紗羅。彼女が出会うのは二人の少女たち。世界にたった八人しか居ない姫の一人、“深淵
の闇姫”の騎士『フェリナ・アビシェンガティーブ』。もう一人は偽りの太陽神を顕現するかつて漆黒の氷姫と共に戦場を駆け抜けた四色魔導師(フォースマジシャン)、『森林林檎』。彼女達と巡り合う事で紗羅は色んな事を学んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-08 23:13:14
72831文字
会話率:55%
「ごめんなさい」しか知らなかった醜く惨めな幼子だった私は、
しかしあの日魔法の薬を売る男と出逢った。それが私の人生の転機だった――売女に産み落とされた醜女と魔法の薬を売る男の出逢いの物語。第160回コバルト短編新人賞「もう一歩」作品。自サイ
トには改稿(削っただけ)前の物が置いてますので、読み比べもできるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 22:08:43
10525文字
会話率:30%
高校生の夏、奏夜はいつもの生活を送っていた。図書館にこもりを本を読み、幼馴染の沙紀と一緒に宿題をする。それだけの生活が、かつて家を離れていた妹の帰還によって一変する――――魔術、深淵の獣、封印の魔術師、そして偽りの生活―――――ありとあらゆ
る『異質』が奏夜を襲い、やがて奏夜はその『異質』へと身を投じる。深淵の向こうに見えるのは、過去の記憶か? それとも未来への遠望か。ただ大切なものを護るために奏夜はその手に刀を握り、白刃を抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 08:02:26
99966文字
会話率:49%
「世界はこんなにも真っ黒で、残酷で、卑猥で――――!それでも……!君がいれば、私は……!!!」
遥か昔。まだ魔王が世界を統一していた時の事。ある歪みが彼の世界を襲う。異変に最期まで気付けなかった魔王は自らの作った世界全てを無にし自らの記憶
を消し、転生したのだという。
そのおとぎ話のような事実から早500年もの時が流れようとしていた。
しかし沈黙を破った少年が現れる。
彼の名は、アビス。
深淵という意味のある名を持つ少年。
魔王は500年前、何に会い、何のために世界を壊したのか。
その真実が、いつか暴かれる日は近い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 17:07:17
3058文字
会話率:37%
小説を書くのが趣味の私だが、ホラー小説を書きだしてから奇妙なことがよく起こる。
最終更新:2012-08-15 00:26:21
2112文字
会話率:16%
小さな村のひっそりとした山小屋に、グリフは父のセドと共に暮らしていた。戦が終わったというのに厳しい剣の稽古を続けるセドに、グリフは疑問を抱きつつも剣を振るい続けていた。
そんな毎日を送っていたある日、グリフはエルフの少年ナナキと不思議な出会
いを果たす。
それから数年が経ち、共に17歳になった彼らは自分たちの将来の想像に胸を膨らませていた。
しかし、そんな彼らの前に突如現れた謎の集団により、二人の運命は大きく狂っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-30 15:23:30
4903文字
会話率:28%
40歳女が転生を果たしました。ユリアナ伯爵令嬢5歳です。
平穏な生活を送る予定だったのに元義理の息子に求婚されました。
って前世から50年たってるはずなのに何故20代なのでしょうか?
それに息子よ5歳の少女に求婚するのも世間的にどうかと思い
ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-20 10:48:45
62654文字
会話率:22%
なんだか最近疲れてきたので、心の深淵を曝け出してみようと思った。夜は、精神が不安定になって何も考えたくなくなる。そして、明日が来ることを心のどこかで恐れながら眠ったままでいたいように思う。
最終更新:2012-06-18 21:59:46
974文字
会話率:0%
夜の公園で、僕たちは語り合った。
最終更新:2012-05-25 22:15:48
2252文字
会話率:46%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%
西暦1958年。史実と違う歴史を辿り、大国となった日本帝國。そんな中、新米海軍少尉藍原は、一人の少女と出会う。そしてそれをきっかけに、日本帝國を始めとする『世界』の『現実』は、奇妙に、しかし確実に『何か』が変わっていく――。注)作中に登場す
る兵器はほとんどがオリジナルで、作者の妄想の産物です。注)5/9、タイトル変更しました。
第1章あらすじ:日本帝國は中華大陸に火種を残しつつも、仮初の平和の中にいた。しかし、それはあっけなく――何の引き金もなく、崩れていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-18 15:48:26
107829文字
会話率:21%
史上最強の女子高生:乃枯野雲水、完全無欠の敗北主義者:絶式√、破壊衝動:深淵のリリアナ、自称奇跡師:極彩色綾乃、殺しても死なない屍お嬢様:廃病棟ねんねこりん、そんな彼女達が一般人@巻き込まれ不幸体質の倒記海人を巻き込んだ法則破壊型学園もの、
それの前日話になります。道中重いですがラストはハッピーです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-27 23:21:07
119972文字
会話率:37%
あの世とこの世のはざま。月の世界。
最終更新:2012-01-24 23:37:35
1306文字
会話率:12%
黒い染み、深淵が僕を覗いていた。
キーワード:
最終更新:2012-01-24 13:00:00
221文字
会話率:0%
◆10年ほど前に自サイトに掲載していた物です。20年以上前に参加していた創作同人サークルにて皆でキャラクター(オリジナルの神キャラクター)を出し合い、それを元に私が別PNで執筆した物です。厨二病真っ盛りな内容で途中で執筆も中断しているのです
が先日何となく懐かしくなって読み返し、黒歴史な恥ずかしい気持ちと、誰かに見てもらいたい気持ちがイイ感じで湧き起こってしまいこちらに掲載することにしました…◆「本編あらすじ」天地に数多くの神々が宿り人間や精霊達とともに暮らす異世界「神国」 ある時神々や人間の負の精神エネルギーから一柱の神が誕生した。誕生直後にその神は力を半減させられたが600年後、自らの力の一部を偶然取り込んで錯乱した若神と出会い「神国」に反旗を翻す…。◆2012年の早い内に中断した続きを書きたい気持ちもあります。頑張りたいです…。◆2011年12月28日。キャラ設定や挿絵の挿入作業も並行して始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-11 18:38:31
88024文字
会話率:13%
夜の種族と呼ばれる怪異の謎を解き明かすべく深淵を覗き込む男、フロード・サウロンと、遠くはないが近くもない未来から来たと言う男、竹一 志朗(タケヒト シロウ)との奇妙で奇怪な奇譚章。
最終更新:2011-12-02 18:00:00
4915文字
会話率:26%
あらすじを簡単にいえば普通の日常を送っているようで送っていない、クールなようで喋り出すと止まらない、何にも考えて無いようで色々と考えている主人公田口君が戦って戦って戦いまくる物語です
最終更新:2011-11-04 14:48:06
7287文字
会話率:54%
小さな手のひらに唇寄せて――
小さな証を契りましょう。
禁断の果実を口にした人間は、罪深き人間として深淵の裁判所へと送られる。
そこには、赤目の鬼がいると、誰かが言った。
最終更新:2011-08-06 21:22:35
508文字
会話率:0%
王都にて傭兵家業を営むフォルクマールと、国の王女であるアルベルティーナが織り成す──ほんの少し切ない物語。
最終更新:2011-06-22 17:05:08
8140文字
会話率:35%
呪術師である煉賀美咲と煉賀鳴海は、春休みのある夜、怪異に襲われたところを一人の青年に助けられた。そして、この出会いから彼らの物語は大きく動き出す。《現在更新停止中》 3/16ユーザー名変更しました。
最終更新:2010-12-31 00:11:22
109342文字
会話率:48%