主人公─高橋悠介は、クラスメイトの女の子である七沢恵美から、告白を受ける。
一旦は断りを入れるものの「一か月だけ、お試しで付き合ってほしい」とお願いをされ、それを受けることに。
こうして、悠介と恵美は、恋人(仮)となり、一か月を過ごすことに
なるのだが……。
「俺、彼女が出来たんだ」
と、幼馴染、部活の後輩、知り合いの生徒会長に伝えると、なぜか彼女たちの様子がおかしくなり……。
幼馴染「悠介、アタシと付き合いなさい」
後輩「センパイ。私を見捨てるんですか?」
生徒会長「ゆうくん……信じてるわ」
彼女(仮)「ゆ、悠介君の彼女は私なんですからねっ!」
と、なぜか皆が、悠介に迫ってくるようになり……。
こうして、一人の男を巡る恋のレースが、幕を切ったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 18:01:26
20888文字
会話率:40%
現代日本の某所に存在するとある神社。
そこには妖怪たちが住み着いており、悪さをしていたーーーなんてことはなく、TSケモ耳尻尾付き転生娘たちが宮司や巫女たちに追い出されないように、雑用などをこなしながら暮らしているだけです。
最終更新:2020-12-24 00:23:17
7419文字
会話率:46%
鈴音愛奈は恋をしている。
慕うのは、山神神社の若い宮司。
最終更新:2020-11-23 01:25:32
7459文字
会話率:35%
時は2xxx年!突如発現した超能力も世界に浸透しきって日常とかしてしまったこの世界で、何処にでもいるようなちょっとイケメンの男子高校生神宮司と幼馴染の美少女J☆K富田優奈は、いつも通りの放課後を過ごしていた。だがしかし、突如大規模な災害に襲
われ2人は離れ離れに。目を開けた時、2人が見た景色とはー大体適当たまにシリアス!異世界召喚?異世界転生?よーわからんがチート能力で俺TUEEEEして気持ちよくなろうぜ!些事は知らん!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 22:55:50
7860文字
会話率:48%
樋口安須人17歳。どこにでもいる普通の高校生だ。とくに目標もやりたい事も見つけられずに、日々を惰性で過ごしていた。そんな安須人の家は代々古い小さな神社の宮司をつとめていて、いつもどおり家の手伝いとして社の掃除をしていたら、意識が遠くなり、違
和感を感じ気づけば知らない森の中にいた。
特にチートな能力をもらえるでもなく、転移してしまった事に気づいたが元来物事に動じない性格の安須人は比較的淡々とその状況をうけいれてしまう。
転移した先はファンタジーな世界。王国が覇権を争い、騎士や傭兵が剣をふるい魔法が飛び交う。そこで獣と人間が合成されたような、いわゆる獣人と出会い、関わりを持ちながら、揉め事にも巻き込まれ命を落としてしまう。死んでしまった先で出会った龍という人物に戦い方を学んだ安須人は、世話になった獣人に挨拶をするために会いに行き、またもや揉め事に・・・
特に野望があるわけでもないし、目指す道を突き進んでるという訳でもないのに、気づけば騒ぎの渦中にいる。そんな安須人がこの世界で何を見、何を聞き、何を感ずるのか。なぜ異世界に飛ばされてしまったのか。やたら縁がある「龍」とは。
この世界で培った技術と現代の一般知識を使ってもできることは限られているなか、安須人は異世界を駆ける。
割と王道なファンタジーを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 22:04:39
280605文字
会話率:28%
物の怪アレルギーの主人公と、元・山伏で現・狐の妖怪の曾祖父、貴重な友人ふたりと年上の幼なじみのひと夏の出来事。
このはが おちるよ
とりいの むこうから やってくるよ
イッテンシカイが やってくるよ
ひとをさらいに や
ってくるよ
みたまの かえる よっかのま
とりいに はいると
雨宮司(あまみや つかさ)は、山伏だった曾祖父の隔世遺伝で生まれつき人ならざるモノが視えた――・・・・・・だけでなく、物の怪アレルギーだった。
司の住む地域には、お盆の間、異世界“イッテンシカイ”へと繋がる鳥居があった。
そして、なんの因果か、今は高校入学式で出来た、人生はじめての友人・緑川朔太郎(みどりかわ さくたろう)、赤井雅紀(あかい まさのり)と、幼なじみの社チカ(やしろ ちか)の四人で、イッテンシカイから迷い込んだ物の怪を還すということを元・人間であり、曾祖父のシロガネから押しつけられていた。
今年も、物の怪アレルギーと物の怪返還作業で補習だらけの日々が過ぎてゆく。
盆踊りなんて司にとっては最悪の行事でしかない。
そんな司の心境などおかまいなしに、チカは『今年も行こう!』と誘ってくる。
今年も、口うるさい年上の幼なじみの浴衣姿を見るはずだった。
だが、八月十三日。チカはイッテンシカイにさらわれてしまった。
タイムリミットは八月十六日。
司たちは、無事にチカを連れて元の世界へと還って来られるのだろうか――?
※他のサイト様のコンテスト参加していた作品です。『エブリスタ』でも公開中です※
※加筆修正しながら投稿しています。
※2020年8月5日追記。
※2020年7月28日タイトル改題。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 23:00:00
87896文字
会話率:33%
「⋯⋯申し訳ありません⋯⋯どうか、私が死んでも泣かないで下さいませ」
妖怪を倒すために霊力を全て使い、力尽きた巫女は神に謝ると、ゆっくりと瞳を閉じた。
そして現在、過去の記憶を持ち転生した主人公、三瀬 薫は父が宮司であることから高校に通いな
がらも神社の手伝いをしていた。
しかし突然、神社の結界に異変が生じ、神社の主である神は主人公に命じる。
「今からお前がここの正式な巫女となり、神楽を舞ってもらう」
だがこの神社の神楽を知らない薫は断ろうとするが⋯⋯。
この物語は主人公が過去の因果や周囲に振り回されつつも、神や妖怪、人と関わる中で少しずつ本当の恋や愛に目覚めていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 13:41:05
104675文字
会話率:26%
「どうしても、俺には優衣子が死んだとは思えないんだ」
外ヶ浜巽は、友人を失くしたことを受け入れられずにいた。そんな彼のもとに一通の手紙が届く。そして、それを機に、彼を取り巻く世界は徐々に様相を変えていく。
埋葬林の管理実務をになう宮司
。国際埋葬林管理研究連盟、通称――国葬連のメンバー。町の本屋さん。そして、サンタクロース。
広大な墓地である埋葬林を中心に、人々の思惑が錯綜する。
人は死ぬと木になる。そんな当たり前の世界で、外ヶ浜巽は真実を求めてひた走る。
イラスト:麻婆
※ページ下部にイラストがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 21:40:59
236912文字
会話率:51%
引っ越してきてから数ヶ月。新生活にも慣れてきた大学生、烏森健一。ある日、家鳴りに意味を求めてしまった彼は、それを境に、もうひとつの現実と向かい合うこととなる。
一方、私立探偵――葉月小夜子のもとに、ひとつの依頼が舞い込む。幽霊に殺される
男を助けて欲しい、というその依頼に、彼女は己の現実をもって挑んでいく。
探偵と刑事、宮司と大学生。それぞれの現実が交差し、その裏に潜む悪意を暴き出す。これは、向こう側を見つめる者たちの闘争劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 00:06:17
45499文字
会話率:43%
朱鷺子と瑠璃子は一ノ宮財閥の姉妹として生まれた。幼い頃から、令嬢としての幅広い知識や教養、マナー、令嬢として望まれる人格に至るまでしっかりと教育されて来た。
大正五年。朱鷺子が十五歳、瑠璃子が十三歳の時には、才女でモダンな姉、美貌で淑
やかな瑠璃子と噂されるほどになった。当然、縁組は長女の朱鷺子から、という順番になるものであるが……。朱鷺子は複雑な想いを抱えていた。地位と財産を求めて自分に来る縁談は降って湧いて来るのだが、美貌の瑠璃子と自分を見比べる眼差しにプライドはズタズタだった。結婚は親同士が決めるもの。けれども密かに柳原白蓮のように激しい恋に身を投じてみたいと思いつつも、美貌に恵まれなかった自分には無理だろうと諦めてはいた。
朱鷺子には秘かに憧れの人がいた。三つほど年上の二階堂薫である。しかし、当の薫は妹の瑠璃子が気になる様子だった。そしてまた瑠璃子も薫に想いを寄せているように見えた。結婚は親が決めるものだ。どの道、長女である自分は自由に結婚する事など出来る筈もない。諦めなければいけないと想いつつも夢見てしまう自分もいた。
ある日、ひょんなことから神宮司理仁という男に出会う。更には憧れの君である二階堂薫との婚約話、父親の右腕的存在の近衛廣政との縁談が立て続けにやって来た。朱鷺子の運命の恋が回り始める。果たして、朱鷺子の恋の行方は……?
(※お話の語り部は、とある視点の者よりお送りします)
(※作中では数え年で表記しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 17:24:16
17109文字
会話率:48%
とある地方にある小さな神社・・・そこの宮司の娘のミコトは何だか変わったものが好きな小学生六年生なのです。新学期が始まった日、帰ってから境内の倉庫を掃除してたら、ん?神社には似つかわしくない遮光式土偶がありますよ!?ミコトはパパ(神社の宮司で
パパっていうのか?)にお願いして自分の部屋に飾ってみるが・・・なんかこれ変!
変な土偶を筆頭に、ゆるりと古代遺物が集まってくる!
そんなミコトとクラスメイトが織りなす小学生ライフです。
気づかれていない方がおられるかもしれませんので・・・念のため
タイトルは、「未知との遭遇」のごろ合わせです・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 23:52:04
276165文字
会話率:71%
DA:-SEIN ~御伽奇譚~ 「魔石」に続くお話し。
鴻池市の神社「源綴宮」の宮司の息子「皆本頼光」と彼に5年間片想い中の幼馴染み「吉田香澄」は、同じ「明芳学園高校」に入学して2ケ月が経とうとしていた。
友人の「杉浦健明」「篠崎正臣」双子
姉妹の「中村佑理・佑美」らのギグに招待され、隣のクラスの女の子「有松美幸」と共にライブハウスに繰り出す。
そこでバンドメンバーで抜群のギターの腕を持ち、親からの虐待で右脚に障害のある中学三年生「北原楓」と知り合う。
同じ頃、有松美幸の後輩「石川紗彩」のクラスメイトで、気の弱い男子「笹山修一」が彼をイジメて金品を強要するクラスの不良学生たちに絡まれていた。
その数分後、その不良学生たちは修一の庇護者を称する「金毛白面」の妖狐によって魂を喰われ、その光景に修一自身も恐怖を覚える。
後日、源綴宮の禰宜「黒田崇弘」の下に一人の「妖」が尋ねて来た。奪われた「殺生石」の奪還を協力して欲しいとの事だった。
「殺生石」とは1000年もの昔に平安京で災いをなしていた「九尾の狐」が、いまわの際に変じた石塊でそれ自体にも生き物を殺める力を持つと伝えられる。
探偵「禎茂保昌」が不良学生の親からの依頼で調査を始め、彼の式神「ナナツ」は自身の因縁も深い「妖狐」を滅しようと奮起する。
美幸は、後輩の紗彩の学校近辺で多発する怪事件を頼光に相談し、頼光もこの妖狐の事件に巻き込まれて行く。
復活を図る妖狐、それを阻みたい伊勢鬼狩りの構図に、伊勢から禁忌の子と蔑まれる頼光、その肉体や能力に興味を持つ鬼族が絡み、事態が動いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 23:29:03
34069文字
会話率:43%
宮司の息子「皆本頼光」は、幼馴染で彼に想いを寄せる「吉田香澄」と「明芳学園高校」に通い始めて約一か月が経った。そんな頃、彼らの街「鴻池市」で猟奇的殺人事件が起きる。
その事件を追っている「鞍馬鬼狩衆・玄昭」が頼光の神社「源綴宮」に「退魔業」
の協力を要請に来た。事件には「妖」が絡んでいると言う。
その事件の目撃者で友人でもある「有松美幸」を護るため、また玄昭が提示した「亡き母」に関する報酬のために、頼光は事件の犯人の居所への潜入を図る。
事態は「探偵ごっこ」の枠に留まらず、頼光の「半妖」という特異な出生を起因にした妖たちの思惑により、頼光の想定よりも別の方向に動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 12:00:00
182098文字
会話率:52%
帝国と王国の戦争、窮地に立たされた王国は異世界から神宮司大和という青年を呼び出す。
勇者となった大和と大和に付き従う7人の聖女達は圧倒的な力で帝国を退ける。
これは異世界から呼び出された圧倒的な力を持つ勇者一向を相手に戦う帝国軍のお話しであ
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 22:31:32
14885文字
会話率:74%
大学の総合芸術学部に通う1回生”神宮司明日香”は、、平穏な大学生活を常に求めていた。
自分のプライベートを守る為に。
他人との距離を付かず離れずに維持し、誰も傷付けない巧みなコミュニケーション能力。
そして類稀なる整った容姿は、周りの人間を
男女問わずに惹き付けて止まない。
だが明日香には、誰にも言えない自分の欠点と趣味があった、、。
故に明日香は今日も奮闘する。
平穏を守る為に。
これは後に、アヴァロンオンライン理論上最強と謳われた、最強プレイヤー”雨音”が生まれる迄の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 20:49:19
259268文字
会話率:35%
男子学生の憧れを集める一条先輩は、紋章マニアだった? 偶然、授業で一条先輩と一緒になった僕こと星宮司は、一条先輩から紋章学の手解きを受けることになる。紋章学を紐解き、紋章の歴史を辿る先に待ち受けるのは、壮大な民族叙事詩(ナショナル・ロマンス
)か、はたまた小さな恋物語(ラブ・ロマンス)か。今、未来の紋章官たちのドラマが幕を開ける。
※本作は歴史解説+現代ラブコメです。紋章学に興味のある方にお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 20:42:19
65516文字
会話率:34%
樹神 桃舞(こだま とうま)は、17歳の高校生。
ある日、田舎に帰省していた際に、神社の中で不思議な祠を見つける。
宮司の話によるとそこにはその昔、悪行を行った鬼が封じられているとの事。
御伽で語られる桃太郎、それは実在した人物だったのだ。
人の怨嗟の念により、鬼門より出いずるそは”鬼”。
滅しえるのは、神剣”戌・猿・雉”。
眉唾の言い伝えだと笑い飛ばす桃舞だったが、何か嫌な気配を感じつつもその場を後にした。
その夜、猛烈な台風が列島を襲い、山崩れで神社も祠も崩されてしまい・・・
令和に蘇る。 桃太郎伝説が、今此処に幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 13:41:13
14894文字
会話率:47%
扶桑 大(ふそう ひろし)36歳独身 IT技術者。ヘタレ宮司とそれを尻に敷く女のドラ息子。
ある朝、出社前に日課の参拝をしていると、そこに女神が・・・
曰く、神々が試験運用している世界が、ちょっとやばそうなのなので、ちょっと行ってなんとかし
てきてほしいとの事。当然、事実上の問答無用。あまりに突然であまりに理不尽な展開。飛ばされた異世界は「テンプレじゃねぇ」。
そんな世界で、仲間?とともに、なんとか事態を切り抜けようと・・・・
先に言っておきます。天女と書いて死神と読むお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 16:24:15
99066文字
会話率:47%
本島攻略に目障りなジョンソン島。アメリカ軍は、新鋭期待の将軍に、作戦部隊の一部を裂いて、攻撃を命令する。だがそれはほとんど、彼の将軍の手柄のためのようなものであった。何しろ、その小島には、日本軍は数百名ほどしかいないのである。対してアメリカ
軍は、戦艦に空母、そして万の上陸兵を擁して攻撃であった。
ところが、守備の日本兵の、本体は忍者部隊であった。
いよいよ上陸作戦が開始される。ところがいっかなジョンソン島は堕ちない。日本軍が奇策・幻術などありとあらゆる手を使って、防戦するので、アメリカ軍はてんてこ舞い。しまいには、沖合の艦船迄沈められてしまった。
怒った将軍は、去らなく応援を求めたが、その頃には本島での作戦は終了していた。そのために、ジョンソン島での作戦は、無かったことにして、そのもの自体を無視することにしたのである。
彼の将軍は、忸怩たる思いであったが、上の命令では仕方がない。
が彼はその後努力して、終戦後、次世界戦略の最重要課題である核兵器の担当者になった。そして、最新の核兵器の実験が行われることに。その時彼は、ジョンソン島を思い出す。
そしてろくな調査もしないで、実験場にジョンソン島を選ぶ。
その日、いよいよ核爆発のスウィッチを押す段になって、島の海岸に人影がと、観察兵から連絡があったが、彼は起爆スウィッチ押すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 14:06:33
3050文字
会話率:22%
男は流れ者であった。北支を放浪。ひょんなことから帝国陸軍の特務機関の手先となって南京へ。だが、そこを離れて南京で知り合った、裏組織のつながりで上海の裏組織へと流れてきた。だが、そこでの抗争で、負傷。虫の息となったところを、ある娼婦Kに助けら
れ。そのまま彼女の所に留まることとなった。
ところが元の組織のナンバー2は、彼の存在を煙たがっていた。しかし、Kを知った彼は、元の組織とはかかわりを持ちたくない。租界に隠れて、静かに暮らしていたが、元の組織で内紛があり、ナンバー2が飛び出した。そして元々の組織と、対立しだす。
そんな時に、英国銀行が襲われて金塊が盗まれた。その犯人が、元の組織の頭だと言う噂が広まる。そして、その頭は、殺されてしまった。
そんな時に、彼は、元の仲間・・・・弟分・・・・から、銀行強盗の真犯人は、元の組織のナンバー2だということを聞く。抜けた組織だが、元の親分には、一応は義理がある。それにかってのナンバー2には、お返しをしなくて治まらない借りがある。
そこで彼は、かっての腐れ縁を頼りに、帝国陸軍の特務機関の男を尋ねてゆき、英国銀行の金塊が、今どこにあり、いつ移送されるかという情報を教える。
そしてその金塊を奪ったのであった。特務機関の男から約束の鐘を受け取ると、病を得たKを伴って、上海を後にして、保養地に趣いて、身を隠した。
保養地で女の病状は、しばらく安定していたが、その内に悪化、彼女が上海に残した親に会いたいと言うので、彼は彼女を伴って、上海に舞い戻った。
ナンバー2、執拗に彼の戻ってくるのを、網を張って待っていたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 21:18:32
11868文字
会話率:30%
神社で働く宮司の息子、水主村 勉(かこむら つとむ)はどこにでもいる普通の高校生だった。
しかしながら、祖父の死をきっかけに、彼の平和な日常は脅かされる。
――親父の頭部に狐耳が生えた!?
そんな変化もどうでもよくなるくらいの事件に巻き
込まれる。
ある晩、勉があやかしと呼ばれる不可解な存在に襲われかけた時、不思議な雰囲気の美少女に出会った。葛葉 三狐(くずは みけつ)、彼女は神社の神使だと言う。
あやかしを封じるため、神社に祀られている戦国時代の武将や平安時代の陰陽師の英魂を蘇らせたり、奉納されていた室町時代の刀を持ち出したりと、抵抗を続けるが問題は山積みとなるばかりで……。
――神の領域を犯し、土地を我が物にしようとするモノと、その脅威から守ろうとする者の戦いが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 00:00:00
161417文字
会話率:37%
*…この小説はかつてのソシャゲ「プ○ラン」の個人的にトラウマに残ったミニイベントをモチーフにしています。その為聞きなれない単語があると思いますがご了承ください(^^;)
世界各地ではパンデミック、天災、紛争が起こり、今、少女のいるとこ
ろにもその予兆が始まろうとしていた。
新海凛三姉妹=美人で優しい長女マヤ、ずんぐりしてて気の荒い次女アザミ、おっとり屋で真面目な三女キリナ、三姉妹は両親に捨てられながらも支え合って生きていたが姉妹割れが突如訪れることになる。
苦しむ姉の悪夢に苛まれる少女
そして、二人の姉を失った少女は宮司の持つ力に憧れを持つと共に苦しんでいると思われる姉の魂を救う為に巫女と言う名の『悪霊祓い』を志すようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 21:42:08
56183文字
会話率:38%
八軒家殺人事件の犯人を松江と断定した警察は、その行方を追っていた。
義麿が残したノートを狙って、鈴木家に空き巣に入ったのも松江だった。
殺された鈴木義弘が、死の直前、ノートを藤白神社の宮司に託したのは、ノートが狙われていることを察知したから
に違いない。
そんな中、那智の飛瀧神社で、松江の遺体が発見される。
警察は自殺と判断するが、浅見光彦は、他殺の可能性を主張する。
「今回の事件は、一九三四年の木乃伊発見、いや、さらに遡って、飛鳥時代六六九年、藤原鎌足の死から始まっていると言えるかもしれません」
浅見の、突拍子もない時空を超えた推理を、警察は相手にしない。
だがやがて、浅見の見立て通りになって行き……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 00:00:00
98976文字
会話率:40%