わたくしは、わたくしに生まれて良かったと思うわ。
わたくしで無いと、出会えなかった人、出会えなかった出来事が沢山あるのですもの。
生まれたときが、マイナスだからって何だというの。
生きているのでしょう? だったら、プラスに書き換えれば良いじ
ゃない。
楽しみましょう。せっかく、ここにいるのだから。
あらすじ
『王妃候補のなり損ない、田舎に捨て置かれたご令嬢』の異名を持つマリー・ウィンゲート公爵令嬢。
片や『剣を振るわせれば、一振りで4~5人は斬り殺せる』という噂の剣豪指揮官エドマンド・マクファーレン辺境伯。
年の差は15歳。王妃様の命令で、報奨品としてエドマンドと婚約をすることになったマリー。
最初は、戸惑いつつも素朴で女性に対し不器用なエド様に惹かれ『いつか私が妻で良かったと思って頂けるように頑張るわ』という意気込みを見せるマリー。
そんなマリーをいつしか、切なく愛おしく想い包み込むように守りたいと思うエドマンド。
そんな中『お前、俺の女にならないか?』という大悪党があらわれる。
王妃様ですら、物事に素直に感謝できる心が愛しいと言われるマリーの、波乱万丈なおてんばライフ。
毎週火曜日 20時更新中。
※お話は、カクヨム・ノベルデイズ・ノベルアップにも上げています。
それ以外の所では、上げていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 14:38:27
166405文字
会話率:35%
窓から差し込む木漏れ日が、優しく自分を包み込む。
目を閉じれば、椅子に座っている事を忘れる程に心地良さを感じる。
そんな中ふと瞼を開けると、チャックの開いたカバンが目に入った。そしてチラリと見えたのは、とあるノート。
それは真新しくも見
え、使い古された様にも見える。
俺は徐に手に取り、その表紙に目を向けた。
綺麗な字で書かれた『記憶ノート』という題名。
本当に綺麗で、美しくて希望に溢れる文字は……見る度に元気を貰う。
「ついに来たぞ。そして誕生日おめでとう」
無意識に零れた言葉が、部屋の中に響いたと同時に、
コンコンコン
聞こえてきたドアのノック音。
さて、その前にもう一仕事だ。
熱心な彼女に応えて……あげないとね。
「はーい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 23:20:39
131120文字
会話率:36%
ブラック企業の歯車、品内(しなうち)深琴(みこと)、26歳。
泊まりの連勤明け、自宅アパートに現れたのは……
ギャル悪魔!
ド派手なギャル悪魔・ユッピこと一(にのまえ)夕匕(ゆうひ)は、深琴に囁く。
「もっと力抜いて、楽できるところは楽
していこう」
甘え方を忘れた深琴を優しく包み込むユッピだが……
彼女の目的は、深琴を死なせること!?
絶対死なせたい甘やかし悪魔 VS なにがあっても死なない不死身の会社員!
ハニーでスイートなデッドオアアライブライフ、開幕!
※2020/2/21にエブリスタで公開した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 00:00:00
137245文字
会話率:49%
遠くから聞こえる戦いの音。繰り返される喧噪と静寂の果てに、ライカーは疲れて立ち尽くしていた。雨が強く振っている。しかし、そんな土砂降りの雨も返り血を流してはくれない。
――兄様は、今の僕を見てもまた笑ってくれるだろうか。
ライカー
は帝国に復讐を果たすべく、ただ復讐のことだけを考えて生きてきた。それはやはり、孤独な日々だった。
ーーーーーーーーー
復讐はあっという間に完了してしまったが、彼は強さより愛を希求してた。
こんな自分でも、幸せになることが出来るのだろうか。ライカーは賢者の石がはめられている王冠を持った瞬間、兄との温かい日々を思い出して涙が出てきた。「こんなはずじゃなかった」と、呟いていた。そして胸底にある思いを吐露した。
「ぼくは…ただ….幸せになりたい」
「幸せになりたかった…..」
そう声に出して願うと、賢者の石が光り輝く。 同時に、こんな声が聞こえてきた。少し高くて、柔らかい、女性のような声。
「ライカーはきっと幸せを見つけられるよ」
眩い光が辺りを包み込む。その光と声に導かれるようにして、どこか空を飛んでいるかのような感覚に襲われる。
何が起きているのだろう。
わからない。
気付けばライカーの目の前には、“あの頃”のベーロンモマ帝国が広がっていた。
ーーー
●一度復讐するためにすべてを失ったベーロンモマ国の第二王子ライカー、ただ幸せになりたいと国宝であるオーギュストの王冠に願った。願った瞬間、王冠から女の人の声が聞こえ、ライカーは過去に戻った。
ライカ―を絶望から救いたい少女ロクリエ x 呪われているハーフエルフライカ―
ライカ―は自分の幸せを見つけるだろうが。
ラブコメx復讐x転生小説!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 12:00:00
56870文字
会話率:34%
ショートショートです。元家電業界の老人が、球体の置物を手にして、実はこれはテレビなんだと話し始める。同僚の丸岡という男が開発した、究極のテレビだと言う。ある操作をすれば、球体は画面に変形する。どんなサイズにでも変幻自在。映画のような大画面に
もなるし、掌サイズにもなる。画質だって桁違い。3D映像で観ることも出来る。目の前にその人物がいると錯覚するほど。音質も凄い。本格的なサラウンドシステムが搭載されていて、包み込むような音場感が得られる上に、耳にも優しい。さらに過去50年まで遡って録画ができるタイムマシン機能付き。音声や動作で操作することも可能。防水機能も完備。果たしてそんな究極のテレビが発明されたのは、昭和32年。カラーテレビの本放送が開始されるよりも前の話。しかし、この究極のテレビは、家電業界の思惑により、発売される事はなかったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 13:02:08
2787文字
会話率:0%
カクレユメのルール
1、紙にかくれんぼを行う全員の名前を記入する
2、全員の髪の毛を1本、紙で包み込む
3、紙と髪を燃やしその灰を布の中に入れる
4、枕元に布を入れて眠りにつく
5、夢の世界でかくれんぼを行う
注意:この儀式は1
5歳未満の人間にしか効果がない
禁忌:cyhう#dq?
全てのことを必ず守ること。もしも、守らなければあなたは$(&#によってd&$@にされてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 12:38:16
12393文字
会話率:42%
いつもと変わらない朝。突如、東京タワーを中心に眩い光が主人公と世界を包み込む━━━━━━━━
光が収まった後に広がった世界は、半分を除いて全く知らない世界だった━━━━━━━
最終更新:2021-07-04 04:27:14
3368文字
会話率:53%
私の前世はソファだった。
それもただのソファではない。
中材には手触りのよい微粒子ビーズが詰められ、外材は滑らかな手触りかつ伸縮性のある生地を使用した、人をダメにすることに特化したソファだった。
お値段なんと、税込\39,800。
その値
段に見合った心地よさで、人々に癒しを与えてきた。
しかし今の私は異世界の公爵令嬢。
いくら人をダメにしたくとも、ソファであったころのように来るもの拒まず他人を包み込むことはできない。
なので、それが許される家族と婚約者をダメにすることにした。
その結果、私は婚約破棄されてしまったのだけど……。
※再投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 18:09:57
6525文字
会話率:19%
戦争の絶えない中世において数々の同盟国と手を結び生き抜いてきたヴァスクーダ王国。
その国王は民からの信頼も厚く、また忠臣に対しても包み込むような優しさと父の様に大きな背中を示して来た
――表向きでは
掘れば掘るほど出る事出る事…今までの
狼藉、いかにして"この国の王"という立場に胡坐をかいているのかが浮き彫りになって来た
それを暴くきっかけとなったのが王国が懇意にしている商人ギルド【月影】の存在だった
王国騎士として忠義を尽くし戦い抜いてきた"ヴィントハイム・クラッセ"とこの国の姫は愛し合っていた。しかし姫に言い渡されたのはブサイクでデブで酷い臭気を放つ商人との婚約だった…
なぜ愛する人と引き裂かれなければならなかったのか?この日姫は復讐の鬼と化した――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 15:21:23
3609文字
会話率:63%
高校2年の春、西陣(にし じん)は幼馴染から男女の関係になった京極織姫(きょうごく おりひめ)に突き付けられた言葉「陣って彼氏としてはイマイチだよね……」彼女にフラれた俺を待っていたのは想像もしなかったモテ期だった!?
癒しの女神と言わ
れる先輩マネージャーの有村紫穂里(ありまつしほり)、妹の親友で元カノの後輩、大島紬(おおしまつむぎ)、中学時代の同級生で他校に通うバイト仲間の桐生妙(きりゅうたえ)。
気持ちを押し殺していた紫穂里は彼女と別れたと知り、積極的に距離を詰めていく。
優しく包み込むように。
「一緒に買い出しお願いできないかな?」
「日曜日のデート……じゃなくて買い出し楽しみにしてるね」
中学時代から淡い恋心を抱いていた紬もフリーになった陣にアプローチをかける。
はじけるようなかわいさで。
「私負けませんから!」
「バレーでも恋愛でも負けません。だから……」
「先輩も、覚悟しておいてください、ね?」
気になる人から好きな人へ。バイト仲間の妙は陣に寄り添うように隣に並ぶ。
「陣くんに付き合ってもらってるんだもん」
「陣くん次第、かな?」
ヒロインたちのアプローチと、あきらめない元カノ。
「一緒に学校行こう?」
「許してもらえるように頑張る。信用してもらえるように頑張る」
主人公を巡るアプローチ合戦は止まることを知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 21:18:43
62069文字
会話率:46%
よく言うじゃない?
あの映画観て、泣いた。
あの本読んで、泣いた。
あのドラマ観て、泣いた。
あのマンガ読んで、泣いた。
あのアニメ観て、泣いた。
まぁ、感動したってことをあらわす比喩としては、最上級の部類かなぁ。
でもね、私は今回、比
喩じゃなくて、涙、ボロボロこぼれた。
まぁ、これが《詩》か?という疑問は残るが、定型詩じゃなく、自由(全てを包み込む、なんという壮大な言葉かしら?)詩なんだし。
自由、は、自由、やし。
それくらい、大目にみてくれよ〜。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-03 09:30:02
1765文字
会話率:4%
誰しもが感じる才能の差による劣等感。才能があるもの故、才能がないもの故に、人は人を傷つけ続けている。現れたのは一人の高校生。才ある無能である樟葉未来は、才能消失《スイッチ・オフ》と呼ばれる能力で、絶望と悲しみの灯を闇に包み込む。あなたは、才
能を灯し続けられますか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 18:08:13
1039文字
会話率:8%
「佐伯優馬。」
「なんだ。」
2人は見つめあった。
腰を抱いているから、彼女を見上げる形になる。
櫻井は俺の頬を撫でた。
足を曲げ優しく包み込む。
二重人格と、元二重人格の恋
過去にあった2人の苦悩
明かされる
真実
真犯人は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 08:28:01
3173文字
会話率:18%
ブラック企業を『喰らう』不思議な鳥がいる。その名は『ツバサ・ブラックキギョウ』。
しかし、彼らは一体どうやって『ブラック企業』を見分けているのだろうか?
最終更新:2020-12-02 00:00:00
899文字
会話率:14%
祖母が残した砂時計をぼくは今も大切にしている。
もう祖母が亡くなって何年もたつけれど、あの夕暮れの光の中でゆったりと紅茶を飲む姿を思い出す。
砂時計を見ていると昔の様々な情景が浮かんでくる。
透明な眠気と潮騒の音がぼくを包み込む。
「砂時計
をそっとひっくり返して、それしかないと思うならそう願いなさい。きっと小さな奇跡がその小さな手を差し伸べてくれる」
そういった祖母の気持ちはもうわからないけど。
今日もこうして砂時計をひっくり返しながら夜を渡る。
そうしてきっとまたこんな夜が来ることをぼくは願っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 06:00:00
5280文字
会話率:5%
『視覚を包み込む影の思想』
何かに追われて、周囲の状況が分からなくなる様な、目眩ましにあう時がある。それは、自己を光から影にする、影の影響であって、我々はそれを破壊せねばならない。その推移を文章化した、思想的文章。
最終更新:2020-11-24 05:26:17
248文字
会話率:15%
年齢=彼氏いない歴の未来。
初恋から思わぬ恋が生まれてしまい!?
未来を包み込む一般論を逸した恋愛ストーリー。
最終更新:2020-09-28 03:48:59
10627文字
会話率:36%
転生したこの世界では10歳になると、身体に魔力始動が始まり魔法を使う事ができ、その魔法の傾向や魔力量を司祭様に見てもらう事ができる。
俺は全ての記憶を取り戻した5歳からずっとこの瞬間を待っていたッ!
何故なら大女神様から凄いユニ
ークスキルを授かったからだ――。
司祭様と俺を囲う橙赤色の魔法陣が現れる。
だんだんと光は強くなり二人を螺旋状のオーラが包み始める。
周りの子供達は自分達とは違う圧倒的な煌々とした輝きの強さに胸が高鳴り、魔法陣から駆け抜ける風に髪を揺らして瞳孔を開く。
「はああァァァァ!」
司祭の声と同時に魔法陣の輝きが爆発し、風と光が教会の中を全て包み込む。
終わると全員棒立ちで立っていた。
「「「おお! これはすごいんじゃねぇか!」」」
子供達が口を揃えて騒ぎ立てる。
俺自身も他の子供達とは違う輝きの強さで胸一杯に期待が膨らむ。
(さぁ! 俺のユニークスキル! これでやっと、やっと、この村に貢献できる! 全てを俺に託してくれ! 女神様!)
司祭が口を開く。
「あ、えっと……魔力0です」
「「「はああああああァァァァァァ???」」」
魔力無しの凡人が「ユニークスキル」と「悪魔の体質」で人生成り上がりする愛の物語――。
※キャラクターは人間味モリモリなので好きになり過ぎないように注意でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 01:14:45
83151文字
会話率:43%
「きっとわたしだけは、あなたをわすれない」
科学技術に変わり剣と魔法が発達してきたこの世界で、もう何百年以上も前に突然地面に浮き出てきたとされる、古代技術が盛り込まれた幻想の塔。
隠蔽魔法がかけられたその存在に気づくものは誰ひとり
として居なく、それは正しく「あってないもの」であった。
その中に一人、ただ暮らす少年がいた。名をエイト。
彼は何故か「塔」を見つけ出した宮廷魔道長の少女、シエラとの出会いをきっかけに、宮廷魔道士として王に仕えることになる。
そして、喪われてしまったエイトの前世の記憶を取り戻すため、彼らは共に遺跡を回ることになるが……。
彼は、一体何者なのか? そして、何故あの「塔」の中に居たのか?
全ての真実が明かされる時、物語はきっとあなたを包み込む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 01:01:21
14118文字
会話率:34%
体を包み込む暖かな陽光。長らく嗅いだことのなかった土の匂い。耳元をくすぐる草の感触――。
勉強のしすぎでとうとう脳がやられたのでなければ、眠りについたのは確かにあの固い安物のベッドだったはず。それがどうして、妖精のような生き物が舞う、まっ
たく見覚えのない見知らぬ森で目覚めてしまったのか。
将来は研究者を目指す学生として多忙な日々を送っていた播田環は、森で行き倒れたところを銀髪の騎士に助けられる。ただの夢、もしくは死後の世界かと思いきや、この世のものとは思えない美貌の(残念)大賢者によれば、まさかの現実だった。魔法あり、魔法生物あり、しかも、言葉も通じない!?
新しい世界でも研究者(賢者)を目指す努力人が、恋も友情も勉強もほのぼの楽しむまったりライフを送るつもりがだんだんと壮大な厄介ごとに巻き込まれていく──。
現在多忙につき不定期更新です。
誤字脱字報告、感想など大歓迎です!
※カクヨム、ノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 14:30:34
112893文字
会話率:33%