人と話すのが苦手。顔なんか見られない。社交会なんてもってのほか。そんな人見知りのレリエルは、国王陛下の命令で集められた夜会という名の、王太子殿下のお見合いパーティーに参加させられる。
偶然、そこでレリエルの能力を知った王太子により、王宮
出仕を命じられ、レリエルは絶望の淵に立たされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:03:58
10162文字
会話率:46%
海外転勤する父親から留守を任される形で勧められた高校へ通う遠坂灯里。遠坂と同じクラスには、早夜月乃蒼という学園長の娘に当たる女子生徒が在籍している。
早夜月は一年の頃から学年一位で、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と非の付け所がない美少女だ
。男子からの人気は凄まじいが、まともにクラスメイトと話している姿も見られない孤高の存在。そんな早夜月と遠坂は、二年になって隣の席になっていた。
ある日、遠坂は日直の仕事のために朝早くに訪れた教室で早夜月が倒れているのを見つける。すぐさま意識を確認しようと傍に寄るが、
「……美味しそう」
早夜月が遠坂の首を絡め取り、首筋へ噛みつき血を啜る。その後、すぐさま意識を取り戻した早夜月は謝罪と共に自身が吸血鬼の血を引く人間であることを明かす。
早夜月が吸血鬼であることは二人だけの秘密とし、血を吸うのもこれっきりと話した二人だったが――
「……その、また、いいですか?」
元々摂取していた家族の血すら受け付けなくなってしまった早夜月は、縋るように再び遠坂へ血を強請る。早夜月は血を吸わなければ死ぬまではいかずとも、酷く体調が悪化する。命の危機ということで協力するが、どういうわけか遠坂が暮らすマンションのお隣に引っ越してきて……?
吸血鬼美少女と過ごす、お隣ラブコメディ。
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
103178文字
会話率:40%
底辺国家・魔境隣接領・開拓都市長の三男、ロイ。
あらゆることに問題と改善点とを思案して少しの街歩きと屋敷の書庫に住まう少年。
開拓都市と言う名のモンスターの跋扈する魔境を抑える前線都市。
一代で男爵となり、開拓都市長の父親の職業は将軍。長
男も将軍。次男は戦略家。
男子家族が適性『ジェネラル』
母親は適性『オフィサー』で職業は参謀。
家族全員が上級軍人職だった。
父親の人柄もあり、市民も兵士も笑顔に過ごしていた。
10歳の時にロイは教会で適性職業『クラフター』と告げられ、歯車は狂い始める。
兄たちは『クラフター』でも、書庫に籠る生活をしていたロイの状況から、『発明家』や『兵器職人』などの職業スキルが発現すると言い、父親もロイに対して、一層に勉学に励むように期待して肩を叩き、書庫の本を大幅に増やした。
それから5年。
15歳になり、特別に教会の個室で受けた『祝福』で、ロイに発現した職業スキルが、『夢想家』だった。
教会の聖職者も知らない職業スキルであり、教会本部に問い合わせても、記録に無い職業スキルであることが判明した。
家族は愕然としたが、叱責することは無かったが、市民には『開拓者』と言う存在しない職業スキルが発現した、と公表。
市民の中には、開拓を手伝いたいと申し出る者もいたが、どちらも意味不明な職業スキルであることから、それが露見することを恐れ、教会も職業スキルの確認の為、と言うことで申し出を断る事態に。
しかし、街歩きで市民に広く認知されていたロイの扱いに苦慮し、父親は必要物資を持っての、開拓価値は無いが、危険の少ない地域の独立開拓を命じた。
秘密裏に出立するロイに、長男は追加物資と馬車を、次男は年下の従順なソルジャー適性の奴隷少年を、父親には内緒で用意し、母親に至っては金貨10枚と国境通行許可書を渡し、国外での生活をするように指示してきた。
出立後、今後を思案するロイに、新たなスキルを得る感覚、天啓が頭に通った。
目の前に現れたのは、聖職者の持つ『確認』のスキルでしか見られないはずのステータスが浮かび上がっていた。
『確認』よりも詳細な情報だった。
ロイには職業スキルを新たな職業スキルに変更することを進めるメッセージが表示されていた。
それは、『創造』だった。
ロイは思案しつつ、国境ではなく、開拓の地へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 00:27:48
168007文字
会話率:26%
終焉戦争。
突如として始まった戦いは、高度に発展していた科学文明を破滅に導いた。
それから数千年。
遙かなる時を経て、人類は別の文明を構築する。
高度な科学技術の痕跡が一切見られない、まだまだ発展途上の新文明は、実は、前文明を滅ぼした何者
かによって創りだされたものだった。
その新文明の一国家、ラクドレリス帝国の兵士見習い、ベイル=アロウナイトは、軍から理不尽に切り捨てられ、命の危機に晒された。
彼は、太古の遺跡の地下に眠る軍事施設で目を覚まし、そこで出遭った管制AIのNEoN(ネオン)に、ある取引を持ちかけられて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:39:05
1100863文字
会話率:40%
悲しいくらいにわたしを異性として意識していないあの人は、わたしが今夜先輩の部屋にお邪魔したと言ったら、どういう反応をするだろうか。
先輩の部屋を訪ねた理由を「立ち止まって振り向きたかったからだ」と話したら、どう返すだろうか。
きっと大笑
いは見られない。
恐らくいつも通りニュートラルな様子のまま「おまえはいつも変なことをするし、変なことを言うね」と、呆れた声で言うだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:00:00
10020文字
会話率:50%
掌編。光を見られない娘の話。
※「カクヨム」との重複投稿です。
キーワード:
最終更新:2024-08-18 09:00:00
1427文字
会話率:0%
10万人視聴制限時代の初期の時代からニコニコ使ってるただのニコ厨です。この度ニコニコがサイバー攻撃を受ける事になりニコニコのサービス全般が使えなくなりました。復帰には大分かかるそうです。主に使っていたのはニコニコチャンネル(アニメの公式配信
)とニコニコ動画、そしてニコニコ大百科です。特にニコ動は毎日の様にRTA動画を見てましたし、アニメも今期は鬼滅の刃柱稽古編、このすば3期やゆるキャン3期、怪獣8号、夜のクラゲと見る物は多かったです。それらをコメ付で見られないのは大きな損失だと思います。そして仕方なくYouTubeを使い始めたのですが……。
※カクヨムと小説家になろうで投稿中です。
※YouTubeが好きな方は見ないで下さい。イライラするだけです。
※VTuberは好きです。文野環とか。でも基本切り抜き見る勢なのでYouTubeに拘りは無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 20:07:22
4267文字
会話率:0%
ドロドロの恋愛とかヤンデレ恋愛ストーリーが始まりそうな詩。(※重複投稿しています)仲仁へび
キーワード:
最終更新:2024-05-25 09:00:00
367文字
会話率:29%
私はずっと姉の事が嫌いだ。何でも完璧で、私が敵うことは1つもない。私の持っている制服もバックも姉のおさがりで、周りは姉に期待し、私は姉の妹としてしか見られない。私は姉の劣化版。
ある日、姉が事故に遭った。生きるか死ぬかという時に、私は考えて
しまった。
「姉が死ねば、私は苦しまなくて済む」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:17:55
16950文字
会話率:43%
新大陸で入荷した『商品』を運んでいた船が、嵐によって遭難してしまう。
幸いにして沈没は免れたが、辿り着いたのはキノコだらけの奇妙な島。動物どころか植物すら見られない島に船員達が不気味さを感じていたところ、手足を生やしたキノコが姿を現し……
※中世風世界観でキノコ型の亜人(?)が活躍するお話です。
※毎日9時と21時投稿予定。全8話
※『カクヨム』『ハーメルン』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:00:00
44296文字
会話率:33%
「うおっ、え、今」
「え! なに?」
夜の山道を走る一台の車。運転手の男が声を上げ、助手席にいる女が手にしているスマートフォンから顔を上げた。
左側はブロック塀。崖である右側は白いガードレール。特に変化は見られない。
「いや、今
、飛び出し注意の看板があって、それがさ……」
「なに……?」
「ユニコーンだった」
「は?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 11:00:00
2693文字
会話率:83%
ついに地球人類と宇宙人の交流が始まった。
宇宙人は存在するのか。実はUFOは大国が開発した戦闘機なのでは。すでに地球は彼らに侵略、支配されているのでは。歴代大統領は彼らと密接な関係にあるのか。と、その存在は噂、都市伝説、幻だったのがある
日、急にだ。
当然、誰も彼も驚いたが、さらに驚くべきことにそう、スポーツなどで新記録が出た途端、次々とその記録が更新されていくように続々と地球に宇宙人が現れたのだ。
ガフ星。スターグ星。ノノイロ星。地球言語で発音できないのも多々あったが、彼らが持つ翻訳機のお陰で、出迎えた政府高官らは彼らとの交渉に励むことができた。
しかしなぜこうも急に、と首をかしげたがなんてことはない。地球、その存在が発見されまた価値が認められ、みな競うようにやってきたのだろう。田舎者だと足元を見られないよう、彼らが訪れた各国の政治家たちは慎重かつ丁寧に対応にあたった。
「いやー、どうもどうもいい取引ができました」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 11:00:00
1618文字
会話率:69%
……朝、目覚めた俺は何かがおかしいことに気がついた。
これは寝起きだからではない。
何かが確実に変だ。そう、どこか気持ち悪いのだ。
この誰かに覗かれているような感覚……
まさか実際に覗き行為が、いや盗撮、それとも泥棒だろうか。
し
かし、部屋が荒らされた形跡は今のところ……ああ、見られない。
昨夜と変わらない。だがなんだ、この違和感は消えるどころか増すばかりではないか。
やはり何か盗まれたのかもしれない。可能性はある。集中すれば気づけるはずだ。
ワンルームのアパートだ。ああ、きっとすぐにわかる。
俺は深呼吸し冷静に、注意深く見ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 11:00:00
1341文字
会話率:0%
「これからはすべての甲虫、そしてすべての昆虫たちのために・・・外界生物たちと戦ってくれたまえ。」
異世界を夢見て転生していく人間達。だがしかし、その異世界への転生によって生態系に影響を及ぼす異変が起こってしまう。
平和に暮らしていた昆虫た
ちに襲いかかる災い。その正体は地球上では見られないような姿をした生き物の数々。その生き物たちは昆虫達に危害を与え…それに対抗すべく昆虫達はカナブンの拾ってきた本にかかれた文を解読し、代償と引き換えに個々に属性を持ちその属性の呪文を覚えた甲虫達…魔操虫という存在を作り出した。
・・・この物語は、その魔操虫が異世界から来た謎の"外来"生物と戦う物語である。
この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 10:20:14
32071文字
会話率:53%
夏木愛ははその日、今まで起きた「思い出の栞」が走馬灯のように蘇り「悪モノ」達に対しこう言い放った。
ー私はなにも悪くないー
これは、一人の少女が綴る物語
※この作品は実話に基づいているノンフィクション小説です。
細かいあらす
じは記載しません。
セミプロ作家が綴る本格派恋愛ノンフィクション
怒涛の伏線、引き込まれる心理描写。小説家になろうでは先ず見られない本格ノンフィクション恋愛小説
皆様の越えた目を実力で黙らせ唸らせます。
なろうオンリーでの掲載となっております、ご理解の方お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 05:00:00
27730文字
会話率:57%
分かり合えないまま、生きていく。
最終更新:2024-04-03 16:35:20
9768文字
会話率:58%
「僕はモテモテだ」
自らそう言って憚らない高校二年生、愛可良《あいかりょう》は、確かに、モテていた。
「愛可君!『僕』と付き合ってください」
……そう、男に。
愛可良(あいかりょう)は男の娘(おとこのこ)だ。
それはもう、道を歩けば、通り
すがりの9割の男が振り返らんばかりの、可憐な男の娘。
が、男の娘が必ずしも男を好きになるとは限らない。
普通に女の子と恋愛がしたいし、ちょっとエッチなことだってしたい。が、見た目が可愛すぎてそういう対象としては見られない。
しかし、とある日、良は自分と同じような悩みを持つボーイッシュな隣のクラスの女の子、言うなれば『男んなの娘(おんなのこ)』、面圭(おもてけい)と出会う。
そんな彼女との出会うことにより、良と、そして周りに少しずつ変化が表れ始める……かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 21:32:55
28386文字
会話率:34%
真山智充は小学四年生の時に交通事故に遭い、頭蓋底骨折で入院することになった。脳に障害があると幻覚が見えるようになる場合もあるとは言われるけれど、智充に見えるものはどうも、そう言ったものではないみたい。幽霊が見えるのを他の人に教えてはダメ(変
人だと思われるから)親兄弟にも言わない方がいい(問題児扱いされるから)そんなことを教えてくれた看護師の君島さんも見える人。変な人には見られないようにするレクチャーを受けた智充は退院するけれど、家に帰ったら帰ったで、次々と問題は出てくるもので「どうしたらいいの?」「いや、お祓いが出来るわけじゃないですし?」「結局見えるだけですよ?」チャンネルを開いたり閉じたりしながら、発生した問題を解決するしかない。殺人事件ですって?それもう、無理ですから〜 カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:00:00
114836文字
会話率:52%
町中で人が猫になる事件が発生、被害者には共通点が見られない。
前代未聞の事件の中、なんと刑事の楡松明希も猫になってしまう。
恋人で部下の関根環と共に、猫の姿で捜査に当たる明希。
果たして、事件はどのような解決を見るのか?
最終更新:2024-01-29 08:00:00
24485文字
会話率:53%
中二病、それは中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング(ウィキペデア参照)
しかぁし、ここにいるのは野生の中二病ーー御宅矢羽
彼はオタク
気味の両親の英才教育により無事に中二病となった。
そうして中二病を卒業したあとに黒歴史ノートとの再開を果たし、思い出に耽る矢羽。
しかし、突如現れたイマジ種のリースと出会い矢羽の物語は始まる。
黒歴史ノートに書かれた魔術を唱える呪文は実際に使える魔法だったの?
いやいや、誰にも見られなかったじゃん。
…いや一人を除いて誰にも見られなかった筈
だ。【隠蔽】の呪文を使っただろう?
でもそれは本当に見られない言い訳じゃあ?
えっ?心霊現象にされてる…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:16:22
7504文字
会話率:41%
エモーショナルビックバンの惨劇から二年、ある科学者が作り出した人の感情に反応するウイルスEM、誰かの手によって世界にばらまかれ感情が具現化する世界で、ウイルス抗体を持つことに成功したフェーズワン、抗体を持てずウイルスによって暴走してしまっ
た者をフェーズゼロと名付けられ、反応の見られない一般人はフェーズゼロの脅威におびえていた、それを見かねたフェーズワンの少年が作り上げた<弱きを助け強きをくじく>をモットーにし動く無力化隊が結成され平和になりつつあった世界で、<ウイルスによる不平等をなくし平等な世界を作り上げる>をモットーにし動く殲滅隊、そして殲滅隊による無力化隊殲滅計画が今動こうとしている中、主人公である希来は無力化隊入隊試験を受けていた。
これは世界に平和が訪れるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 14:00:00
24562文字
会話率:34%
「誰にも見られない」「誰にも聴かれない」そんな現実に頭を悩ませて、ロックンローラーは創作を続けていた。「なんで俺の曲が聴かれないんだ」「この世界は間違っている!」一向に有名にならない自分の作品を見て、ロックンローラーは世界を恨む。それでも
なお、ロックンローラーは音楽をやめることができなかった。そんな中、彼の元バンドメンバーで今は社会人をしている通称〈ジーク〉は彼に告げる。「諦めろよ、ロックンローラー。お前に才能は無い」才能の無さを薄々感じつつも、どうしても夢を諦められないロックンローラー〈ヘイヴ〉の行く末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 23:30:52
25090文字
会話率:47%