現代日本で友人だった南基朱斗(みなもと あけと)と北條蒼依(ほうじょう あおい)は、突然の落雷事故に遭い、異世界イグニシア王国へ転生する。
朱斗は北部の貧しい村の村長の次男シュートとして生を受け、温かい家族に囲まれ健やかに育つ。一方、蒼依
は南部の没落貴族の次女アオイとして生まれるが、この世界で忌み嫌われる黒髪黒目を持つことから、家族に「アオイ(忌み名)」と呼ばれ、虐待とネグレクトを受ける過酷な日々を送っていた。
5歳の誕生日、巨大な雷鳴をきっかけに二人は同時に前世の記憶を取り戻す。
シュートは恵まれた環境への感謝と蒼依への想いを胸に、前世の土木工学の知識を活かして「ダンテ石」という特別なレンガを開発。家族や村人と協力して村全体の家屋を補修し、生活を改善する。さらに、兄姉や友人たちと共に、剣術と自身の適性魔法(土)の訓練を開始する。
アオイは自身の境遇に絶望しつつも、朱斗との再会と自由を渇望し、強い怒りと反抗心を抱く。前世の農学や武道の知識を頼りに、秘密の菜園とかすみ網で飢えを凌ぎ、夜ごと薙刀の鍛錬に励む。孤独の中、祈りに応じて現れた妖狐「伊奈帆」の助けで食料事情が改善。さらに、奴隷として連れてこられた元貴族の親子マリンとコーズウェルを味方に引き入れ、自身の持つ複数の魔法(水、豊穣)の訓練も秘密裏に開始する。
全く対照的な環境に生まれ落ちた二人だが、それぞれが前世の記憶と知識、そして異世界で得た力や仲間を糧に、困難に立ち向かい、いつか必ず再会することを固く誓い、それぞれの道を歩み始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:30:00
244955文字
会話率:39%
「異世界ハッピーセット、一つ入りましたー!」
軽食の女神から食事を渡されたのは、人生にちょっと疲れた会社員・村上。
辿り着いた異世界で出会ったのは――、
見た目は清楚、胃袋は熊以上のエルフ少女。
「む、村上さん。
この“ぎゅう
どん”……いくらでも食べられます」
チート能力【ファストフード】で、現代の味を振る舞いながら、自由気ままな旅路へ。
心も、胃袋も、まんぷくに。
清楚な腹ぺこエルフ、美食家の猫耳お嬢様、一凛の花とともに――。
コーラ片手に、おっさんの“人生再起動”が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:30:00
22983文字
会話率:37%
突然姉が亡くなり、その遺児である姪の『椛音』を男手一つで育てていた元料理人の『翔』。
椛音が十六歳になった時。二人は異世界に召喚されて…!?
椛音は勇者として異世界を飛び回ることになり、椛音のおまけとして召喚された翔は憧れていた料理人の夢を
異世界で叶えることに。
デスクレイフィッシュ、大猪、オボロアナグマ──。
姪が旅先から持ち込む数々の食材(モンスター)を使った店を、翔は異世界で開店する。
翔の料理を食べると不思議と力が湧くようで、いろいろな人物が店を来訪するように──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:19:25
5717文字
会話率:42%
どうせ会社を辞めるのだ、どうなったって構いはしない。
その日、白築(しらつき)アリスはそれまでの二十六年の人生で、一番自暴自棄になっていた。
理由はありふれたもので、婚約者の浮気である。
しかも。
「白築さん。斎藤くんから聞いて
いた話は、事実だったのね」
「はい?」
「あなたが、斎藤くんにストーカーしているっていう話」
私が、ストーカー!?
彼に何かとお金をせびられて、結婚するからと深く考えずに渡していたら……
「入社以来『彼女がいるから、付き合うことはできない』といくら斎藤くんが断っても、あなたのほうから『遠距離なら少しくらい遊んでもバレないから』と執拗に迫ったのだとか。しかも最近になって『ホテルに行かなくても、一緒に食事してくれるだけでもいい』としつこく言って、何度も奢らせてずいぶんお金を使わせたんですって?」
アリスに「付き合っていることは、まだみんなには内緒に」と言っていた婚約者は、用意周到に社内に嘘の噂を広めていたのだ。
誰も、アリスの言い分に耳を貸さないように。
このままだと、絶体絶命。
会社を辞めるしか無い。
自暴自棄になったアリスの前に現れたのは、創業者一族の若手エリート、王子様キャラの弓倉海(ゆみくら・うみ)。
(お付き合いして陥れられるにしても、弓倉さんレベルだったら納得できたのに……!)
やけっぱちになったアリスは、海のもとへと歩み寄り、ぴたりと寄り添って明るい声で宣言したのだ。
「なんのことかわからないんですけど。私、弓倉さんと結婚を前提にお付き合いしています! 来月の誕生日に入籍しようねって、昨日も話し合ったばかりで」
嘘だった。
もうどうにでもなれ。
人生の最後に、イケメンの彼氏がいたという妄想にでも浸りたいだけ!
そんなアリスを抱き寄せて、海もまた笑顔できっぱりと言い放った。
「実はそうなんです。僕たちお付き合いしているんですよ。いい機会だから皆さんも知っておいてください」
え……
ええーーーー!?
ただの自棄で嘘とはったり、しかし引っ込みがつかなくなりまさかの御曹司と婚約!?
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:15:12
3831文字
会話率:11%
【まきぶろ様・琴子様企画 ヤンデレ推進委員会 参加作品】
生まれた時に「聖女」の器であると認定されたリーズロッテ。
強い魔力を持つ魔導士が生まれにくい時代に、先祖返りのその能力は大いに注目を集めたが……。
魔法が全く使えないばかりか、1
0歳を迎える前に体は成長を止めてしまった。
やがて輝く美貌の持ち主と言われ続けてきたものの、見た目は幼女のまま。
由緒正しき伯爵家の令嬢で「聖女」でありながらも、縁談はなく、婚約は妹に先を越されてしまう。
体が成長しないのは「魔法ではなく病気」と言われ、実家で幽閉される危険を感じるに至り、心機一転王都の寄宿学校に入学することに。
体は成長を止めても、心は15歳。外の世界に興味津々。
お目付役の目をかいくぐり、食事のためにとあるカフェを訪れる。
そのカウンターの隅で、「聖獣」と出会う。
「見た目は猫」でよくなついてくるので、仲を深めていくが……?
猫? 聖獣?
一方、「結婚した暁には何不自由なく過ごせる、生涯安泰優良物件」とまで言われていた妹の婚約相手が、なぜかリーズロッテにかまってきて……!?
※「王子様カフェにようこそ!〜秘密の姫君は腹黒王子に溺愛されています〜」のサイドストーリーですが、独立した作品としてお読み頂けます。本編では第二章で聖獣の正体が出てきます。
※他サイトにも掲載あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 18:00:00
101273文字
会話率:29%
いつの頃からか「自分の機嫌は自分でとる」という言葉を耳にするようになった。
曰く、不機嫌もあらわに、誰かによしよししてもらおうとしている者は、未熟で幼稚で鬱陶しい、付き合いづらい人間だというのである。
自立した大人は、自分の機嫌は自
分で取る。
シンシアはそれを聞いて、もっともだと思ったものだ。
嫌なことがあったからといって、ふくれっ面でむすっとしていて、誰かに「何かあったの?」と声をかけてもらおうだなんて、子どもじゃないんだから。
言いたいことがあるなら、言うべき。
言えないことであったり、言わないほうが良い相手に関することなら、自分にできることはないと割り切って、いっそ面倒事そのものを忘れるに限る。
そして、綺麗なものや楽しいものを見て、美味しいものを食べて、笑ったり騒いだりして気を紛らわせるのだ。
人前に出るときは笑顔で。耳目のあるところでゴシップになるような愚痴を口にすることはなく。
たとえ、婚約者の不貞を知り、自分が「お飾り妻になるだけ」と笑われていると知っても。
ん? これ、我慢する必要ある?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 18:00:00
8710文字
会話率:26%
悪女として有名な公爵令嬢セレナティア。王太子の婚約者、つまり未来の王妃である彼女には誰も逆らえない。セレナティアは浮気相手を作って好き放題やっていたが、王宮主催の舞踏会でついに婚約破棄されてしまう。しかも王太子は別の女と婚約する発表した。
これに腹を立てたセレナティアは新しい婚約者を毒殺しようとするが、王太子にバレてしまう。投獄された彼女は処刑され短い生涯を終えるはずだった。
だけど、気がついたら不思議な空間にいて……。
これは悪女だったセレナティアが聖女に変わっていく物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:08:37
51104文字
会話率:28%
王子である俺の婚約者は、打算的で、冷徹で、計算高い女だった。彼女は俗に言う悪役令嬢だ。言っておくけど、べつに好きで婚約したわけじゃない。伯爵令嬢だった彼女は、いつの間にか俺の婚約者になっていたのだ。
正直言って、俺は彼女が怖い。彼女と婚約破
棄できないか策を巡らせているくらいだ。なのに、突然彼女は豹変した。一体、彼女に何があったのか?
俺はこっそり彼女を観察することにした。
※悪役令嬢を婚約者に持つ王子による、男性目線の話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:12:24
8213文字
会話率:24%
転生したオレは、なんと悪役村人だった。
勇者の引き立て役で、ヒロインを奪われ、勇者に殺される存在。
だが、今はゲーム開始前の世界。
まだやりようはある。
けれど、何かがおかしい。
オレの行動で、少しずつ、"決められた物語&q
uot;が狂い始める。
運命が着実にオレを殺しにきている。
ならばオレのやることは1つ。
シナリオをぶっ壊す。
これは速攻で死ぬ"モブ"のはずだった男が、世界の運命に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 07:06:36
125346文字
会話率:34%
高校生へと進級する星乃零は目を覚ますために洗面台へと向かったが、そこには自身の胸を気にしている四季有紗と出くわしてしまう。その後鼻の痛みを感じながら朝食を終え、締めのカフェオレを四季有紗にほとんど飲まれてしまう。だが四季冬美のおかげで無事
にカフェオレを飲むことが出来たのだった。
そして学校へと向かう途中一条裕也と会い、話の流れでゲーム(18禁)画面を見せていると三条絵里奈が現われ裕也の携帯を没収しようとしたため裕也は全力で逃げたのだった。
その後、裕也から春休みの予定を聞かれたため答えていると、何故か絵里奈もついていくと言い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:02:34
1098277文字
会話率:59%
主人公暗狩白夜は交通事故に巻き込まれ死亡してしまう。
そして、神と出会った
神は「好きな能力を与えてやる」と言う。
白夜は生き残りたい思いと昔ゲームで憧れてた情報屋になりたいと思い
「言語理解」「全国語会話可能」「不老不死」「料理」「鑑定」
「変身、年齢操作」「隠密」「演技」「魔力操作」「全情報検索魔法」「食料創造魔法」「飲み物創造魔法」「道具創造魔法」「転移魔法」「収納魔法」「魔力∞」「全能力耐性」「全状態異常耐性」の能力を貰う。
この物語は一人の男が自由気ままに情報屋のロールプレイをして暮らす物語である。
※思いつきで作者が書いた初作品です。作者の不定期投稿です。こまめに修正など加えます。ら抜き言葉 脱字 変だと思った文はどんどん送ってくれると嬉しいです。
※設定資料も不定期更新です。
1月21日 閑話の名前を変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:02:31
234903文字
会話率:58%
人間の世界に踏み入った“存在”は、ただ一人の男と契約し、形ばかりの「妻」となる。
彼女は記録する。食事を、言葉を、文化を──だが心までは関与しない。
それでも男は、彼女に向けて「信じる」という行為を繰り返す。
変わらぬ存在と、変わりゆく人間
。その境界線に立つ二人の日常は、何を残し、何を得るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:04
38640文字
会話率:35%
男女比が1対99に偏った世界。
草食化、絶食化した男性達は引きこもり、女性達は多くの男性達に冷たくあしらわれていた。
そんな世界に生まれ変わった白銀あくあは、果たせなかった前世の夢、アイドルになる事を目指す。
「世の中の男性が女性に冷たい
のなら、俺が傷ついた女性達に笑顔と感謝を届けて癒してあげたい」
バイト先で知り合った大手代理店で勤務していた天鳥阿古と二人三脚で始めた芸能活動。
やがてその活動は日本の多くの女性達を救い幸せにするだけではなく、その救いの翼は世界へと羽ばたいていく。
当作品はノクターンノベルズでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
5392802文字
会話率:31%
平凡な日常に飽き飽きしていた会社員・神代零(かみしろ れい)は、最新VRMMO『Eternal Frontier Online』に非日常を求めてログインする。しかし、予期せぬバグにより、彼が降り立ったのはプレイヤーキャラではなく、名もなき最
弱モンスター――半透明のゲル状生物『名無し』の姿だった!
作り直しもできず途方に暮れる零だったが、持ち前の面倒くさがりと好奇心から「ゼロ」として魔物プレイを開始。彼に与えられたのはレベルではなく、喰らった対象の能力を吸収し進化するユニークスキル【捕食】。
虫や苔から始まり、モンスター、危険な罠、そして時には油断したプレイヤーすらも糧として、ゼロは孤独に進化を重ねていく。擬態で身を隠し、人間を避けながらも、その異質な力は次第に噂となり、やがて運営すら無視できない『歩く災害』へと変貌していく――。
最弱からの捕食成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
106810文字
会話率:20%
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴー
レムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
259280文字
会話率:31%
エルフの里の守り人にして、一族最強の大魔導師であるララート。彼女は里を襲うドラゴンを倒すために力を使い果たしたことがきっかけで、日本のOLだった前世の記憶を思い出した。その影響によって、すっかりのんびりとした性格となってしまったララート。さ
らに彼女の中で、エルフには許されざるとある欲望が沸き上がる……!!
「ああっ、お肉食べたい!! ジューシーな骨付き肉にかぶりつきたい!!」
やがて我慢しきれず、皆の前で肉を食べてしまうララート。こうして里を出ることになった彼女と弟子のイルーシャ、そして飼い犬(?)のフェルによる異世界のんびり旅が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
131416文字
会話率:41%
暇を持て余していた魔界最強の魔王様。彼はある日、異世界へと行くことができる指輪を手に入れた。これは異世界からやってきた魔王が、日本でぶらぶらと食べ歩きをしたりグルメをお持ち帰りするほのぼのストーリー。
※ネット小説大賞受賞しました! ありが
とうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 00:42:39
139447文字
会話率:42%
まえがき:
男の口の機能は元来食べるだけだが、女の口は食べるのとしゃべるのと両方いける。女は生き方上手で、耳から蒸気を出すなんて朝飯前だが、男は寡黙で助兵衛で生き方下手だから、鶏(にわとり)になる。
近年結婚しても三組に一組は離婚する
と聞くから、嘆かわしい。アーンと口を開けたら、皮をむいた蜜柑を入れて貰える位に女に愛されるには、男はどうしたらよいか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:54:56
1181203文字
会話率:12%
疲れて帰宅した高校生、一ノ瀬 歩音は、部屋でラーメンを食べる紫髪の学ランイケメンレイと、奇抜な格好のピンク髪少女ミリに遭遇。「お前に用がある」と言われるも理由は不明。そこへ金髪のナルシスト、リオがトイレから現れ、「すべてを教える」と宣言。レ
イは歩音に「特別な力がある」と言うが詳細は不明。突然の来訪者と謎の言葉に、歩音は混乱し日常の崩壊を悟る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:54:15
187608文字
会話率:47%
お腹がすく 美味しい おはなし “その5”
料理をしたり 食べに行ったり 買ってみたり
時々 適当に作る 料理のメモをしたり
僕が思う 僕のおいしい を書いた
エッセイ とは 呼んでいる けれど
小説でもなく レシピでもない ポエムっぽ
い 何か
おはなし としては ちょっと短い
長くても 1,000文字ちょい の ポエムっぽい 何か
一応 調理師免許を持った 僕の 美味しい おはなし“その5”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:50:53
8511文字
会話率:0%
お腹がすく 美味しい おはなし “その4”
料理をしたり 食べに行ったり 買ってみたり
時々 適当に作る 料理のメモをしたり
僕が思う 僕のおいしい を書いた
エッセイ とは 呼んでいる けれど
小説でもなく レシピでもない ポエムっぽ
い 何か
おはなし としては ちょっと短い
長くても 1,000文字ちょい の ポエムっぽい 何か
一応 調理師免許を持った 僕の 美味しい おはなし“その4”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 20:53:56
28498文字
会話率:0%
お腹がすく 美味しい おはなし “その3”
料理をしたり 食べに行ったり 買ってみたり
時々 適当に作る 料理のメモをしたり
僕が思う 僕のおいしい を書いた
エッセイ とは 呼んでいる けれど
小説でもなく レシピでもない ポエムっぽ
い 何か
おはなし としては ちょっと短い
長くても 1,000文字ちょい の ポエムっぽい 何か
一応 調理師免許を持った 僕の 美味しい おはなし“その3”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 23:14:51
28205文字
会話率:0%
豊穣の神が営むおむすび処のメニューは1つ。店主の思い出の味のみ――。
大学進学を機に田舎から都会に上京した伊勢山莉亜は、都会に馴染めず、居場所のなさを感じていた。
とある夕方、花見で立ち寄った公園で人のいない場所を探していると、キジ白の猫
である神使のハルに導かれて、名前を忘れた豊穣の神・蓬が営むおむすび処に辿り着く。
自分が使役する神使のハルが迷惑を掛けたお詫びとして、おむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりをご馳走してくれる蓬。おにぎりを食べた莉亜は心を解きほぐされ、今まで溜めこんでいた感情を吐露して泣き出してしまうのだった。
店に通うようになった莉亜は、蓬が料理人として致命的なある物を失っていることを知ってしまう。そして、それを失っている蓬は近い内に消滅してしまうとも。
それでも蓬は自身が消える時までおにぎりを握り続け、店を開けるという。
そこにはおむすび処の唯一のメニューである塩おにぎりと、かつて蓬を信仰していた人間・セイとの間にあった優しい思い出と大切な借り物、そして蓬が犯した取り返しのつかない罪が深く関わっていたのだった。
「これも俺の運命だ。アイツが現れるまで、ここでアイツから借りたものを守り続けること。それが俺に出来る、唯一の贖罪だ」
蓬を助けるには、豊穣の神としての蓬の名前とセイとの思い出の味という塩おにぎりが必要だという。
莉亜は蓬とセイのために、蓬の名前とセイとの思い出の味を見つけると決意するがーー。
蓬がセイに犯した罪とは、そして蓬は名前と思い出の味を思い出せるのかーー。
※アルファポリスにも掲載しています(四片霞彩名義)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:50:00
33785文字
会話率:51%
七体の龍が守護する国・七龍国(しちりゅうこく)。
その内の一体である青龍の伴侶に選ばれた和華(わか)の身代わりとして、青龍の元に嫁ぐことになった海音(みおん)だったが、輿入れの道中に嫁入り道具を持ち逃げされた挙句、青龍が住まう山中に置き去り
にされてしまう。
日が暮れても輿入れ先に到着しない海音は山中に住まう獣たちの餌食になることを覚悟する。しかしそんな海音を心配して迎えに来てくれたのは、和華を伴侶の望んだ青龍にして、巷では「人嫌いな冷涼者」として有名な蛍流(ほたる)であった。
冷酷無慈悲の噂まである蛍流だったが、怪我を負っていた海音を心配すると、自ら背負って輿入れ先まで運んでくれる。
身代わりがバレないまま話は進んでいき、身代わりの花嫁として役目を達成するという時、喉元に突き付けられたのは海音と和華の入れ替わりを見破った蛍流の刃であった。
「和華ではないな。お前、何者だ?」
疑いの眼差しを向ける蛍流。そんな蛍流に海音は正直に身の内を打つ明けるのだった。
「信じてもらえないかもしれませんが、私は今から三日前、こことは違う世界――『日本』からやって来ました……」
現代日本から転移したという海音を信じる蛍流の誘いでしばらく身を寄せることになるが、生活を共にする中で知るのは、蛍流と先代青龍との師弟関係、蛍流と兄弟同然に育った兄の存在。
そして、蛍流自身の誰にも打ち明けられない秘められた過去と噂の真相。
その過去を知った海音は決意する。
たとえ伴侶になれなくても、蛍流の心を救いたいと。
蛍流が心から笑える日を迎えられるように――。
※アルファポリス、魔法のiらんどなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 18:20:00
228709文字
会話率:47%
曾祖父の遺産である山の中にある家と畑を相続することになった主人公、森谷(もりや) 実椋(みくら)は、25歳にして仕事を辞めてその家で暮らし、畑の収益で生活していくことを決意する。
……だが、家と畑があるその山には、親戚一同が相続することを
嫌がったある理由があり……引っ越し当日、実椋はその理由と相対することになる。
山を覆う『獣ヶ森』に住まう人々、人でも獣でもない不可思議な存在……『獣人』
人間とは全く違う暮らしをする獣人達との日々を送ることになった実椋は、それも覚悟した上の相続だと前を向いて、無駄に前向きに獣ヶ森でのスローライフを送ることになる。
そしてそんな実椋には燻製や乾物、漬物などの『保存食作り』の趣味があり……実椋は幼い頃に目にした……幼い頃の自分を救ってくれた『倉庫いっぱいの保存食』という光景を再現するために、スローライフついでの保存食作りにも挑戦していくのだった。
※海外サイトを含め一切の転載を禁止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:42:16
1271601文字
会話率:22%
戦争で活躍し孤児から救国の英雄となった主人公ディアスはその報酬として国の外れの外れ、最果てといっても過言ではない土地を領地として王から拝領する。
いざその領地へと向かったディアスだったが、そこは人っ子一人居ないだだっぴろいだけの草原で、領
民が居ないどころかディアスが住む家も無く、食料も無く、ディアスは呆然と草原に立ち尽くすことになる。
果たしてディアスは領主としてやっていけるのか、それ以前に何もない草原でどうやって生活するのか、生きていくことは出来るのか。
前途多難な新米領主の日々を綴る剣と魔法の世界の物語。
※『小説家になろう』のみの掲載となっています、海外サイトを含め一切の転載を禁止しています。
※アース・スターノベル様より書籍版1~5巻が発売中です!
※コミカライズ好評連載中! 1~4巻発売中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:23:13
1826388文字
会話率:20%
ショートストーリーの詰め合わせです。続きものではないので気になったジャンルだけツマミ食いできます。
四コマ漫画やショート動画のような感覚でスキマ時間にサクサク楽しめます。
皆さんの生活に少しでも彩りが添えられますように。
【執筆のルール(
激ゆる)】
1.ネットで三題噺のお題を検索し、一つ以上のお題を用いること(なくてもいい)
2.各作品にはテーマを設けること(なくてもいい)
3.文字数は500文字(ルビは含まない)
4.ジャンルは以下から選択(随時追加可)
コメディー、青春、バトル、恋愛、ラブコメ、ハイファンタジー、ローファンタジー、シリアス、ダーク、日常、ホラー
※残酷な描写等に対する注意書きは各話ごとで対応しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:32:47
8500文字
会話率:36%
ショートストーリーの詰め合わせです。続きものではないので気になったジャンルだけツマミ食いできます。
今後不定期で追加予定です。ぜひお気に入りの作品を探してみてください。
【執筆のルール】
1.ネットで三題噺のお題を検索し、一つ以上のお題を
用いること(なくてもいい)
2.各作品にはテーマを設けること(なくてもいい)
3.文字数は1000字以下(ルビは含まない)
4.ジャンルは以下から選択(随時追加可)
コメディー、青春、バトル、恋愛、ハイファンタジー、ローファンタジー、グルメ、シリアス、自然、日常、童話、文学もどき、ホラー
※残酷な描写等に対する注意書きは各話ごとで対応しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 21:47:35
21912文字
会話率:40%
ショートストーリーの詰め合わせです。続きものではないので気になったジャンルだけツマミ食いできます。
イラストや四コマ漫画を眺めるつもりで情景を想像してみてください。
あなたのお気に入りの一ページが見つかることを願っています。
【執筆のルー
ル】
1.ネットで三題噺のお題を検索し、最低一つ以上のお題を用いること
2.各作品にはテーマを設けること(なくてもいい)
3.文字数は500字以下(ルビは含まない)
4.ジャンルは以下から選択(随時追加可)
コメディー、青春、バトル、恋愛、ファンタジー、グルメ、シリアス、自然、日常、童話、文学もどき、ホラー、ASMR
※残酷な描写等に対する注意書きは各話ごとで対応しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 15:12:44
48819文字
会話率:33%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
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週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:24:09
4913545文字
会話率:34%
頼まれたら断れない性格のぼっち系男子・天ヶ瀬陽太郎はある日の放課後、修羅場に遭遇する。クラス一の美女である神楽坂詩が一条健矢と抱き合っている瞬間――を食い入るように見つめる一条の彼女・杠葉ちとせの後ろ姿を目撃してしまったのだった。
「――ね
え、わたしの復讐、手伝ってよ。キミも同罪だよ」
「いったい何の罪ですか!?」
一条の浮気を許せない杠葉の頼みを断り切れず、二人は復讐作戦を開始する。けれど神楽坂にもなにやら事情があるようで――?
新感覚の復讐系ストーリー! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:21:44
234757文字
会話率:38%
お菓子好きが高じて
パティシエになったはいいものの
猫を助けたその日から
異世界で生きることになった。
新しい食材あり 似た食材あり 新しい発見がいっぱいで 楽しく
充実しているなー…
異世界の スイーツ事情をもっと向上させていこう!
それが 俺のなすべきことだ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:13:31
136290文字
会話率:29%