「泥かぶりの子爵令嬢」と揶揄されるアルヴィス・クロフト・ファロンヴェイルは、「貴重な古代薬草の種」を餌にセリウス・ヘイウッド伯爵のパートナー兼一夜限りのピンチヒッターとして夜会に出席することに。
ところが、その夜会で毒物事件が発生しアルヴィ
スは何故か犯人として疑われてしまう。
夜会で使われたのは「ナイトシェード」と呼ばれる非常に危険な伝説級の毒物で―――?
アルヴィスはセリウスや友人たちの助けを借り、事件の真相を解明しようとするのだが........。
恋とミステリーが交錯する、スリル満点のお仕事活劇!
個性派ぞろいの仲間たちと、無実を証明し隠された真実を暴き出せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 12:00:00
112141文字
会話率:30%
宮廷の夜会で婚約者候補から外されたアルフェニア。不勉強で怠惰な第三王子のジークフリードの冷たい言葉にも彼女は微動だにせず、冷静に反論を展開する。
最終更新:2024-12-20 08:04:35
7795文字
会話率:33%
拗らせ系女子・ジュリアは気がつくと、商会を経営する令嬢として、経営シミュレーションゲームの中に転生していた。
着実に売上を伸ばして異世界を楽しんでいたのだが、突然、恐怖の日がやってくる。それは大嫌いなクリスマスだった。この設定をオンにしたの
は誰だと夜会で探し出すと、相手はライバルの商会を運営する同じく転生者のローランだった。彼女は彼に設定を変えてくれと頼むが、恋人のために設定したものだから無理だと断られてしまう。ところがある日、ジュリアは恋人に振られてしまったローランと再会して、強引に結婚を受諾させられる。
その目的はなんと、彼が婚約者のいる元の世界へ戻るためのものだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 07:21:07
33349文字
会話率:24%
クレアは大きな傷跡を持ち、母親からも疎まれている行き遅れの令嬢だった。彼女は久しぶりに参加した夜会で、伯爵家の嫡男に急に結婚を申し込まれた。クレアは、夫となったエリオットが初夜に「前世であなたを殺した」と言いだしたことに驚きながらも、それを
理解しようとする。やがてクレアも彼のように前世の記憶を思い出すが、彼の発言とは辻褄が合わなくて……。
人間不信なヒロインと、前世で愛した人を探し求める不器用なヒーローの、運命の相手のはずなのに無様になってしまう愛のお話。
火金以外の週に5日投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:33:19
97425文字
会話率:21%
政略結婚から四年、ようやく子宝に恵まれたフィオナ。しかし、彼女は階段から転落してお腹の子どもを失った上、将来妊娠ののぞめない体になってしまう。この件をキッカケにフィオナは夫と離婚。浮気相手から夫とお腹の子を一度に奪われてしまった。
激し
く落ち込むフィオナだったが、ジョルヴィア公爵家で赤ん坊の世話役を探していることを知って働き始めることに。愛らしい公子の世話をしているうちに、少しずつ悲しみが癒えていく。
そんな中、献身的なフィオナに感化され、公爵アシェルが急接近。赤ん坊とフィオナに心からの愛情を注ぐように。
ところが、アシェルと出席した夜会の会場で、フィオナは夫と浮気相手と再会してしまう。「あなたのおかげで幸せになった」と笑う浮気相手。さらに、「石女」「女の価値がない」と蔑まれるフィオナだったが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 00:12:46
15603文字
会話率:47%
ロゼッタはお金がなにより大好きな伯爵令嬢。男性の価値はお金で決まると豪語する彼女は、金持ちとの出会いを求めて夜会通いをし、城で侍女として働いている。そんな彼女の周りには、超大金持ちの実業家に第三王子、騎士団長と、リッチでハイスペックな男性
が勢揃い。それでも、貪欲な彼女はよりよい男性を求めて日夜邁進し続ける。
「世の中にはお金よりも大切なものがあるでしょう?」
とある夜会で出会った美貌の文官ライノアにそう尋ねられたロゼッタは、彼の主張を一笑。お金より大切なものなんてない、とこたえたロゼッタだったが――?
これは己の欲望に素直すぎる令嬢が、自分と本当の意味で向き合うまでの物語。
※今回は普段より長めの、めちゃくちゃ不定期連載の予定です。のんびり楽しく書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 21:52:22
35174文字
会話率:51%
皇女ヴィヴィアンは、天才魔術師エレンの推し活をすることを生き甲斐とする16歳。推し活のためには絵師を雇い、刺繍や金細工を極め、コンセプトカフェを経営するほどの入れ込みっぷり。
結婚後もエレンの推し活を続けたい! それこそが彼女が未来の夫
に求める唯一の条件だった。
そんなある日のこと、皇城でヴィヴィアンの誕生日を祝うための夜会が催される。招待客の中には彼女の推しであるエレンもいた。喜びに胸をときめかせていたのも束の間、彼女は父親である皇帝から「エレンを結婚相手に選んだ」ことを告げられ激しく困惑してしまう。
「エレン様の結婚相手がわたしだなんてありえない! エレン様にはもっともっと素敵な女性と結婚していただかないと!」
自分がエレンを推しすぎたせいで望まぬ結婚を強要するはめになったと考えたヴィヴィアンはエレンを解放するべく動きはじめる。しかし、彼はヴィヴィアンとの結婚を望んでいると口にして――――⁉
「その結婚、解釈違いです!」
推しへの愛が強すぎて結婚を受け入れられない皇女ヴィヴィアンと、
そんなヴィヴィアンとの結婚を心から望むエレンの溺愛攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 13:17:10
125667文字
会話率:42%
侯爵令嬢セレーナの愛猫ソマリのルシェは、飼い主に溺愛されながら幸せな日々を送っていた。
そんなある日のこと。ルシェは、セレーナが社交界デビューをした夜会で恋に落ちてしまったことを知る。しかもそのお相手は、王太子フィリベルトだった!
『ボク
がこの目で、実際に確かめに行こう』
そう決意したルシェは、いつの間にかセレーナの恋路を応援するべく、二人の手紙を口にくわえて運ぶようになっていた。
ルシェの力を借りて、秘密の文通を続ける二人。
だがある日、視察に出たはずのフィリベルトが行方不明になってしまう――!
フィリベルトの愛猫で、ルシェの友達でもあるチンチラシルバーのビアンカの頼みで、フィリベルトを探すことになるのだが……。
はたしてルシェは、フィリベルトを探し出すことができるのか!?
そしてルシェの飼い主である、セレーナの恋の行方は――!?
猫好きモフモフ好きに贈る、最高にカワイイ動物たちの日常と奮闘の様子を、とくとご堪能あれ!
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 21:52:21
62087文字
会話率:42%
「破廉恥聖女!」
「迷惑魔女!」
そんな言葉が飛び交う、エテルネル王国の夜会が開かれていたはずの、王城のダンスホール。聖女と魔女による、醜い争いの発端は、一人の男だった。
彼の名は、デューキ・ブッセアー。現国王の腹違いの末の弟で、王弟であ
りながら臣下に下っている彼は、現在は公爵として公務を行っている立場だったのだが。成人した年に魔女に気に入られてしまい、女性に触れることができない『黒薔薇の呪い』を受けてしまう。
マーキング代わりの呪いを施した魔女と、その呪いを全力で解いてしまいたい聖女。相反する二人の仁義なき戦いは、やがて国をも(物理的に)巻き込んだ事態へと発展していった。
力も地位も持つ女性たちによる、一人の男を巡る醜い争いは、一体どこに向かうのか!? そして、巻き込まれた男の運命は!?
巻き込まれ系主人公の受難の日々が、今幕を開ける――!
恋愛は、戦いの連続だ!!
聖女vs魔女の、仁義なき戦い!
レディー、ファイッ!!
※完全におふざけで書きました。後悔はしていません。
※コメディーに寄りすぎないように、あえて三人称視点で物語を進めておりますので、その点のみご了承ください。
※0話も入れての、全43話の予定です。
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:25:20
104628文字
会話率:38%
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。
学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。
家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。
早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。
頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。
その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。
体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。
しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 21:17:03
182053文字
会話率:59%
ロブレス侯爵家のフィロメナの婚約者は、魔法騎士としてその名を馳せる公爵家の三男ベルトラン・カルビノ。
ふたりの婚約が整ってすぐ、フィロメナは王女マリルーより、自身とベルトランは昔からの恋仲だと打ち明けられる。
『ベ
ルトランはね、あたくしに相応しい爵位を得ようと必死なのよ。でも時間がかかるでしょう?だからその間、隠れ蓑としての婚約者、よろしくね』
可愛い見た目に反するフィロメナを貶める言葉に衝撃を受けるも、フィロメナはベルトランにも確認をしようとして、機先を制するように『マリルー王女の警護があるので、君と夜会に行くことは出来ない。今後についても、マリルー王女の警護を優先する』と言われてしまう。
更に『俺が同行できない夜会には、出席しないでくれ』と言われ、その後に王女マリルーより『ベルトランがごめんなさいね。夜会で貴女と遭遇してしまったら、あたくしの気持ちが落ち着かないだろうって配慮なの』と聞かされ、自由にしようと決意する。
『俺が同行出来ない夜会には、出席しないでくれと言った』
『そんなのいつもじゃない!そんなことしていたら、若さが逃げちゃうわ!』
夜会の出席を巡ってベルトランと口論になるも、フィロメナにはどうしても夜会に行きたい理由があった。
それは、ベルトランと婚約破棄をしてもひとりで生きていけるよう、靴の事業を広めること。
そんな折、フィロメナは、ベルトランから、魔法騎士の特別訓練を受けることになったと聞かされる。
期間は一年。
厳しくはあるが、訓練を修了すればベルトランは伯爵位を得ることが出来、王女との婚姻も可能となる。
つまり、その時に婚約破棄されると理解したフィロメナは、会うことも出来ないと言われた訓練中の一年で、何とか自立しようと努力していくのだが、そもそもすべてがすれ違っていた・・・・・。
この物語は、互いにひと目で恋に落ちた筈のふたりが、言葉足らずや誤解、曲解を繰り返すうちに、とんでもないすれ違いを引き起こす、魔法騎士や魔獣も出て来るファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 15:01:46
94695文字
会話率:40%
コレッリ王国宰相の娘である公爵令嬢アマーリアは、婚約者である王太子から平凡でつまらない、と酷評されるなか愚鈍な彼の分も政務を担って来た。
真実の愛を求める王太子同様、国王もまた真実の愛を求める愚者で、そのために有能な王妃を排除し、
アマーリアの負担が更に増えた頃、王太子が真実の愛を見つけるために夜会を開くと言い出す。
やってられない、と内心で怒り心頭のアマーリアだったが『なあに、そこでアマーリアが真実の愛を見つけることだってあるだろう。そうなれば僕は潔く婚約を解消するし、その相手との婚姻を必ず結べるようにはからおう』と言われ、そそくさと証文作成に勤しむ。
有能でありながら愚鈍な王太子に貶され続けた公爵令嬢が、愚王によって妨害された婚約者と、再び手を取り合うお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 11:00:00
6212文字
会話率:37%
とある伯爵、齢四十歳。
年頃の娘を持つ彼は、とある事情で、娘の婚活に不安を覚えていた。
最終更新:2024-12-25 10:40:33
4017文字
会話率:16%
お城で開かれた夜会に、シンデレラは連れて行ってもらえませんでした。けれども、妖精の女王も、魔女も現れることは無かったのです。
最終更新:2024-11-27 14:50:59
5829文字
会話率:38%
王の妾腹の子として異世界転生した俺。王妃によって殺されるところだったが、王妃が産んだ男子と瓜二つだったため影武者となることで命を存えた。
そして、ある日、ここがシンデレラの世界だったことを知る。
婚約者が内定している王子は、夜会で愛人を見
繕うと言い出した。
これはシンデレラの危機! 彼女を助けるため、俺は生まれて初めて王城を飛び出したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 12:46:11
8253文字
会話率:31%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:10:00
814489文字
会話率:24%
男爵令嬢リディアは臆病で内気で、忌み嫌われる黒魔法使いだ。リディアの〈生き物を隠す黒魔法〉を認めてくれるのは、幼なじみで婚約者となるマックスだけ。
そのマックスに誘われ参加した夜会で、リディアは何の偶然か聖女様を拾い、『勇者』と名乗る異
形の青年と出会う。「この国から聖女を逃がしたい」と言う『勇者』と、古代魔族の魂を宿す『怪物王子』に妹のメリルともども巻き込まれるかたちで、逃亡の旅に出ることになってしまった?!
逃亡から始まる冒険、その果てにリディアたちが見つける『世界の真実』とは?
※本作は、【今流行の(?)「クソ妹」が出てくるストーリー】となっておりますが。
①クソ妹は主人公サイド
②クソ妹を悪者にしてもざまぁしてもダメ。おバカなのも避けて
③クソ妹の尖った性格はそのままに主人公たちとハピエンへ突っ走る話にしてください
以上の条件を満たしてみようチャレンジでございます。
※テンプレ通りの話にはしません。皆様の予想をいい意味で裏切れたら幸いです。
※ブクマ・評価、面倒でなければ感想もいただけると大変嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 12:00:00
130070文字
会話率:36%
美形のパートナーを連れて夜会に出席した地味で平凡な主人公のもとに「彼を解放して!」とストロベリーブロンドの男爵令嬢がやってきた。快く了承した主人公。さて、男爵令嬢はどうなる……?
※本作の約八割がヒドイン視点の話となります(主人公パートは約
二割)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:59:31
15132文字
会話率:42%
公爵令嬢ヴァイオレット・グローリアは、金持ちの美しい娘で第二王子の婚約者だ。煌びやかな夜会の最中、王子から婚約破棄を告げられてしまった彼女は妖艶に微笑んだ。「まーぁ。よろしいの?」
最終更新:2024-05-03 06:42:35
7426文字
会話率:34%
伯爵令嬢オフィーリアには、嘘がわかるという特殊能力がある。
その能力ゆえに、人付き合いができずに引きこもって暮らしていた。しかし、見目麗しいと評判の公爵クラウディオ見たさに夜会に参加してみたものの、周りの貴族の嘘ばかりの会話に混乱し、おかし
な行動を取ってしまう。嘘が大嫌いなクラウディオにその特殊能力を買われ、彼が長官を務める刑部省へ強引に引き抜かれてしまう。
嘘を見抜ける能力を使い、刑部省で行われる犯罪者の取り調べに参加しているうちに、オフィーリアは神殿で行われる儀式にまつわる事件にかかわっていく。
個性豊かな同僚に囲まれなんとか長官室勤務を続けているうちに、オフィーリアはクラウディオの婚約者であるステッラにまで目をつけられてしまうのだった。
☆月~土 AM11:00毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 11:00:00
153470文字
会話率:57%
とある夜会の会場でリネット・ロレンスが体を滅多刺しにされて殺されていた。
凶器である短剣を持ってその部屋に居たのは公爵令嬢であるクリスティア・ランポール。
犯人によって濡れ衣を着せられたクリスティアは敬愛なる灰色の脳細胞を働かせるためにこの
事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 08:44:04
1005885文字
会話率:39%
薬師見習の子爵令嬢ルシール・ラムルは、夜会で別の女性と踊る婚約者を諦めの目でみていた。
「君はもっと怒ってもいいと思うんだがな」
公爵家子息にして、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントはルシールに告げる。
ルシールは子爵家の後
妻の娘で、貴族の血をひいていない。
そのこともあって、ルシール・ラムルは、婚約者を金で買ったと噂され、婚約者の伯爵家子息フィリップ・ダイナーからぞんざいに扱われている。
「フィリップさま、あそこにいらっしゃるのは、薬の香りのするお嬢さんではありませんの?」
「ふん。相変わらずかわいげのない女だ。金の力で、今度はハプセントさまに取り入ろうとしているのか?」
婚約者と、その連れに、嘲りを受けるルシール。
あたかもルシールが望んだかのように。
しかし。現実は、ラムル家の資産を狙ったダイナー家から打診された結婚だ。
子爵家であるラムル家は伯爵家からの正式な申し込みでは、断りようがない。婚約破棄には多額の違約金が必要となる。
嫌われていて、慕ってもいないのに、大金を払わねば解消できぬいびつな関係。
ルシールの父は娘のため、一攫千金を得ようと、海を越えてバンディ帝国に商談に出かけたのだが、その帰りの船が嵐にあったという連絡を、ルシールと兄は、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントからうける。
ハプセント銀行によれば、父が出航に当たってかき集めた五千万ゴールドを三か月後には返済せねばならない。
年間の収入よりもはるかに多い金額を三か月で用意など、かんたんにできるわけもない。とてもではないが、望まぬ結婚などする余裕はないと考えたルシールは、婚姻にまつわる書類をみせ、エドワルドに相談をする。
※この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。©秋月忍(2021/8/27)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:00:00
64786文字
会話率:41%
伯爵家の令嬢であるレティシアは夜会の帰り、馬車の事故に会う。
その事故でレティシアの父は死亡し、レティシアも足を骨折して入院した。
意識を取り戻したレティシアは、婚約者であるアーサーに叔父が父の葬式を取り仕切ったことをきき、屋敷に戻ろうと決
意。アーサーに毎日手紙を出すことを約束し、レティシアは退院する。
屋敷に戻ったレティシアをまっていたのは、我が物顔で屋敷を占拠する叔父一家だった。
そして、レティシアは、へやに閉じ込められ、やってきた医師に毒を盛られそうになる……。
長岡更紗さまドアマット大好き企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 20:17:05
23239文字
会話率:30%
私、リサ・フィリスは、子爵子女だが、ルカリオ・ディナン侯爵と婚約している。
親の意向で決められた婚約をルカリオは、誠実に受け入れてはいるが、そこに愛はない。
夜会に出かけた私は、ルカリオから離れて、庭園に出ると、ロイバーという男に襲われて…
…
ベタです。
やや、微エロ+暴力あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 18:07:57
6879文字
会話率:27%
イザベラ・ブランシャールは悪夢に苛まれていた。
それは夜会にて、最愛の人であり皇太子のアルベールから婚約破棄を突きつけられるというものだった。
身に覚えのない理由で婚約破棄を言い渡される。まるで物語の悪役が断罪されるかのような光景。
そ
んな夢を繰り返し見るうち、いつしかこれが予知夢であり暗示なのではないかと思うようになった頃。
彼女は、とある夢を見る。
その夢は。あろうことかアルベールが死んでしまう夢。
そして、夢での光景がそっくりそのまま現実に再現されていってしまう。
死んでしまう寸前でアルベールを救出するイザベラ。
夢の結果から変わったことに、イザベラはほんの少しの希望を抱く。
もしかして、あの夢の結果も、変わる?
アルベールを助けるため。そして、微かな希望を現実にするために。
夢での記憶を頼りに、イザベラは行動を起こし始める。
これは、悪役令嬢が断罪されるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 16:40:00
150781文字
会話率:30%
辺境伯令嬢ながら、令嬢らしさは皆無のロジーナ。薬師として生きて行こうと心に決めるも、義姉の代理で出た夜会で、第三王子に見初められてしまう。
もう自分の望む未来は手に入らないのかと、絶壁で落ち込むロジーナ。
その時、地震が発生し、落ちてしまう
。
「痛ぇな人間。自殺かよ。迷惑な」
落ちる途中、枝に引っかかって九死に一生を得たロジーナは、人語を話し、空も飛ぶ黒猫と出会った。
大渓谷の下に広がっていた獣人国。
人間を厭うこの世界で、ロジーナは生き抜くために奔走する!
週1くらいの更新頻度になります。
後ほど他サイトにも公開するかもしれません(その際は表紙に書きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 12:00:00
210022文字
会話率:53%
「侯爵令嬢ソリム。爆破事件を起こし、第二王子を暗殺した君は許せない。婚約も破棄だ」
完璧と称される第一王子、婚約者のベリルに夜会の場で断罪されたソリム。彼女は、真の黒幕はほかでもない王子だと知っていたが―――最初からソリムを排除する狙いの
王子は、抵抗しようとする彼女の処刑を騎士たちに命じる。
そこへ炸裂する大魔法。危険すぎる大魔法使いヒロイン・レイナと共に、悪役令嬢ソリムは反撃に打って出た。
「婚約破棄されたってかまわない。この私の目の前で、罪から逃げられると思うな―――!」
すべてを逆転し、王子の闇を暴く転生令嬢の痛快ざまぁ劇、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:10:00
8218文字
会話率:54%
『公爵令嬢メディリア! アネモネを貶めるお前は、王妃には相応しくない! 婚約は破棄だ!』
これは実際に言われたセリフではない。メディリアが夜会場に踏み入る直前で思い出した、前世の記憶である。
彼女は、友人の侯爵令嬢に三つの頼みごとをし、会
を欠席した。
翌日メディリアの元を訪れた婚約者を、彼女は問い詰める。
〝冷血王子〟と呼ばれる彼の本性を、抉り出すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 07:10:00
10265文字
会話率:36%
アングレイド侯爵家の令嬢、ラフィーネ・セレプト。
彼女は魔法学園の、卒業を祝う夜会の席でその所業を咎められ、王太子に婚約破棄を宣告される。
しかしすべては、ラフィーネの手のひらの上。
悪役令嬢に転生した前口恵美は、この日のために備えを怠ら
なかった。
味方もいる。
根回しも完璧。
しかし高笑いを上げるも、雲行きが怪しく……。
==========
アングレイド侯爵令嬢ラフィーネ・セレプト:悪役令嬢
ホーディ男爵令嬢ティナ・バジール:乙女ゲームヒロイン
ふわっと設定の乙女ゲーベース、悪役令嬢×ヒロイン異世界転生百合ものです。
一万字ほど、お付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 19:00:00
10857文字
会話率:15%
「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 10:34:23
411886文字
会話率:46%
国の戦争の道具として育てられて来たルーペアト。
子供は将来、兵士や治療所で働けられるように教育される国だが、その中でルーペアトは剣の才能を発揮してしまい幼い頃から戦場に頻繁に駆り出されていた。
ルーペアトは養子で、両親とは血の繋がりがない
が愛されて大事にされている。
しかしある日突然、戦争によって一度に両親を失ってしまう。
大きな悲しみと喪失感で自我と心を失ったルーペアトは敵国の兵士を全て倒し、気がつけば戦争が終わっていた。
自我を取り戻したルーペアトは逃げるように走り続け、隣国で倒れ込んだ。
偶然通り掛かった伯爵夫妻に拾われ、そこで暮らすことになったはいいものの、最初は良かった扱いも悪くなっていき、成人後言われて出席した夜会で事件が起こる。
その解決に貢献したことで出会った公爵と、夫妻の家を出るために契約結婚をすることに。
お互いの利害の一致から始まった結婚だったが、噂とは違う公爵にいつの間にか大切にされていた!
しかし、ルーペアトと同じく、公爵も大きな過去を抱えているようで…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 07:00:00
296890文字
会話率:45%
私、エーアリヒ・リアンはロマンス小説が大好きで日々小説を読み漁ったり、令嬢の恋話を聞いて過ごしていた。誰かが恋に夢中な姿を見ているのも大好きで、その様子をずっと見ていたい。
自分が恋愛なんてもってのほか!見たり読んだりで満足!
それなのに
何故か王太子と婚約することになってしまい、それによって私の幸せの癒し生活が崩れてしまったら悲しすぎる!
しかも招待された夜会に二人で出席したら、そこでまさかの『絶対にお前を惚れさせてやる』と王太子から宣言?!
惚れさせたい王太子と惚れないエーアリヒの勝負はいかに…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 07:00:00
267759文字
会話率:40%
父親譲りの魔力と剣術の腕、母親譲りの愛らしい容姿、見た目も能力も全て最強のレイレナは夜会が嫌い。
エスコートしてくれる婚約者が居ないし、ダンスも苦手。
憂鬱な気持ちで学園主催の夜会へ行くと、そこには初恋相手の国王陛下が居て……。
*「モブなのでひっそり幸せになります」のレティシアとリオネルの娘レイレナのお話です。
ゆるふわ設定ですので深く考えずにお読み下さい。
*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 21:00:00
7595文字
会話率:39%
オーガスタの婚約者が王女のことを優先するようになったのは――彼女の近衛騎士になってからだった。
婚約者はオーガスタとの約束を、王女の護衛を口実に何度も破った。美しい王女に付きっきりな彼への不信感が募っていく中、とある夜会で逢瀬を交わすふたり
を目撃したことで、遂に婚約解消を決意する。
そして、その夜会でたまたま王子に会った瞬間、前世の記憶を思い出し……?
――病弱な王女を優先したいなら、好きにすればいいですよ。私は私で、好きにしますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 07:30:00
99581文字
会話率:44%
──もう全部どうでもいいや。
ルセーネは強い神力を持っていたために、魔物を封じる生贄として塔に幽閉された。けれど7年後、正体不明の男によって逃がされる。
その後は、ヘルモルト伯爵家の居候となり、お嬢様と夫人から虐げられながら暮らしていた。
ある日、たまたま参加した夜会で、婚約破棄騒動が起こる広間に魔物の襲撃が……!
ルセーネが神力で魔物を瞬殺すると、公爵に目をつけられてしまう。しかもその公爵こそ、例の恩人だった。
そしてどうやら、ルセーネが神力だと思っていたのは魔力で、魔術師が現れるのは100年ぶりのことらしく──!?
特別な才能…?100年にひとり…?
あの、そんなことはいいのでご飯が食べたいです。
★これは、人生を諦めていた主人公が、才能を見出され、本当の居場所を見つけるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 06:06:59
100220文字
会話率:41%