声を出せない少女・蛍と、お喋りな少年・時雨。互いに孤児で幼馴染みの二人は、ヒトの残留思念から生まれる怪物〈音念〉を倒す部隊の一員として、同じ隊舎で暮らしている。
とある保護者不在の夜、二人きりで外食しようとしていた矢先に警報が鳴った。すきっ
腹を抱えて駆けつけた蛍たちが現場で遭遇したのは――……。
*ノベルアップ+主催『うどん小説コンテスト』に参加するべく書いたのにうどん要素が少ない
・タイトルがアレっぽいけど荒んでるどころかほのぼのヒューマンドラマ路線です
・なぜかバトル要素あり、ので、ちょこっと流血もあり
・主人公は独白除き一言も喋りません
・カクヨムでも掲載しています
ただうどん食うだけの話にしとけばよかった。反省はしている。後悔はしていない。うどん食べたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 18:06:53
162310文字
会話率:31%
――除雪車のライトが真っ赤に染めた深雪の道路。
事故に巻き込まれた私・**天音陽菜(17)**が目を覚ますと、そこは巨大な樹木がうねる不思議な森だった。
雪の冷気と恐怖で動けない私を襲う狼の群れ。
絶体絶命の刹那、月光をはじく軍刀が闇を裂
く。
助けてくれたのは、昭和十八年の帝国海軍艦長・芦名定道。
八十年の時差を越えて出会った私たちに、
ゆるキャラ系 “神様”〈ネ申〉が告げる。
「この混乱した世界を救ったら、願いをひとつ叶えてあげるよ♪」
手のひらに浮かんだステータス窓。
支援魔法を授かった私と、斬撃魔法を得た艦長。
目指すは雪深い山の向こうの町 タジマティア――
だけど待っていたのは、
トマト頭の怪物・赤カブ騎士団(!?)、
ハーフエルフの美しき医師 スイリア、
そして“昭和”と“令和”の歴史ギャップ!!
▲ 軍人なのに不器用で優しい艦長
×
▼ 口では強がるけど自己肯定感低めな女子高生
時代も常識も違う二人が、異世界で “恋と冒険” に挑むライト版ダイジェスト。
戦闘シーンはサックリ、
恋のドキドキと異世界あるあるをギュッと濃縮。
「詳しい戦記と人間ドラマを味わいたい方は芦名SIDEへどうぞ!」
さあ、昭和艦長と令和JKが紡ぐ異世界クロニクル――
まずは陽菜の視点で、一緒に走り出そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:10:00
46436文字
会話率:39%
都内某所で一人の老人が息を引き取った。
名を、鴉烏 鉄蔵(からすば てつぞう)。
生涯を戦いと喪失に費やし、誰にも看取られることなく、
薄暗い四畳半の一室で、その生を終えた。
──だが。
死の後、鉄蔵は目を覚ます。
肉体は、若き日の
ままに蘇っていた。
時間が戻ったのかと疑うが、周囲の景色は違っていた。
ここは、鉄蔵が知る世界ではない。
街並みは和風を保ちながらも異様に歪み、
魑魅魍魎が徘徊する"もう一つの日本"だった。
鉄蔵は、軍刀と拳銃を携え、
瓦礫と血の海を歩き始める。
──探し求めるのは、かつての妻、澄乃(すみの)。
昭和の時代、
貧しくも確かに寄り添った女。
生前、鉄蔵は何も残してやれなかった。
今度こそ、ただ一度だけ、彼女に手を伸ばすために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 10:00:00
6920文字
会話率:1%
ある年の大晦日、日本に妖が放たれた。
その年から、人間と妖の全面戦争が始まる。そんな中主人公に軍刀が届いた。こんな時を待ち望んでいた主人公。彼は一体何者なのか?そして正しいとは本当にあるものなのか?
最終更新:2024-06-27 13:49:36
3121文字
会話率:13%
国際的防衛組織である人類防衛機構に入隊した大沢実花少尉が初めて参加した軍事作戦は、市井に潜む非合法活動家の摘発作戦だった。
初めての実戦に緊張を隠せない大沢実花少尉。
そんな彼女を厳しくも温かく励ましたのは、対テロ作戦の指揮を執る加森千姫子
中佐だった。
凛々しくも頼もしい美貌の中佐の生き様を目の当たりにする事で、若き少女士官は戦場で成長を遂げていくのだった…
※ 本作品は、XI様御主催の「男前ねえさん企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 07:02:21
4668文字
会話率:35%
日本刀は日本に古来より伝わる武器である。しかし、2度の空白期間の発生によって忘れ去られたり、間違えたまま伝わったものも存在する。この作品はそれらの間違いを出来るだけ正解に近づけようという物である
最終更新:2022-09-06 19:39:09
3704文字
会話率:0%
士官学校に所属して早くから、男勝りのおてんば娘として名をはせていたリコリス。彼女は持ち前の明るさと正義感もあって、次席という成績で士官学校を卒業した。
リコリスは卒業した日の午後、突然学長に呼び出され、『第五十九番倉庫』という軍需物資の管
理官を命ぜられる。隣国との戦争状態にあるとはいえ急すぎるのでは――そう訝しんでいたリコリスに、もう一枚の書類が手渡される。その書類には『任務中に見聞きした内容については、絶対に他言無用とする』、と。いよいよもって怪しいと思いながらも、状況が状況だけに渋々サインするリコリスは、命令に従い、翌朝、士官学校の寮から旅立った。
汽車に揺られて十時間。目的の駅についたリコリスを待っていたのは、一人の軍人だった。
乗せられた軍用車両は、町中ではなく、山の方へ山の方へと走っていく。そして止まる軍用車両、しかし目の前には何もない。リコリスが聞いた言葉は「ここからは歩きだ」。ふざけんな、とは言わず、目の前の人物に手も出さず、卒業してから何度目かの深いため息を付いて歩き出したリコリス。数時間かけて歩いた山道の開けた先にあったのは、軍需物資の保管庫というよりも――一つの家だった。
その建物に近づくと、突然背後から刃物を突きつけられる。リコリスは隙を見てその人物を打ち倒すも、その人物は、年端もいかない少女であった。
リコリスはその建物が『第五十九番倉庫』そのものであること、そして、その中には、七人の少女たちが暮らしているということを知る。そして同時に、そこに住む少女の特殊な『能力』も目の当たりにすることになる。
一人の少女に言われたとおりに軍刀を手渡すと、なんとそれをばりばりと食べ始めた。それどころか、それから手のひらを上に向けて目を瞑ると、食べたものとまったく同じものが少女の手に生み出されたのだった。
一度食べたものを、いくらでも生成することができる、遺伝子操作で『造られた』少女たち。彼女たちが住み、そしていつか戦場へ立つための訓練をする場所が、『第五十九番倉庫』であった。
最初は少女たちとの関係が築けなかったリコリスも、持ち前のおてんばさと行動力、そして甘いパンケーキの力を借りて、少女たちからの信頼を得ていく。仲良くなった少女たちとピクニックに出るなど、平和な時間が過ぎて行っていたが――。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 21:00:00
112451文字
会話率:36%
軍人、緋染 篇ナが誤召喚により異世界転移。先に転生していた曾祖父に助けられるが、背は縮み容姿も幼い頃へ戻ってしまう。曾孫思いのお爺ちゃんに助けられながら、冒険や過酷な近代的戦争を軍刀片手に生き延びていく。ミリオタが贈る異世界物語です。週二投
稿目指します。(清書版を来年に出すかも知れません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 18:00:00
18170文字
会話率:52%
都内某所、独居老人が死亡する
死亡したはずの老人が目を覚ますと、なぜか若い頃の肉体に戻っていた
時間が戻っているものと考えるが、周りの風景は和風であり、自分の知っている世界とは異なる
この世界の日本では陰陽学が台頭し、江戸には魑魅魍魎が跋扈
していたため、列強には「価値なし」と判断され、諸外国の干渉を受けず、独自の文化を保ち続けていた
老人は学ランに軍刀、拳銃を身に付け魑魅魍魎どもを屠り、若い頃のバアさんを探す旅に出る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 22:10:35
206文字
会話率:0%
遠野桜雪(とおのおうせつ)、二十八歳。帝国陸軍所属。階級、中尉。
農家の長男として生まれる。
奨学制度により、帝国陸軍中等学校に進学。
同士官学校、歩兵科を卒業。軍属となる。
刀剣技に秀でたものがあるが、一歩突き抜けず。
魔法技は気の運
用に一芸あるも、やはりふるわず。
部隊指揮は並。兵員の消耗に著しく消極的な傾向あり。
その身は英雄ではなく、ましてや神の系譜ですらない。
どこまでいっても有象無象の、ただの人間にすぎなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 21:00:00
2665文字
会話率:0%
逃げに逃げて逃げ続け、雨宮は上野駅に到着した深夜バスから降りた。
家もなかった。金もなかった。下手な自尊心と行き場のない諦念だけが膨らんで、胸の内側から彼を苛んでいた。
そんな彼の世界を切り裂いたのは、一振りの軍刀であった。黒ずくめ
のセーラー服を着た少女であった。
少女は言う。この世には四十七の使徒がいる。そいつらを全て殲滅すれば、晴れてこの世は幸せに満ち満ち、遍く誰もが幸福に生きていけるのだと。
これは終わらない物語。
どこまでもどこまでも、二人の道は死ぬまで続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-29 03:50:31
30703文字
会話率:27%
大学四年生の秋月 暁人(あきつき あきと)はある日自室の鏡に吸い込まれ異世界へと召喚されてしまう。
最終更新:2011-03-05 14:39:13
4370文字
会話率:42%
大正妖都。
帝都に巣くう魔の手から、
国を守りし一人の男。
陸軍服に身を包み、
異端を刈りしその人を、
人はこう呼ぶ。
異端憲兵。
最終更新:2010-05-19 23:12:24
1885文字
会話率:18%