昭和十八年四月、ソロモン諸島の最前線で連合艦隊司令長官山本五十六大将が戦死しました。このあとをうけて連合艦隊司令長官に親補されたのは古賀峯一大将でした。しかし、その古賀長官の戦いぶりについてはあまり語られていません。
すでに敗勢に陥って
いた連合艦隊は敗退を重ね、後退を続けていきました。それゆえに古賀峯一長官は評価されるところがないようです。しかし、同じ負けにも負け方というものがあります。古賀峯一連合艦隊司令長官がどのように戦い、そして、敗退していったのか、戦史をひもといてみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 08:33:59
27048文字
会話率:22%
戦後日本の政治の元型は、なんといっても占領期の占領政策にあります。連合国軍最高司令官総司令部いわゆるGHQによる占領政策は日本の民主化だったと歴史教科書は教えています。しかし、よくよく考えるといくつもの疑問が浮上してきます。
そもそも日
本は民主国家でした。戦前の日本には帝国議会があり、裁判権も独立しており、普通選挙さえ実施されていました。当時の世界水準で見ても立派な民主国家でした。これに対してアメリカでは黒人に参政権が与えられていませんでした。民主主義の先進国はむしろ日本でした。民主主義後進国のアメリカが日本を民主化するという論理は完全に矛盾しています。
戦前の日本は防共国家でした。共産主義と戦っていたのです。治安維持法によって日本共産党は解体され、ゾルゲなどのスパイを逮捕していました。終戦後、治安維持法を消し去ったのはGHQです。日本共産党が復活し、社会の各領域に共産主義者が浸透していきました。これは共産化です。
GHQの官僚たちは、ルーズベルト大統領の政策ブレーンだった共産主義者です。彼らはニュー・ディーラーと呼ばれていましたが、実際には共産主義者だったのです。日本は彼らによって共産化されました。
GHQが実際に占領政策で嫉視した政策は、民主化とはかけ離れた圧政でした。戦勝国と戦敗国をあきらかに差別していました。連合国軍将兵が強盗や強姦をはたらいてもいっさい不問に付されました。GHQは日本の主権を奪い、まるで幼い子供がオモチャをいじくりまわすような無邪気さで、日本の憲法をはじめとする諸制度を改変しました。大東亜戦争の真実を捏造し、隠蔽し、虚偽を推し広めるプロパガンダを実施しました。GHQに対する一切の批判を言論弾圧しました。検閲を大々的に実施しました。日本の産業を弱体化させ、軍隊を放棄させ、警察から銃をとりあげ、日本の農業国家化を推進しました。不法入国する朝鮮人を野放しにして、その朝鮮人を準戦勝国民とし、各種の犯罪行為を許容し、特権さえ与えました。
これが占領政策の現実でした。はたしてこれが民主化といえるでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 11:08:24
41822文字
会話率:18%
大東亜戦争開戦時の海軍軍令部総長は永野修身(ながのおさみ)大将でした。
永野修身大将は、国策の最高意思決定機関たる大本営政府連絡会議に出席して国政の方針決定に参画しました。同時に、軍令部総長として海軍作戦の立案を監督しました。開戦劈頭の真
珠湾奇襲を構想し、推進したのは連合艦隊司令長官の山本五十六大将でしたが、その作戦を最終的に決裁したのは軍令部総長永野修身大将だったのです。
帝国海軍史上、海軍大臣と連合艦隊司令長官と軍令部総長を歴任した人物はたったひとりです。それが永野修身でした。
これほど出色の提督でありながら、戦後日本では永野修身大将のことが語られることはほとんどなく、評価もされていません。これは戦後日本の歪んだ言論を象徴する異常な事態です。
語られざる提督の実像はどのようなものだったのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 01:33:31
18513文字
会話率:18%
昭和45年……1970年、北海道―札幌。
冬季オリンピック開催を2年後に控え、道都は好景気と来るべき豊かな未来を信じ、熱気にあふれていた。
日米安全相互条約締結を頂点とする、国内での学生運動は、東大安田講堂の陥落が決定的となり、市民からは醒
めた目で見られ始めていた。北海道大学の学生・椙原守意は「東京の意思」により支配されつつある北大学生自治会にあり、ひそかな決意を秘めている。樺太出身の彼は思っていた。
――北海道を日本から独立させる。北海道民の目を覚まさせ、独立独歩の道を「否応なく」歩ませるのだ。
上川攻は、軍、警察に次ぐ第三の「暴力装置」である国家公安機構の職員であり、目下、北海道へ飛び火しかけている新左翼・民族派ゲリラの活動を監視していた。北海道旭川市出身――札幌が目の前で姿を変えていく。
定山渓鉄道は東急に買収され、「札幌急行鉄道」として生まれ変わり、オリンピック招致を機に地下鉄南北線の建設が急ピッチで進んでいた。人が流れ込み、金も動く。よからぬ考えを抱く輩も増える。彼は北海道の治安を維持し、上層部の命により、「何としてでも」札幌冬季オリンピックを無事開催することを至上命令とされていた。
大東亜戦争を経験していない日本。
南樺太・千島が日本領であり、アメリカとは微妙な力関係を維持し、欧州では史上最大の戦争と言われた独ソ戦を経て、ドイツ・ソ連の対峙が続く、「もう一つの世界」。
物語は、「街が生まれ変わっていく」札幌を舞台に、進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 23:00:47
36888文字
会話率:75%
「冷たい戦争」と呼ばれた1980年代を過ぎ、大国・日本が向かう先とは、いったいどこか。かつて世界三大海軍と呼ばれた帝国海軍の偉容を、勤勉ながらも愚直、ときに統帥権を振りかざして猛進した帝国陸軍の姿を、プロペラからジェットへと移ろう時期、陸軍
から「分家」した帝国空軍の勇姿を、私たち国民はどのような視点で見るべきなのか。「大東亜の警察」としての任務に、日本は疲れていないか。兵士一人一人の生き方、声を、ひとつずつ拾う旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-29 22:53:14
14953文字
会話率:38%
日本陸軍が建造した上陸作戦用の特種船『神州丸』。その内容は現代海洋上陸作戦の主力となる強襲揚陸艦の原点とも言うべき、非常に先進的なものである。
大量の上陸用舟艇(大発)とこれを支援する舟艇及び航空戦力を用い、陸海空一体の連携で大戦力を一
気に揚陸する、21世紀の今日でさえ通用する着想を大戦中どころかそれ以前に、しかも海軍ではなく陸軍が持てたというのは驚くほかにない。
ちなみにあきつ丸など量産型特種船が民間から徴用した形になっているのと異なり、この神州丸は陸軍省に所属するまさに「陸軍の船」であった。
驚くことに本船の建造に就いては陸海軍の間では完全に合意が進んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 16:00:00
33490文字
会話率:6%
この時代は非凡的な時代
朝日東昇の大東亜で。桜ノ帝国の支配者たちは、貧弱な大陸へ注意をそらす
栄光不再的なヨーロッパで。欧米諸国の切望的な視線中に、ブリタニア王国の衰退が止まらない
朝日鮮明的な|北亜米利加で。新しい合衆国は
、光明な大道を闊歩する
大海の中的な小島で。ボナヴェントゥーラ家の王女殿下は、帝位を登る
デビルークの皇女様は、こちで住み時
金髪のアイルキア美少女は画具を付けし、刑務所から離れた
奥深い宮殿の中での幼い天子が、心愛の人に待ち合わせる時
最弱な魔法少女が、魔女連邦主席になった
「独立」と「追随し続く」の間に、優柔不断の晴空帝国
「女王王冠上げで宝石」を呼んするアインクラッド
「素敵な虹の領土」を支配するの反乱騎士
そして他に生き道求めために、時局を理解し状況を判断する小国
条件完備の時
嵐は来る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 07:40:26
347文字
会話率:0%
体操座りは、古来からの『奴隷座り』だと知っていますか?
最終更新:2022-04-16 21:00:00
3862文字
会話率:3%
第二次世界大戦の末期におけるアメリカ軍による伊勢神宮の消滅作戦の史実
最終更新:2022-04-09 10:00:00
935文字
会話率:0%
「私の命……あなたに、預けました……よ」
魔法と科学の進歩の果ての技術革新は遂に人類に宇宙船をもたらした。核融合や重力や慣性制御の技術を手にした人類が住まうのは、月面基地建設も現実のものとなってきた星刻暦二〇二二年の世界――。
世界を
三分割する<東亜連合>の宗主国=大日本帝国の宰相を務める黒ノ宮大蛇は、新年度付けで副官として配置された三大国の一つ<ブリタニア帝国>宗主国の大英帝国国防軍准将オリヴィア・ミラ・ウィンドセアリスと交流を深めていく。
黒ノ宮家に隠された秘密、<色家>とは何か……世界の根幹にかかわる謎の数々にオリヴィアは近づこうとするも、<使徒>や<財団>と呼ばれる反動勢力による妨害を受け、遂には大蛇さえも凶弾に倒れてしまう。
彼との約束を果たすため、彼女は世界中に点在する<遺跡>を巡るのだった……。
「俺の命、お前に託す。……無駄にするなよ?」
こちらの大規模リメイクになります。短編で描いたんですけどね。→https://ncode.syosetu.com/n7499gp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 20:01:45
99515文字
会話率:46%
昭和初期、貴族の娘、サダは許嫁の早乙女を訪ね、内地を出て満州、建国大学に向かった。が早乙女は学業半ばで大学を去った事を知る。
そして早乙女の親友から真の平等社会実現のため関東軍にテロ活動を展開する抗日パルチザンの一派に身を投じた話を聞く。
サダは早乙女に会いたい一心で満蒙の荒野の旅に出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:31:21
267文字
会話率:9%
1945年には史実とは違う世界地図が広がっていた.....日独伊は1945年に圧勝し、ドイツは鋼鉄条約を、イタリアはドイツと決別し三頭連合を、大日本帝国は大東亜共栄圏という三大陣営が覇権を握っていたが、アメリカもそれに対抗し「OFN」の冷戦
が起きていた、しかし、ツェントラルシベリア国家高等弁務官区より東のソ連の死体にはあらゆる思想が散らばっていた....世界の破壊や皇帝の幻覚を追う軍閥や、ナチズムこそロシア人にふさわしいという軍閥がいる....この作品はその軍閥の中のドイツを根本的に破壊し、大ロシアを建国することを掲げている組織が中心である。この先の世界の行く末はどうなるのか....主よ....どうかお助けください....折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 06:00:00
652文字
会話率:13%
別サイトで連載しております個人的「エッセイ」です。
今の世の中について、歴史、逸話、古典、哲学、個人的見解でただただ綴ります。
その為「お前何様」な立ち位置で語ります。自惚れねば惚れる者も居らず…と、申しますのでご容赦を。
菜根譚、寒山拾得
等の大陸書物から、セネカ、ショーペンハウアー、タルムード等の西洋書物、名将言行録、江戸の生活、大東亜戦争手記迄蔵書と記憶の限り記します。
私はこの苦しい世を進む皆様の応援団となりたく、なるべく明日へと繋がる文の結びを心掛けておりますが、未だに半人前の素人で有りますので、感情に振り回されご無礼を働く事もあるかも知れませんが、ご容赦を賜われましたら嬉しく思います。
卑下しましたが!
作風の合う合わないは一期一会です!
泣こかい、飛ぼかい、泣こよかひっ飛べ!
是非一度飛び込んでみてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 21:51:05
14675文字
会話率:6%
本編完結済みです
二万アクセスありがとうございます!!!
合計ポイント100!ありがとうございます!!
どこかで思いついたらIFの話なんか書いていこうかなって思ってます
あなたはもし大日本帝國が第二次世界大戦での勝利していたらと考えたこ
とはあるだろうか?
あなたはもし大日本帝国が基礎技術の研究をしっかりやっていたらと考えたことはあるだろうか?
あなたはもし大日本帝国にある一人の男がいたらと考えたことはあるだろうか?
そのある男がチートだったらと考えたことはあるだろうか?
ある男が戦術兵器並みの戦闘力だったらと考えたことはあるだろうか?
男が一人で島を取り戻せればどうだっただろうか?
この物語はそんな物語である
1週間に一回投稿できたらいいなと思っていましたが
案外余裕があって
時間があってもそこまでの文章も書けないことが判明したので
少し投稿ペースあげたいと思います
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 23:34:08
66291文字
会話率:53%
太平洋戦争において見事勝利を収めた大日本帝国の世界線
だが 戦争は絶えずどこかで起きるものである
コミンテルンVS元連合国構成国VS大東亜共栄圏
の三つ巴の代理戦争 冷戦が巻き起こっている
そしてついには直接対決もあり得そうなほど
緊張感が
高まっている
このことにより大日本帝國大本営はこの戦争を楽に勝とうと思い
近未来技術開発部に並行世界の日本でなにかしらの技術を探してこいと命令する
技術班は何とかして並行世界への転移方法を見つけるが
情報の送信などは困難を極めたので
とりあえず送ってみるかという軽い気持ちで主人公を並行世界の日本へと送り込む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 12:00:00
1399文字
会話率:67%
或る役人が残した苦役の記憶の手記。
晩年の彼は穏やかで、決して斯様な記憶を口にはしなかった。
然し、記録としてこれは残された。子々孫々と、直筆の手記が受け継がれた。
これは、彼が身に受けた動乱の、死せるまで胸中にしまい続けた激情の記録。
最終更新:2021-12-04 21:24:32
2352文字
会話率:0%
第二次世界大戦の主役―少なくとも太平洋戦域において―は戦艦である。その中でも世界最大の艦種である大和型戦艦。彼女たちが参加した海戦を太平洋戦争の趨勢と共に紹介していく。
最終更新:2021-11-26 07:00:00
9981文字
会話率:0%
昭和一六年、日米戦は直ぐそこ迄迫っていた。その時、連合艦隊司令長官 山本五十六大将が真珠湾攻撃を提案する。それを耳に入れた海軍軍令部首席参謀 神重徳中佐はハワイ占領を思いつくのであった。
一話あたり、二千文字強です。
感想大歓迎です。
こ
の作品は「カクヨム」「novelabo」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 08:00:00
111881文字
会話率:36%
ミッドウェー海戦で空母を失うこと無く、米海軍の空母を全て沈めるという大勝利を収めた帝国海軍。
しかし、米軍も負けてばかりはいられない。昭和18年、新たなミッドウェー海戦が始まろうとしていた……。
山口多聞さん主催の架空戦記創作大会2020
春、お題3での参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 16:09:52
6637文字
会話率:36%
土岐明は財団法人東亜クラブに勤務している。ある日、金井事務局長から月給制を年俸制に変更したいという通達があった。金井の仕事は経済産業省への補助金要請の文書作成だった。補助金の大半は経済産業省から天下った専務理事萩本の報酬で消える。勤務中に、
大学のゼミの同窓の鈴村から調査依頼の電話があった。帰宅途中に、扶桑総合研究所の鈴村を訪ねると、1週間ばかり、あまり知られていない南アジアの小国へ現地調査に行ってほしいという。東亜クラブでは、アルバイトが禁止されている。土岐は一時休職して、この未知の調査に参加できるかどうか、電話で金井事務局長に相談した。金井は東亜クラブと扶桑総合研究所の間で業務委託契約を締結したらどうかという提案をしてきた。
翌日、鈴村は、担当の砂田をひきつれて、業務委託契約書をたずさえて東亜クラブにやってきた。土岐に依頼したい現地調査は、現在首都近郊を走っているディーゼル機関を電気機関に代替させることの財務的な妥当性を明らかにすることだという。金井事務局長は土岐を介して東亜クラブに臨時収入が入ってくることを専務理事とともに歓迎した。東亜クラブからの帰りに、担当の砂田が土岐に声をかけ、扶桑総合研究所の財務理事の鈴木からの特別な依頼を携帯電話で聞いてくれという。鈴木の依頼は、財務分析の結論を財務的に実行可能であるとしてほしいとのことだった。業務委託契約書に理事長篠塚のサインと印鑑をもらった土岐は、帰宅途中に扶桑総合研究所により、契約書を鈴村に届けた。そこで、鈴村から今後、エイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの財務分析依頼は土岐に任せたいという打診があった。
翌週、財務分析の具体的な作業内容を知るために扶桑総合研究所の窓口になっている砂田を訪ねた。プロジェクトは南アジアの小国が現在のディーゼル機関を電気機関に代替させてエネルギー効率を上げ、石油消費を節約したいというのが狙いだ。ディーゼル機関を電気機関に代替させるためには、膨大な初期費用がかかる。その費用をその後の輸送収入で賄うという計画だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 18:00:00
161941文字
会話率:48%
憎悪を、呑み込め。
西暦3075年、我々の知る世界とはかけ離れた、遠い未来の物語。 東亜連邦所属陸軍准尉フェイト・ガンザーラは2年の任務を経て故郷デレガナド村に帰郷するが、オークの襲撃を受け戦闘に突入。 フェイトは惑星全土、引いては星間
圏の混乱に巻き込まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 14:12:28
30258文字
会話率:18%
戦地に赴いたわけでもなく、被災したわけでもなく、疎開先で苦労したわけでもない。
大空襲に遭った名古屋市から、現代の感覚で言えばそれほど遠くない農村に生まれ育った、幼児の目から見た戦争のリアル。
最終更新:2021-08-15 12:00:00
11357文字
会話率:17%
ここは、あの苛烈な大東亜戦争を生き延びた世界線の大日本帝国が作った火星居住区。
そこに建てられたアパートに住んでいる無職ヒキニートの富士見は、ある日、総理大臣一行に総督府に連れていかれ、そこで極秘の実験に参加してほしいと頼まれた。その実験
とは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 23:27:41
128528文字
会話率:54%
「あの夏、貴方はなにを失い……そして我々は、なにを得たのか」
ドイツ軍のUボートの活躍により、潜水艦の有効性が立証され、各国は本格的な潜水艦隊運用に乗り出した。大日本帝國海軍において、数々の戦歴を遺し伝説とまで呼ばれた、一隻の潜水艦があ
る。
その名は、伊一四一型潜水艦。
日本軍の慣例として、成績上位の者は戦艦に勤務するのが通例だが、少将という階級でありながら自らその潜水艦長を志願した男『辻岡寛人』
時は変わって令和。量子力学の研究施設として国内最高峰と謳われるNARS。そこで秘密裏に研究を続けるNと名乗る男。海上自衛隊の教官と共に画策する壮大な計画と観測者の存在とは一体何なのか?
そして「ありがとう」から始まる、届く宛てのない手紙に綴られたメッセージとは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 12:19:03
87778文字
会話率:43%
1945年08月15日、終戦の日。大東亜戦争は日本の敗北で終わった。これを時間軸を遡ってひっくり返す。1820年05月12日のナイチンゲールまで遡り、北里紫三郎との出会い、ハワイ王国は滅びず、戦争計画オレンジと山口多聞、第一次世界大戦マルタ
出征と空母、張作霖は死なず、と続々と歴史の世界線を繋ぎ替えていく。
なお表題の「また第二次世界大戦かよ」は題名で迷っていた時に「しかしまた第二次世界大戦かよ」と作者が呟いたのがキッカケです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 15:00:00
440893文字
会話率:17%
21世紀初頭。
米ソ東西冷戦終結後、東アジア地域における領土問題は激化していた。
東アジア大陸の大半を占める軍事大国「東亜人民共和国」は冷戦終結後も核抑止力を固持し、軍事力を背景に自国の領有権を主張し、隣国との対立を深めていた。
極東
で平和主義を掲げる日本に対しても、東亜国は日本が持つ離島の領有権を強く主張し、日本近海でも軍事衝突の危機が高まりつつあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 17:05:53
63235文字
会話率:57%
昭和19年 1944年 10月25日
中国 成都から飛び立ったB29は東亜最大の軍需工場 「第二十一海軍航空廠」がある長崎県大村市へ
向かっていた…
いつもと変わらない平和な日々を送っていた大悟達
小学生を無慈悲な現実が襲う…
最終更新:2021-03-01 00:44:15
760文字
会話率:67%