国家が細分化し、「四大PMC」と呼ばれる巨大軍事企業同士のパワーバランスによって平和が保たれる近未来。
四大PMCは、肥大化した武力をぶつけあう代わりに、女性型ロボット「オートマタ」を戦わせることで、互いの技術力を誇示し序列を競っていた。
このオートマタ決闘の祭典は、太平洋上に浮かぶ人工島の劇場で催される。
劇場の名は“グランギニョール”。
呪われた子たちの指揮の下、演者オートマタたちの織りなす美しくも切ない舞踊劇が、
ここに幕を開ける——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 18:46:17
139353文字
会話率:29%
拡張現実技術の進化により、専用の≪デバイス≫を持つことで、誰もが気軽にいわゆる≪超能力≫と呼ばれる力を扱えるようになった20××年。人間を評価する指標として、知力、体力のほかに≪能力≫——つまりはどの程度のレベルで超能力を扱えるかが重視
されるようになっていた。
ある事件をきっかけに能力の値が最上級にまで至った男子高校生——姫宮 奈緒(ヒメミヤ ナオ)は、周りから「最強の能力者」と呼ばれていた。
≪能力≫の育成・研究・活用のために設けられた、太平洋上に浮かぶ人工島であるこの≪能力特区≫第一の高校、瑞洋高校においてさえ、彼の力に並ぶものは居ないかに思われた。
しかし、ある小柄なクラスメイトによって、奈緒の地位は一日にして崩れ去る。囲炉裏 璃位(イロリ リイ)は「最強」さえも足元に及ばない、「規格外」の能力者であった。
触らぬ神に祟りなし。璃位には決して近寄るまいとする奈緒だが、しかし璃位はなにやら奈緒にご執心の様子。
何かと奈緒と璃位と三人で行動したがる春久すみれ(ハルヒサ スミレ)の策略もあり、結局、奈緒は近くで璃位に力の差を見せつけられ続けることになる。
そんなやり取りが繰り広げられる学園の外では、文字通り規格外である璃位の能力をめぐり、≪能力特区≫が不穏な動きを見せていた——
そんな超能力SFローファンタジーです。あ、SFは例のごとくすこしふしぎの略です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 17:58:01
1448文字
会話率:4%
日本が「神の国」と思わせた歴史的な出来事の一つが、2度の蒙古襲来と不可解な終わり方だった。襲来した蒙古軍が消えうせたという荒唐無稽なお話が、いつしか「神風」と呼ばれるようになり、事実と思い込む日本人も多くいた。昨今はインターネットのおかげで
、いわゆる消失とも呼べるような話も見つけやすくはなったが、文永の役と弘安の役ほどの規模の大きな出来事はないようだ。海の上、いわゆる洋上での遭難は、近年のGPSなどの発達以前は発見も難しく、消失の事例はわかりにくいものだ。陸の上での消失は、比較的多くの目撃例はあるものの、その原理は解明されてはいない。今までは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 10:20:31
76450文字
会話率:69%
18世紀。
数多の海賊がひしめき合っていたカリブ海。
気高い魂を持った女性がいた。
名を、メアリー・リードという。
彼女の生涯は、実に波乱に満ちたものであった。
女に生まれながら男として育てられ、男として兵役に就き、その後結婚するもすぐに
夫が急死。新たな人生を求めて西インド諸島に渡ろうとするが、その途中で海賊に襲われてしまう。その海賊との出会いこそが、彼女の人生を大きく変えることとなったのだった。
海賊の仲間になることを強要されたメアリーは、ラカム船長のもと、生涯の親友アン・ボニーとともに、華麗に、そして力強く、カリブの海を駆け抜けて行く――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 19:00:00
54339文字
会話率:52%
完結しました!ありがとうございます!
西暦2300年頃、世界の人間は緩やかに衰退していっていた。そんな中、太平洋上の南の島の研究所で働く綿都見 海花(ワタツミ ミカ)は海洋生物研究に携わっていた。学生時代からの腐れ縁、アーサーやルイ、サイ
ード等よく知る仲間と共に研究に没頭していた、ある日。彼女は絶滅したはずの生物を発見し、アーサーと組んで研究を行うことになる。その過程で、今までの距離感に変化が生じてきて…。アーサーのアプローチに振り回されたりしながらハピエンへ向かう話です。
架空の近未来、友人に作った乙女ゲームのメインシナリオをノベライズ化しました。
※小説内での予測や仮説、結果等はすべてフィクションです。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 20:18:51
38840文字
会話率:38%
気がつくと僕は、見知らぬ世界に来ていた。少なからぬ人々が洋上生活を強いられている異世界に──。
わけもわからないまま、異世界の海をゆく船上学園で航海を続ける少年・レイ。
初めての船旅、新しい友達。そして目の当たりにする魔法の驚異──だが
闇の魔法の黒い手は彼の背後にも!
果たしてレイは元の世界に帰ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 08:32:06
4764文字
会話率:17%
ある日、想像を絶する巨人が太平洋上に出現し、日本列島に向かって歩き始めた。というショートショートです。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2020-06-29 20:28:25
1602文字
会話率:30%
帝国空軍の大型飛行船が一隻、洋上をゆっくりと飛行していた。それは敵艦隊に対する偵察飛行であった。しかしそれは時代遅れになりつつあった。
最終更新:2020-06-06 11:00:00
1873文字
会話率:50%
少年剣士が抱いた夢と現実に揺れるさまを書いた、正統派青春系ハイファンタジー。
海洋上の孤島レブに住む異国の少年エルドは、魔物から町を守る組織である警護隊に加わっていた。
彼には騎士であった父から教わった剣術があり、島では大人ですら相手に
なる者がいない程の優れた剣士であった。周囲を圧倒するような鋭い剣技を扱う彼に大人達の期待も大きかったが、その剣術に反して非常に穏やで思慮深い性格をしており、周りから心配される事もしばしばだった。
そんな彼が自身の夢から目を反らしてまで選んだのは、父を亡くして行く当てのなかった自分を保護してくれた老婆から託された、古い一軒家を守る事だった。
だが、ある時大陸からやってきた騎士に、自身の出生国に関わる秘密を打ち明けられる。そこから穏やかに暮らしていた日々に変化が訪れる事になった。
自分の本当の望みは何なのか。父から託された剣術の、本当の意味は。
共に暮らす少年達や、大陸の騎士たち、島の人々との関わりの中で、彼はそれを探し求めていた――。
※この作品は既刊の同人誌から抜粋し改稿したものです(書き下ろし1話を含みます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 21:00:00
315555文字
会話率:35%
「米上陸部隊を洋上撃滅せよ!」
昭和19年春。
南方要所の1つブイバ島の守備隊で一際輝く陸軍水雷戦隊の奮戦。
最終更新:2020-05-06 02:34:12
28049文字
会話率:36%
大西洋上にぽっかりと現れた島国イェールに私は一人降り立った。
そこはかつてのアイルランドのようで少し違う、魔法の息づく国だった。
残り少ない人生、自分が何かを探す話。
最終更新:2020-04-07 23:36:20
3321文字
会話率:22%
異世界の神が選んだのは氷河期世代の日本人達だった!
北太平洋上に突如現れた巨大な島。
異世界の神が言うには、その島は異世界セラルンダへの入り口だという。
低賃金?休みなし?ブラック職場?失われた20年?
そんなすべてを蹴っ飛ばす!
あ
またの理不尽から解き放たれた、氷河期世代の愉快でたのしい異世界&現実ライフ進行中。
※主人公含め氷河期世代の人達が、現現実世界と異世界、二つの世界を股にかけてドタバタと暴れ回るお話です。肩ひじ張らずに気軽に楽しんでいただけると幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここからあらすじです。
目を覚ますとそこは知らない場所。
目の前には自称神を名乗るおっさん。
混乱する男、佗坐六三郎(たざ ろくさぶろう)に自称神はこう言った。
家に帰りたければボタンを押せ、と。
帰宅を人質にとられ仕方なくボタンを押した六三郎。
まばゆい光の後にもらったものは、特殊能力『ヤカン拳法』
名前は微妙なこの能力、実は………。
そして始まる新たな世界。
自称神の治める、セラルンダ。
自称神は言う。
『時代に虐げられ、氷河の下に閉じ込められた混沌達よ、大いに暴れるがいい!』
見た目はあれなヤカン拳法携えた、六三郎の自由、適当、時々殺伐、のんびり愉快な日々を是非ともご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 07:28:40
42853文字
会話率:54%
太平洋上につくられた、妖怪や魔道士ばかりが生活する特別区――不死区に、ある日、本土のつくりあげた人造人間(生体機械)である羽佐間慶一郎が転校してきた。理由は、不死区に存在するエクス学園の理事長の娘である吸血鬼、大道寺結華から血を吸われる(
結華の、吸血鬼としての暴走を止める)こと。その交換条件として、慶一郎には人間としての生活と、学費が免除されていた。
自らを神に選ばれた吸血鬼と称し、エクス学園でも人気のある、お嬢様気質の大道寺結華。自由気ままに生きている、天然的な性格をした、狼人間の原田由真。人造人間のパーツ屋で働いているホムンクルスのアンディード。マッドサイエンティスト志望であるダークエルフのマーティ黒川と仲良くなる慶一郎。そのころ、不死区で通り魔的な吸血事件が起こる。その犯人ではないかと疑われる結華。そんなはずはない。そんなことが起こらないように、慶一郎がいるのである。犯人はすぐに特定された。その犯人は不死区を逃亡し、本土へ逃げこもうとしていた。本土で吸血事件が起こったら、本土と不死区の間で大戦争が起こってしまう。
「俺の本当の時間がきた。俺たち人造人間は、人間と、亜種の間に起こる事件や犯罪を防止するためにつくられたんだ」
慶一郎は、ひとり、犯人と対決する。そして不死区を逃亡し、本土で吸血事件を起こそうとしていた犯人の暴走をなんとか阻止するのであった。
この話は最後まで書きあがってます。全55話。エタりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 20:13:32
109687文字
会話率:68%
舞台は太平洋上に浮かぶ五つの人工島。
中央島を中心に北島・南島・東島・西島の各島が囲む形で建造された島の出入りは厳しい規制が敷かれている。本島の支配力も届かない各島はそれぞれの勢力が支配する形で成り立っており、不戦条約を結ぶことで仮初の平和
が築かれていた。
しかし、ある島で吸血鬼による殺人事件が起きている噂が広まり、それを解決するべく人員も割かれたが……
これは様々な思惑が交差する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 15:23:54
143947文字
会話率:50%
海軍に新しく新設された陰陽師零式観測隊。その操縦士に飛べなくなった宮崎が選ばれる。
宮崎は雲や煙全般が恐く近づくことができない。
世界では第二次大戦が間近に迫っていた、この世界は一万人に一人の割合で主に女性が魔力を持ち、西洋では魔女
と呼ばれ忌み嫌われていたが、東洋では神の子と呼ばれ巫女や陰陽師として活躍していた。
軍はこれに刮目し、遅れている電子機器レーダーの代わりに使えないかと模索を始めていた。
そんな折、突如として太平洋に生物兵器「魚(ギョ)」が現れた。
「魚」は何の為に、何処から現れたのか一切不明で次々に太平洋上の艦船に襲い掛かった。
タイプは三っ、まず母艦タイプのクジラ型、次に飛行タイプの飛び魚型、最後に魚雷タイプのマグロ型の3タイプ。これ等は固い外皮を持ち12.7mm弾程度では傷もつかない。
世界は戦争寸前だったので個別で対応するが、次々に船を沈められてしまう。
そしてただ一つだけこの「魚」について判明したことがある、それはー、食べるとこの世の物とは思えないほどに美味い……らしい。
と、言う事に変更予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 10:41:30
34252文字
会話率:58%
西暦2070年。日本初の教育一貫校として太平洋上に設立された「国立太平洋学園」。設立から30年たった2100年、世界情勢は連合国と革命国の対立が深刻化し第三次世界大戦も勃発間近と囁かれている。そんな中起きた国立太平洋学園へのサイバーテロ。し
かしこれはただの序章だった。学園、世界の運命は二人の生徒に今託される。
そして、物語は最終章へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 18:00:00
104537文字
会話率:66%
ある朝目覚めると『僕』の体はおもちゃの人形になっていた。
あるのは人間だった頃の記憶と、洋上に積まれたガラクタのみ。
手を変え品を変え体を変え、様々な手段でもって洋上からの脱出を試みる『僕』。
海を渡り、陸を駆け、自らの体を探し求める『僕』
は、多様な存在と接触を重ねていく。
友人、同類、異物、そして害意をもった敵。
それらに対して、時に立ち向かい、時に逃避し『僕』は少しずつ自分の体へと近づいていく。
目的は体だけではない。自らの尊厳を取り戻すため。
ちっぽけで小さな『僕』の旅路の先にあるものは、果たして希望か。
カクヨム、ノベルアップの方でも投稿してます。
7/12 最終話公開。
読んでくださった方ありがとうございました。
これから読む方はよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 17:00:00
142617文字
会話率:26%
メーデー、メーデー、メーデー。此方は晴風航空780便、晴風航空780便、晴風航空780便。メーデー、晴風航空780便。位置は………クソっ、GPSが故障してやがる。コンパスは………駄目だ、使い物にならない。ん、今一瞬GPSが……太平洋上、ポリ
ネシア………?駄目だ、信じられない。謎の飛行物体と衝突し左翼が破損、火災が発生し海上へ向けて緊急着陸を行っている。乗員人数は150人。救助を要請する。メーデー、晴風航空780便。オーバー。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 17:24:25
44283文字
会話率:51%
二十年ほど前、日本の月探査機は、異星人の物と思われる二体の人型骨格を発見する。これを研究するために、日米は共同で連合宇宙軍を設立した。連合宇宙軍は二体の人型骨格を兵器に応用しアルテミスと名付けた。人型骨格が備えるゼロエンジンは無限のエネル
ギー供給と、無限の吸熱能力を持ち、アルテミスに強力な力を与えた。
連合宇宙軍は、五年前突然日米両政府に反旗を翻した。
アルテミスの一機は二日前に太平洋上に降下して、海南島にある人民解放軍の戦略ミサイル原子力潜水艦基地に進撃を開始した。これを迎撃するため、防衛省情報本部の相原と米軍国防情報局のハーマンは作戦案を携えて、海南島の地下司令部に赴く。
一番最初の小説です。出す当てもなく、長編書いてました。
なろう、カクヨム掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 10:00:00
13288文字
会話率:51%
昭和二十一年、京橋の探偵事務所に奇妙な依頼が舞い込んだ。それは詳細な依頼内容が伏せられた状態で、まずは太平洋上にある首飾り島への来島を望むというものだった。
首飾り島は、島の形状からその名がついたとされるが、その島には密かに囁かれるも
う一つ別の呼び名があった。それが首狩り島である。
島を訪れた金田一探偵事務所の三人が、依頼主である島の女王と対面した時、その依頼に行き違いがあったことが判明する。
その行き違いとは、探偵の名前によって依頼先を間違えるというものだった。依頼主は名探偵・金田一耕助に依頼したつもりだったが、島を訪れているのは、姓は同じ金田一でも、名は敬助といい、まったくの別人であった。
しかし依頼主は、敬助に本物の金田一耕助の振りをしてもらうことを条件に、改めて依頼するのだった。
※本作は二次創作ではないので、金田一耕助、並びに横溝正史作品の登場人物は一切登場いたしません。すべてのキャラクター、及び作品舞台、ストーリー等は筆者のオリジナルとなっております。
※メイン・トリックを成立させるために、技法としてのパスティーシュ(模倣)を作品に取り入れています。
※著作権の侵害、及びサイトの規約違反が認められた場合、予告なしに投稿作品を削除しますので、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-31 22:00:00
186078文字
会話率:45%