ふゆはきらいと少女は言った
一昨年までいっしょに話していた祖母が亡くなった
とても冷えた晩のことだった
*やさしい物語を心掛けましたが、心温まるほのぼのかというと違うのでタグ注意です~*
最終更新:2019-12-26 07:25:46
1630文字
会話率:46%
忘年会からの帰り
駅に行く途中で・・
最終更新:2019-12-22 21:41:29
1119文字
会話率:30%
ファンタジー
高柳幸太は、ウィルという黒猫と出会った。この猫は言葉を話せる変な奴で、来生瑠璃という黒髪の冷徹な同級生の猫だった。ウィルへの言葉がきっかけで、瑠璃は幸せにするから幸太に付き合うよう求めてきた。
瑠璃は、幸太を夢中にさせようとし
た。瑠璃は冷えた笑みを浮かべながら、親友の如月彩に料理を習うなど、徐々に幸太を信頼させていく。それを瑠璃は心の底で嘲笑っていた。
だが、瑠璃が肉体関係を結ぶべく行動を取り始めたときに状況が一変していき、世界に大きな影響が及んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 21:07:50
111260文字
会話率:36%
2019年立冬、日本でブームになっている異世界転生、転移の物語が僕の住んでいるド田舎までブームが侵略していた。なにもない町、あるのは畑と木造建築、東京と名古屋をつなぐ東名高速道路、そして世界とつながるインターネットだけだ。
「ちょ
っとトラックにぶつかってくる」
いてもたってもいられずそう言って家を飛び出した僕は、馬鹿正直に物語を信じ切った愚かな若者であった。
夜の東名高速、白いラインとオレンジのライン、たまに青いラインが引かれていく、冷えた空気によく映え僕の旅立ちを歓迎しているかのようだった。
体が動き出す。感性を感じつつ真っすぐ目の前に引かれていくラインに向かい少しずつだんだん早く
僕は轢かれた。東名高速に引かれる赤いラインとなり、異世界に惹かれる。
気づけば体は継ぎ接ぎだらけだった。あらゆる部分が縫われ、肌の色素が違うのが自分の指をみて確認できた。満足に動かせない体を必死に動かし確認できたのは僕が寝ていた部屋にあった一枚のタブレットが映す日付だった。
「2219年11月05日」
200年後の世界にトラックにひかれた状態で来てしまったのだ。
医療が進歩した200年後では身元不明な人間であろうが少ないリソースで治療される。
しかしながらも200年前からきた僕は身元不明であり、引き取り人もいない。
治療を終えはしたが、満足に体が動かないまま外にほっぽり出される。
200年後の世界に好奇心を抱きつつ必死に生にしがみつくも、儚く僕の生は路地の裏で餓死として終える。
はずだった。
これは時代遅れの僕が明日を生きるための物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 21:56:49
654文字
会話率:15%
自動車盗の事件を起こし、刑務所に入る事に成った健二。
健二には翠と言う恋人がいた。
有る日、翠が刑務所に面会に来て別れを告げる。
出所するまで待って居ると言う約束を、一方的に破棄にした翠を健二は恨むようになる。
恨みを抱きながら刑期
を務めるのは、健二にとって途方もなく長い時間だった。
時々来る友人からの便りで翠の近況を知る健二。
自分の事をボロ雑巾の様に捨てたくせに、自分の友人と連絡を取り有って居る翠の心境が健二には理解できない。
しかし、健二にとって翠の存在は大きく、何とか関係を修復できないものかと手紙を書き続ける。
二年間の受刑生活で、事件への後悔と、翠への未練で揺れる健二の心の葛藤を書いて見ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-31 23:20:20
171191文字
会話率:30%
かわいた道を歩いた
薄暗い部屋に今日も帰る
冷蔵庫を開けて冷えた缶を
飲み干して床で寝転んだ
最終更新:2019-08-18 02:00:00
298文字
会話率:0%
冷えた肌の輪郭をなぞった
泡がたつ色水アルコールの匂い
最終更新:2019-08-08 02:00:00
270文字
会話率:0%
瑞穂の手って、キンと冷えた氷みたいに冷たいよね。手と手が偶然触れ合ったその瞬間に思い浮かんだのは、何年も前に友達に言われた何気ない一言だった。
最終更新:2019-03-29 22:00:00
1911文字
会話率:29%
彼女は僕のストーカーだ。
最終更新:2019-03-01 09:10:19
1336文字
会話率:50%
目がさめると、男はトンカツになっていた。
トンカツになっても、男の人生は変わらなかった。
最終更新:2019-02-15 22:26:34
1342文字
会話率:7%
まだ鼻垂れて、何も知らない幼少期。
冷えた夕暮れの帰り道、灯りと言うものを気にし出す。
家に帰れば似た灯り、寒い日の夕飯時に…
最終更新:2019-01-22 19:36:10
259文字
会話率:0%
【魔王は現実世界の日本へ魔物を放つ。その犯行を異世界化と言う】
二〇一八年の五月、日本を含めた五カ国の一部がゲームの世界に侵食された。新宿にはゴブリンが現れ、池袋は森林世界と化し、渋谷は峡谷へと姿を変える。その犯人を魔王と言う。その犯行を異
世界化と言う。万を越える死者を出すと共に、全ての人間を殺すと声明を発表する。それに立ち向かうのは孤独感に苦しむ一人の高校生だった。
ゲームを愛し、アニメを愛し、異世界転生、異世界転移に憧れると同時に、それら全ての空想は、本当は叶わないのだと絶望している少年。少年は魔法など存在する筈もない現代において、どうすれば魔法を手にすることが出来るかと試行錯誤の末、魔法の入手に成功していたのだった。しかし、あまりにも狂気的な魔法の入手方法だった為に、代償として周囲から孤立してしまう。
孤独だった少年の抱えていた闇は、皮肉にも魔王により用意される戦場により光りを与えられ、魔法使いは地獄に生き甲斐を見出す。
次に異世界化される池袋へ足を運んだ少年は、看護士風の華憐な少女を始め、様々な人間と出会う中で、その孤独に変化が生じ始める。
毒気と愛らしさを持った珍妙な獏、ナースコスプレ風の少女、コスプレイヤーの男、魔法使いを利用しようとう大人たち、そしてスーツの魔王──薄弱とした少年の意思は、人と関わることで次第に成長していく。
現実には転生も転移もないのだと、心の何処かで悟りながら冷えた現実を送ることなどもう沢山だと、そんな叫びを込めたローファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 13:33:28
131270文字
会話率:44%
俺は、今、鬼になる。積年の怨みを晴らす、鬼となる。
これで最後だ。
美しく鋭く研ぎ上げられた刃を日の光にかざし、輝く切っ先をチロリと舐める。凛と冷えた金属の味に、ゾクリと俺の血が騒いだ。
最終更新:2018-11-19 22:02:52
1584文字
会話率:10%
一学期の終業式を終え、苛立ちを募らせながら家に帰る途中だった私。
一人になりたくて、なんとなくいつもと違う道に足を踏み入れた。そこには小さな神社があり、記憶が薄らぐくらい昔に訪れたことがあったような気がした。鳥居を潜り、神社に入って大木
に身を預ける。
私には優秀な姉がいる。今日苛立っていたのも、そんな姉と比べられたからだった。
考えを整理して頭が冷えた頃には空は暗くなっていた。帰ろうかと足を踏み出すと、声がした。
「もう帰るの?」
声を掛けてきたのは、綺麗な青年だった。彼と話していると、初対面だと思ったのだが彼は私を知っているという。なんとなく次も会うこととなり、それ以降も何故か会い続けることとなる私と彼。
彼は私との”思い出”に何故か執着している。それは何故なのか。
それを確かめる為、私は今日も夕方に彼と神社で待ち合わせ、逢瀬を重ねていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 23:00:00
113001文字
会話率:34%
夏。
夏祭りの日、初めてできた彼女が浴衣をきてくるというので、下見のために早めに会場にきた。
喉の乾いて買ったのは、瓶のラムネ。
冷えたラムネは、懐かしい味がした。
*****
ジャンルがどこに当てはまるのか、わかりませんでした。
もし、とんだ勘違いをしておりましたら、申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 21:04:46
1477文字
会話率:15%
極普通の日常がいつ非日常に変わるかなんて誰にも分からない。
とにかくあの時は暑かった。
最終更新:2018-08-06 00:35:43
6467文字
会話率:28%
冷えたコンクリート。持たれて頬を付ける。
最終更新:2018-05-15 19:51:03
2662文字
会話率:5%
一般家庭と言えばこんな感じだろう、という感じの2階建ての家がありました。その家のとある部屋の中央にはガラス張りの、足の低いテーブルがありました。そこにはよくある耐久性の高いガラスを使用したコップがあり、それには、氷が入り、冷えた烏龍茶が半分
ほど入っています。そのテーブル上の、何もない――何もないように見える空間を、一人の学生が制服姿のまま、じっと見ていました。
世にも奇妙な物語のような、日常と非日常が一瞬だけ交差してしまったような短い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 20:54:33
3255文字
会話率:32%
とある前世を思い出してしまった侯爵令嬢と、彼女が幸せになるまでのアレコレ の外伝3
パパたちのアレコレ。
飲酒表現と、ちょっとえっちな?表現が出てきますご注意ください。
お酒は20歳になってから!
最終更新:2018-04-21 16:26:30
8897文字
会話率:40%
美少女・浅間のぞみは過去の想い人に再会するために遥々三重県までやって来た。
九年振りの再会を楽みにするのぞみ。
だが、想い人・青葉光は女の子だった。
のぞみはショックを受け、その場から逃げ出す。
その後、部屋に閉じこもって大泣
き。朝まで泣いていた。
しかし、一晩泣いて頭が冷えたことで分かった。
大切なのは姿形ではなく想いだと。
翌日、のぞみは光に謝りヨリを戻す。
その瞬間、のぞみと光は恋人になったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-15 22:57:08
10979文字
会話率:29%
冷たく、冷凍庫の様に冷えた世界。人々の冷たい目を見ながら死を選ぶ少年。それを助ける少女。
少年
アトラ
中学3年生
男性
悪魔、狐族
少女
ティアス
中学2年生
女性
天使、狐族
最終更新:2017-11-11 18:45:14
16438文字
会話率:51%