シェリーは婚約者のマークスに、いつも貶され軽んじられている。シェリーは美しい姉と妹に挟まれて、自己肯定感が少なく、マークスの態度にも唯々諾々従ってきたのだが……。
ある日神殿の豊穣祭で、女神様に「このままで良いのか」とお祈りした後で、マーク
スの本音らしきものを耳にしてしまう。マークス曰く「シェリーはつまらない女だけど、美人の姉妹がいる。うまくいけば、どちらかと仲良くなれるかもしれない」と。
いくら家格が上の婚約者でも、それはないだろう。シェリーはマークスとの婚約がいつダメになっても良いように、自分自身で生きていく能力を身につけようと決心する。そして……。
※モラハラ男が地雷の方、ご注意を。R15は念のため。
アルファポリスでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:53:12
28910文字
会話率:32%
サナス伯爵の娘、ニーナは隣国のアルデーテ王国の王太子との婚約が決まる。
国に行ったはいいけど、王都から程遠い別邸に放置され、1度も会いに来る事はない。
溺愛する女性がいるとの噂も!
それって最高!好きでもない男の子供をつくらなくていい
かもしれないし。
それに私は、最初から別居して楽しく暮らしたかったんだから!
そんな別居願望たっぷりの伯爵令嬢と王子の恋愛ストーリー
https://estar.jp/novels/25799270
カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 09:00:00
109673文字
会話率:51%
■【ファンタジー/短編】■“ない”ものが、あらわれる。“ある”ものが、なくなる。人ならば、神かくし。それって、ふしぎ。私はユメ、この春、中学三年生。将来の夢が決まらなくて、悩んでいる。私の夢って……何だろう。どうやったら、決められるの?◇『
小説家になろう Thanks 20th』企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 21:17:46
3907文字
会話率:4%
夜ふかしをするより、早起きして始めたほうが効率的だと言われたことはありませんか? でも起きたてって頭がうまく働かなかったり、体がダルかったりってしますよね。思ったよりしっかり寝られなくて半ば二度寝みたいになっちゃったり。
それってどんなとき
どんな状況でも案外変わらなかったりすると思うんですが、皆様はいかがでしょうか。
作者は明け方、それも太陽のぎりぎり登らない時間が好きです。そんな時間の人気のないSA・PAって本当に静かで、空気がスッキリしていてぼーっとするのに良かったりするんですよね。ただそれが言いたかっただけのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 15:14:44
2797文字
会話率:34%
侯爵令嬢のフランソアは、レオンハルト王太子殿下の婚約者候補の一人。ある日レオンハルトから「距離を置こう」と言われてしまう。その言葉を呑み込んだフランソアは「距離を置こうって離れることよね? だから隣国に行こうと思うの」と王太子から物理的に
離れることに。しかしレオンハルトの意図とは全く違っていて……? なかなか気持ちを伝えられない王太子殿下とちょっぴり天然な婚約者候補のすれ違い恋愛談です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 18:35:48
18668文字
会話率:64%
西部劇風を謳う虚構(じじつ)に近い物語、ここに開幕!
メンタルおとうふな少女が転移した先は剣と魔法とドラゴンのファンタジーワールドじゃなくて、銃声と無法が支配する西部劇な荒野だった!?
舞台となるのは、時のアメリカ西部開拓時代を模した荒野
の異世界。
登場するのは、西部開拓時代の有名人たちらしいですよ!?
これは、虚構(じじつ)に近い物語である。
その世界の史実が語るところによれば、1908年11月――ボリビアの地にて一人の無法者が自らの命を絶つ。
その死にある不可解な矛盾があることに、誰も気付くことはなかった……。
そんなこと露知らずのメンタルおとうふJK、浅倉アトリは途方に暮れていた。
気付いたら都内の駅じゃなくて荒野にいたのなら、そりゃあ当然だよね。
だけどそんな矢先、一人の男と出会う。
ザ・サンダンス・キッドと名乗ったその男に「それって、【ワイルドバンチ強盗団】の?」と何気なく返した途端、腹パンを入れられて意識を失う。
そして連れ去られた先で、アトリは驚愕の真実を知る羽目となるのだった。
見知らぬ世界の見知らぬ地にて、アトリが出会ったその男は、レジェンド級の無法者であり、かつては【ワイルドバンチ強盗団】の首魁であり――そして、今は大切な存在を理不尽に奪われて【不死者】に成り果てた存在だった。
深い孤独と影を抱えた少女。
全てを失い喪った無法者アウトローの男。
宿敵を追う敏腕探偵。
殺戮者に成り果てたかつての【英雄】。
様々な思惑が交差する果てに訪れる、虚構(じじつ)に近い物語の結末はいかに――!?
彼らは何に出遭い、何を得て……そして、何を失うのか?
※西部劇に関する知識が無い人でも楽しめる作りになっています。安心してお読みください。
※ところどころで歴史とかその時代の人物とか西部劇とかがネタにされると思いますが、それはあくまで筆者の観点から描かれるものです。「絶対こうだった!」という確証・保証はありません、あしからず。
※本作は、他サイトにて前に上げていた拙作『明日喪き我らの征く先は Bride of Rip van Winkle』に手直しを入れたものになります。
初めての方も「読んでたよ!」という方も、よければ読みにいらしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:59:24
211007文字
会話率:35%
食べ物が歯に挟まる。
それって、とても自然なことだよね。
人の心は………。
キーワード:
最終更新:2024-01-22 16:45:27
411文字
会話率:0%
――迷宮都市最強と噂される剣士≪極剣≫
その正体を、まだ誰も知らない……(本人も知らない)。
◆◆◆
魔物と戦うために神々から与えられた力、ジョブ。
ジョブは才能によって成長の限界があり、個々人によってその「才能限界」は異なる。
下から初級
、中級、上級、固有ジョブとクラスアップしていくジョブシステムにおいて、多くは中級ジョブで「才能限界」を迎える。
しかし、俺はまさかの初級ジョブで「才能限界」に達してしまったため、組んでいた探索者パーティーを追い出されることになった。
金のために仕方なく一人で迷宮探索者をしていた俺だったが、たった一つだけ修得できた剣技スキル【スラッシュ】だけを頼りに戦い続けること……12年。
気がつくと「迷宮都市最強」なんて呼ばれていた。
え? ≪極剣≫? それって誰のことだ?
※本作は「カクヨム」にも投稿されております。
【カクヨムコン8を受賞し、「ファンタジア文庫」様から出版が決まりました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 09:50:04
362444文字
会話率:28%
この世界のすみっこに暮らしている竜の末裔の私。悪友に一人暮らし飽きたと言ったら、メイド貸してあげると言われ、来たメイドというのは予想外な恰好で!? 出オチです。
最終更新:2024-01-10 23:13:13
3951文字
会話率:53%
それなんだけど、それって何だっけ?ていうていで始まる物語?エネ談
エネは言う、世界を救えと…あ?
切れてから世界が始まる…へぇ、そういうこと言うんだぁ
ある日、一人の男が生まれました。その男はいずれ王となります。
これはその男Aが世界の
怨敵、サタンを倒す勇者となる
物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:54:03
3934文字
会話率:27%
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を
飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだよね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148937文字
会話率:37%
49歳のオッサン、実はラノベ大好きだったのに突然死!?
しかもまさかの転生!!
続きは作品を読んでください^_^
最終更新:2023-12-25 17:40:08
528907文字
会話率:30%
本日もしょーもないご報告でございます。申し訳ございません!
最終更新:2023-12-22 12:19:48
1824文字
会話率:0%
拙作の「異世界の【ゴミ箱】に【聖女】として召喚された婚活敗者で人生お先真っ暗なアラフォー独身女は、国を救おうとしつつも召喚主である若くてイケメンな王子様を【万能の拳】で殴りたくてしょうがない」で書いた謎の歌を単体で投稿してみた。
男女平
等とか言って、キャリアウーマンなんてものがもてはやされた時代がありました。でも、それって罠だったんだよね。1970年代に人口爆発が危惧された時代。出生数を減らすために取った手段が、女性の社会進出。
それに流されて、まんまと家庭から引き離され、行き場を失った高齢独女の哀れな叫びを歌にしてみました。
※この作品はフィクションです。現実世界の何かとはなにかとかんけいありませんとおもいます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 04:37:07
251文字
会話率:0%
淳太くんの夢の中には……。
冬の童話参加作品です。
最終更新:2023-12-21 11:19:44
462文字
会話率:45%
私、小鳥遊玲奈(たかなしれな)は、気がついたら乙女ゲーム「フォーチュネイト・エターナルストーリー〜君が巡る永遠〜」の悪役令嬢レナ・フォン・ヴァイスネーベルに転生していた。しかも、フォーチュネにはなかったデスゲームの真っ最中。
謎の小猫〝あけ
ぼの〟に助けられたようだけれど、次は本戦に進まなければいけないらしい。
このデスゲーム、最後まで勝ち残った令嬢には王太子の婚約者の地位が与えられ、自分の願いを叶えることが出来るというもの。集められた令嬢たちにはそれぞれ叶えたい願いがあるのだと思う。けれども私は、このデスゲームから早く抜け出して現実世界に戻りたい。
次のゲームで勝利したら願いを諦めるのでリタイアしたいと伝えると、ゲームマスターである兎の仮面を着けた男はあっさりと認めてくれた。
勝てばリタイアできる――でもそれって、よく考えれば相手を負かして死に追いやること。対戦相手のアネットにも叶えたい願いがあってこのゲームに参加したはず。
私はあけぼのに、なんとかしてこのゲームを引き分けにしたいと打ち明ける。私を勝たせることが目的だと言いつつ、事あるごとに私を見下す物言いをしていたあけぼのは……。
◆◇
この物語は、悪役令嬢に転生した玲奈が、口の悪い小猫の〝あけぼの〟に助けられながら、デスゲームから抜け出そうと悪戦苦闘するお話です。対戦相手のアネットやイムとどのように引き分けるのか、そしてどうやってデスゲームから抜け出すのかをお楽しみいただければ幸いです。
◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 23:42:15
171670文字
会話率:37%
プロゲーマーになる夢を諦めサラリーマンになったハルトは、働きすぎた挙句32歳で過労死。
かつて夢をあきらめたことを後悔しながら死にゆくはずだったが、女神によってやり直しの機会を与えられることに。
異世界に生きる18歳の少年、ハルト・スプリ
ングスティーンに転生したのだ。
だが、ハルトが授かったのは≪分析者≫という前代未聞のクラス。
そのユニークスキル≪データ分析≫を見た父は、「外れスキル」と決めつける。
「そんな外れスキル持ちは我が家にはいらん!」
だが≪データ分析≫は間違いなく最強のチートスキルであった。
「データ分析が外れスキル? それって父上の感想ですよね?」
ハルトは≪データ分析≫を駆使して様々な攻略情報を調べ上げ、一気にレベルを上げていく。
そして今度こそ「最強」に成り上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 12:52:05
53702文字
会話率:24%
昔々、シルヴィアという英雄がいました。
悪い魔女と戦い、シルヴィアは呪いを受けました。
彼女を愛した翼の女王はその呪いを代わりに受け、シルヴィアの一族は安寧を得ました。
ーーそれって本当?ハッピーエンド?
その呪いの果てを探検しよう。
最終更新:2023-12-13 10:47:55
38745文字
会話率:42%
幼馴染のバストサイズが日に日に、年々大きく成長するのをまじかで見ていたんだ。
だから、バストサイズを知りたいのは……、当然のことですよね? なので俺は高校3年間の貴重な時間を、【幼馴染からバストサイズを教えてもらう】ことに、つぎ込むことにし
た。それって、青春だな。ぶへっ!?(頬を思いっきり叩かれる)
【幼馴染】
もっと、有意義な高校生活を送りないさよっ!? さ、最悪なんだけど!! わ、私の貴重な高校3年間を、け、汚すなああああああ~!!
これは、バスト大好き人間の俺が苦難の道を歩みつつも夢をつかむ、股間熱き、じゃなかった、胸熱い、性春、ではなく、青春の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 23:36:50
46574文字
会話率:53%
「師匠、人は死んだら、どこに行くの?」
「うーん……『お星様になるんだよ』っていうのが、昔々からの定番かしらね」
「星って、この空いっぱいの星?」
「そう。だからいつでも一緒ってこと」
「でもそれって、見えてるけど、離れてるよ。それじゃあ
嫌なの」
「そうねぇ……でも、100年……300年先に流れ星は落ちてくるから、また会えるわよ」
「師匠は、また会えたことがあるの?」
「ええ。だから、元気だして。私の可愛い魔法使いさん」
「……師匠がそう言うなら……。私も、流れ星を待つよ」
「遠い時の先、あの子の魂が、またこの地に降ってくる。……迷わず生きなさい。あなたの存在をかたどるものは、あなたの魂、そのままなのだから」
「……うん、ありがとう。師匠」
300年前。巨大な羽根蛇に乗った魔法使いが、戦争の地を水で沈め、2つの国を滅ぼした。
小さな戦争には魔物を、大きな戦争には洪水をおこす、災厄の魔法使い。
やがて、人々は彼女をこう呼ぶようになった。『世界を支配する魔女』――と。
星を見上げ続けた魔女は長い時間に飽きて、別の人間として世界に紛れることにした。
記憶を封じて性別も変え、普通の人間として生きる時間。
しかしその間に、待ち望んだ流れ星はすぐ近くに落ちてきていた。
遠くない未来、魔女を倒すことになる、少年の姿をして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:22:34
358083文字
会話率:31%