あなたは神を信じますか?
もし信じるなら、あなたは神に選ばれた人間です!
神は愛する者のために、〈聖書〉という〈剣〉を与えてくださいました。
さぁ、あなたもこの武器を取り、罪人に聖なる裁きを下しましょう!
聖書は一冊の本ではありません。
カトリックでは77巻、プロテスタントでも66巻にもなる膨大な書物をまとめたものです。
その中には非常に多くのエピソードや教えが含まれています。
なので、どんなポジションの人でも、必ず自分にとって都合の良い「神聖なメッセージ」を創作できます。
「聖書の~~にこう書かれている」と言うだけで、有無を言わせぬ迫力でマウンティングできるでしょう!
もしあなたが小説を書いていて、教典を片手に人々を殺戮するような狂信者を登場させたいと思っているなら、
このエッセイが参考になるかもしれません。
また、このエッセイでは、あるポジションにとって都合の良い聖句を紹介すると同時に、都合の悪い聖句も紹介します。
敬虔な聖人キャラを創りたい場合は、逆に都合の悪い聖句で自分を戒めるキャラクターにすると「本物感」が出るかもしれません。
ちなみに筆者はプロテスタント教会で聖書を教えていたことがあるので、内容は正しいと言えるでしょう。
「自己推薦する者ではなく、主から推薦される人こそ、適格者として受け入れられるのです。」
(コリントの信徒への手紙二 10章18節)
毎週日曜に更新予定。
このエッセイは聖書を貶めるためのものではなく、罪人が聖書とどう向き合うべきか考える材料を提供するためのものです。
聖句は新共同訳聖書から引用します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 13:12:15
6294文字
会話率:6%
住んでいた村を狂信者に滅ぼされた亜人種と人のハーフである魔法錬金術師が、同じように村を狂信者に滅ぼされた魔族の少女とその母親の命を救い、共に生活をしていく中で様々な事件や出来事に関わり、時には巻き込まれながらも、知り合った色々な種族や身分
の人達の影響を受け戸惑いつつも、母娘と共に魔法錬金術師も成長していくという日常や冒険を描いたストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 01:14:44
363372文字
会話率:66%
ある日突然、豊臣方の武者と足軽達がゾンビとして甦り、近畿地方に位置する堺県堺市を襲った。
首謀者は太閤秀吉直系の子孫を名乗り、豊臣政権樹立を企てる霊能力者・豊臣秀一。
この狂信者によるクーデターを受け、堺県堺市を管轄する人類防衛機構堺県第2
支局は戒厳令を発令。
避難を余儀なくされた地域住民達だったが、彼らは決して挫けなかった。
ある者は平和が蘇った時の再起を固く誓い、またある者は今の自分に出来る事に取り組み。
自由都市堺の誇りを今に受け継ぐ地域住民達の気高い姿に、避難所を警護する若き士官である神楽岡葵准佐は深い感銘を受けるのだった…
※本作品は、「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~」シリーズの一作です。
とびらの様御主催の「あらすじだけ企画」寄稿作品である「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~怨霊武者掃討作戦(短編化)」で取り扱った「怨霊武者鎮圧作戦」が、本作でもテーマになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 06:25:49
12570文字
会話率:31%
堺県立御子柴高校通常教室棟の屋上で、吹田千里達が粕汁を食べていた昼休み。
そんな貸切状態の屋上スペースに姿を現わして、奇怪な噂話を語る一般生徒。
それは、千里達に新たな戦いの幕開けを告げるメッセンジャーだった。
夜な夜な、堺県第2支
局管轄地域を徘徊する、牛の頭に人間の身体を兼ね備えた怪物がいるらしい。この怪物の角に刺された人間は、怪物の仲間入りをしてしまうのだ…
単なる都市伝説との見方を捨てきれなかったものの、一般生徒の相談した噂話を、とりあえず支局に報告し、家路についた千里達。
ところが、都市伝説を裏付けるかのような話を家族や特命警務隊から聞かされた千里達は、自分達の日常が邪悪な陰謀に蝕まれつつある事を実感する。
夜の帳に包まれた、堺泉北工業地帯の石油化学コンビナート。
そこに、巡回パトロール中の千里達が駆けつけた時、千里達は滅ぼしたはずの狂信者達の残党との対面を余儀無くされる。
戦え、防人の乙女達よ!
今こそ3年前の戦いに真の終止符を打ち、自らの信じる正義と友情を示すのだ!
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 06:18:50
84815文字
会話率:27%
ある日突然、豊臣方の武者と足軽達がゾンビとして甦り、堺県堺市を襲った。首謀者は太閤秀吉直系の子孫を名乗り、豊臣政権樹立を企てる霊能力者・豊臣秀一。
この狂信者によるクーデターへの対抗作戦「怨霊武者掃討作戦」を成功させ、管轄地域防衛の任務
を果たした、人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第2支局はお祭りムード一色。支局長である明王院ユリカ大佐による祝賀会が執り行われたが、興奮冷めやらぬ特命遊撃士達は2次会、3次会へと繰り出した。
吹田千里准佐と、その親友である生駒英里奈少佐、枚方京花少佐、和歌浦マリナ少佐もそんな遊撃士の1人である。3次会でも飲み足りなかった吹田千里准佐達4人は、第2支局の当直室にチェックイン。お泊まり会気分で内輪での4次会を始めるのだった。
都市防衛の要にして防人の乙女と称される特命遊撃士とはいえども、そこは10代の少女達。深夜のバラエティー番組やアニメを肴にしてのお喋りは尽きないようで…
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 08:26:21
18840文字
会話率:27%
地球に人が増えすぎていると、過保護な金の女を説得し、白の男はとある手段を取った。そして体を失った魂達は異世界で新たな生を与えられる。
その世界は魔物や魔王が存在し、科学ではなく魔法が発展している世界。
地球よりも身近に死がある世界が舞台
の神に殺された者達と異世界に飛ばされた少年の物語───
「いきなり勇者が死ぬってどうよ!?」
いや、
神に殺された者達と異世界に飛ばされデュラハンになった少年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 02:18:05
70481文字
会話率:43%
炎の悪夢に悩まされているイザベラ。幼い日、悪夢に魘されるイザベラは約束する。その約束を頼りに生きて来たイザベラは今…なんかヤベェ部屋でヤベェ儀式に巻き込まれてる―――!?
狂信者っぽいお母様は、イザベラが火災で亡くなった姉のエリザベスだと信
じ込んでいた。ちょっと待ってくださいお母様、確かに前世の記憶はありますが…それは伯母様じゃありません!!人違いです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 21:21:00
17613文字
会話率:23%
男は、作業中の不注意(いわゆる現場猫案件)で命をおとした。
生まれ変わった先は、オーラを操る『輝士(きし)』が魔物と戦うファンタジー世界。
少年マンガ大好きだった男は、大喜び。
マンガの知識を参考に自分を鍛え始めた。
おバカな失敗を繰り返
しながらも、転生少年はオーラの達人となる!
だが、強くなったせいで、厄介事もオンパレード。
暗殺少女、狂信者、国家レベルの陰謀、魔物の大規模討伐……etc
── 俺はただ、チートで最強なハーレムファンタジーを満喫したかっただけなのに……
そんな転生少年アットは、今度こそ『ご安全に』生きられるのかっ!?
(修行パートやバトル描写多めのコメディです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 06:00:00
176900文字
会話率:20%
目を覚ましたら見知らぬ場所に知らない人。
だけど、ゲームに参加しなくてはいけない。
力が全てを支配する世界アルカディア。そこでは月に一度、ゲームが開催される。魔法、勇者、裏切り、何でもありのデスゲームでたった一つの願いを叶えるために毎回大勢
の人々が参加していた。【狂信者】ハイバ・ユズハもそのひとり。助けてもらった仲間と共にこのゲームに参加する。
理由も叶えたい願いも思い出せないまま、何回もこのゲームに挑んでは敗北して、忘れていく。
自分の本当願い、ゲームに挑み続ける理由はなんだろう。全てを賭けた人の為、最悪のゲームに挑み続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 22:27:57
1283文字
会話率:49%
宇宙空間を移動しながら様々な構造物を建築する巨大な宇宙船 ≪宇宙蜘蛛≫
そこで働いていた、電子システム2級整備士の渋川シュン。
謎の事件が起こり、意識が戻ったら艦内のあらゆるシステムはダウン状態。
しかも、生存者らの体感時間帯がそれぞれずれ
ているという。
間もなくして生存者に襲い掛かる謎の生物兵器、暴走するAI、人同士の生存競争。
絶え間なく起こる怪現象、仲間になった無口クール美女はなんか訳ありだし、エイリアンを崇拝する
狂信者集団、生存者の女だちはみんなトラブルだらけ。
船の資源と技術者の知識をうまく利用して生存は出来たものの、ただの一般人で、少々むっつりで小物でしかない渋川シュンは生き残るために、どうすべきか?
彼は自分だけは正常だと訴える船のAI≪アラクネ≫が提示する情報をもとに船の最深部を目指す。
果たして、そこには何があるのか? ≪宇宙蜘蛛≫の真の目的は?
謎の生物兵器と暴走AI、時間軸みだれ事故の原因は如何に?
全てが綺麗に完結するか否かよりも、ただ降りかかる火の粉が死ぬほど嫌な渋川シュンの戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 10:38:09
146276文字
会話率:25%
風邪を引いた皇女様。
普段は口調が厳しい者であったのだが、この日は何故か柔らかい口調となり、本当に伝えたいことを側仕えのディランに伝えようと試みます。
「好きだと伝えたいだけなのに全てが嫌味っぽくなってしまう可愛い皇女様」の続編です。
最終更新:2021-06-20 07:33:39
4423文字
会話率:42%
誰もが恐れる皇女様の側仕えの少年。
彼は日々皇女様に虐げられ、辛い日々を送っていた。城の中でも同情の視線を集める皇女様専属側仕えのディラン。
しかし、そんな彼には秘密があった。
「皇女様、好き!」
……実は、ディランの不遇な少年というのは、
全て演技。本当は皇女様のことが過剰に大好きな熱狂的信者だったのである。
加えて、皇女様もディランを大切に思っていた。
何故二人は周囲から誤解され続けているのか。それは、皇女様の言動が周囲からはとても酷い罵声にしか聞こえなかったからである。皇女様の言葉に込められた意味を正しく理解しているディラン、言葉遣いがキツくなってしまうことに苦悩する皇女様。
すれ違いがあるからこそ生み出される二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 12:00:31
11177文字
会話率:41%
聖帝と称される国にて、ある一団が裁かれようとしていた。
神官キールは一団の面々から主導者たるミコト・ユウキの事を聞き出す。
一団の面々は各々の視点からミコト・ユウキを語る。
彼らの口から語られるミコト・ユウキはまさに狂気であった。
最終更新:2021-06-06 19:11:39
1258文字
会話率:48%
神には善悪は無い。やっている事が生物にとって善か悪に区分されているだけである。そんな星数以上にある神の中には行いが善悪に区別出来ないものが存在する。そんな神の事を皆は邪神と言ってきた。
これはそんな邪神の中でも特に異質な神であるネムが自分だ
けが参加出来ないゲームに参加する話から物語が始まる。
注意:拷問シーンや改造シーンが愉快に表現しながら描くつもりなので、苦手な方は気をつけて読んでください。
文字数は3000字前後にするつもりです。
感想など良ければ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 12:00:00
4608文字
会話率:52%
時は2222年――――環境の悪化とともに美少年が生まれなくなった世界。
希少美少年は美少年管理局によって氷漬けにされ、現存する三体は各地の美少年愛好家団体に守られてきた。
関西美少年連合、美少年教団、美少年マフィア。
彼らは美少年に対す
る歪んだ思想を持ちながらも、懸命に美少年を守る。
しかし、とある予言者は再び美少年が解凍され、世界に波乱を巻き起こすと予言。
あろうことかその予言は的中し、美少年パンデミックが起こり始めるのだった。
世界の崩壊を前に、彼らは協力関係を結ぶこととなる。
『そうだ! 日本美道館で無観客ライブをしよう!』
果たして、世界を美少年パンデミックから救うことができるのか?
美少年×連合×教団×マフィアが織りなす、美少年狂乱コメディ!!
※とびらのさんの個人企画、『超美少年企画』への寄稿作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 11:53:15
10425文字
会話率:47%
病的に夢占いを信じる友人と腐れ縁の私。そして旅行から帰ってきた友人は夢を見た。
最終更新:2021-04-08 19:16:28
784文字
会話率:37%
長く人族と魔族の争いが続く世界に、とある兄妹がいた。人族でありながら、純白の髪と深紅の瞳という容姿から、同じ人族たちから迫害を受けていた兄妹――アディアとアリアは、とある出来事で異世界より召喚された伝説の『勇者』に殺されそうになってしまう。
命からがら逃げ出した兄妹を救ったのは、自らのことを『魔王』と称す幼い少女だった。少女の名はバラクエル・リリン・イブリース。そして彼女は、真実魔族の王であった。
バラクエルによって救われ、その優しさに包まれた兄妹は……あっという間に、バラクエルに心酔してしまう。もともと、自分たちを虐げていた人族なんぞに愛着がなかった二人は、バラクエルが引くほど頼み込んで魔族の仲間入りをする。
その際、『魔王』のみが使える秘法【存在改変・逢魔転生】によって魔族に転生したアディアとアリアは、バラクエルすら知らない『愚神』と『外神』という謎の種族になってしまった。
それによってヤバいくらいの戦闘力と反則級の能力を手に入れた兄妹は、その力を魔族のために振るうことを決意する。一方バラクエルは、下手したら自分よりも強いかもしれない存在がいきなり部下になり、「どうしてこうなった!?」と頭を抱える羽目に。
反則級の能力で魔族の抱える問題を次々に解決していく兄妹と、二人が常識外れのことを成すたびに胃を痛める魔王。三人を中心に、世界は次々に世界を変えていく。そしてそれは、兄妹を迫害していた人族にとって、絶望の始まりでしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 01:11:32
112296文字
会話率:44%
蒼き叡智の魔導書(グリモアール)。通称蒼グリ。
その主人公になぜか、佐藤としての人格と記憶を取り戻した。
エロゲが原作の蒼グリはアニメを完走しただけ。深い思い入れなどまるでない。
ただしメインヒロインは前期の嫁キャラ。嬉々として手を出さんと
した嫁キャラとの邂逅だったが、それは悲劇の幕開けだった。
嫁キャラにはなんと悪友が転生していたのだ。
ならば別のヒロインだと切り替えた先はネカマ入り。
ラスボスには蒼グリ狂信者が入ってる始末であった。
折角エロゲの主人公になったのに、カス共によってハーレムルートを潰され、ヒロイン攻略を邪魔される日々。
果てにはカスパーティーを首となり、騙し裏切られ学園追放の罠に陥れられた。
転生ものから追放もの主人公へクラスチェンジだなんてごめんである。
追放先で足掻いた結果、狂信者の魂の嫁と、諜報員だと学園中にネタバレされた忍びを仲間に引き入れた。
二人揃ってボス級キャラ。カス共を血祭りにあげるのに不足なし。
かくして俺はカス共に復讐をするため、彼ら真の仲間たちと共に優勝を目指すのであった。
なお、カス共はカス共で内ゲバ合戦を始めた模様。
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 12:24:26
206701文字
会話率:34%
オードリーは『漫画ロマンスの魔法』に転生した。彼女は3巻で死んでしまう王子の護衛騎士、ルークを守る為、魔法を極め学園に入学する。けれどもルークの身を案じ過ぎた結果、王子の狂信者の一人だと勘違いされてしまい……。そうじゃないと弁明していたら、
王子に魔法の能力を見破られ、追っかけ女の盾として、専属魔導士の契約を要求されるが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 20:14:37
9773文字
会話率:58%
私の名はセリカ。セキツウガという町で冒険者ギルドの受付嬢をしている。
セキツウガはそれほど大きくなく、小さくもない冒険者にとっては始まりでもなく終わりでもなくただの通過点でしかない町だ。特産品も特になく、私みたいに昔からここで住んでいる
人たちかもしくは物好きな連中しかこの町にはとどまらない。
これはそんな物好きな連中な中でも特に変わっているパーティー。そう、狂信者をリーダーにしているパーティーが気になった話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 11:42:24
24736文字
会話率:46%
アルヴィヴル大陸史上最凶の敵、邪神の隣人〈雨期の魔女〉を殺した罪で、浮遊の監獄砦に投獄されたティパルーは、自分の名前以外何も覚えておらず、魔女殺しの罪は一切身に覚えがなかった。
本来であれば、大陸最凶の敵を屠った救世主扱いされるはずなのだ
が、誰一人として敵わなかった魔女をも上回る力を持つのではとティパルーを異分子と判断し、投獄したのだ。
記憶にないティパルーは無実を訴えるが、証拠も証明も証人してくれる人もいないため、監獄から出ることができず。
きっとこれから酷い拷問が待っているのだろうと身構えていたが、彼女を「女神!」と崇めだした一人の看守・イスカによって、ティパルーの監獄ライフは想像していた予想の斜め上以上に快適で!?
「おはよう、女神。朝日を浴びる女神も美しい。朝から女神の顔を拝める今日という日に感謝する。あぁ、まるで宗教画のようだ。心が洗われる」
「あの、私が言うのも可笑しいと思うんですけど、看守の仕事をしてください?」
毎朝毎昼毎晩と拝み崇めてくる看守が、本来の職務を全うしてくれません。
これは、身に覚えのない大罪で投獄されたのに快適な監獄ライフを送ることになった儚すぎる系少女と、ティパルーを女神と崇拝する狂信者へと変わり果てた看守が繰り広げる物語。
※この作品はフィクションです。実在の団体や宗教、団体の関係者方、信仰者様方、実在する人物とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 17:42:38
58975文字
会話率:51%
群雄割拠の大陸戦争後、残った六大国は平和を維持していた。それは各国が疲弊していたこともあるが、調停が必要な事態を代理戦争によって解決していたからでもある。そんな国の命運を決める場とは無関係に生活していた主人公リールは、底辺貴族ながらかつては
将来を期待される存在だった。しかしいつまで経っても何の頭角も表さない彼は貴族学院において上級貴族たちからの格好の嫌がらせの的になった。それが暴走して他殺されかかったところを才能を買われて貴族に混ざって教育を受けていた幼馴染サリィの魔法によって一命を取り留める。しかし幼馴染の魔法は彼女の自由を守るために秘匿していたもの。リールが寝たきりの間に国の命令で『聖女』という遠い存在になってしまう。そして特化した才能こそが至高とされる貴族学院において、その一切を持たないリールは療養期間中に除籍処分を受けてしまった。やむなく学院を去ることになったリールだが、聖女狂信者によってまたしても死の淵に立たされる。二度目の危機に血まみれで空を見上げる彼の霞む目に映った最期の光景は、大陸に響き渡る"傾国の少女"が放つ輝きだった。その後、彼女とともに隣国に亡命したリールは名前アレンに改め、その可能性に改めて向き合っていくこととなる。"傾国"と同格の公爵令嬢、もう一人の身分差のある幼馴染、聖女となったサリィや聖教国の他の聖女達、アレンの持つ可能性は才覚を持つ人間をこそ惹きつけ、その周囲を巻き込んで彼自身もまた周りに釣り合うべく成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 18:00:00
104695文字
会話率:51%
寄生虫に生まれ変わった主人公が、剣と魔法のファンタジーで平穏に暮らす事を目標に頑張る物語。
ぼんやりと光る世界、心地良い空間であるが、いかんせん息苦しい!。
もがき身体を捩らせていると壁?いや壁にしては柔らかい、そう、これは膜かな?硬さ的
には水風船くらいだ。
これならば破れそうだと薄い膜を突き抜けると、そこは全てのサイズが大きい世界だった。
で
現状を確認してみると、どうやら俺は線虫?の様で、自力で生きて行かなければならないみたいだ。
5センチからスタートする世界スケールの大冒険、自力と言いつつ寄生しながら過ごす主人公の物語。
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作者なろうでの投稿不慣れの為、よく途中で投稿したりします。
つど編集して増やしていく形なので、ご承知おき願います。
路線的には主人公暗躍物が好きなので、その方向で行ければなあと思っています。
電車内で投稿するので、変なところで区切られていたとしたら、自意識過剰ながらも横の目が気になったからだとお察しいただければ。
脳みそ弄られて「あっあっあっ」ってなってるのいいですよね!
という嗜好が高じて書いてみようかなあと思いました。
集え!同士!
ストーリーの大筋は決まってるので頑張って完結を目指したかったです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 01:57:21
79348文字
会話率:24%