風が歌い花が笑う、動物は集まり人々のハートを鷲掴みにして敵を(物理的に)ぶっ飛ばす『最強のフェロモン』を持つ男ジョージ・ハレムンティア。
そしてこの物語は、
ジョージが悪虐の王フェドロを倒し、
フェロモンで悪役令嬢やエルフをはじめ獣人、通
行人、モンスターまでをトリコにしてしまい、
千年栄華を極める『ハーレム帝国ハレムンティア』の初代皇帝となるまでのお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 10:01:41
37830文字
会話率:49%
ル・バニア皇国。
はるか昔、魔法がこの世界を支配していた頃。
聖女と勇者によって450年前に建国され建国から僅か数年で急速に勢力を広げた大国の名である。
豊富な魔法資源と優秀な魔法師を多数擁し、魔法を中心とした優れたインフラと政治体制を構築
したことで栄華を極めた。
しかし、その栄華の根源はある日を境に衰退を始めた。
そのことは、それまで代替手段としてしか見られていなかった『錬金科学』を揺らぐことのない地位まで押し上げることになる。
ある令嬢の多大な功績によって、魔法は錬金科学にその地位を奪われた。
以降、魔法は急激に衰退の一途を辿ってゆく。
数百年の月日が流れ、魔法の技術は人類から完全に失われることとなったのだった。
今やその栄光に満ちた残滓(残りカス)は各地に点在する故国ゆかりの朽ちかけた遺構と魔法師が残した歴史的価値以外はなんの役にも立たない古ぼけた魔法書のみとなった。
そう、とっくの昔に魔法は衰退したのよ。
今は科学全盛の時代、魔法はおとぎ話の中の話であって、本当に使える人間は誰一人として残っていないわ。
それも全ては、あの女のせいで。
栄華を誇る皇国には一人の才女が居た。
その才女の名はアルスリンデ。
アルスリンデはル・バニア皇国の貴族、セルグート公爵家の長女である。
生まれながらにして比類なき非常に高い知性と優れた身体能力。
多くの優秀な魔法師を擁した皇国内でも歴代最強と言われるほどの魔法適性と尽きることのない無尽蔵な魔力量を持ち合わせていたその才女は、建国の祖となった聖女に並ぶほどと言われていた。
そして、まるで一流の職人によって作られたビスクドールかのような気品溢れる完ぺきな容姿、上品に泡立てたクリームがたっぷり入ったミルクティーのような白く滑らかな肌。
形の良い特徴的な瞳は覗き込めば吸い込まれてしまいそうな、深い海の底のを思わせる碧眼。
つややかなサクラ色のリップから発せられる玲瓏たる声は美しい鳥のさえずりでさえ霞んでしまう。
癖のない長い黒髪は光を受け艶やかに輝き、その様は漆黒の空に散りばめられた星々のように輝いていた。
皇国の公爵令嬢、アルスリンデ=セルグートはその才覚と容姿から「碧眼の才女」と呼ばれていたのだ。
そして、私は「碧眼の才女」を壊すの。
これは、その故国の才女(チート)公爵令嬢アルスリンデの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 22:07:48
17555文字
会話率:6%
聖女でありながら魔法研究に勤しむ伯爵令嬢のクリスタには、ルビィという妹がいた。
蝶よ花よと育てられたルビィ。
甘やかされながらも性格は優しく、どこに出しても恥ずかしくない自慢の妹だった。
――そんなルビィが、ウィルマ伯爵に婚約破棄を宣言さ
れ、多額の慰謝料請求書と共に戻ってきた。
ルビィの不貞が原因となっていたが、真実は真逆だった。
「絶対に許せない……」
クリスタは聖女の力を使い、ウィルマへ復讐をすることにした。
※アルファポリスでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 19:00:00
317573文字
会話率:38%
ほどほどの家柄に生まれた伯爵令嬢コネットは毎日ほのぼのと幸せを謳歌していた。しかし、それは突然終わりを告げる。とりまきをしていた公爵令嬢にして聖女のアンジェが婚約者の王太子から婚約破棄され、新たな婚約者とともに隣国に行ってしまったのだ。
と
りまきの日々を失い心にぽっかり穴の空いたコネット。
婚約者のロッシュ伯爵に誘われて湖畔に静養に来たが、そこで突如魔物に襲われる。聖女の加護を失った国で次々驚愕の事態に巻き込まれるコネットの行き着く先は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 14:01:15
6754文字
会話率:39%
乙女ゲーム「蒼の瞳に星が輝く刻」の世界のヒロインに転生したイリー・マッケンロー。彼女の最推しは、悪役令嬢のフローティア・レヴァラレン公爵令嬢だった。
イリーの選択ひとつで、フローティアは残酷な破滅を迎えることになる。フローティアを敬愛するイ
リーは、なんとしてもそれを防がなければならなかった。
イリーにとって、フローティアは悪役令嬢などではない。例え世界に刻まれた運命が存在していようとも、自分が『ヒロイン』になるつもりはなかった。
フローティアとの出会いは、エルスティード王国王立魔導学園の入学式。イリーは平民でありながら魔法の力を持つため入学することになる。初邂逅の瞬間、イリーは興奮のあまり初手を誤った。入学早々、フローティアをドン引きさせたイリーだが、例えいびられようとも屈するわけにはいかない。リッツも多少は引いているが、イリーの理解者として協力することになる。
フローティアの婚約者であるアルヴァルド王太子、宮廷騎士見習いのジークローア、宮廷魔法使い見習いのリグレット、アルヴァルドの弟エンリケ、イリーの義兄マルク。タイプの違う美形たちがイリーに迫り来るも、イリーに靡くつもりは一切ない。イリーが気に掛けているのはフローティアただひとりである。
イリー・マッケンローは元来の設定である「平民出身でありながら魔法の力を持つ」に加え、転生者としてチート能力を身に付けていた。それは本来、物語中盤で発覚することであるが、イリーは前世の記憶を取り戻すと同時に覚醒した。イリーがフローティアを救うために遺憾なく発揮しようと目論む「聖女の力」である。ゲームにおいてその力は悪役令嬢を破滅に導く要因のひとつであるが、ゲーム通りの運命は辿らせないと決意しているイリーにとって使い方を間違えることのできない力である。
イリーは、フローティアは悪役令嬢ではないと証明したい。欲を言えばフローティアが愛されるようにしたい。そうとは知らないフローティアはイリーに対してつんけんするが、イリーにとってはフローティアのお小言も愛である。打っても響かないイリーにフローティアはたじろぐばかりであるが、それで引き下がるような根性なしの令嬢ではない。
悪役令嬢の破滅ルートを絶対にぶち壊したい変わり者ヒロインとそれに翻弄される悪役令嬢の奇妙な関係が世界に刻まれた運命を変える。
*カクヨムにて完結済み(2023年3月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 13:00:00
136557文字
会話率:63%
幼少時より実家の道場で剣道を学んできた神湊葵は、父の望みである剣道で日本一になるという夢があったが、それは叶わなかった。
学生としての夢が敗れた葵は、第二の夢である自らの教え子に剣道で日本一を取らせるという夢を追い、高校教師となる。
しかし
、上手くいかないことばかりで悲観した葵は、その場で意識を失ってしまい、気がついたら異世界へと転移してしまうのだった。
何故か子供の年齢にまで若返った葵を助けたのは、魔術師のエルフ、オーウェン・ミラーズであり、興味本位から葵に自らの魔術知識と研究成果を伝授することにした。オーウェンの技術と知識を引き継いで魔術師となった葵は、オーウェンの指示により、世界最高と称される魔術学院の教師となる。
だが、学院には貴族社会のしがらみや魔力量による差別、また貴族の学生を利用する輩などが現れ、葵は様々な事態で対応に追われることとなってしまった。
これは、のちに最強の大魔術師、学院の魔女などと称される女教師、アオイ・コーノミナトの物語。
タイトル変更しました!
『魔術学院の魔女には逆らえない』→『異世界転生して教師になったが、魔女と恐れられている件』
サブタイトルは変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 12:00:00
747878文字
会話率:45%
ロゼリア・アシャール公爵令嬢は膨大な魔力を持つが王命で魔法を使うのを禁じられている。
だが婚約者のアドリアン王太子は彼女が自分の妻になる為に嘘を吐いていると思い込んでいた。
彼はロゼリアの異母妹で治癒の魔法を使うナビーナを昔から愛していた。
しかし王はロゼリアの膨大な魔力を王家に取り入れる為婚約破棄を絶対許さない。
それを知っているアドリアンはナビーナに危害を加えることで無理やり婚約を解消しようとする。
身の危険を感じたロゼリアは王命を破り、吸魔の魔法を発動させた。
窮地は脱したがその罰で激しく苦しむロゼリアを救ったのは黒髪の美しい青年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 05:15:58
4571文字
会話率:24%
「リリーナ・ノワール公爵令嬢、聖女サクラの命を狙った咎でお前を死刑に処す!」
魔法学校の卒業パーティーの場。
リリーナの婚約者であるリアム王子は桃色の髪の少女を抱き寄せ叫んだ。
彼が腕に抱いているのはサクラという平民上がりの男爵令嬢だ。
入
学早々公爵令嬢であるリリーナを悪役令嬢呼ばわりして有名になった人物である。
転生ヒロインを名乗り非常識な行動をしでかす為学校内の嫌われ者だったサクラ。
だが今年になり見事難関聖女試験に合格して周囲からの評価は一変した。
ちなみに試験勉強を手助けしていたのはリリーナである。
サクラとリリーナは奇妙な友人関係にあったのだ。
そのことを知らないリアム王子は大勢の生徒と捕えた聖女の前で捏造したリリーナの罪を晒し上げる。
それが自分たちの破滅に繋がることを、そして誰が黒幕であるかすら知らずに。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 04:01:29
21022文字
会話率:21%
男爵令嬢エリスティア・フィリル。
女神ラーヴァの愛し子である彼女は癒しの力が使えた。
それを聞きつけた王室により十歳の頃に四歳上の第二王子アキムと婚約させられる。
しかしそれを理由に王宮暮らしになったが最後、エリスティアは王族の体の不調をひ
たすら治療させられる生活になった。
王子との婚約は囮で実際はエリスティアを王宮に隔離し飼い殺しの治癒奴隷にする為連れてきたのだ。
アキムとは婚約者らしいことは全くせず朝から晩まで一人で治癒力を使い続けるエリスティア。
ある日王妃セイノの腰痛の治療後、とうとう過労死してしまう。
すると女神ラーヴァがあらわれ謝罪された上でエリスティアは十年前の世界に戻されることになった。
今度は絶対アキムと婚約せず王家の奴隷にはならないと固く誓いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 18:31:18
67600文字
会話率:22%
人間が長く魔族と争い、追いつめられた人間が起死回生を賭けて最後の戦いを仕掛けた世界があった。
主人公リーゼ・エクステシア公爵令嬢は、人間を守護する女神を讃えた教会で、毎日お祈りを欠かさなかった。
ある日、リーゼの夢の中に、女神と思われる存在
が出て来た。
リーゼに告げたのは、魔族は疫病で110日後に全滅することだった。ただし、今のままでは、魔族が全滅する10日前に、人間は一人もいなくなる。
人間を一人でも多く残すために、リーゼは『悪役令嬢』にならなければならない。
リーゼの覚悟を試すかのように、平民の少女カレンがリーゼの婚約者である王子を誘惑し、聖女に認定される。
徐々に魔族の魔の手が迫る中、リーゼは『悪役令嬢』として、魔族に対抗しようとする。リーゼは、勇気を出して聖女虐めを決意する。
※公式企画、【小説家になろう Thanks 20th】 参加作品ですが、企画が終わってもしばらく続きます。企画終了後にタイトルは少し変えるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 22:22:12
216563文字
会話率:42%
勇者マサムネは、魔王城を踏破し、魔王に一騎打ちを持ちかけます。しかし、勇者には秘密がありました。
一話ごとに主役が変ります。
それぞれの立場から、勇気を出して告白する物語です。
公式企画にあわせました。企画終了ぐらいで連載も終了します。
最終更新:2024-03-08 22:33:10
29800文字
会話率:41%
平民の少女アリシアは癒しの聖魔力を認められ、奨学生として学院へ。
しかし入学式で公爵令嬢や公太子と出会い、この世界が前世で読んだ悪役令嬢物漫画の世界であり、自分がいずれ断罪されるゲームヒロインであることを思い出す。
断罪の未来を回避す
るため、アリシアは学院を退学。人々を癒して、本物の聖女を目指す。
しかし、主人公の悪役令嬢セレスティナもまた、癒しの聖魔力を発現させて……。
※病人、怪我人、戦場描写があるため、念のためにR15に設定しています。
※この話は『断罪されるヒロインに転生したので、退学します』の長編版です。長編化にあたってキャラクターを増やし、設定も少し変更しています。
※アリシア、セレスティナ、レオポルドといったメインキャラクターの性格はそのままですが、キャラクターが増えた分、ストーリーも変化しています。
※「前作のほうが好き」という方はお気をつけください。
※恋愛要素が加わりましたが、恋愛が動き出すのは中盤以降のため、ひとまず前作同様ヒューマンドラマに設定しています。「これは恋愛ジャンルだよ」と言われたら変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 22:01:17
337496文字
会話率:41%
平民の少女アリシアは聖魔法の才能を認められ、奨学生として王立学園へ。
しかし入学式で出会った王太子や公爵令嬢を見て、この世界が前世で読んだ漫画の世界であり、自分がいずれ断罪されるヒロインであることを思い出す。
断罪の未来を回避するため
、アリシアは学園を退学して本物の聖女を目指すが……。
※病人、怪我人、戦場描写が少しあるため、念のためにR15に設定しています。
※『アルファポリス』『エブリスタ』にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:00:00
49194文字
会話率:20%
第二王子に婚約破棄された、ダルトン公爵令嬢ディアナ。
『リナ』という名の別世界の平民だった『前世』を思い出した彼女は、この先の処刑を回避するため、第二王子が愛する聖女の不正を告発するため、手に入れた証拠を、かつての恋敵である男爵令嬢クロエ
に託したが…………。
※薬物表現があるので、念のためR15にしています。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 00:02:07
19169文字
会話率:30%
この世界は、聖女と王子が結ばれて幸せになることが決まっているらしい。
そんなもの、知らない。
どうやらそう定められた世界であるらしいが、フェリシアには関係ない。
でも、聖女には一つだけ感謝している。
当主となるべく与えられる力の目覚め方
を、ご丁寧に教えてくれたのだから。
ねぇ、「私」はいらないでしょう?
そちらはそちらでお好きになさればいいわ。運命の恋愛でも何でも、好きにどうぞ。こちらを巻き込まないでほしい。
私も、そちらに関わらないから。
ただし、私が関わらないことでこれから起こる出来事についても、私は関係ないわ。
だって、そうでしょう?
私を悪役だと罵った聖女、王太子。そして民衆。
これら全てから手を引きましょう。
反映するはずだった国が衰退するですって?そうでしょうね。でも仕方ないわ。
「悪役令嬢」なんだもの、私(フェリシア)って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:00:59
173302文字
会話率:45%
とある日常乙女ゲームのファンである男は、主人公の敵役の悪役令嬢ティリスとして生まれ変わった。
しかし彼はティリスがいかなるルートにおいても、学院に通ってから破滅の道を辿ることを知っていったため絶望する。
そこで彼は破滅回避のために
、幼少期から格闘技等の努力をすることに。
そして経験を重ねた入学の日。
そこで目にしたのは良くある乙女ゲームのプロローグ……ではなかった。
「魔術? 二週目の主人公と本来のティリス? 前世の自分? なにそれ? ここは日常乙女ゲームの世界だよな?」
これは乙女ゲームに似た別の世界に転生した主人公が、未知の展開と破滅を回避するために奮闘していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:29:37
6286文字
会話率:15%
アンジェラは、公爵家のご令嬢であり、王太子の婚約者だ。ところがアンジェラと王太子の仲は非常に悪い。王太子には、運命の相手であるという聖女が隣にいるからだ。
その上、自分を敬うことができないのなら婚約破棄をすると言ってきた。ところがアンジェ
ラは王太子の態度を気にした様子がない。むしろ王太子の言葉を喜んで受け入れた。なぜならアンジェラには心に秘めた初恋の相手がいるからだ。
実はアンジェラには未来に行った記憶があって……。
初恋の相手を射止めるために淑女もとい悪役令嬢として奮闘するヒロインと、いつの間にかヒロインの心を射止めてしまっていた巻き込まれヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:05:50
13802文字
会話率:50%
聖女シンディは、恋人だった王太子とともに口うるさい令嬢を断罪しようとするが逆に断罪返しをされ、辺境での巡礼の旅に出ることになった。
シンディの監視役は、美しいが毒舌でおねぇ口調な神官レイノルド。すぐに楽な方に逃げようとするシンディをしごい
てくる厳格な神官だ。
口喧嘩をしつつも仲良くなっていく二人。やがて功績が認められた聖女は、王都への帰還を許されるが、彼女は大聖女になんてなりたくないと言い募る。実は旅を続けるうちに、シンディはレイノルドに好意を抱くようになっていて……。
元気で明るく一途で素直なヒロインと、美しいが口が悪い可愛いもの大好きなヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 20:03:06
7999文字
会話率:65%
聖女へ嫌がらせをしたとして、王太子から婚約破棄されたあげく、国外追放の刑に処された公爵令嬢ロベルタ。
日々楽しげな彼女だが、婚約破棄されたショックで全ての記憶を失っていた。
ロベルタの面倒を見ているのは、イケメン従者のサディアス。剣だけ
でなく、料理にお菓子作りまで得意な彼は、貧乏くじを引いて元公爵令嬢のお守り兼監視役に任命されてしまったらしい。
実は神殿騎士に想いを寄せる聖女と王太子に執着する公爵令嬢は、ふたりだけの秘密の契約を交わしていて……。
細かいことは気にしない、図太い能天気ヒロインと、腹黒で毒舌に見えてヒロインの幸せのために健気に尽くすヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 20:16:18
7940文字
会話率:60%
<毎日12:00、18:00更新予定 48話から毎月第一、第三金曜日の18:00更新になります>
気が付くと、私(わたくし)、イレイラ・ヴィルムガルドはまたあのパーティー会場にいた。私とこの国の王子の、婚約破棄が発表される、悪役令嬢の
私を断罪するイベントだ。
でも、本当にいい加減にしてもらいたい。このパーティー会場、来場客、BGM、料理! 見るのも聞くのも、これで百八回目ですのよっ!
煩悩の数だけループを繰り返しても、全部全部、ぜーんぶ、破滅エンド!
どれだけ悔い改めても、どんな行動をしても、どんな選択をしたとしても、破滅エンドしか迎えれないのであれば、私はイライラを、ストレスを貯めこまずに、キチゲ解放することを選びますの!
そうですわね。手始めに、自分より巨乳の聖女候補を選んで、しかも既に孕ませている糞王子へ、断罪イベント中にキチゲ解放して、ブレインバスターかましますのよっ!
自分の断罪イベントで王子にブレインバスターをかました結果、イレイラは百八回繰り返してきたかつてのループとは、全く違う道を歩むことになる。
キチゲ解放した結果、意図せず侍女を救ったり、チンピラに身を落としていた元騎士を更正させたはいいものの、ある国の人間による魔物排斥の動きを後押ししてしまう結果となってしまい、マッチポンプかもしれないけれども、人間と魔物共存の為に選挙を行う事になったのだが、この魔物たちも一枚岩ではないし、魔物排斥の動きを進める領主は過去に魔物に対して苦い思い出を抱えているようで……?
これは悪役令嬢が、初回の断罪イベントから百八回ものループを迎えても、破滅エンド以外の結末に至れないことから、ストレスを溜めないために生き、ストレスが溜まったらキチゲ解放を解放すると決めた物語。
そして、キチゲ解放という、かつてのループで行ったことがない行動(当たり前だ)をした結果、自分の知らないルートに入ってしまい、右往左往する事になる物語である。
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ノベルアップ様にも掲載させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:00:00
185972文字
会話率:31%
国の英雄であり辺境伯でもあるセドリック・エヴァンズを父にもつリアーナの夢は、騎士になること。
攻撃系の魔法属性を望んでいたのに、目覚めた力は聖なる癒しの光だった。
聖女になんてなりません。立派な騎士になるために、日々努力する、口調は丁
寧だけれど心の中では毒づいている、そんな辺境伯令嬢の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 15:45:56
210681文字
会話率:30%
聖女の力が発現し、王家と不本意な婚約を結ばされた子爵令嬢オリヴィア。
とある念願を果たすために国一番の聖女となり、精一杯務めを果たしていたが、王太子の婚約者の座を狙う令嬢に力を奪われて、断罪されようとしていた。
(残酷な描写、不愉
快な描写が入ります。苦手要素がないかキーワードをご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 13:04:19
17098文字
会話率:25%
グラス森討伐隊で働く聖女シーナは、婚約者に侯爵令嬢を害した罪で婚約破棄と追放を言い渡された瞬間、前世の記憶を思い出した。自分が搾取されていた事に気付いたシーナは、喜んで婚約破棄を受け入れ、可愛い侍女キリのみを供に、魔物が蔓延るグラス森に一
歩踏み出した。
これは、虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく、多分サクセスストーリーである。
※長編となっています。ゆっくり進める予定です。
※残酷な描写があります。
※恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 08:00:00
555095文字
会話率:41%
ゴルダ王国第2王子ミハイルの婚約者であったキンジェ伯爵家のサラナは、ミハイルが学園で出会った平民の聖女との真実の愛を理由に、婚約解消される。爵位を返上したキンジェ家は、母の祖国である隣国ユルク王国へ移住し、そこで新たな人生を送ることになっ
た。
中身はアラフォー(サバ読み)のサラナが、ユルク王国で平凡に生活する筈だった物語。
★長編です。更新はゆっくりの予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:00:00
388134文字
会話率:39%
聖女であり義妹ユーミアを虐げたとして、メイリン・アルス伯爵令嬢は王太子カイゼンにより、国外追放を命じられた。2年後、聖女ユーミアと婚姻し、嫡男を授かった王太子カイゼンは、予期せぬ形で、メイリンと再会する事になる。
追放した悪女から国を
救う条件として出された、5つの質問。王太子カイゼンは答える事が出来るのか。
長編に行き詰まり書いた短編です。
設定は緩く、勢いで書いています。心を広くして読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 23:10:17
24257文字
会話率:42%
何が聖女よ。
何が豊かな国へ嫁げて良かったよ。
何が幸せになってよ。
そもそも幸せって何?
聖女が誕生したから婚約解消って
半ばヤケクソで離れた大国へ輿入れする事にした公爵令嬢ナディア。
行った先のドレナバル帝国には魔法が当
たり前でいくつもの大浴場に温泉…そしてクーデター?
特に美しくなく取り柄もない真面目なナディアが嫁ぎ先の帝国で温泉巡りと言う新しい目標に出会いその為だけに頑張る話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:00:00
405301文字
会話率:48%
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも
、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、ちょっと…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※お話の進度は遅めです。
※この作品は他サイト様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:08:37
529144文字
会話率:53%
ユフィ・アビシャスは辺鄙な村に暮らす、少しだけコミュ障で友達ゼロな女の子。
ユフィはとある出来事がきっかけで、回復魔法の使い手である『聖女』に憧れるようになる。
早速、山に引きこもって毎日のように回復魔法の練習に勤しむユフィだったが……。
「なんで私、攻撃魔法しか使えないの!?」
国ごと吹き飛ばせるクラスの攻撃魔法を修得するも、肝心の回復魔法はちょっとした切り傷を1時間かけてやっと治癒するという弱弱っぷり。
独学では限界があると、15歳になったユフィはイマジナリーフレンドの『シンユー』と共に、王都にある魔法学園への入学を決意する。
──ユフィは知らなかった。
この世界で攻撃魔法を使えるのは『男のみ』であることを。
女の身でありながらなぜか最強の攻撃魔法を使えるユフィが魔法学園へ入学した事で、人類と魔族が拮抗する世界のバランスが崩れ始める──という壮大なお話ではなく、ちょっぴり口下手で思い込み激しめな女の子が、『聖女様になって人気者になりたい……!!』という俗な動機で頑張るものの、色々空回りしているうちに伝説級のモンスターを消しとばしたり、学園に通う国の有力者の令息令嬢(美男美女)たちから無自覚に注目を集めたりするお話です。
恋愛はゆったりと進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:10:00
247226文字
会話率:38%
ユロメア公爵家の令嬢である私、ジュリエッタは、第二王子の幼馴染みで、婚約者だった。
――異世界から、あの聖女がやってくるまでは。
アリサという名のその少女は、四六時中王子にべったりして、媚びを売るばかりのお馬鹿さん。
国のため、幼馴染みのた
めと、日々苦言を呈する私は、完全に悪者扱いされるようになっていた。
そんなある日のこと。
怪我をした猫を助ければ、なんと神獣だったようで……?!
懐かれて、神獣使いとなった私に、周囲は手の平を返しはじめる。
頼もしい兄系神獣に、可愛く強い護衛騎士、そして、突然ジュリエッタの前に現れた、謎だらけの第一王子……。
悪役令嬢ジュリエッタ、聖女になんて負けません!
絶対に幸せになってみせますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:56:10
96982文字
会話率:41%
――異世界召喚が仮に死ぬまでがテンプレだったとして、悪役令嬢転生までセットだったっけ?
両親に甘やかされて高慢ちきな我儘お嬢様に成長し、最期はこれまでの目に余る横暴から国外追放にされるか、主人公が正式に聖女に認定された際に暗殺者を差し
向けた聖女暗殺未遂の罪で処刑されるか、主人公をナイフで殺しに掛かり、第三王子ヘンリーに剣で刺し殺されるかの三択いずれかのバッドエンドを迎えることが決まっている公爵令嬢ローザ=ラピスラズリは乙女ゲーム『スターチス・レコード』の悪役令嬢。
そんな彼女に転生した百合好きの少年、圓(まどか)は今度こそ平和で平穏な、好きなだけ百合を愛でられる人生を送りたいと願うのだが……。
乙女ゲームのボツ設定が復活してラピスラズリ公爵家が国王陛下のための毒剣一族だったり、関わりたくない王族の現国王陛下が向こうからやって来たり、関わりたくない攻略対象の家族や本人とやたら関わったりと、もう滅茶苦茶。
これは破滅フラグ回避という悪役令嬢の本業を全くできないまま、二歳で商会経営、三歳で外政参加、他種族差別撤廃に向けた活動、五歳で隣国の中枢の不祥事解決、隣国の領主就任、と様々な事業を前世のぶっ壊れスペックで解決していく、本当は百合を愛でて暮らしたいだけの悪役令嬢(?)の物語。
※乙女ゲーム関連のストーリーが進行するのは二章以降です。攻略対象の一人が正式登場するのは三章時点、それ以降も攻略対象本人よりも関係者の登場回数の方が多いです。
※百合好き、普通の悪役令嬢ものに飽きてきたという人、バトル好きにおすすめです。
※メインヒロインは前世の関係者の中にいます。主人公は一途にその人のことを想っているため男女問わず第一位は揺るぎません。相思相愛相ヤンデレです。
※本作は同時代のテクストを利用したインターテクスト小説となります。大体のキャラや展開に元ネタが存在しますので、下敷きのテクストの差異をご堪能ください。
※このテクストはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、ここに書かれている思想全てを作者のものと考えるべきではないことをここに記しておきます。
※閲覧注意! Act.1終盤、Act.4-33,44、Act.6-30〜32、など。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:59:57
6916123文字
会話率:38%
乙女ゲーム「リナリア〜平民少女のシンデレラストーリー」に登場する悪役令嬢ロベリア・ノワル・マリーゴールド公爵令嬢に転生した月村葵は乙女ゲームとは縁もゆかりもない推理小説ヲタクだった。
異世界に推理小説がないと知ったショックは断罪確定の乙
女ゲームの悪役令嬢に転生した以上のもので、条件反射で首吊りによって来世にワンチャンを狙おうとするも、お付きのメイドに「お嬢様が死ぬと私の安定の収入源が無くなるので自殺はやめてください」という身勝手極まりない理由で止められる。
そんなお嬢様への忠誠心のかけらもないメイドに示されたのは、公然と事件の解決を行える王国刑事部門への所属だった。
例え、殿下に想いを寄せられようとも、断罪までの準備が着々と進もうと、ロベリアは止まらない!!
――このつまらない世界で楽しく生きるために、さあ、こいこい難事件!!
これは、推理という病魔に毒された性格破綻者な悪役令嬢と、癖の強い転生者達、そして彼女達に振り回される乙女ゲームの攻略対象達の物語……なのだが。
――あらあら、取調室で暴力と恐喝など随分と時代遅れでナンセンスなやり方ですわ。
――ロベリアさん、取調室の中にカツ丼の出前はフィクションです!
――ロベリアとリナリア、貴様ら、一等捜査官の俺の取り調べに何の文句がある!! 新米捜査官と民間人は出てけぇ!! というか、民間人が取調室に入ってくるなァ!
……乙女ゲームが始まる前から崩壊しているというツッコミは無しの方向でお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 23:18:00
223016文字
会話率:32%