朱鷺子と瑠璃子は一ノ宮財閥の姉妹として生まれた。幼い頃から、令嬢としての幅広い知識や教養、マナー、令嬢として望まれる人格に至るまでしっかりと教育されて来た。
大正五年。朱鷺子が十五歳、瑠璃子が十三歳の時には、才女でモダンな姉、美貌で淑
やかな瑠璃子と噂されるほどになった。当然、縁組は長女の朱鷺子から、という順番になるものであるが……。朱鷺子は複雑な想いを抱えていた。地位と財産を求めて自分に来る縁談は降って湧いて来るのだが、美貌の瑠璃子と自分を見比べる眼差しにプライドはズタズタだった。結婚は親同士が決めるもの。けれども密かに柳原白蓮のように激しい恋に身を投じてみたいと思いつつも、美貌に恵まれなかった自分には無理だろうと諦めてはいた。
朱鷺子には秘かに憧れの人がいた。三つほど年上の二階堂薫である。しかし、当の薫は妹の瑠璃子が気になる様子だった。そしてまた瑠璃子も薫に想いを寄せているように見えた。結婚は親が決めるものだ。どの道、長女である自分は自由に結婚する事など出来る筈もない。諦めなければいけないと想いつつも夢見てしまう自分もいた。
ある日、ひょんなことから神宮司理仁という男に出会う。更には憧れの君である二階堂薫との婚約話、父親の右腕的存在の近衛廣政との縁談が立て続けにやって来た。朱鷺子の運命の恋が回り始める。果たして、朱鷺子の恋の行方は……?
(※お話の語り部は、とある視点の者よりお送りします)
(※作中では数え年で表記しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-03 17:24:16
17109文字
会話率:48%
とある地方にある小さな神社・・・そこの宮司の娘のミコトは何だか変わったものが好きな小学生六年生なのです。新学期が始まった日、帰ってから境内の倉庫を掃除してたら、ん?神社には似つかわしくない遮光式土偶がありますよ!?ミコトはパパ(神社の宮司で
パパっていうのか?)にお願いして自分の部屋に飾ってみるが・・・なんかこれ変!
変な土偶を筆頭に、ゆるりと古代遺物が集まってくる!
そんなミコトとクラスメイトが織りなす小学生ライフです。
気づかれていない方がおられるかもしれませんので・・・念のため
タイトルは、「未知との遭遇」のごろ合わせです・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 23:52:04
276165文字
会話率:71%
DA:-SEIN ~御伽奇譚~ 「魔石」に続くお話し。
鴻池市の神社「源綴宮」の宮司の息子「皆本頼光」と彼に5年間片想い中の幼馴染み「吉田香澄」は、同じ「明芳学園高校」に入学して2ケ月が経とうとしていた。
友人の「杉浦健明」「篠崎正臣」双子
姉妹の「中村佑理・佑美」らのギグに招待され、隣のクラスの女の子「有松美幸」と共にライブハウスに繰り出す。
そこでバンドメンバーで抜群のギターの腕を持ち、親からの虐待で右脚に障害のある中学三年生「北原楓」と知り合う。
同じ頃、有松美幸の後輩「石川紗彩」のクラスメイトで、気の弱い男子「笹山修一」が彼をイジメて金品を強要するクラスの不良学生たちに絡まれていた。
その数分後、その不良学生たちは修一の庇護者を称する「金毛白面」の妖狐によって魂を喰われ、その光景に修一自身も恐怖を覚える。
後日、源綴宮の禰宜「黒田崇弘」の下に一人の「妖」が尋ねて来た。奪われた「殺生石」の奪還を協力して欲しいとの事だった。
「殺生石」とは1000年もの昔に平安京で災いをなしていた「九尾の狐」が、いまわの際に変じた石塊でそれ自体にも生き物を殺める力を持つと伝えられる。
探偵「禎茂保昌」が不良学生の親からの依頼で調査を始め、彼の式神「ナナツ」は自身の因縁も深い「妖狐」を滅しようと奮起する。
美幸は、後輩の紗彩の学校近辺で多発する怪事件を頼光に相談し、頼光もこの妖狐の事件に巻き込まれて行く。
復活を図る妖狐、それを阻みたい伊勢鬼狩りの構図に、伊勢から禁忌の子と蔑まれる頼光、その肉体や能力に興味を持つ鬼族が絡み、事態が動いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 23:29:03
34069文字
会話率:43%
宮司の息子「皆本頼光」は、幼馴染で彼に想いを寄せる「吉田香澄」と「明芳学園高校」に通い始めて約一か月が経った。そんな頃、彼らの街「鴻池市」で猟奇的殺人事件が起きる。
その事件を追っている「鞍馬鬼狩衆・玄昭」が頼光の神社「源綴宮」に「退魔業」
の協力を要請に来た。事件には「妖」が絡んでいると言う。
その事件の目撃者で友人でもある「有松美幸」を護るため、また玄昭が提示した「亡き母」に関する報酬のために、頼光は事件の犯人の居所への潜入を図る。
事態は「探偵ごっこ」の枠に留まらず、頼光の「半妖」という特異な出生を起因にした妖たちの思惑により、頼光の想定よりも別の方向に動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 12:00:00
182098文字
会話率:52%
帝国と王国の戦争、窮地に立たされた王国は異世界から神宮司大和という青年を呼び出す。
勇者となった大和と大和に付き従う7人の聖女達は圧倒的な力で帝国を退ける。
これは異世界から呼び出された圧倒的な力を持つ勇者一向を相手に戦う帝国軍のお話しであ
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 22:31:32
14885文字
会話率:74%
大学の総合芸術学部に通う1回生”神宮司明日香”は、、平穏な大学生活を常に求めていた。
自分のプライベートを守る為に。
他人との距離を付かず離れずに維持し、誰も傷付けない巧みなコミュニケーション能力。
そして類稀なる整った容姿は、周りの人間を
男女問わずに惹き付けて止まない。
だが明日香には、誰にも言えない自分の欠点と趣味があった、、。
故に明日香は今日も奮闘する。
平穏を守る為に。
これは後に、アヴァロンオンライン理論上最強と謳われた、最強プレイヤー”雨音”が生まれる迄の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 20:49:19
259268文字
会話率:35%
男子学生の憧れを集める一条先輩は、紋章マニアだった? 偶然、授業で一条先輩と一緒になった僕こと星宮司は、一条先輩から紋章学の手解きを受けることになる。紋章学を紐解き、紋章の歴史を辿る先に待ち受けるのは、壮大な民族叙事詩(ナショナル・ロマンス
)か、はたまた小さな恋物語(ラブ・ロマンス)か。今、未来の紋章官たちのドラマが幕を開ける。
※本作は歴史解説+現代ラブコメです。紋章学に興味のある方にお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 20:42:19
65516文字
会話率:34%
樹神 桃舞(こだま とうま)は、17歳の高校生。
ある日、田舎に帰省していた際に、神社の中で不思議な祠を見つける。
宮司の話によるとそこにはその昔、悪行を行った鬼が封じられているとの事。
御伽で語られる桃太郎、それは実在した人物だったのだ。
人の怨嗟の念により、鬼門より出いずるそは”鬼”。
滅しえるのは、神剣”戌・猿・雉”。
眉唾の言い伝えだと笑い飛ばす桃舞だったが、何か嫌な気配を感じつつもその場を後にした。
その夜、猛烈な台風が列島を襲い、山崩れで神社も祠も崩されてしまい・・・
令和に蘇る。 桃太郎伝説が、今此処に幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 13:41:13
14894文字
会話率:47%
扶桑 大(ふそう ひろし)36歳独身 IT技術者。ヘタレ宮司とそれを尻に敷く女のドラ息子。
ある朝、出社前に日課の参拝をしていると、そこに女神が・・・
曰く、神々が試験運用している世界が、ちょっとやばそうなのなので、ちょっと行ってなんとかし
てきてほしいとの事。当然、事実上の問答無用。あまりに突然であまりに理不尽な展開。飛ばされた異世界は「テンプレじゃねぇ」。
そんな世界で、仲間?とともに、なんとか事態を切り抜けようと・・・・
先に言っておきます。天女と書いて死神と読むお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 16:24:15
99066文字
会話率:47%
本島攻略に目障りなジョンソン島。アメリカ軍は、新鋭期待の将軍に、作戦部隊の一部を裂いて、攻撃を命令する。だがそれはほとんど、彼の将軍の手柄のためのようなものであった。何しろ、その小島には、日本軍は数百名ほどしかいないのである。対してアメリカ
軍は、戦艦に空母、そして万の上陸兵を擁して攻撃であった。
ところが、守備の日本兵の、本体は忍者部隊であった。
いよいよ上陸作戦が開始される。ところがいっかなジョンソン島は堕ちない。日本軍が奇策・幻術などありとあらゆる手を使って、防戦するので、アメリカ軍はてんてこ舞い。しまいには、沖合の艦船迄沈められてしまった。
怒った将軍は、去らなく応援を求めたが、その頃には本島での作戦は終了していた。そのために、ジョンソン島での作戦は、無かったことにして、そのもの自体を無視することにしたのである。
彼の将軍は、忸怩たる思いであったが、上の命令では仕方がない。
が彼はその後努力して、終戦後、次世界戦略の最重要課題である核兵器の担当者になった。そして、最新の核兵器の実験が行われることに。その時彼は、ジョンソン島を思い出す。
そしてろくな調査もしないで、実験場にジョンソン島を選ぶ。
その日、いよいよ核爆発のスウィッチを押す段になって、島の海岸に人影がと、観察兵から連絡があったが、彼は起爆スウィッチ押すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 14:06:33
3050文字
会話率:22%
男は流れ者であった。北支を放浪。ひょんなことから帝国陸軍の特務機関の手先となって南京へ。だが、そこを離れて南京で知り合った、裏組織のつながりで上海の裏組織へと流れてきた。だが、そこでの抗争で、負傷。虫の息となったところを、ある娼婦Kに助けら
れ。そのまま彼女の所に留まることとなった。
ところが元の組織のナンバー2は、彼の存在を煙たがっていた。しかし、Kを知った彼は、元の組織とはかかわりを持ちたくない。租界に隠れて、静かに暮らしていたが、元の組織で内紛があり、ナンバー2が飛び出した。そして元々の組織と、対立しだす。
そんな時に、英国銀行が襲われて金塊が盗まれた。その犯人が、元の組織の頭だと言う噂が広まる。そして、その頭は、殺されてしまった。
そんな時に、彼は、元の仲間・・・・弟分・・・・から、銀行強盗の真犯人は、元の組織のナンバー2だということを聞く。抜けた組織だが、元の親分には、一応は義理がある。それにかってのナンバー2には、お返しをしなくて治まらない借りがある。
そこで彼は、かっての腐れ縁を頼りに、帝国陸軍の特務機関の男を尋ねてゆき、英国銀行の金塊が、今どこにあり、いつ移送されるかという情報を教える。
そしてその金塊を奪ったのであった。特務機関の男から約束の鐘を受け取ると、病を得たKを伴って、上海を後にして、保養地に趣いて、身を隠した。
保養地で女の病状は、しばらく安定していたが、その内に悪化、彼女が上海に残した親に会いたいと言うので、彼は彼女を伴って、上海に舞い戻った。
ナンバー2、執拗に彼の戻ってくるのを、網を張って待っていたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 21:18:32
11868文字
会話率:30%
神社で働く宮司の息子、水主村 勉(かこむら つとむ)はどこにでもいる普通の高校生だった。
しかしながら、祖父の死をきっかけに、彼の平和な日常は脅かされる。
――親父の頭部に狐耳が生えた!?
そんな変化もどうでもよくなるくらいの事件に巻き
込まれる。
ある晩、勉があやかしと呼ばれる不可解な存在に襲われかけた時、不思議な雰囲気の美少女に出会った。葛葉 三狐(くずは みけつ)、彼女は神社の神使だと言う。
あやかしを封じるため、神社に祀られている戦国時代の武将や平安時代の陰陽師の英魂を蘇らせたり、奉納されていた室町時代の刀を持ち出したりと、抵抗を続けるが問題は山積みとなるばかりで……。
――神の領域を犯し、土地を我が物にしようとするモノと、その脅威から守ろうとする者の戦いが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 00:00:00
161417文字
会話率:37%
*…この小説はかつてのソシャゲ「プ○ラン」の個人的にトラウマに残ったミニイベントをモチーフにしています。その為聞きなれない単語があると思いますがご了承ください(^^;)
世界各地ではパンデミック、天災、紛争が起こり、今、少女のいるとこ
ろにもその予兆が始まろうとしていた。
新海凛三姉妹=美人で優しい長女マヤ、ずんぐりしてて気の荒い次女アザミ、おっとり屋で真面目な三女キリナ、三姉妹は両親に捨てられながらも支え合って生きていたが姉妹割れが突如訪れることになる。
苦しむ姉の悪夢に苛まれる少女
そして、二人の姉を失った少女は宮司の持つ力に憧れを持つと共に苦しんでいると思われる姉の魂を救う為に巫女と言う名の『悪霊祓い』を志すようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 21:42:08
56183文字
会話率:38%
八軒家殺人事件の犯人を松江と断定した警察は、その行方を追っていた。
義麿が残したノートを狙って、鈴木家に空き巣に入ったのも松江だった。
殺された鈴木義弘が、死の直前、ノートを藤白神社の宮司に託したのは、ノートが狙われていることを察知したから
に違いない。
そんな中、那智の飛瀧神社で、松江の遺体が発見される。
警察は自殺と判断するが、浅見光彦は、他殺の可能性を主張する。
「今回の事件は、一九三四年の木乃伊発見、いや、さらに遡って、飛鳥時代六六九年、藤原鎌足の死から始まっていると言えるかもしれません」
浅見の、突拍子もない時空を超えた推理を、警察は相手にしない。
だがやがて、浅見の見立て通りになって行き……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 00:00:00
98976文字
会話率:40%
一年前、両親と妹を事故で失った少年ー源光はある夢を頻繁に見るようになる。
いつも悪夢で終わるその夢。
しかし、気になるものもあった。
最終更新:2018-12-26 03:10:07
689文字
会話率:40%
【書籍化】集英社様ダッシュエックスノベルより2018年9月10日発売。
女神の眷属を事故から救ったことで、自らの命を失ってしまう事になった神宮司 丈。
彼は防衛大学校を卒業したばかりで、これから自衛隊の幹部候補生として国防を担う直前の
出来事に落胆するが、女神は自分の眷属の不注意によって命を落としてしまう事になる彼に対し、ある提案をしてきたのだった。
テンプレな異世界を、たった一人の自衛官が仲間を得つつ孤軍奮闘しながら、一騎当千のワンマンアーミーを目指す異世界冒険物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 17:01:50
752676文字
会話率:40%
妻に先立たれた自転車乗りの左門の元に、突然家を勘当されたJKサイクリスト・栞が転がり込んできた。止む無く親子になった二人だったが、左門の後妻を狙うツーリング仲間・由良と、家庭を守りたい栞との暗闘になる。更に栞に想いを寄せる学友の御曹司までが
現れ、焦る左門はファールを犯す。そこに山師である栞の実の父親が現れて・・・。
左門は苦渋の決断をするが、山師に嵌められる。その運命を操っていたのは二つのパワーストーンだったのか、それとも宝石神社宮司の神通力か。古の鉱山の麓の街を駈け抜けるそれぞれの想い。秋の快速ラブコメです。
※この作品は『エブリスタ』『カクヨム』サイトにも公開します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 00:00:00
81813文字
会話率:63%
「死神の挽歌」あらすじ
幼少期にミステリものに憧れていた四谷恭一は、ミステリもの主人公特有のあらゆる場所で事件に遭遇するという特性に納得がいかなくなり、ミステリから離れてしまった。だが、三条高校入学を機に、そんなミステリ主人公特有の属性を
獲得してしまうことになる。しかも、殺人現場に遭遇するという死神属性を。高校生四谷恭一とクラスメイト千歳のコンビが解決に導くミステリ&サスペンス。その序章である三条高校で発生した第一の事件で出るのか、お決まりのセリフ、「犯人は、この中にいる!」が・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 10:44:37
10663文字
会話率:27%
何もない田舎から出てきて、都会で働きはじめた琴子には悩みがある。
人から変な糸が見えて気になって仕方ないのだ。自分にしか見えない糸をお祓いでどうにかしようと神社を訪れたら、そこで宮司の敷島に出会い、その目を有効活用しないかと誘われる。
縁を
切る? 切らない?
琴子の縁にまつわるふしぎな話のはじまり、はじまり。
肥前文俊さん主催第3回書き出し祭り参加作品の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 15:00:00
81241文字
会話率:43%
『夏のホラー2018』エントリー予定の作品です。
連載物は完結していないとダメみたいなので、期間に間に合うように完成させます。
怪異が続発し、忌み地として、幕府からも見捨てられた七ツ沢村。
この地の代官を兼ねる七ツ沢神社の宮司、鈴木道元の
もとに、娘を生贄に捧げることを示唆する『黒羽の矢』が送り届けられる。
わが子を利用して、この怪異に終止符を打つべく、山伏や退魔師や剣客を集め、怪異の中心たる『迷い家』に討伐隊を送り込む事を道元は決心する。
それぞれの思惑を胸に、集められた魔人たちが、七ツ沢の怪異に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 09:24:00
35198文字
会話率:23%
――どんなことも、受け入れる……それで、みんなを守れるなら。
幼くして両親を亡くし、人里離れた孤児院に入れられた少年エストは、その孤児院でツヴァイいう名の少年に出会う。
最初はツヴァイと距離を置いていたものの、彼の優しさに心を打たれたエス
トはツヴァイと「友達」になり、その絆を深めていた。
しかし、エストが11歳の誕生日を迎えようとしていたある日の夜、事件が起きる。
これは、大切なものを全てを、そして何より生きる希望をくれたツヴァイを救うために戦うことを決意したエストの冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-07-15 14:35:28
28853文字
会話率:48%
主人公は、友人が死んだことをニュースで知る。しかし、その友人とは前日の夜に酒を飲んでいたこともあり、主人公は友人が何者かに殺されたのではないかという疑問を持ち始める。そして、主人公は死んだ友人と親交のある人物と会うのだが……。
***
人生
初のサスペンスもの。最後まで読むと、タイトルの意味がよくわかると思いますので、ぜひ読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-09 21:24:55
11425文字
会話率:42%
主人公の少年・フレイルは、足が不自由な妹・アイシアの面倒を見ながら日々生活をしていた。そんなある日、フレイルは謎の少年と出会う。彼はフレイルの願いを叶えてくれるというが、その代わりに少年はフレイルへあるものを要求する。(2014年6月執筆)
***
童話のような物語。フレイル、アイシアの兄妹がお互いに想いながらすれ違ってしまう部分、そして謎の少年との出会いでフレイル君が気付く大切なもの、そこを読んでもらいたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-09 21:15:24
7588文字
会話率:48%
射鳴家の若い宮司の言影(ときかげ)は、叔母に言われて百話会に出席する事に。
言影のところは本が担当だ。仕方がないので、言影は蔵に本を探しに行く。
土蔵の地下にある書庫に入ると、そこには西洋のモノが私を待っていた。
注 この話は、ア
クションは有りません。で、短編です。今、読み返すと、何だか激しいアクションが欲しくなりますが、そんな話では有りません。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 10:40:13
14121文字
会話率:20%