1970年代、内戦前夜のレバノンのベイルート。
主人公のハーフィドは相方のシャクールとともにPLO――パレスチナ解放機構の工作員として生きている。ハーフィドは自らの正義を信じ、命令に従い暗殺を続けていたが、やがて疑念を覚えていく。
最終更新:2018-09-21 23:29:00
48441文字
会話率:27%
1970年代の日本を舞台にした、寂しい恋の物語。
幸せな夫婦を襲う災難。
鉄道事故に巻き込まれるも、生還し妻の元へ帰った夫は、記憶をなくしていたのだ……。
変わってしまった夫に、妻は思う。妻は、想う。
切ない夫婦の恋物語、こ
こに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 00:00:00
11038文字
会話率:12%
初めまして作者の「ヨハン・セバスチヤン・鴫野」です。鴫野でいいです。日本人です。
主な登場人物紹介
海老原・マリー・・・主人公。ヒロイン。スイス出身。「キュラー夫人」とあだ名される。認知症になる。
海老原・直政・・・マリーの亭主。学者。気弱
。早死する。
小松原・良秋・・・悪ガキ。しかし、憲法9条を信じるいいやつ。
不破・・・野球選手。
山中渓・司・・・悪い奴
ホナ、あらすじ
マリーはスイスにいたけれど、日本の戦後、国際交流で日本にやって来て棲みついた。秀才鉱物学者。公立大学の助教授になる。そこで海老原直政と職場結婚をする。
この話の何より大切なのは、この話が1970年代の大阪の話だということ。
マリー達は結婚したので、家を買った。大阪の鶴見緑地近辺が安かったから。この話がなぜ鶴見緑地でなければいけないのかというと、後分かる。秘密基地が廃屋が出て来るから。
直政はひょんなことから上司の虫山にいびられる。段々精神的に追い込まれていく。それが原因で早死にする。虫山も因果応報でじき姿を消す。マリーは大学に嫌気がさし、高校など色んな学校を転々とする。その気苦労からか認知症に早くしてなる。近所の悪ガキからキュラー夫人と呼ばれるようになる。わけがある。虫山の甥の山中渓一派が悪い噂を流していた。あるいは、マリーが近所の銭湯とトラブって悪い噂を流されていた。
マリーは認知症になる前、小松原良秋達と知り合っていた。ママー・おばちゃんと呼ばれていた。良秋は大きくなっていくに従ってマリーの悪い噂を聞くようになる。マリーを避けるようになる。
マリーはスイス出身というだけで永世中立思想の持ち主だと勘違いされていた。山中渓司は実際に政治学者で現実の政治家とも繋がっていた。まだ1970年代で集団的自衛権を認めさせようとしていた。山中渓は色んなコネがあったのか、妻は元アイドルで、野球選手の悪友もいる。
小松原良秋は当時のごく平凡な少年で無邪気に戦争を恐れ憲法9条を信じていた。この話はただそれだけ。
マリーは両親を亡くし天涯孤独。ある決意をする。後は最後ファンタジーでしまい。
全体的にはおふざけの喜劇調で書きました。前書きが長いのでうんざりされると思いますが、短くする努力中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 17:53:45
73984文字
会話率:51%
大学の同期に、牧師になった男がいる。俺は大学の同期会が開かれるホテルに行った。時間があったので、そのホテルの露天風呂に入ることとした。露天風呂には先客が居た。牧師になった男だった。俺は湯に浸かって、彼に牧師になった理由を訊ねた。彼は柔和な笑
みを浮かべて、そのわけを語ってくれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-22 20:00:00
22541文字
会話率:9%
1970年代英国・・・
「英国病」といわれる病魔が蔓延していた時代
ストに明け暮れる労働者階級を裏から支援、指揮する社会主義共同体があった。
名をイギリスインターナショナル共同体。
この共同体の門戸をたたいた少女がいた。
冷戦全盛の時代の資
本主義の中の共産主義の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-17 23:41:03
4532文字
会話率:45%
たま出版と大陸書房 この2社は1970年代の超能力ブームの総本山だった?
キーワード:
最終更新:2017-04-29 21:27:56
4646文字
会話率:3%
ああ、思い出の70年代、B級少女アイドルたちよ、
キーワード:
最終更新:2017-04-06 17:01:08
3976文字
会話率:11%
1970年代の後半にデビューし一世を風靡した天才ミュージシャン葉山 進。
しかし60歳手前にして好きな音楽を作ることより売れる音楽を作っている自分に嫌気がさす。
”名曲を作って当たり前”
”売れて当たり前”
マ
スコミによって作られた偽りの自分と本当の自分のギャップに戸惑う葉山。
そんな中、葉山はミュージシャンを目指す一人の少女、松本 茶子に出会う。
音楽業界の酸いも甘いも知り尽くした葉山と売れないがゆえに本当の音楽を知っている茶子。
二人はすれ違いながらも、理想と現実、そしてお互いのことを理解しながら成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-28 23:31:49
11370文字
会話率:53%
科学の発展と魔法の発展が併存する世界。犯罪に使われた魔法の捜査は監察院という警察組織に一任され、容疑者側の権利保護のため、限定的な捜査権を持った魔法調査士と対立していた。そんな世界の若き女性魔法調査士アシュリー。彼女のエレガントな暴力と、バ
イオレンスな知性を武器に様々な事件を解決するミステリーファンタジー!
時代は近代。1970年代くらいの科学文明レベルに、魔法が加味されたハイブリッドな世界でのお話です。
お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-11 22:11:31
31144文字
会話率:52%
丸田秀春は、長年遠ざかっていた高校時代の親友マツの葬儀に参列する。そこで出会ったのは30年来会うことのなかった高校時代の恋人、エリアだった。エリアと秀春はマツと仲良し三人組だった当時を回想する。二人は誰にも言えない秘密を抱えていた。
別府市
街地に暮らす三人は高校で同じクラスになり意気投合。三人で仲良くしているうちに秀春とマツはエリアに次第に心惹かれていく。やがて口火を切るようにマツはエリアをデートに誘う。その夜秀春はエリアに呼び出され、自転車に飛び乗った。
1970年代、別府での青春の日々。互いに聴きあったドアーズやストーンズ、ビートルズのレコード、大阪万博、学生運動…高度経済成長期の訪れに色めく日本の片隅での、一人の女学生をめぐる二人の青年達の恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 22:45:23
26861文字
会話率:38%
舞台は1977年、世界特別指定隔離第六地区―――通称、魔都ロンドン。
魔術が現実となり、異能が開花し、魑魅魍魎が跋扈する霧雨に煙るこの街では、日常と皮一枚隔てて様々な闇が跳梁していることも珍しくない。
これはそんな世界で、そんな街で
繰り広げられた血生臭い群像劇。
欲望と陰謀が絡み合い、願いと祈りが飛び交い、愛情と絶望で織り成す―――要するに、いびつで不器用な、友情の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 15:16:12
109320文字
会話率:39%
富士の〈霊〉の御業に導かれるままに(?)、住みはじめた高円寺。そこで美味い洋食屋と出会いました。毎日通っても飽きることのない味と、中央線の魔力(?)に迫ります。なんか騒然とした、毎日がお祭りみたいだった、1970年代の高円寺の日常スケッチで
す。
拙著ブログ『軽はずみ備忘録』、ブログまとめサイト『WEB版・軽はずみ備忘録』掲載原稿を一部改訂しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-04 10:39:21
17839文字
会話率:11%
昭和47年2月、札幌冬季オリンピックに沸く日本。その裏で次々と起こる活動家の殺人事件。その事件にある法則を見つけた大学生・防人信輔は事件の裏に「あの男」の影を見る。「あの男」はなぜ次々と活動家を血祭りにあげるのか? 150年の及ぶ大河ストー
リー「昭和編」第2弾は1970年代の日本が舞台。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 19:11:09
14330文字
会話率:50%
時は1970年代のフランス。
物心ついた時から霊が見え、迷える魂に天国への道を示す方法を求めて聖職者の道に入った神父、ローラン・ボードワン。
ある日彼が教会で出会った1人の少女。後にその夜空に輝く星の光のようにまばゆく、宇宙を疾る流星
の炎のように激しい生き様、天上の舞のように流麗で鋭利な剣技から、人は彼女を“星の剣舞姫(けんまいき)”と呼んだ──
所々で隠し味を効かせつつも、シリアスなゴシックファンタジーを目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 23:26:38
118929文字
会話率:50%
ある老人が雑誌記者に語った現実離れした真実。
1970年代、高度経済成長期の日本で人知れず勢力を拡大させる秘密結社“白桐講”、それらと激しく対立する殺人集団“八酒鐵”は、暗殺という形で闘争に明け暮れていた。
そんな中、世間を騒がせている
殺人鬼“引き裂き魔”の被害に遭い、かろうじて生死の境から生還した主人公は自分を取り囲む理不尽で過酷な境遇を知ることになる。
古き神々の顕現を巡って対立する、鬼や土蜘蛛と忌避されたまつろわぬ民たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-08 21:28:37
18489文字
会話率:37%
高校生の時に経験した下宿生活。
大家さんは市の補導員。同居人は医学部、理学部、妖しげな社会人、そして時を同じくして同じ下宿に住む事になった同級生。
卒業までの二年間で色々と経験した青春時代のエッセイです。
時は1970年代後半、目の前
には北アルプスが連なる城下町。
携帯など無い、テレビゲームも無し、移動する手段は徒歩かバスかチャリンコ。
遊ぶ相手は生身の友達。当時はごく当たり前の空間の中で過ごした17歳18歳の私です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-15 08:30:40
737文字
会話率:12%
北関東の奥座敷。
絹織物で有名な桐生市を舞台に1970年代の青春をえがきました。
まずは、生まれ育った桐生の風景と、本当の初恋のお相手、レイコを紹介します
最終更新:2012-02-07 10:25:26
6063文字
会話率:3%
仮題名「ドリフター」は、浮遊する=サーフィンの波待ち状態と、オフロードで四輪ダートマシンが横滑りしながら前に進む様=ドリフトのイメージを掛けたもの。
主な登場人物
三崎 次郎=主人公。都内大学法学部四年。
田村・小森・吉岡・中野=大学の友人
。
土井=三崎の出身高校の同級生。自動車チューニングショップのオーナー。
大野 宏美=元恋人 次郎と同い年だが現役合格のため音大の卒業生。
鈴木 恵子=海で出会った次郎の彼女。
栗田 陽子=恵子の友人。
1970年代に創刊された「ポパイ」「ファイン」など、ベタな「サーファー」世代とロックやディスコ、ライブハウスなど、初めて日本に上陸した若者文化や時代を表現した作品です。不安と経済の停滞で苦しむ現代の日本では考えられない、一部不愉快な部分もあるかと思います。
執筆は2005年で「デンパンブックス」というサイトに投稿していたのですが、ウイルス被害によってサーバーダウンしたまま、この作品も消えてしまったのですが、最近古いPCのファイルを整理していて、偶然、執筆原稿を発見しまして、こちらに投稿させていただきました。
編集前の誤字脱字、取り敢えずそのまま投稿してしまいます・・・(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-03 17:35:24
40322文字
会話率:58%
数年前「第二回yahoo!文学賞」に応募したときの作品です。
セミフィクションで全くの白紙作品ではありませんが、お暇な方はご覧どうぞ(^^ゞ
年代は1970年代後半から1980年代前半になります。
携帯電話もなく、遠距離の連絡手段は手紙が主
体でした。
電話料金は高く、20時過ぎの割引き料金後の通話でも大変でした。
今では連絡が取れず破談なんて、考えずらいですね。
ヒロインの出生地は東日本大震災の影響も受け、小規模ではありますが被災された方々もおられるところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-21 15:47:51
6452文字
会話率:25%
1970年代のモナコが舞台。
結婚はしてるけど、一人で暮らしてる私に、家族でバカンスに来ていた少年がファンサイユ(婚約)を申し込む。五年後、彼は現れて………。遠距離恋愛することに。離婚も成立しないまま、彼の子供を身ごもってしまった。日本に
は双子の息子もいるし。出産までに、パリの音楽院も卒業したくって、ただいま、奮闘中。卒業したら、モスクワで行われるスクリャービンコンクールを目指してるから、すっごく…大変。ヌヌ(子守)がいないと、やってられない………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 22:10:08
75833文字
会話率:27%
1970年から1973年。ヨーロッパ放浪の旅。
憶えてますか貴女(あなた)との出会い。
鮮明にあのころがよみがえります。
長編小説「デュッセルドルフの針金師たち」の
資料メモ日記です。
最終更新:2011-01-29 13:52:48
10952文字
会話率:9%
1970年代末期、舞台は広島県のある田舎町。高校3年の主人公高杉孝一は父と妹の3人でのんびりと暮らしていた。彼の悩みは自分が落ちこぼれ生徒だという現実。でも勉強は嫌いだし、なんだかつまらない。何か楽しいことはないのかな?とテレビと空を見つめ
る毎日だった。そんなある日、退屈さを紛らわせるため悪友と出かけたツーリングで憧れの女子と急接近する羽目に…。大学受験への焦りや不安。女子の出現によって変化していく友情。男とは?女とは?そして親子とは?いつの間にか不良へのレールを加速し始める高杉。大人になった主人公が回想する形で描く古き良き時代の青春グラフィティ。笑いの後には涙が、涙の後には虹が出る…かも?完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-25 10:21:42
196059文字
会話率:85%