公爵令嬢のアドリアーヌは、侯爵令息のバルサンと幼い頃に婚約を交わした。斜陽の侯爵家を富豪でもある公爵家が援助し、派閥の地盤を固める為の政略である。
バルサンが提案したのは学園で見初めた子爵令嬢のコラリーを愛人として迎えたいという事。
穏やか
に微笑みながらアドリアーヌが下した決断とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:00:00
8101文字
会話率:23%
子爵令嬢オリビアは、学生時代に侯爵令息のダニエルに見初められた。結婚するというダニエルの言葉を信じて、耐えて、漸く結婚したけれど。報われたかった、心配をかけたくなかった、何より幸せになりたかった女性が、一歩を踏み出すまでの話。
前々作→ht
tps://ncode.syosetu.com/n0541jb/
前作→https://ncode.syosetu.com/n5946jb/
※前作読まなくても大丈夫です
※オリビア視点のみ
※次回のお話で幸せになる予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 01:42:52
8974文字
会話率:17%
女好きと言われる侯爵令息ロート・フリージアと、男好きと言われる伯爵令嬢アザレア・ヴェルテーノは犬猿の仲(?)であった。夜会や舞踏会で顔を合わせると口喧嘩ばかりしてしまう。
ある日ロートは父である侯爵から「後継ぎとしての勉学のため、隣国に留学
してもらう」と言われ‥‥‥‥!?
これは、後に歴史的な賢王を支えた王妃の、両親である仲良しな侯爵夫妻として語られ続ける二人の、青春時代の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 20:05:16
3871文字
会話率:43%
子どもの頃に父から性的な悪戯を受けたアニエスは、男性恐怖症に陥った。
学園を卒業後修道院へ入る筈が、母の再婚相手の都合で、ある侯爵家へ嫁ぐことに。
数年間だけの白い結婚でいいという条件だったため渋々受け入れた。
美貌の侯爵令息であるゾーイは女性嫌いで、男色の噂があったがそれは事実だった。
女性は愛せないと言ったゾーイに嫁ぐ日、ゾーイの同性の恋人シェリがそこにいた。
アニエスは夫と愛人シェリの三人での結婚生活がはじまるが······。
アニエスが自分の過去の闇から脱し、自分という存在を前向きに愛することができるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:07:21
28328文字
会話率:30%
私は、32歳の地味顔、小さな機械金属加工メーカーで事務員をしていた平凡な女性だったはずなのに――。
ある日、車に轢かれて死んだと思ったのに、奇跡的に助かり目が覚めたと思ったら、そこは、天国でも地獄でもなく、異世界だった。
私は、非の
打ち所がない美少女、エリーゼに転生して、新しい人生を生きようと思ったのだが、転生したエリーゼの記憶は全く思い出せないことに気づく。
その代わり、前世の思い出はすべて記憶に残っており、その記憶を生かして、エリーゼとして生きていくことになった。
前世の記憶持ちだと知らされた彼女の家族や近しい人間は、温かく迎えてくれた。
そして、エリーゼは前世の華道の知識を生かし、華道の心を異世界に伝えようと行動し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 00:50:18
364366文字
会話率:52%
侯爵令息ディオニスと伯爵令嬢マヌエレナは、7歳のときから5年来の幼馴染。月一度は交流のため互いの家を訪ねている。ある日の交流会にて、マヌエレナが言った。
「わたくし、前世の記憶の夢を見たのです」
「……と言うと?」
ディオニスは微笑んで続き
を促した。
◇
というところから始まる、前世を思い出したと言う婚約者の話を聞いた少年が、めっちゃ頑張って幸せになるお話。恋愛要素は薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 17:38:50
11307文字
会話率:43%
そのひと刺しですべてが終わるはずだった
(雑なあらすじ)侯爵令嬢ブランが婚約者の侯爵令息ミエルに婚約破棄を告げられて、ナイフで刺したところから始まるお話。
私自身の怒りの感情から書き始めたお話をなんとかまとめることができました。
書きた
かったのはあらすじ部分という感じで、この2人がどのように折り合いをつけていくのか、ぐるぐる考え続けて時間がかかりました。
無理矢理ハッピーエンドになんて絶対にしないをテーマに2人なりの区切りを描けたと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
数字の話は三人称、最後の独白は一人称とバラついています。
独白は時系列が戻ります。
年齢指定はあらすじ部分からつけております。性的な描写は一切ありません。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 10:00:00
9274文字
会話率:32%
伯爵令嬢ティアナは、婚約者の侯爵令息アルヴィとアカデミーに入学した。
騎士科に入ったアルヴィは、放課後や休日にも騎士科の令息達との訓練で埋まってしまい、中々会うこともままならない。
そこへわざとらしくアルヴィの肩を抱き「今週も俺と約束してる
んだよ」と見下ろしてくる男が……。
(恋敵が婚約者と同性ってどういうことよ!)
アルヴィの休日を奪っていく侯爵令息エスティオに腹を立てる日々を過ごしていると、突如彼の浮気が浮上する。
健気なティアナを応援していたクラスメイト達が怒り出し、事の全貌が暴かれていく。
そこにはエスティオが大きく絡んでいて――?
(待っていて、アルヴィ。エスティオ様の思惑から、絶対貴方を取り戻してみせるから……っ!!)
※BL要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 19:00:00
24391文字
会話率:21%
貴族学校へ編入した平民のサンディー。
とあるきっかけで勉強を教えてもらうことになった侯爵令息アイザックをはじめ、生徒会長のハーバートに、その婚約者リタ。クラスメイトの公爵令息クランシー。そして、美貌の第二王子ニールとも知り合うこととなった。
日々努力を惜しまず頑張るサンディーは、アイザックに生徒会へ誘われる。
それが、まさかあんなことに巻き込まれることになるだなんて———!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:56:02
13648文字
会話率:54%
侯爵令息の護衛騎士になったのは、美しい女騎士。こんな奴に守られるなんて冗談じゃないと反発するご令息とひたすら騎士道精神まっしぐらなご令嬢なラブコメディ。
女の子の騎士が書きたかっただけのライトなお話。
最終更新:2024-12-25 20:51:01
11529文字
会話率:43%
シンアリア
伯爵令嬢のアリアは、幼い頃、侯爵令息のハーヴェイの魔法暴走に巻き込まれ足を負傷し、それ以来、杖が手放せない生活を送っている。その責任を取って、ハーヴェイは彼女の婚約者に。
常時無表情なハーヴェイは、責任感からかアリアに対して過
保護すぎる態度を見せる。突然抱き上げられたり、護衛のように付き添われたり――そのたびに周囲の視線が痛い!
――ツンデレ令嬢と無表情令息のなんやかんやでラブラブな攻防戦がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 05:46:07
11291文字
会話率:44%
とある公爵令嬢は、王立学園に入学するまでは婚約者の侯爵令息と良好な関係であった。けれど学園に入学してみたら、侯爵令息とピンク髪の男爵令嬢があっという間に急接近して、という感じのよくある話です。諸説あります。王太子も出ます。
最終更新:2024-12-22 13:02:21
8255文字
会話率:22%
“聖女”の末裔でもある子爵令嬢サレナは、婚約者である侯爵令息フェルナンと幸せな日々を過ごしていた。
騎士として食料の現地調達も経験しているフェルナンが蛇を調理すると、サレナは「先っぽだけなら食べられます」と言いつつ、蛇の美味しさに目覚め、お
代わりを求める。
しかし、そんなサレナにも「聖女の末裔といっても大した力もなく、金にならない女はいらない」と伯爵令息のディリオから婚約破棄をされた過去があり……。
やがて、サレナとフェルナンはめでたく結婚式を迎えるが、そこで思わぬ騒ぎが起こることとなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 16:45:15
7720文字
会話率:44%
子爵令嬢のレスティナ・ルーエットは、侯爵令息ベーグから婚約破棄をされる。
しかし、レスティナは婚約破棄をあっさり受け入れ、「優れた魔法部隊を擁するルーエット家の協力がなければ、あなたの家の開拓事業も滞るでしょうね」と、ベーグを青ざめさせる。
何も言えなくなったベーグに「あなたが静かになるまでに5分かかりましたわね」と言い放つのだった。
その後、優れた魔法使いであり冒険者という顔も持つレスティナは、ギルドから凶暴なドラゴン討伐を依頼される。
そして、剣で成り上がった家系の男爵令息ロムスとコンビを組むことになる。
二人は剣と魔法を駆使して、ドラゴン討伐に挑む……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 16:35:15
6452文字
会話率:36%
鉱山地帯の領主の令嬢であるジェニファーは、侯爵令息ダンテから婚約破棄される。
理由は「君みたいな石臭い令嬢との婚約はなかったことにしたい」という非情なものだった。
傷心のジェニファーはガーベル鉱山で労働者のサポートする最中、“レッド”と名
乗る新入りの青年と出会う。
二人は年も近く、急速に親しくなっていく。
そんなある日、鉱山に監督官としてダンテがやってくる。
ダンテ曰く「王子が鉱山開発を任せて下さったから」だという。
ダンテは鉱山の男たちに過酷な労働を強いて、そしてとんでもない事故を引き起こしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 17:35:40
6349文字
会話率:51%
侯爵令息クロアは、王子の側近として将来を約束されている、はずだった。
しかし肝心の王子は、なかなか王太子になれない。
彼がぐずぐずしているせいで、自分は婚約者と結婚することもできなかった。
ある日クロアは、黄金の瞳を持つ男爵令嬢を見つけ、逆
転の一手を思いつく。
その策謀がうまくいけば、すべてが手に入る、はずであった。
※「どうせ破談になるのなら、その本性を暴きたい。」登場の宰相の息子、クロアのざまぁ話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 07:10:00
13700文字
会話率:36%
『アルティラ。あなたには申し訳ないが、私との婚約はなかったことにしてくれないか』
まだ言われていないにもかかわらず、伯爵令嬢アルティラには、婚約者の侯爵令息クロアの台詞が予想できた。
王子の側近である彼は、アルティラを王子の側室に捧げる気
なのだと、容易に想像できた。
彼女はクロアを揺さぶり、試す。果たしてアルティラの愛した婚約者は、彼女の嘘に気づいてくれるのか。
※「どうせ破談になるのなら、その本性を暴きたい。」に言及のある辺境伯令嬢、アルティラ視点のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 07:10:00
11071文字
会話率:28%
「俺との婚約を破棄しろ、ジオラ! いま、すぐにだ!」
侯爵令息のジリアスに、クロブ辺境伯令嬢ホワイトは婚約を破棄された。
大好きな彼との婚姻を待つ間、修道院に入ったのだが、ついうっかり聖女に選ばれたからである。
聖女は神と婚姻すると言われ、
人との結婚は禁止なのだ。
おまけに聖女認定の儀式を終えて国元に帰ってみれば。
王子に元婚約者、本物の聖女だと名乗る女に糾弾されて――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 07:10:00
8636文字
会話率:30%
八歳のときに参加したお茶会でとある女の子に一目惚れ。
すぐに婚約の申し出を家を通して行い、無事に婚約が成立した。
十歳のときに俺への襲撃がきっかけで魔力を暴発させてしまい、婚約者に怪我をさせてしまった。
それから五年間会うこともでき
ず。
学園で入学式の日やっと会えたと思ったら
「あの、私たちの婚約は五年前に解消していますよね?」
なんて言われてしまう。
どういうこと?
俺のこと名前も呼びたくない程に嫌いなの?
まさか五年の間に好きな奴が居たとか?
俺は婚約者が居ない人生なら国を出ます。
これは俺が愛しの婚約者の心を傾けてもらえるように頑張るお話。
そしてそんな俺を、戦力として帝国に留めたい友人たちのお話。
□ 糖度高めの侯爵令息は、愛しの婚約者からの愛を甦らせることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 15:00:00
236419文字
会話率:28%
【異世界恋愛・1000文字・なろラジ応募作品】
身分差のあるイケメン侯爵令息から婚約打診を受けた男爵令嬢は、どんな結論を下すのでしょうか?(*´ω`*)
なろラジ応募作品、選んだお題は「カレンダー」です。
設定ゆるいです~お手柔らかにお
願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 04:10:00
1000文字
会話率:17%
私の幼馴染は王宮で大人気の好青年。
私もずっと彼のことが好きだったけど、王女さまや名だたる令嬢たちが狙っているし、面と向かって釘を刺される状況。これはちょっと奇跡でも起こらないと彼とはうまくいきっこない。けど、そんな奇跡が起こるはずもなく…
…。
そんな折、ついに隣国のお爺様が業を煮やして私に「婚約者を見繕ってやる」と言い出した。これは私もきっぱりと幼馴染をあきらめる口実になる。私は隣国に行くことを了承する。そう、これでいい。聖夜の祝賀パーティが私の隣国社交界デビューの日。
でも願わなくはない……何か、奇跡が起こることを。
藤乃 澄乃様主催、『冬のキラキラ恋彩企画』参加作品です。
異世界恋愛物語。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 04:00:00
9989文字
会話率:39%
派手好きルース・シモンズ伯爵令嬢の元に、急に婚約者のアレックス・ウォグホーン侯爵令息が訪れた。
アレックスの格好はというと、ボタンがとまっていないしわくちゃな服。ポケットは飛び出しているし、髪の毛は寝癖。
おしゃべりも苦手なので、今
日の用件を聞いても「あ」とか「お」とかしか言わない。
こんな婚約者なのに、なんと彼が発した言葉は「婚約破棄」!
でも、私はこの婚約者が大好きなの。
絶対に婚約破棄なんかしたくないのよ。
ねえ、なんで、婚約破棄とか言い出したの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:54:38
8654文字
会話率:32%
伯爵令嬢ミランダは、前世日本人だった転生者。彼女は階段から落ちたことで、自分がかつてドはまりしていたWeb小説の世界に転生したことに気がついた。
そこで彼女は、前世の推しである侯爵令息エドワードの幸せのために動くことを決意する。好きな相手
に振られ、ヤンデレ闇落ちする姿を見たくなかったのだ。
そんなミランダを支えるのは、スパダリな執事グウィン。暴走しがちなミランダを制御しながら行動してくれる頼れるイケメンだ。
ある日ミランダは推しが本命を射止めたことを知る。推しが幸せになれたのなら、自分の将来はどうなってもいいと言わんばかりの態度のミランダはグウィンに問い詰められ……。
いつも全力、一生懸命なヒロインと、密かに彼女を囲い込むヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:17:40
12087文字
会話率:68%
子爵令嬢サロメは、飲んだくれの父親、意地悪な継母、手癖の悪い異母妹とともにおんぼろ屋敷に住んでいた。
ある日彼女は、実家の借金を肩代わりしてもらう代わりに、訳ありの侯爵令息の婚約者になる。引っ越し初日、彼女は婚約者からお前を愛することはな
いと言われてしまった。
しかしめげない彼女は、病人のような婚約者の世話を甲斐甲斐しく行う。すると徐々に婚約者は元気を取り戻し始め、彼女との距離も縮まり始める。
ところがある日、異母妹がサロメの婚約者の子どもを妊娠したと屋敷に押しかけてきた上、彼女を追い出そうとしてきて……。
理想のお家を追い求めたヒロインと、献身的な彼女に惚れこんだ純情なヒーローの恋物語。
作者的にはハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:03:40
7999文字
会話率:48%
ヘーゼルは恋バナを聞くのが大好きな侯爵令嬢。同級生である侯爵令息ダヴィに密かに恋をしている。
片思いとしてひっそり諦めるつもりが実際は両思いだったことがわかり、ふたりは無事に婚約を結ぶことになった。
大好きな姉の後押しもあり、初デートに
出かけたふたり。ところが、そこへヘーゼルのことを嫌っている実母がやってきた上、ヘーゼルに対して産んだのは間違いだったなどと暴言を吐き……。
ようやった手に入れた初恋を失うのではないかと怯えるヒロインと、ヒロインに笑ってほしくて努力し続けた一途で真面目なヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:10:00
8047文字
会話率:60%
貧乏子爵家の娘アデリアですわ。デビュタントで厄介ごとに首を突っ込み、見事『悪女』の称号を手に入れてしまいました。
でもこれでエロ爺から後妻の申し込みや、お金のかかる縁談は来なくなる……と思っていたら、なぜか侯爵家から縁談話が!
成立させない
為にも、立派に悪女ぶってみせるわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:01:52
12866文字
会話率:26%
セレナ・ハートフィールド侯爵令嬢は、侯爵令息のエリオットと婚約していた。
二人の仲は良好だったが、学園に入学し、公爵令嬢のマリベルと出会うと全てが変わってしまった。
エリオットはいかなる時も婚約者のセレナではなく、マリベルを優先するようにな
った。
そして学園の交流パーティーの日、エリオットはセレナを一時間すっぽかし、挙げ句の果てにはマリベルと一緒に会場に入ってきた。
セレナは当然怒った。エリオットに抗議をするが、エリオットは逆にセレナのことを責め始める。
エリオットについに愛想を尽かしたセレナは、エリオットに婚約破棄を叩きつける。
そんな中、突然第二王子である『黒氷の王子』こと、ノクス・レイブンクロフトが「婚約してほしい」と打診をしてきて……。
※アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 19:03:17
145889文字
会話率:40%
「君との婚約を破棄させてもらう」
子爵令嬢・ミルドレッドは、幼い頃からの婚約者である侯爵家の令息・テレンスからの婚約破棄を以前から覚悟していた。
彼は笑うことをやめてしまっていたから。そもそも何故自分が選ばれたのかすら、分からなかった
のだ。
「破棄についての話し合いだが、一週間後でどうだろうか。家を挟まず学院で行いたい」
「ではこの婚約破棄会場の利用申請書に、希望の日時を記入してください。会場の予約開始はひと月前からですが、その日は丁度、空きがあります」
――ここ数年、王都の学院では婚約破棄の嵐が吹き荒れていた。
特に今年は名だたる貴族の令息令嬢たちが次々に婚約破棄を叩きつけ、9件になる。
注目を集めたい生徒も多く、ところかまわず行われることを防ぐため、風紀委員会が婚約破棄場と立会人まで用意したくらいだ。
ここでの話し合いは、俗に婚約破棄裁判とか婚約破棄決闘などと呼ばれている。
しかしミルドレッドは破棄裁判を受けて立ったものの、真面目な彼が家を通してではなく、直接学院で、と伝えてきたことには疑問を抱いていた。
「堅物と有名なテレンス様がこんなことをするなんて。まさか流行に影響されて……?」
風紀委員会の副委員長たるミルドレッドは、正しい学院の治安維持と正しい婚約破棄のため、弁護人を付けずに一人会場での話し合いに臨むのだが……。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 19:22:58
18247文字
会話率:54%
事故チューから始まる、自己中カップルの誕生〜その後の甘々まで〜
公爵令嬢のレイチェルは王宮の廊下で犬猿の仲である侯爵令息、アルベルトと誤って事故チューしてしまう。そしてその場面を婚約者に見られたせいで婚約破棄まで!傷心中のレイチェルは思わ
ぬ所でアルベルトの本音を聞いてしまい...
不器用で愛の重い男(自己中)とツンデレで素直になれない女(自己中)な自己中カップルここに爆誕!
※ざまぁあり。4話からめちゃくちゃ甘々。中編の予定。カクヨムで先行投稿。
感想や評価、お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:30:00
23423文字
会話率:40%
エルムフット侯爵令嬢エリーズとエバーグリーン侯爵令息マリーズは婚約者同士。
ひとつ年下のエリーズが生まれた時から決められた婚約だが、二人は相思相愛だ。
エリーズには悩みがあった。
身に着けている物が次々となくなるのだ。それも婚約者から贈ら
れたものが。
盗んでいるのは男爵家のロサリンド・ダンスベル。
ロサリンド・ダンスベルは同じ女学校の同級生だ。
エリーズはなぜこんなにロサリンドに物を盗まれるのか、目の敵にされるのかわからない。
ある日ロサリンドは、エリーズから高価なルビーの婚約指輪を無理やり取ろうとして、現行犯で捕まり放校となる。
ダンスベル男爵家から、今までロサリンドがエリーズから盗んだ物が返還されたことで、今までの盗難は公にしないことになった。
しかしエリーズの元から物がなくなるのは止まない。
一年後の成人の祝いの王宮での夜会で、突然ロサリンドがエリーズの婚約者のマリーズに宣言する。
「あなたは私の前世からの運命の人なんです!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:58:38
46917文字
会話率:32%