あるクリスマスの夜、男は池袋を歩いていた。
寒風が吹きすさぶ中独り身の自分を嘆いていると、突然後ろから驚きの声が上がり、振り返ると、黒い波打つ球体が浮かんでいる。
驚きも束の間、そこから大量のモンスターが溢れ出し、人間達を襲いだし
た。
男は必死に走り、一つのデパートに逃げ込む。
縮こまり隠れる中で、全世界中が同じ状況に陥っており、未曽有の大パニックになっていることを知った。
同時に、ほとんどの人間が魔法と呼ばれるようになる力を発現していることも。
男は恐怖を感じながらも、夢にまで見たファンタジーが目の前にあることに歓喜する。
まず何をしよう。どうやって楽しんでやろう。
これは一人のオタクが、現代を死に物狂いで冒険する『Real』である。
【第1巻】デパート内攻防戦 編
【第2巻】始まりの地 編
【第3巻】繋がり 編
【第4巻】首都戦争 編
※この作品は賞に応募しようと書いた作品なんですが、途中で、話の内容的に「あれ?これなろうの方が向いてんじゃね?」と思い投稿してみた物です。
ぜひ読んでみてください。
カクヨムにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 16:09:53
1726344文字
会話率:51%
私、ローズは、母親が経営する洋裁店で、馬車馬のように働かされていました。
従業員から嫌がらせも受け、熱したアイロンを当てられ、頬から胸にかけて、大きな痣が残ってしまいました。
しかも、「気持ち悪いから、人前に立つな」と言われ、ひたすら陰働き
を強いられました。
一向に待遇が改善されないまま、ついには外に追い出されてしまいます。
売れ残った衣服を掻き集めて、荷車を引いて、路上販売するよう命じられたのです。
寒風が吹き荒れる中、子犬を拾って一緒に暖を取りつつ、路上で衣服を販売しました。
それなのに、官憲に言いがかりをつけられて、お金を没収されてしまいます。
不幸続きで、子犬を抱いて寒さに震えていると、ふいに優しいおじいさんが現われ、暖かい暖炉に、寝所と食事を提供してくれました。
衣服も買ってくれて、碧石のネックレスまでくれたのです。
ところが、幸運は長続きしませんでした。
私が喜んで洋裁店に帰ったところ、お店はもぬけの殻。
なんと、母親が大金を着服して夜逃げしていたのです!
しかも、私は債権者に捕まり、親の借金のカタとして売り飛ばされ、競りにかけられてしまいました。
さらに、脂ぎった商人に目をつけられて、競り落とされそうになったのです。
そんなとき、いきなり美青年が現われ、私、ローズを競り落とそうと、大金を投げ出してくれたのですがーー!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 14:10:00
15653文字
会話率:19%
雪が降りだしそうな寒い日。彩希は真人とのデートのために出かける予定だ。
彩希はデートの服選びに悩んだ。
そして、寒風の吹くなか出かけた。
彩希に選ばれた着衣たちは、こんな寒い日に出かけることないのにと、愚痴を言う。
そのうちに着衣同士で口論
になる。
チームワークの大切さを感じてもらうための作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 12:16:40
5035文字
会話率:68%
今年一番の寒さになったクリスマスイブ。
咲希は真人とのデートのため、おめかしして出掛ける。
咲希を寒風から守るためにコートやセーターたちは、お互い協力しあって? 咲希を冷やさないようにするのだが……、
最終更新:2021-09-10 08:00:00
3649文字
会話率:73%
クリスマスも近いある晩に、急遽バイトに入ることになった高校二年の小杉みつ子。
女だらけのクリスマス会にも参加できず、寒風吹き荒ぶ駅前広場でのこと。
ミニスカサンタ姿のふとましい太ももを晒しながら、
ヤケクソでクリスマスケーキを販売している
と、
店にやってきたのは、ちょっと気になる小柄で可愛い田中君――じゃない方、
背が高くて目付きの悪い鈴木君だった。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 06:10:00
2220文字
会話率:31%
ひとはなぜCURRYを作るのか
ちょっと肌寒い夜、寒風吹きすさぶ夜、そのどれでもない夜
ひとりぼっちの夜に
ふっと、誰かの心を通り過ぎる寂しさ
これから書かれる物語の登場人物たちも
現実に生きる私たちも
感じている寂しさと食べ物の関係
最終更新:2023-12-29 02:33:29
320文字
会話率:100%
僕の彼女は寒すぎると悪魔に取り憑かれたように笑いだす。なんとか彼女を寒風から守るんだ! 寒い冬に心が温まるホラー系ラブ・ストーリー。
最終更新:2023-12-27 07:37:20
2812文字
会話率:31%
浮気をした主人が家を出たことを実家の母に告げると、母は気にとめる風もなく旦那抜きで七五三参りに行こうと言った。《わたし》は、記念写真の前撮りを済ませ、一人娘の摩耶をつれて帰省した。しばらく会わないうちに髪が白くなった母を見て、心配をかけ続
ける自分を反省する。母が摩耶を乗せて走れるようにと買ってくれていた自転車に乗り、夕飯と母の髪染めを買いに街に出た。錆付き赤茶けた自転車は自分の青春と重なり胸を打つ。わたしはコースを変更し、青春時代の恋人宮部義人と逢瀬をかさねたアパートを訪ねた。あの頃の思い出が、雨に濡れ立ち尽くすわたしの空疎な胸をよぎった。
実家に戻った《わたし》は夕飯を用意し、食事のあと、母の毛染めを手伝った。夢もなくこれからのことも思い描けないでいるわたしは、演劇の舞台女優、外交官とキャリアを積み上げた母が、何ゆえすべてをなげうって結婚したのか問いただした。何かしなければと浮ついて腰の定まらない娘に、母は女性の自立とは何かを厳しい口調で告げた。
どうしても義人との再会を実現したい《わたし》は、摩耶を自転車に乗せ、寒風が行く手をさえぎる想い出の大橋を渡り、義人が勤務する警備会社へと向かった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 05:32:59
19659文字
会話率:55%
俳句です。もしよければ読んでください。
最終更新:2023-11-13 19:17:17
213文字
会話率:0%
寒風が吹く夕刻。ドラッグストアの駐車場を清掃していた阿戸岐楚乃は、一人の弱りきった老婆と出会う。
最終更新:2023-07-28 04:19:13
3455文字
会話率:48%
寒風の吹く、海岸通りを歩く高校生。電話をするスーツの男性とすれ違った。
最終更新:2023-05-20 22:19:20
283文字
会話率:38%
「親方!空からまたお孫さんが落っこちてきました!」
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2023.4.26.「筍掘り」「茜雲だってば」「覚えている」「いただきますとごち
そうさま」「一陣の寒風の毬」「雲の上」「あれあれあれ」「魚の翼」を一気に公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 22:07:49
5470文字
会話率:31%
寒風の吹く街の広場でベンチに座り、葉を全て落とし寒々と立つ鈴懸の樹を力無く見上げながら、妻が来るのを待つ男。そこに犬を連れた風来坊の老人が現れ、男に話し掛ける。悄然とした男の様子を鈴懸の樹の姿に例えて揶揄するようなその話を、男は否定もせず
、むしろその通りだと答える。
やがて男の妻が現れて、夫婦が始めたのは別れ話だった。
全3話、クリスマス投稿です。
この作品は、ノベルアップ+およびカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 17:00:00
13002文字
会話率:60%
地球の宇宙開発に貢献した大発明、アンプリファイア。
生命体の感情を増幅しエネルギーに変える装置である。
善の感情に作用すれば、平和で安泰な社会へ導く一方、負の感情に作用するとたちまち人間を悪の道へ進めてしまう諸刃の剣。
故にアンプリファイア
専門の電気技術主任者によって厳重に管理されていた。
ある日、主任者ケイトの部下のエドが、3つのアンプリファイアを盗み逃亡した。
逃亡先は妖精達が暮らす星フェイス。
ケイトは偶然出会った風の妖精の寒風(さむかぜ)や東風(こち)の協力を得て、アンプリファイアを探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 06:43:34
74740文字
会話率:23%
寒風すさぶ中、歩く若者がいた。
その若者は・・・
ただひたすら、しょうもない事を呟く。
ちょっとだけ笑える、しょうもない短編です。
暇つぶしに立ち寄って読んでいただければ幸いです、はい。
最終更新:2022-02-19 17:00:00
2316文字
会話率:4%
雪降りの次の日は晴れになる
最終更新:2022-02-18 11:57:18
309文字
会話率:0%
寒風のなかひとり友を待つ。
最終更新:2021-12-20 20:36:41
222文字
会話率:0%
12月の京都へ修学旅行に行った井筒は、他の男子がいないタイミングで幼馴染の結に部屋凸された。男部屋に女子が入ることはルール違反なのに、なぜか結は一向に女子部屋に戻ろうとしない。そのうち布団を占領されたり、一緒に寝るかと挑発をされたり、ウザ
ったい行動を次々と繰り出す結だったが、その最中に担任の先生が部屋凸――!
結は布団の中に隠れ、井筒もどうにか誤魔化して一件落着――の直前、他の男子たちが部屋に戻ってきてしまった。そしてそのまま消灯時間……。先生は目の前にいるし、女子を隠してるなんて他の男子にはバレたくない。
井筒と結はお互いに変な緊張を感じながらひとつの布団に隠れ、みんなが寝るのを待つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 18:21:02
10204文字
会話率:59%
婚約者である第三王子から婚約破棄されてしまった私。
寒風吹きすさぶ中、身も心も凍えながら屋敷に帰り自室の扉を開けると、そこには謎のイケメンが……!?
謎のイケメンは、自分は『コタツ』だという。
いやコタツって何???
最終更新:2021-10-29 21:08:47
1772文字
会話率:36%
アパートの中で震える日々。
最終更新:2021-05-10 07:00:00
483文字
会話率:0%
タイトル通り、諸所諸々を淡々と描いて行く自分勝手なエッセイです。共感出来たり、出来なかったりでしょう。然し、世の中に生きる者の一員として感じた事を綴って行きますので、一%位の価値は有るでしょう。まぁ、気軽に読んで下さい。
最終更新:2021-04-20 16:07:09
91767文字
会話率:0%