俺には推しがいる、可愛くて凛々しくてカワボで俺の好みドストライクの女子高生小波あずさ。
それが目の前になぜかいる。そんで、その子が俺に告白をしてきた。
驚いたが、だから俺は二つ返事で答えた。
「俺はネットと現実は分けるタイプなんで、ごめん
なさい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 11:46:15
5166文字
会話率:56%
交通事故に遭ったかと思ったら、源頼朝と北条政子の娘・大姫になっていた主人公。遠い未来で生きていた記憶がわずかにあるものの、あまり思い出せずのんびり平安時代を過ごしている。
ところがある日、大姫はまだ六才だというのに突然婚約者がやってきた。大
姫は可愛くも凛々しい婚約者の少年と新しい生活をはじめるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 21:00:00
62178文字
会話率:41%
美しいエルフ達の住まう国。
今この国は、オークの軍勢からの侵略を受け、徹底抗戦を続けていた。
誰もが懸命に侵略者達と戦う中、まったく別の、女性としては口に出すのが憚られる戦いを繰り広げる者達がいた。
王女、リーゼリーナ。
(あ、
あぁぁぁっ……! ご不浄がっ………ご不浄が、もうっ……我慢できません……!)
近衛隊長、シェリル。
(くぅぅっ! わ、私もっ……トイレに、行きたいっ……!!)
そして女王、ティアーレ。
(お願いっ……急いで……! お、お小水……漏れちゃう……!!)
エルフの民の誰もが憧れる3人は今、腹の中の小水が溢れてしまいそうになり、不安と苦悶で胸の中をいっぱいにしていた。
やがて戦いの波は、3人のいる女王の間まで押し寄せ――
可憐な王女は、凛々しき女騎士は、威厳を纏う女王は、オークとその身を襲う狂おしい尿意に、勝利することができるのか。
それは、読んでからのお楽しみ。
※pixivにも投稿しています。
※プロローグ、設定、本編の3話構成です。
※こちらはR15の【勝利編】で、後日R18の【敗北編】を投稿します。
※敗北編のNコードは、投降後活動報告にてお知らせします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 00:44:03
9404文字
会話率:22%
没落した華族令嬢、凛々子は明日、この街を出る。借金のために成金の桐生喜一の妾になることになったのだ。凛々子は恋い慕う慎介のところへ別れの挨拶へ向かうのだった。
※大正時代をモデルにした架空の街が舞台です。異世界転生の要素がありますが、敵を
倒したりということはありません。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 18:34:20
12031文字
会話率:24%
「お姉さま、ズルい!」
コルネリアは目の前にいる姉、アンジェリカに言い放った。
「またか、コルネリア」
アンジェリカは溜息を吐きながら、後ろから駆けてきたコルネリアの方に振り向く。
小柄なコルネリアが一生懸命駆けてはいるが、淑女としての誇り
か飽くまで大股にならぬよう小刻みにとててと向かってくる。
凛々しい姉、アンジェリカのことをいつも可愛らしい妹コルネリアは羨ましく思っていた。
ある日、頭をぶつけた姉妹は不思議な夢を見る。
「お姉さまはズルい!」という元・しっかり姉で現・可憐な賢者な妹と、「お姉ちゃんのほうがズルい!」という元・甘えん坊妹で現・姫騎士志望姉、姉妹も人生も逆転して乙女ゲームもぶち壊すお話
※本作は連裁版をコンテスト用に改訂した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 12:41:26
12922文字
会話率:36%
「お姉さま、ズルい!」
コルネリアは目の前にいる姉、アンジェリカに言い放った。
「またか、コルネリア」
アンジェリカは溜息を吐きながら、後ろから駆けてきたコルネリアの方に振り向く。
小柄なコルネリアが一生懸命駆けてはいるが、淑女としての誇り
か飽くまで大股にならぬよう小刻みにとててと向かってくる。
凛々しい姉、アンジェリカのことをいつも可愛らしい妹コルネリアは羨ましく思っていた。
ある日、頭をぶつけた姉妹は不思議な夢を見る。
「お姉さまはズルい!」という元・しっかり姉で現・可憐な賢者な妹と、「お姉ちゃんのほうがズルい!」という元・甘えん坊妹で現・姫騎士志望姉、姉妹も人生も逆転して乙女ゲームもぶち壊すお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:30:24
36337文字
会話率:40%
「君との婚約は破棄させてもらう。正直言って僕は君のような女性がタイプじゃないんだ」
――ある日、庶民の娘アルメは、婚約者の浮気の現場に遭遇してしまった。そしてその場で婚約破棄をくらい、呆然として帰宅する……。
もう家族もいない一人ぼっちの自
宅にて、改めて将来のことを考えた時、ふと思いついた。『氷魔法の才能をいかして、アイス屋でもオープンしようかな』と。
アルメは前世の記憶をヒントにして、今までこの街になかったデザート、『アイス』を売り始めた。そのアイスに、たまたま縁のできた男がハマって常連客となっていく。男の名前はファルクというらしい。
――ちょうど時を同じくして、街には一人の上位神官が来訪していた。
人々が熱狂する新しい神官様は、神秘的な雰囲気で見目麗しい『白鷹』と呼ばれる従軍神官だそう。……でも凛々しい姿は仕事中だけ。オフに見せる素の姿は、素朴で癒し系、飾らない雰囲気の人だった。
そんな白鷹は変姿の魔法で容姿を変えて、お気に入りのアイス屋へと通う日々。アルメはファルクの正体――実は神官『白鷹』である、ということに気が付くことなく、良い友人として関係を深めていく。
――いつの間にやら、すっかり白鷹ファルクの特別なお気に入りになっているとは、思いもせずに。
(※設定ゆるめ。女性主人公の恋愛主軸の物語です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:06:03
1057039文字
会話率:35%
17歳の冬、私は子供の頃から大好きだった彼の婚約者になった。
彼はエイデン・ウェスティン伯爵令息。真っ直ぐな黒髪に黒い瞳。男性にしては背は高い方ではないけど、いつも姿勢が良くてその眼差しはとても凛々しい。
……ついにこの時が来たわ。
私は立ち上がって声高に言い放った。
「私は婚姻の日までにエイデン様からの『感動的なプロポーズ』を要求します!」
「………………は?」
いつも眉間にシワを寄せている1つ年上の男の子を、気がつけば大好きになってた女の子が頑張って追いかけるお話です。
拙作「私の望み通り婚約を解消しようと言うけど、そもそも半年間も嫌だと言い続けたのは貴方でしょう?〜初恋は終わりました。」に登場していたエイデンの婚約者視点になります。
今作だけでも読めるように書いていくつもりですが、前作も読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 07:18:08
50187文字
会話率:42%
「マリーツァ = ウィルバーフォース」は、波打つ栗毛色の髪に菫色(バイオレット)の瞳、穏やかな性格に豊かな胸と、充分魅力的な女性なのだが。つい先日、二年にも満たない結婚生活に見切りをつけ、嫁ぎ先を出立したばかり。
しかもすぐに祖国へ戻らず
、わけあってグーベルク国へ立ち寄った――までは良かったのだが。城の正門に着いて早々、大勢の騎士団員に追いかけられている国王陛下「アレクセイ = チューヒン」と鉢合わせ、一緒に投網を受けるという、普通ではありえないアクシデントに見舞われてしまう。
その「アレクセイ = チューヒン」は、美しく長い銀の髪と天秤座(ヴァーゲ)の瞳と称される緑の瞳を持つ美男子であり、革命児でもあった。
当時、彼は「静寂狂乱(モノクロームノイズ)の王」という二つ名がついたぐらいには、敵側に恐れられた男なのだが。今現在の彼は、「温和」「温厚」「ど天然」の三拍子。25歳になっても独身童貞。「お見合いなんて嫌だ!」と見合い話からも全力逃走とくれば、騎士団長兼国王補佐の「アシュリー」とその伴侶、騎士団長補佐「エマ」の頭を抱えさせるには充分であった。
そんな中で起きたまさかの投網事件(ラッキースケベ)で、アレクセイはマリーツァに一目惚れ。
こうして少々どころか、だいぶ突拍子もない出会い方をしたふたり。
マリーツァはアレクセイの優しさと、それだけではない秘められた強さも弱さも知りたいと願い。
アレクセイも、マリーツァの穏やかな性格だけではない芯の強さに触れ、いっそう想いを強めていくのだが――。
※「グーベルク国の恋愛事情 ~凛々しい女騎士は、天使と見紛う愛らしい騎士団長に求婚される~(https://ncode.syosetu.com/n8514hy/)」と同じ世界となります。どちらも楽しんでいただければ嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 07:11:32
128525文字
会話率:60%
商家の生まれである「エマ = ウィルバーフォース」は、長い黒髪、漆黒(オニキス)の瞳に豊かな胸と非常に美しい娘なのだが、年頃だというのに「どうすれば強くなれるのでしょうか」といった話ばかりな上、剣の腕前も足技も相当なもの。さらに180cm
近い長身ともなれば、いかに見た目がよかろうと、縁談の話など舞い込んでも来なくなる。だがそれは、「グーベルク国で女騎士になる」という夢を持つエマには好都合であった。
そんなエマが騎士になるべくひとり向かったグーベルク国には、金の髪、子猫の青(キトゥンブルー)の瞳の、天使と見まごうばかりの愛らしい容姿を持つ騎士団長、「アシュリー = オルブライト」がいた。
160cm程度と小柄だが、剣の腕前は確かであり、軽やかな性格と口調もあって国民から大人気――なのだが。彼も国王陛下直々に「伴侶を選びなってば!」とせっつかれては、「やだ!」と断固拒否する日々を送っていた。
当然、出会うべくして出会ったふたりだが、エマにとって彼の最初の印象は「おっぱい好きのおかしな小動物」であり。アシュリーにとってのエマは、「強い人って素敵、抱いて!」と、かなり対象的。
それもあってエマは絶賛塩対応をしていたが、アシュリーの人柄や剣の腕前、城下町を騒がすある出来事をきっかけに、対応は変わっていき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 07:14:14
119757文字
会話率:56%
君と語ろう。花に乗せて。君との思い出を。楽しい日々を。君はどんな花にも言い表せられない気がするよ。たくさんの花束みたいに美しいものを集めたような人生の。
遠い世界にいる彼女と語る静かで短く儚いヒューマンドラマ
最終更新:2023-01-01 00:16:33
994文字
会話率:8%
時代はなんちゃって明治!!
海軍士官の兄様は、私、桐生りまに馬車の窓からとある殿方の姿を見せた。
その方が半裸であることに非常に驚いたが、他の男達とは頭一つ分違う背の高さと凛々しさをお持ちの方だった。
「あれをどう思う?」
兄様は、嫁を今だ
に娶らないことで、男色の方だと市井では有名な方だ。
私は余計な事を言うまいと思いながら、兄様に答えていた。
「見事な男でございますなあ。」
――私の輿入れが決まったのはその一週間後でございます。
アルファポリスで投稿していたもの「百姓上がりの陸軍士官に嫁いだ娘は兄様との板挟みに苦悩する!」です。
兄様と板挟みになっていないし、ラブラブが足りないので、改訂を入れていきます。
よって、改題もしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 07:55:28
132346文字
会話率:36%
あらすじは10文字以上じゃないとダメだめらしい。
最終更新:2022-12-11 12:00:00
3014文字
会話率:0%
教科書を忘れて来てしまった私は、隣の席のインテリ男子に教科書を見せてもらう事にした。これって彼と接近する大チャンス! だったのに、開いた教科書には…〝毛〟が挟まっていた。
どうしよう…、どうしようっておかしいけど、どうしよう…。
物理の授
業中に繰り広げられる青春ラブコメディ。果たしてインテリ男子はその大ピンチにインテリを貫く事ができるのか?そして私のささやかな恋はどうなるのか!
(なろうラジオ大賞4不参加作品です。文字数:3000字のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 18:18:49
2955文字
会話率:37%
「突然ですが、あなたには異世界『ユーフェミア』で勇者になってもらいます」
ブラック会社で社畜っていた俺は、そんな言葉以外にろくな説明も受けずに、駄女神によって異世界へと強制移送された。
そしていきなりドラゴンに襲われて死にかける。
えっ
、なにこの状況?
社畜リーマンにドラゴンブレスとか防げるわけないんだけど!?
しかしそこへ現れたのは金髪碧眼のSランク美少女だった。
「≪プロテクション≫!」
凛々しい声とともに俺の前に光の盾が現れ、ドラゴンブレスを跳ね返す!
それが≪盾の聖女≫と呼ばれる美少女リュスターナとの出会いだった。
その時いろいろあって襲い来るドラゴンをワンパンで倒したしまった俺は、勇者となってリュスターナたち≪対ドラゴン連合同盟≫とともに大魔竜ドラグバーン率いるドラゴン軍団との戦いに身を投じることになる――!
「大魔竜ドラグバーンは俺が倒す!」
「さすがです勇者様! こんな上位種ドラゴンを一撃で倒してしまうなんて! ではご褒美に今日の夜は2人でちゅっちゅしましょうね♡」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 07:16:32
101714文字
会話率:47%
国際的防衛組織である人類防衛機構に入隊した大沢実花少尉が初めて参加した軍事作戦は、市井に潜む非合法活動家の摘発作戦だった。
初めての実戦に緊張を隠せない大沢実花少尉。
そんな彼女を厳しくも温かく励ましたのは、対テロ作戦の指揮を執る加森千姫子
中佐だった。
凛々しくも頼もしい美貌の中佐の生き様を目の当たりにする事で、若き少女士官は戦場で成長を遂げていくのだった…
※ 本作品は、XI様御主催の「男前ねえさん企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 07:02:21
4668文字
会話率:35%
田舎に住んでいるけど、本当は名家の分家である家に産まれた、15歳の女の子 椿 凛々愛 (つばき りりあ)、は東京にある本家の超金持ちイケメンの当主さま(20歳)から花嫁修業の為に一緒に暮らすようにと、言われて東京にやってきたが…
過保護で
過干渉な当主さまにストレスでいっぱい!
こんなはずじゃなかった!
毎日窮屈だけど、前向きに明るくときにおかしく過ごす少女の日常のおはなし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 18:56:30
1255文字
会話率:43%
新しく公爵家に雇われたメイドのライラは、超武闘派メイド。大切な坊ちゃまを守るため、今日も剣の技が冴える。
公爵家の次男坊であるジョシュアは、一目見て凛々しくてかっこいいライラに憧れ、なんとかいいところを見せたいと日々奮闘していた。今日も突
然襲い掛かってきたアイアンベアを一撃で倒したライラに、ジョシュアはすっかり魅了され、思わず結婚を申し込むもあえなく玉砕。「できかねます」いつだってライラは、つれない塩対応なのだった。
実はライラには、とある秘密があった。敬愛する王妃様のため、時期王配候補として決定したジョシュアを陰ながら守り、育てるという並々ならぬ決意を持って公爵家にやってきたのだ。「大切な坊ちゃまは私が守る!」ライラの決意は固い。
そんな中、ライラの行動にがっくりと肩を落とすのは、公爵家の嫡男チャールズ。氷の貴公子と名高い彼もまた、ライラに夢中な一人だ。生徒会活動を通じて、いつだって真っすぐな彼女に恋をした。しかし、卒業と同時に婚約を申し込むはずだったライラが、王妃の護衛騎士に取り立てられ、婚約の機会を逃した上に、なぜか今度は公爵家のメイドとしてやってきて、頭を抱えている。毎回猛烈にアピールしているのに、ちっとも恋に進展しない二人。
二人の兄弟からひたすら愛されるライラの運命は?(弟は幼児です)
ほのぼのハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 17:00:00
8112文字
会話率:32%
松下美咲には秘密がある。……いや、秘密があった。
それは、絶対、誰にも言えない妹・瑞希との甘い日々。楽しくて、かけがえのない毎日……。
しかし、それは突然終わりを告げた──。
「私、もう生きていけない……」
妹・瑞希を失った美咲が自分の
人生を諦めかける中、瑞希が突然夢に現れて、美咲に言った。
「私が好きなお姉ちゃんは、もっと凛々しくて優しくて頼りになって、ずっとずっと頭のいい人だったよ。だから、お願い。もう一度、頑張って!!」
このお話は、妹・瑞希を失った美咲が再奮起して、人生を再始動させる物語です。
※本作をお読み頂いたなろうIDをお持ちの方、もし途中で読了される場合は、低評価で構いませんので評価をして頂けますと嬉しいです。ブックマークですと後日ポイントが消えてしまい、本当の評価が分かりませんので、宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 22:15:06
259429文字
会話率:55%
将来の夢はウマチューバー。東京ダービーは来世で目指す。
体が小さいため、そういう夢しか持てないサイレンスアローだったが、見慣れない牝馬を見て一目ぼれしてしまった。
そのお相手は、葦毛のエレオノールペルル。
牧場主の友人がフランスから
連れてきた牝馬で、仔馬ながら凛々しい顔と、美しい毛並みと、しなやかな筋肉を持っていた。
仲良くなりたいと思うサイレンスアローとは違い、エレオノールペルルはサイレンスアローを嫌っていた。
母親を亡くしている彼女から見て、母や姉だけでなく、父までいるサイレンスアローは恵まれ過ぎていたのである。
絶対に負けたくないと思う天才馬エレオノールペルルと、彼女の中で唯一無二のウマになりたいチビのサイレンスアローの物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 12:17:20
90589文字
会話率:50%
突然始まった学園の卒業記念パーティーでの婚約破棄と断罪劇。
責めるのはおつむが足りないと評判の王太子、責められるのはその婚約者で筆頭公爵家の公女さま。どっちも卒業生で、俺のひとつ歳上だ。
なんでも、下級生の男爵家令嬢に公女さまがずっと嫌がら
せしてたんだと。
ホントかね?
公女さまは否定していたけれど、証拠や証言を積み上げられて公爵家の責任まで問われかねない事態になって、とうとう涙声で罪を認めて謝罪するところまで追い込まれた。
だというのに王太子殿下は許そうとせず、あろうことか独断で国外追放まで言い渡した。
ちょっとこれはやりすぎじゃねえかなあ。公爵家が黙ってるとも思えんし、将来の王太子妃として知性も教養も礼儀作法も完璧で、いつでも凛々しく一流の淑女だった公女さまを国外追放するとか、国家の損失だろこれ。
だけど陛下ご夫妻は外遊中で、バカ王太子を止められる者などこの場にはいない。
しょうがねえな、と俺は一緒に学園に通ってる幼馴染の使用人に指示をひとつ出した。
うまく行けば、公爵家に恩を売れるかも。その時はそんな程度しか考えていなかった。
それがまさか、とんでもない展開になるなんて━━━!?
◆衝動的に一晩で書き上げたありきたりのテンプレ婚約破棄です。例によって設定は何も作ってない(一部流用した)ので固有名詞はほぼ出てきません。どこの国かもきちんと決めてないです(爆)。
ただ視点がちょっとひと捻りしてあります。
◆全5話、およそ8500字程度でサラッと読めます。お気軽にどうぞ。
◆感想欄は常に開放しています。ご意見ご感想ツッコミやダメ出しなど、何でもお待ちしています。ぶっちゃけ感想もらえるだけでも嬉しいので。
◆この物語も例によってアルファポリスでも公開します。あちらも同じく全5話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 20:00:00
18776文字
会話率:37%
人口減少が止まるところを知らないクソ田舎にこのたびヒーローが着任した。緋色聖文と名乗る、若くて凛々しい男の人だ。彼はあっという間に俺の妹の初恋をかっさらっていった。
そのうち性癖をぐちゃぐちゃに轢殺される女の子と、もう全部メチャクチャな
成人男性の話。2話でおしまい。
*ヒーロー、田舎、おにろり、軽微な戦闘のあるじめじめしたヒーローものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 21:00:00
11051文字
会話率:43%