神無月了はデビューして数年の小説家。本業のミステリ小説はマニア向けであまり売れてなく、別名義で書いたライトノベルと親戚の援助でなんとか生活している。
出版社から別名義の方で異世界転生ものを書かないかと依頼を受けたが、門外漢なため引き受け
るかどうか悩んでいた。
そんなある日、旧家の蔵にあった謎のオブジェに触れて、突然異世界にトリップしてしまう。
右も左もわからない中、完全アウェーの剣と魔法の世界に戸惑う神無月。そんな彼に問答無用に襲いかかる陰謀と謀略。
果たして彼はこの世界でミステリ小説を書くことができるのだろうか?
※ミステリ要素は申し訳程度です。
※今の所、小説家が信者の力で無双する話になりそうです。
※カクヨムさんでも投稿してます(2020/09/08から)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 00:00:00
871520文字
会話率:41%
「新聞社を焼かねばならぬ。
我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。
すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。
それが王として最後の責務である」
聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われて
いた。
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘にきて地方領主にパワハラしてるらしいぞ!」
(領民を奴隷にして麻薬栽培してる不届き者を罰しただけなのに……
口封じに危うく殺されるところだったし)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は仲のいいお友達の領地にばかりお金を支援しているらしいわ!」
(ドラゴンの群れの襲撃受けたから復興支援してるだけだって……
それに国境線守っている彼らが倒れたら王都も危ないんだぞ)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は女好きで毎晩美女をムリヤリさらっているらしいぞ!
お后様はあんなにお美しいのに!! 爆発しろ!!」
(妻以外に女性は知らないし、てかその妻も最近相手してくれないんだが……
ん? 妻の寝室に見知らぬ男が————)
マスコミは偏向報道により、ジルベールが国民に嫌われるように仕立て上げた。
悔しさに歯を食いしばりながらも己の責務を全うするジルベール。
称賛を浴びられなくとも、自分の行いが国や民のためになることを信じていたからだ。
ジルベールの生き様に心を打たれる者や救われたことに感謝をしている者たちも少なからずいた。
しかし、その想いは彼には届かず、限られた信用できる人間にしか心を開かず、孤独に打ちひしがれる。
ギリギリのところで踏みとどまっていたジルベールだったが、マスコミの起こしたある事件により我慢は限界を超える。
「敵国よりもドラゴンよりも恐ろしい敵がすぐそばにいる。
奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。
民よ、どうか気づいてくれ。
私の蛮行が無駄にならないように……」
これは後に『流刑王』という異名を背負うことになる善良な王ジルベールと悪意に満ちたマスコミとの戦いの物語である。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 19:30:23
227370文字
会話率:22%
「君と僕の間には、奇跡の糸が繋がっている――」
医師免許を取ってから大学で助手をしていた香川陽樹は、人間関係のトラブルで職を失い、恩師の紹介で「中河内生化学研究所」で医師として働くことになる。
表向きは製薬会社の研究所、しかしそこはヒトに
似て異なる種族、「貴種」の隔離保護施設であり、貴種の最後のひとりとなった少女・紗代が高い塀の中で囚われるように暮らしていた。
紗代は「自分が人間ではない」孤独を抱えて人間から距離を取っていたが、紗代と陽樹、ふたりが初めて出会ったときに謎の既視感と懐かしさを感じていた。
陽樹と同じように左遷されて研究所の所長になっていた友人の永井と、陽樹、紗代、人里離れた研究所での三人での暮らしが始まる。
紗代のささやかな願い、陽樹と紗代を繋ぐ縁、ヒトとは寿命の違う貴種――そして、迫害された貴種の過去。
「最後のひとり」の紗代の平穏を守るために、陽樹と永井は様々な手を尽くす。
しかし、紗代に思わぬ危険が迫っていることを陽樹は知ることになり……。
命の長さを、種の違いを越えて、手を取って生きる未来の為に陽樹は命がけの行動に出ることになる。
完結まで予約投稿済みです。
この小説はエブリスタ・カクヨムにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 21:00:00
109834文字
会話率:49%
奪われるだけの男が手に入れたのは奪う力!ロボットに乗りダンジョンを攻略する世界で成り上がる!
「お前はクビだ、カイト・キプニス!」治癒魔法をろくに使えない治癒術師の主人公、カイト・キプニス
はパーティーを追放されてしまう。しかもダンジョンの
ど真ん中で。
絶体絶命かと思われた時、妖精リリアを助けたことから運命は大きく変わる。妖精から命を奪う魔法の才能と知識を教えてもらったカイトは、さらにドラゴンの巣でマギアギア〈ウィルレイド〉を発見。その力で並み居る強敵を撃破していく。このカイト、実は亡国の王子と言う属性持ち。こうなったら王国の再興を掲げて帝国からの独立を目指すしかない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 12:08:28
60234文字
会話率:53%
これは、世界に破滅を招く勇者と、その手を繋いでいないと命を落とす魔王の娘が創造をもたらす物語。
近代文明と剣と魔法が支配する魔法文明が歪に混ざり合う世界、ファレアス。
失踪した母を探すため、少年は冒険者となって旅に出る。
だが
少年の母は『蒼雷の戦姫』と讃えられ、今は亡き王国の生き残りであることを知る。
全力を出せば世界に破滅をもたらすのではないかと恐れられる少年と、その旅の途中で出逢う魔王の娘。
そして次第に明らかになる、強大な敵の存在。
少年はいつしか王国再興の希望、"勇者"となる。
世界をとりまく幾多の謎を解き明かしながら進む少年は、長い旅路の果てに破壊の化身と恐れられるのか、救世の勇者と讃えられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 20:06:46
765140文字
会話率:41%
異世界に転生し、実家のためにと内政に精を出していた主人公は「貴族は戦うのが仕事、銭勘定など下賤な仕事、読み書きも名前が書ければ十分」というあまりにも脳筋すぎる家族に「腰抜け」と罵られ着の身着のままで追放されてしまう。しかし、実はこの世界は乙
女ゲームの世界で、主人公はその攻略キャラクターなのだった。運命から解き放たれ自由になった彼は、自らの異能『アイテムボックス』を使って冒険者からの成り上がりを目指す。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 12:00:00
56143文字
会話率:49%
「何が悪かはわたくしが決めるのですわ!」
十六歳の春、異界より来たる聖女との結婚を理由に、許嫁から婚約破棄を言い渡されたルヴィアリーラ・エル・ヴィーンゴールドは、貴族の身分を剥奪される形で、たった一本の剣とそして聖衣と呼ばれる装備だけを餞
別にして、国境線の城塞都市へと追放されてしまう。
魔法使いの家系に生まれながらも魔法を使うことができない彼女が頼れるのは幼い頃から鍛え上げていた肉体と、学んでいた「錬金術」のみ。
しかしこの、ルヴィアリーラが一人学び続けた、錬金術という、貴族の間でも異端の術法、ともすれば世界を変えてしまいかねないぐらい、極めて便利な代物で──!?
かくして、悪役の汚名を被せられた、異端にして脳筋の令嬢は、貴族からその日暮らしの冒険者にクラスチェンジしながらも、今日も自らの正義に従って魔物と戦ったり、アイテムを作ったりして、困っている人を助けに回る。
そして、道中で拾い上げた虹の瞳を持つ少女、リリアーヌ・アイリスライトと共に錬金術のアトリエを経営すべく、様々な人々と助け合いながら、ルヴィアリーラはこの世界「ジュエリティア」を、身分に縛られず、自由を得たことで覚醒した錬金術の力でより豊かにするために、今日も各地を東奔西走するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 12:18:51
360710文字
会話率:31%
「俺が君の言葉に、剣になろう」
生まれつき、「聖女」となることを定められていたフランチェスカ・アクアマリンは、十五歳の誕生日に洗礼式でその冠を受け取るはずが、どういうわけか聖女としての身分剥奪と追放を言い渡されてしまう。
何故なら、フラ
ンチェスカは生まれつき、口が聞けなかったからだ。喋ることができない彼女は、密かに両親から恨まれていた。
そして妹であるエリザベートが生まれたことで両親はフランチェスカを、「聖女」の座から引き摺り下ろしてしまう。
しかし、追放されたフランチェスカ、口が聞けない代わりに世界で最強の魔力と、彼女にしか使えないユニークスキル「祝福」を持っていて──!?
そしてエリザベートは追放された道中で、世界最強の剣士にして辺境伯、ロイ・ヴァーネス卿に拾われて、彼の献身を受ける中で次第に心惹かれて溺愛される。
しかし、いつしか祖国は魔力を持たないエリザベートを聖女にしてしまったことで、魔王の侵攻を許してしまう。
追放した祖国は憎い。それでもそこに住まう民を守るために、フランチェスカは、フィオナは覚醒した魔力とロイに与えた「祝福」を持って、勇気を振り絞って戦いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 07:00:00
10981文字
会話率:23%
むかしむかし、竜の王様が納めるとても平和な国がありました。
しかし、竜王様は大臣と結託した新しい王妃によって殺されてしまいました。
王妃と大臣は自分たちの間に生まれた赤子を第二王子ということにして、国を乗っ取ろうとしていたのです。
あとは王子世話役である汚らわしいハーフエルフに王殺しの罪を着せて、第一王子ともども亡き者にしてしまえばいい。
まさに完璧な計画だと、彼らは自画自賛しました。
しかし、大臣と王妃は知りませんでした。
世話役のハーフエルフは、べらぼうに強かったのです。
王国の騎士相手にたくさんの無双をしたハーフエルフは、王子を連れて王宮から脱出しました。
しかし、べらぼうに強かったハーフエルフは、あたまのほうは大変残念でした。
何をやっても不器用で、どんな仕事もうまくいかなかったのです。
三年後、すっかり落ちぶれた生活を送っていたハーフエルフは最後の手段として「冒険者ギルド」の門をたたきました。
それがまさか、自分の天職であったとも知らずに──。
これは頑張り屋のハーフエルフが可愛い第一王子を甘やかしつつも、なんだかんだで国を取り戻しちゃう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 00:00:00
46851文字
会話率:50%
――カードクリエイター。それは、自らの魂をカードに込めて実体化する特殊能力者。
カードゲームときどき異能バトル。
本作は、作者のオリジナルカードゲーム『カードチェス』を題材にした小説です。
カードゲームの実力に応じて、カードにイラ
ストをつけたり、イラストを実体化したりできる能力を得られる世界です。かなりぶっ飛んだ設定ですが、よろしくお願いします。
【第一部あらすじ】
日本が数十ヶ国に分裂した近未来。主人公の覇田カイザは、ヒロインの白銀ギンガと賭博対局をすることになる。
カイザはまんまとデッキを奪われ、多額の借金(作中世界では白札というカードが通貨)を背負わされてしまう。
デッキを取り返したければ、一ヶ月後の公式大会に出場し、優勝するしかない。はたして、カイザは優勝することができるのか⋯⋯?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 05:23:11
325923文字
会話率:42%
「約束を果たしに来た」流浪の男はそう言って城壁都市に入った。四半世紀前の約束を果たすため、長く過酷な砂漠交易路を旅してきたアルマムベトの物語。
「貴種流離譚」に属する空想歴史浪漫、救国英雄譚のヒロイックファンタジー。
西暦4~7世紀あ
たりの蚕道(シルクロード)がモチーフ。交易都市ヌアコットを舞台に、経歴不詳8m級の古びた機体(ロボット)を操る主人公の行動を通し、隊商路全てに関わる騒乱を描きます。
主人公を目撃する者たち、係り合った者たちからの視点で語られる物語で、関わる者たちは、盗賊・門番・機体乗り・街娘・整備士見習いの少年・騎士・女神官など。
ダンバインとか、聖刻1092とか、覇王体系リューナイトとか、エスカフローネとか、ゾイドジェネシスとか、ブレイクブレイド等の世界観が好きな人に――好かれるお話になったら良いなぁ。
前作「~戦乱の古代魔術世界で人型兵器のパイロットになった場合~」とテクノロジーと歴史的な繋がりはありますが、前作をお読みにならなくても完全に理解できる物語として描いています。前作は古墳時代前の西暦1世紀前後の技術レベルをモチーフにしていました。それから300~600年後、別の土地を舞台にしています。
前作では発掘品として活用されていました機体ですが、今作では「製作」も可能になっている時代です(非常に閉じられた技術ですが)。前作では描けなかった機体のディテール、より詳しい内部機構、派生機種、集団戦なども描く予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:06:29
179019文字
会話率:19%
《世界は虚無に包まれていた。
生命はもちろん、右も左も上も下もすらない虚無。
そんな虚無の中に、あるとき一輪の植物が生えた。|〜創世記第1章より》
◇◆
笑いのツボのズレた鈍感系サムライ兼ハッカーなエルフ。
捻くれ者で毒舌家だ
けど、みんなのおかん的なドワーフの少年。
戦闘中毒者で豪放磊落だけど、機械にはめっきり弱いジジイ思考古龍。
気配り上手なイケメンながら、肉が絡むと途端に残念な人狼の拳闘士。
一行の財布を握る、ファミコンで恋愛脳こじらせた巨人族の少女。
銀河系魔法少女アイドル(歌姫)兼、天才魔法学者の魔法使い。
一行のブレーン的な読書家の吸血鬼ツンデレお姉さんスナイパー。
破壊衝動持ちの合法ロリ系アホの子な妖精(まな板)族の女の子。
動物好きで不思議な雰囲気を持つ白い女。
神話の花々によって作られた世界で、〝黒花獣〟と呼ばれる敵を討ち果たすべく、主人公達は舞台となる大陸〝大和〟を旅しながら成長していく。
☆★☆★
旅物語に人外推しに和風にファンタジーに独自神話に9(10?)人もの複数主人公! &ガチガチに固まった設定! たまに挿絵!
さらに叙事詩(あらすじ冒頭のようなやつ)あり! 現代的要素(携帯など)あり! SF?(オートマタ)あり! 和服とかあり!
好きをひたすらぶち込みながら、設定の整合性上手く取りながら書いてます! キャラが多くても、みんなキャラが立ってるともっぱらの評判。キャラクター小説でもある。
何もかもが濃い、複数の主人公で送る。旅物王道和風ハイファンタジー。ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 00:32:19
530793文字
会話率:54%
過労死疑惑のある新米社会人は気がついたら海のど真ん中で漂流中の悪役令嬢になっていた
魔法があるからサバイバルも案外簡単だけど、四方八方何もない大海原で、え、ここからどーすりゃいいの?
なんとなーく貴種流離譚の神話的な設定でさっくりと
最終更新:2020-06-14 12:14:03
13213文字
会話率:32%
わがまま侯爵令嬢のミスティエルはついに捨てられた。愛想を尽かした婚約者から婚約を破棄され、親からも勘当されてしまったのだ。平民の世界、無力なミスティエルは絶体絶命の状況。だがそんな中で、ミスティエルは「謎の知識」を思い出していた! 知識の
中身は魔術に武術に盛りだくさん、冒険者になったミスティエルはその知識でメキメキと頭角を現す。信頼する仲間を得て、立ちはだかる強敵を倒し、未踏のダンジョンを踏破していくことに!
――そして冒険の果てに、ミスティエルは知ることになるだろう。謎の知識の正体と、失われた自らの過去を。忘れるな。ミスティエルは竜殺しである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 12:34:39
83316文字
会話率:41%
貴族制の解体により領地を剥奪された貴種たちは、その多くが過去の栄光を忘れられず金を使い落ちぶれた。賢明な選択をした少数の頭の回る貴族たちは、コネを使い領主までは行かずとも都市の管理者……つまるところ市長となった。
ベルヴィル・モーラ・ロロリ
ウスはアレス王国建国時から存在する大貴族の三男であった。
一般市民が武力発起した時、彼は貴族が近いうちに解体され、王族や大貴族は処刑されてしまうだろうと考えていた。
そこで早いうちに家を出て革命軍に自分を売り込んだロロリウスは、貴族制廃止後、元貴族を纏めるリーダーとして抜擢される。
ロロリウスはいいように一般人に利用されるつもりはなかった。上手く革命を乗り切った頭のキレる貴族たちと今までと変わらぬ優雅な生活を送るため、貴族として持って生まれた魔法という力で、荒くれ者を纏め、商人を脅し、コネを使い、マフィアという形で復権を試みるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 11:58:50
1461文字
会話率:0%
傭兵団に属する一人の青年がいる。彼は執行人。傭兵団を危険に晒す者を裏で狩る処刑人である。無能を装い、危険分子を始末する。どれほど他人に馬鹿にされても気にもしなかった。そして、そんな彼には秘密があった。闇の紋章――あってはならない紋章が彼には
宿っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 22:06:27
99932文字
会話率:29%
男子高校生の佐々木は突如として異世界へ大貴族の息子として転生させられた。しかしある事情から実の両親から離れ森にある赤い洋館にて使用人達に囲まれて育て上げられた。その後、歳を重ね学園に入学する時期になると、夢の世界を悍ましき神に乗っ取られ、寝
るたびに邪神が作り上げたMMORPGをプレイする事を強要される。一体何の目的があるのかはさておき佐々木は昼間の学生生活と夜間のプレイヤー生活の二重生活を送っていくが……
剣と魔術と超技術、冒涜的な神々と超人的精神の織りなすファンタジー長編小説。
チラ裏感覚で書いていくので設定矛盾のオンパレードが予想されますが、エターはしないつもりです。
作者急病のため投稿頻度低下中
微チーレム? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 09:44:38
892007文字
会話率:25%
「ライト・ディジョン。バリュー・ヴァルハルト。────貴殿らに、最後の任を命じる」
その日、栄誉ある称号を持つ二人の騎士は、彼らの主たちから大切な任務を受けることになる。
「レイジ・アベのロケットを遺族の元へ届け、城まで帰還せよ。……ま
た、この指令をもって、貴殿らを騎士から解任する」
尊敬している大切な親友……レイジ・アベを戦火から守り切れず、目の前で失っただけでなく、"戦争の首謀者"という謂れのない汚名を晴らすことすら出来なかった彼らに与えられた任務。
それは、レイジがお守りとして持っていたロケットを、遠く離れた遺族の元へ届けること。
……そして、その任務を最後に、彼らは騎士の任を辞することとなっていた。
これは、守る者として生きてきた彼らが、様々な困難を乗り越えつつ、時折過去を回顧し、広い世界で己の在り方を見つけ、騎士を辞めるまでの流離譚である。
────────────────────
本作は戦闘が話の2〜5割を占める、シリアス調短編完結型ハイファンタジーです。
浪漫武器、蒸気機関、爆発、エルフ、ジャイアントキリング、謎解き要素、お色気シーンetc
これら全てを詰め込んだ欲張り小説なので、何かしらの琴線に触れるのではないでしょうか……!
是非、御一読のほどよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 19:00:00
787140文字
会話率:42%
クリスマス近い街の路地裏。
物乞いの老婆に声をかけられた少女の選択は……。
*monogatary.comのお題「お題:◯◯と引き換えにチート能力」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2019-12-18 22:03:32
3593文字
会話率:44%
千島秀人(ちしまひでと)32歳。職業:相談支援専門員ソーシャルワーカー
秀人は仕事から帰宅後、隣の家の揉め事に遭遇し、ネグレクトの少女を庇って死んでしまった。
しかし黄泉の世界へ行きすがら、神さまと話すことになる。神さまから本来は少女
が死ぬ運命であり、秀人は重体から奇跡的に存命するはずだったと告げられる。
しかし生き返る方法は神の掟の禁忌事項にあたるので、生き返らせることはできない。せめての償いとして、異世界で死亡する運命を背負った胎児に転生させ、人生をやり直して貰えないかと神さまは申し出、何か異世界で人生をやり直す為に希望はないかと尋ねる。
秀人の希望は「面白おかしく生活しながら、相談員を続けたい。旅もしたい。そして畳の上で(平穏無事に)天寿を全うしたい」と……。
神さまは思う。
――……天寿を全う……剣と魔法の世界で面白おかしく旅をしながら天寿を全うするには、途方もなく強くなければならない……それこそ魔神、龍神などと同等に渡り合える程の強さが必要じゃ……――
ともあれ神さまは秀人の希望を受け入れることにした。
転生した秀人改めルーカスト(リュカ)はオルトナーバ国王の王子として生まれた。しかし双子として生まれた為、リュカは王宮から離れて暮らすことを余儀なくされ、身分を隠し辺境伯の子供として育てられることになる。そして面白おかしく人生を楽しむことにしたが……。
義姉が魔法の修行をしている所を見てしまい、こっそりと幼児リュカも真似をして魔力を体内に凝縮させると突如として世界の強き者たちが、そして神さまとは別の神が将来的に神に匹敵する可能性があるリュカに興味を持ちってしまい、不幸なことに別の神による干渉をも受けてしまう。
天寿を全うするという希望に黄色信号が灯され、どうやらリュカの人生は平穏無事とはいきそうにはないようだ。
主人公 「よし、PTSDを治すぞ! ハイキュアー!」
患者さん「魔物が襲ってきた恐怖が抜けず、仕事に手がつかない、夜も眠れない……」
主人公 「へ? ならばSST(ソーシャルスキルズトレーニング)だ!」
※主人公が相談員として活躍できるようになるには途方もない困難を乗り越えないといけない可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 20:00:00
3464文字
会話率:38%
峻険な山々を望む森の奥で、隠されるように育った少年スペイギール。幼い頃から年上のエオルゼに憧れ、将来をともにしたいと願っていた。
しかし、ある日突然スペイギールは神の末裔である一族の長に据えられ、国王との抗戦を求められる。
それは日常との訣
別であり、長い悪夢の始まりだった。
※この小説は個人サイト「天津彩」やカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 23:53:59
165250文字
会話率:28%