「私は、本物の代わりになれない失敗作の魔法少女だった」――光の使者を庇い消滅したコピー戦士は、異世界で心優しい伯爵令嬢アンナとして第二の生を得る。
今度こそ自分の夢を見つけようと誓った矢先、彼女を生み出した『鏡の女王』の影がこの世界にも忍び
寄っていた。
大切な人々を守るため、アンナは砕けた変身器(パクト)を手に、"ニセモノ"ではない、自分だけの物語を紡ぎ始める。絶望から生まれた少女が愛を知り、本当の自分を見つける物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、宗教、歴史などとは一切関係ありません。
※感想、応援、いつも大変励みになっております。ありがとうございます。物語の今後の展開に関する予想やネタバレにつながるコメントは、他の方の楽しみを奪う可能性があるため、どうかご遠慮いただけますと幸いです。
※誤字脱字のご報告は、感想欄ではなく、サイトの誤字報告機能をご利用くださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:20:00
25232文字
会話率:33%
記憶喪失編
魔術特区――浅木
そこに住む少年――天乃慎は,全ての記憶と魔術に関する常識を失ってしまった。
天乃は,病院に天乃を迎えに来た間森啓吾とともに帰宅する途中,小学生のような容姿の少女――水無月風華と出会う。
この二人の出会い
はやがて大きな騒乱へと繋がっていく。
登校騒乱編
退院した翌日,天乃慎は記憶喪失になったあと,初めて登校しようとするが,なぜか黒髪和装の無表情少女――英莉が天乃についてこようとする。
天乃は必死に英莉を宥め賺し,家に留まるように説得しようとするが,英莉は頑として譲ろうとしない。そうこうしている間に,天乃の下に間森啓吾が現れ,なぜか学校についていこうとする英莉に同調し始める。
こうして,天乃は英莉を伴った登校を決行することになるのだが――。
――これは,ニセモノたちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:24:59
580595文字
会話率:37%
「私と一緒にニセモノを探してくれないか?」
高校2年生の齋藤青葉はある日生徒会長から意味不明なお願いをされる。
彼女が言うニセモノとは何か?
彼女が本当に探したいものとは?
そもそも彼女は本当に唯の生徒会長なのか?
最終更新:2025-07-16 23:12:05
3117文字
会話率:25%
愛する夫を亡くしたフルールは郊外の一軒家で暮らし始める。
料理も掃除も洗濯も庭仕事までも自分でやることにしたが、まだまだ失敗することも多い。けれど少しずつ上手に出来ることも増えてきた。
今日はようやく食べられるクッキーが焼けたので、お天気も
いいので庭で食べることにした。
そこへ、かわいいお客様がやって来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:27:02
20412文字
会話率:43%
「負けるものか……あんな強いだけの|連中(えいゆう)に、アタシの|一番大事な人(えいゆう)が負けるものか……ッ!」
度重なる戦いが大陸を燃やしていた。無数の英雄がいた。奸雄がいた。勇者がいた。魔王がいた。
勝利があった。敗北があ
った。喜びがあった。悲劇があった。愛憎があった。恩讐があった。すれ違いがあった。呪詛があった。
だけれど、全ては過去のこと。
大陸はようやく手に入れた平和という果実を甘受し、人々の記憶から戦争は薄れつつある。
吟遊詩人は過去の戦いや英雄を、高らかと謳い上げ、人々は英雄譚に胸を弾ませる。
あの頃に生きたあの人たちの名前をした、飾っただけの英雄を。
それは、ありふれた光景。メリアにとっては|唾棄(だき)すべきもの。
数々の戦い。幾人もの魔王。
それらの多くに携わり、されど英雄と呼ばれなかった人がいる。
老婆メリアは愛するその人を、英雄どもに負けず劣らぬ|傑物(けつぶつ)だと信じて疑わない。
故に、世界中の英雄に挑むと決めた。
「あの人の物語で、私の【冒険商人カルマ・ノーディ】で、|ニセモノ(えいゆう)を皆殺しにしてやる!!」
こうして紡がれる一人の男の物語。
争いを好まず、女に弱く、知恵と機転で揉め事を解決する伊達男。
それこそが【カルマ・ノーディ】。
そして、迷走しながらも執念に燃える老婆の元に、英雄を知らぬ者が訪れる。
過酷な日々に感情を摩耗し、絶望と諦念に流されるままの少年カクタス。
二人の出会いが紡ぎ出すのは、救済か、新たなる呪いか。
この【冒険商人 カルマ・ノーディ の物語】は、拙作【聖パトリルクス修道院は今日も平和!】と世界観を同一とするものであります。
一部登場人物が重複する部分もありますが、こちらは単品で楽しめるものをご提供予定です。
もちろん、過去作を読んでいただけるとより一層お楽しみいただけるものと存じます。
土曜日以外の毎朝7時更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 07:00:00
311958文字
会話率:45%
「ごはんを作れば、弟子も同然ですよね!」
「そんな言葉はない」
贋作(ニセモノ)専門の鍛冶屋マルコのもとに、男の娘・リタが押しかけてきた。
弟子なんて絶対取らないつもりのマルコだったが、リタは持ち前の行動力と謎の生活力で“雑用係”に着任。
居候(?)生活が始まってしまう。
しかし、のんびりした日々も束の間。
かつてマルコの師が打った“魔剣”が、世界に災いをもたらそうとしていた!
贋作と本物、嘘と誠——
心の内より沸き上がる情熱に突き動かされ、ついにマルコは〈本物〉を打つ!
デコボコ師弟のドタバタな日常から、ウルッときちゃうラストまで。
疾走感あふれる鍛冶ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 06:45:04
88238文字
会話率:60%
ある日の午後。
日課の昼寝をしようと横になったら、電話がかかってきた。
「もしもし、母さん? オレだよ、オレ!」
(「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2025-05-05 18:30:00
2275文字
会話率:25%
ニセモノ、ダメ。ゼッタイ。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2022-12-25 18:23:45
1623文字
会話率:25%
東の勇者が死んだ。
拷問の末、血反吐を吐きながら最期に放ったのは怒りと呪いの言葉だった。
「これは復讐だ。俺はおまえを絶対に許さない」
そう告げて崩れ落ちたその身体から、なぜか“血”だけがなおも動き、生きているかのように少年に襲い掛かっ
た。
こうして、少年は命を落とす―――はずだった。
次に目を覚ましたとき、少年は椅子に縛られていた。
目の前には、自分を奴隷として扱ってきた村の長。そして言い渡される衝撃の事実。
「東の勇者の力は、テメエに引き継がれた」
変わり果てた少年の姿。その眼には、東の勇者の証である【太陽の紋章】が刻まれていた。
勇者の死と共に始まった、血の復讐。その運命の炎は、思いもよらぬ者の中で、再び燃え上がろうとしていた――。
これは、とある少年が成り代わった〈ニセモノ〉の勇者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 19:21:48
1612文字
会話率:27%
コンビニへ行ったあと、土砂降りの帰り道で白銀琥珀は、猫の鳴き声に釣られて普段は通ることもない道を歩いていた。
鳴き声の方へ寄っていくと、少し離れたところにダンボールを見つけた。
それから次々に事件が引き起こるのだが、それを彼が知る由も無いの
であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 21:31:22
1108文字
会話率:25%
配達屋のブラストはある村にて、あるケモノの生贄となった少女を救う、そのケモノの名はガミヤス、だが、そのガミヤスはニセモノで、この村を支配するアビクがあるアイテムをホンモノのガミアスから奪う為の準備をするのが目的だったのだ。それはブラストにと
って折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 21:00:00
1908文字
会話率:47%
瀬能さんは、とある美術館が買った絵画が、本物かニセモノか、真贋を下すよう頼まれる。
※全編会話劇です
最終更新:2025-04-19 21:20:05
21578文字
会話率:80%
16歳の少年・斉藤は、生きる意味を見いだせず自殺を図る。しかし、目を覚ますと全く別の世界の街「ユマチ」にいた。戸惑うサイトウは、謎の女性フォン−イーハンに拾われ、彼女のチームとともに犯罪者「ハチグマ」を追うことになる。
異世界の言語を自然
に理解する不思議な能力を持つサイトウは、その才能を買われ、次第に事件の中心へと巻き込まれていく。やがて彼の頭には、見覚えのない「オオキ−イチジョウ」「ブルートゥス」といった名が浮かび、それが自身の運命に深く関わることを知る。
果たしてサイトウは、この世界で自分の居場所を見つけられるのか。そして彼が「ニドメの人生」を歩む意味とは——。
元々文章を書くのが苦手で、文章がとても読み辛いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 16:02:33
32297文字
会話率:50%
貧乏子爵令嬢ペネロペ・ドーソンは高貴な人物から取引を持ち掛けられる。それは第二王子の婚約者である公爵令嬢の身代わりを務めろというものだった。
第一王子の横暴さはペネロペも聞いたことがある。
それを見かねた第二王子は王太子の座を狙うため密か
に行動を開始するが、婚約者は病弱でなかなか社交がこなせない。そのための身代わりだった。
報酬につられて引き受けたペネロペは髪を染め、令嬢教育を施されてから身代わりとして表舞台に立つ。
これはペネロペが経験した、ある天使についての思い出と恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 21:00:00
54323文字
会話率:34%
長らく引き取り手のなかった孤児の少女がある貴族家に引き取られた。
美少女だったが娼婦の娘だったため、名前もつけられず存在を疎んじられてきたのだ。
引き取られた貴族家では亡くなった令嬢になりかわって生きるように命じられる。
彼女の容姿は亡くな
った令嬢と瓜二つだった。
--
カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 21:00:00
182265文字
会話率:49%
ニセモノの勇者に消された本物の勇者が転生
「今度は、誰も信じず、一人で生きる」
そう決意するのだが、婚約者の王子に魔手が伸び…
最終更新:2025-03-28 18:57:34
7463文字
会話率:35%
僕はすぐに忘れてしまう。
大事なことも、些細なことも。
ぽろりぽろりと手のひらから零れ落ちてしまう。
でもきっと、君のことだけは忘れないから。
忘れても、絶対に思い出すから。陽だまりのように温かい、でも悲しげな微笑みを。
最終更新:2025-03-25 17:05:20
6953文字
会話率:31%
とある春の深夜、大好きな祖母が倒れたと連絡があった。AIのハルさんは「お見舞いに行くなら、恋人を連れて行くべきだ」と言う。確かに祖母は、私の恋人に会える日を心待ちにしていた。それが祖母の願いだった。しかし残念ながら、私に恋人はいない。え?こ
の際ニセモノでも良いって?誰か恋人役を頼める人はいないかって?そんな暴論な!!
でも実は1人だけ思い当たる人がいる。同じ会社の花織浅葱さんなら、恋人役を引き受けてくれるかもしれない。
この物語はフィクションです。法律・法令に反する行為を容認・推奨する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 00:43:07
48965文字
会話率:51%
依頼人は呉服問屋・山城屋のおかみのおふじ。彼女はある人物に強請られていた。強請の種はおふじの火遊び(不倫)である。
強請っているのは坊主で、しかも高僧と名高い静謫(じょうたく)上人という人物に強請られているという。
こんな奴が名高い高
僧の訳がない、絶対に贋物だから強請り坊主を懲らしめるためにこっちも贋物の静謫上人を、と依頼してきた。
雪之丞たち贋物屋はこの依頼を受けることにするが、さてそこで問題が起こる。誰が贋坊主に化けるのかという問題が。
舞台上の坊主役となればカツラで済まされもしようが、実際に成りすますとなれば別である。つまり、誰かが実際に頭を丸めなければならないということなのだ。醜い押し付け合いが始まるところであったが、ひょんなことからその贋坊主役として近所に住む放蕩坊主が名乗りを上げた。
この放蕩坊主、名を静寛と言い、喧嘩はする酒は飲むというとんでもない坊主だったが、試しに贋坊主の衣装を着せてみれば中々に堂に入っている。それもそのはずで彼こそが本物の静謫上人その人であった。
自分のニセモノが現れてハバを利かせていると知っても特に何をするわけでもなく冷笑を持って傍観していたのだが、それが脅迫まがいのことまでしているとあっては放置しておけないというわけだ。
とにもかくにも、その贋物ぶりに気を強くした山城屋のおふじはさっそくこちらこそが本物と連れ歩いた。
強請り坊主の方は大慌てとなったが、相手もまた自分と同じく贋物であると気づく。強請り坊主は寺社方の役人に手を回し、静謫上人の本物比べを画策。
さて、本物比べの当日。後見役の雪之丞と助三(変装済み)が付き添った。だが、その日は埒が明かず結論は次回に持ち越された。
帰り道、静寛が曲者に襲われるもこれを撃退する。静寛は、用心棒についていた助三と雪之丞の出番がないほどの腕の冴えで、助三と雪之丞が訝しむ。ここで初めて静寛が本物の静謫上人であることを二人が知る。それならばそれでやりようがある、と雪之丞たちは悪だくみを始める。
そして、再び開かれた本物比べの席上に座頭の惣右衛門が立派な武士の姿にて乱入。静謫上人は元々が武家の出で、その生家である旗本の用人が首実検しに来たという仕掛けである。正体がバレて観念した強請り坊主は這う這うの体で江戸を逃げていったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 09:27:09
35463文字
会話率:33%
女好きでいい加減、お調子者で努力や勉強なんて大嫌いな主人公・末堂礼が新しく始めた職業は、なんと退魔師!?
霊能力もない、オカルト知識すら一切もたない礼が目を付けたのは、広大なインターネットの集合知だった! フリーマーケットで買った2千円
のスマホを唯一の武器に、ある時はLINEにたむろするオカルトコミュニティの面々の知識を借り、またある時はネットで見つけた電脳退魔グッズの力を借りて……。
しっかりものの妹・美瑠と、頼りになるんだかならないんだかわからないネット上の仲間たちとともに、霊能力ゼロの偽・退魔師(ぎ たいまし) 礼が怪異に敢然と立ち向かう!……のか!?
エピソード1 その男、偽(インチキ)。
ある日突然、体に3本目の腕が生えてしまった少女。はたして第3の腕の正体は?
そして、霊能力ゼロのインチキ退魔師はこの怪現象をどう解決に導くのか?
エピソード2 黒の逆襲
仲の良い姉妹の前に現れた、まったく同じ外見のもう一人の姉。ニセモノがもたらす
姉妹の悲劇を礼と美しき退魔師・千霧のふたりは防ぐことができるのか。
エピソード3 Party Shaker
一都市を丸ごと包み込む祭りの狂乱! 狂騒する人々と変容していく街角……
終わりなきパーティーのホストの正体は? その目的とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:58:35
158375文字
会話率:42%
【異世界恋愛・クズ聖女・ざまぁ系・溺愛系・ハピエン】
グルーバー公爵家のリーアンナは王太子の元婚約者。
「元」というのは、いきなり「聖女」が現れて王太子の婚約者が変更になったからだ。
リーアンナは絶望したけれど、しかしすぐに受け入れた。
気になる男性が現れたので。
そんなリーアンナが慎ましやかな日々を送っていたある日、リーアンナの気になる男性が王宮で刺されてしまう。
命は取り留めたものの、どうやらこの傷害事件には「聖女」が関わっている模倣。
できるだけ「聖女」とは関わりたくなかったリーアンナだったが、刺された彼が心配で居ても立っても居られない。
リーアンナは、これまで隠していた能力を使って事件を明らかにしていく。
しかし、事件に首を突っ込んだリーアンナは、事件解決のために幼馴染の公爵令息にむりやり婚約を結ばされてしまい――?
異世界恋愛・10万字ほどの長編です。完結まで予約投稿済み!
クズ聖女を書きたくて、こんな話になりました(笑)
いろいろゆるゆるかとは思いますが、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 04:10:00
104597文字
会話率:41%
偽聖女と断罪され国外追放されたのは、本物の聖女だった。
計画を成功させ、新たな聖女となったヴェルニカはほくそ笑む。
(――これが、わたしの勝利)
最終更新:2025-02-22 11:06:21
3345文字
会話率:29%