榴弾砲が飛び交い轟音と共に地形が激しく凸凹している中、重機関銃による連射音が聞こえてくる。塹壕の中でいつ敵味方の号令が発せれるか分からない状態で、極度に緊張した状態でずっと同じ体制で銃を構えている、そして不衛生な環境故に伝染病の蔓延が拡大し
ないか不安になり、足はボロボロの軍靴を履いて傷を負い破傷風に感染にしないか心配し、頭に命中しない事を祈りながら機銃や小銃の弾丸が飛び交い、撃たれたか榴弾砲による負傷で呻き声を上げながら死に行き、砲撃が自分の上に落ちないように神に祈りながら交代で休む日々だった。 食事も、寝床も、外も冷たい環境か、発狂した兵士が塹壕から飛び出し、撃たれる新兵が多かった。 重機関銃の発明により騎兵突撃は完膚なきまでに粉砕され、塹壕を掘り、塹壕戦へと移行した。
そして新たなる兵器、重機関銃からの攻撃を守り、塹壕を乗り上げる、戦車が登場しそれを撃破する為に更に大きな大砲を作り始め、大砲から戦車を守る為に空中から爆撃機が爆弾を降り注ぐ事になり爆撃機から大砲を守る為に迎撃機や戦闘機が作られ、もはや戦争は歯止めが利かなくなりつつあった。
そんな中、ヘルマン・フォン・カール伍長の11月に配置され12月を迎えたちょっとした物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 22:27:42
5182文字
会話率:33%
イソップ寓話のパロディ。
最終更新:2019-10-31 11:00:30
1198文字
会話率:52%
もし、日本が戦時中に「和製B-29」を開発できていたら?
今回はこのイフを考えてみました。
日本本土への戦略爆撃阻止の為、マリアナ諸島に向かう「和製B-29」果たしてその戦果は……?
最終更新:2019-09-28 19:22:35
4051文字
会話率:3%
国の空を守る空軍に所属するナル・バース大尉ーーTACネーム・メイーーは、突如開戦した隣国との戦争の最前線に戦闘機乗りとして参加することになる。
爆撃される自国の都市、次々と撃墜される親友、攻撃を受けた基地、数多の惨状に直面し、葛藤しながらも
その中で成長していくひとりの青年の姿を描く。
注)世界観は架空ですが、登場機は実在します。
また、一部架空機も登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 20:39:35
61958文字
会話率:28%
この作品は他サイトでも執筆しております。
三沢はまだ闇の中だった。
闇。
それはアメリカ軍の偵察機や爆撃機から発見されないための工夫。
街灯は常に消され、室内は灯りの漏れないようにカバーで覆う。
誰もが細心の注意を払いながら生活する
。
日本全土がそんな状態だったのだ。
その闇は自ら作り上げたものだったのだ。
夜間の空襲に備えて灯火管制ひかれるようになると、明りを家の外に漏らさないように厳しく注意された。
電灯を黒い布で覆ってしまうのが一般的だったが、被せれば光を拡散しないカバーも出来ていたのだ。
そんな中を、一組の男女が走り出そうとしていた。
浅見孝一と、形ばかりの祝言を挙げて妻となったばかりの八重子だった。
それは三三九度と言い、それを酌み交わすだけで立派な結婚式になる代物だった。
秩父札所一番、四萬部寺より山へ半里程入ると小さな里が現れる。
そこが八重子の生まれ育った三沢だった。
古くより秩父三十四札所への参道の一つとして、お遍路達を受け入れてきた土地柄でもあった。
人情深い里の人は、惜しみのない愛で行き交う人々を見守り続けていた。
八重子はこの地を離れたくないと思っていた。
でも憧れていた、愛する孝一との暮らしの誘惑には勝てなかった。
八重子はこれまで育ててくれた両親に心から感謝しながら、孝一と闇の中にある道を見つめていた。
敗戦の色が濃くなった昭和二十年四月。
でもまだ多くの国民はその状況を知らずにいた。
そんな中、二十二歳の孝一の元へ召集令状が届き、かねてより思いを寄せていた八重子の家へと向かったのだった。
そしてこの、闇をついての決行となったのだった。
孝一は甲種合格だった。
何時赤紙が来ても可笑しくない状態だったのだ。
未来への第一歩を踏み出そうと、二人は呼吸を合わせて何も見えない世界へと飛び出して行ったのだった。
勿論、不安は無いとは言えない。
それでも二人は幸せだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 00:12:36
26347文字
会話率:11%
帝都を爆撃された大日本帝国。爆撃機はマリアナから来襲したことが判明し、大日本帝国海軍機動連合艦隊の第一連合機動艦隊がマリアナ攻略に抜錨。立ちはだかる米海軍機動部隊。マリアナの制海権を握るのはどちらなのか。
最終更新:2019-01-21 23:00:00
2162文字
会話率:0%
ある日、おれは、とある海戦ゲームをダウンロードし、始めた。プレイヤーが軍艦に擬態してプレイするという、前代未聞のゲーム。しかし、それだけではなかった。撃たれたり沈められたりすると、とんでもない激痛が走るゲームだった。
*リアルに存在するとあ
る海戦ゲームでの作者のプレイ体験をもとにしていますが、その海戦ゲームとは一切かかわりありません。
*更新は、10日に1回くらいです。ゆっくりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 23:18:04
2816文字
会話率:28%
ステルス戦闘機F22たっくんのおはなし。
大変,銀行の現金輸送車が強盗にあいました!そこでたっくん達は…
久しぶりのアクションありです!
最終更新:2018-11-30 12:53:00
6043文字
会話率:51%
ステルス戦闘F22ラプター,たっくんのお話。たっくんたちは演習で野生動物,特にヒグマの脅威について教えられますが…。ドッグファイト(?)あります。
最終更新:2017-06-26 18:03:05
4555文字
会話率:53%
ステルス戦闘機F22ラプター,たっくんのおはなし。たっくんたちは遠足(?)に出発。みんなで食べるお菓子やお弁当も楽しみですが…
今回は少し長編ですが要するにデモフライトミッションなのでほのぼのです。
最終更新:2017-05-14 19:17:35
10061文字
会話率:48%
第ニ次世界太戦の欧州戦線は、航空機、歩兵、戦車の戦いであった。
ドイシ軍は、様々な兵器を開発し、様々な偉業を残した。巨大列車砲、巨大戦車、急降下爆撃機、ロケット戦闘機…
この研究では、ドイシ軍がどのような組織であり、どのように軍備を固めた
か、また、どのような失敗を犯し、どのように敗北したかを明らかにする。
栄光と虚構に満ちた、ドイシ第三帝国のベールが、剥がれ落ちる。
!注意!
これは、「第『ニ』次世界『太』戦におけるドイ『シ』軍の研究」です。「第『二』次世界『大』戦におけるドイ『ツ』軍の研究」ではありません。
★!!!※このエッセイはフィクションです。登場する人物・国家・団体・兵器・名称・出来事等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。※!!!★
※この研究は、架空の物事に対して、実在するという設定のもと、論じており、「個人的観点により思想や物事を論じている作品」で、エッセイに該当すると考えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 23:34:24
2688文字
会話率:0%
——ここは夢の世界? それとも遠い彼方の世界?
——夢の中の君は幻か、それとも……。
ある日、夢の中で魔王を倒す勇者に選ばれた主人公。想像したものを何でも生み出せる力を持った彼は、現実の兵器(ライフルから戦車、爆撃機、挙句に戦艦)を使
って魔物たちを駆逐していく。
そんな中、彼は一人の少女と出会う。退屈な現実を忘れ、少女と共に夢の世界での生活を楽しむ主人公。しかし夢は夢、いつか目覚める時が来る。夢と現実の狭間で、主人公は——
*『カクヨム』様『マグネット』様にも同時投稿している作品です。
*毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 18:16:30
108994文字
会話率:47%
この作品では、主に「脱走兵と幼女」の設定(世界観、登場兵器など)を紹介していきます。設定そのもの、あるいはそのモチーフとなったものなどを想像することなんかを楽しんでいただければ幸いです。
なるべく本編と並行して投稿していくつもりですので、
追記がかなり多くなると思われます。その際は活動報告にて追記する内容を報告いたします。
登場兵器について
登場兵器の型番は、全てアルナカ連合軍基準とします。
種類別につけられる記号は以下の通り(追記の可能性あり)
陸上兵器 M…中戦車 H…重戦車 L…軽戦車 AA…対空兵器(対空ミサイル搭載車含む) CA…自走砲(近距離戦闘、対地ロケット・ミサイル) SP…自走砲(遠距離支援) AB…装甲車 W…機銃、機関砲、ミサイルなどの兵装
航空兵器 F…戦闘機 A…攻撃機 B…爆撃機 C…輸送機 E…電子戦機 R…偵察機 H…ヘリコプター GS…ガンシップ W…陸上兵器の項に同じ
国 A…アルナカ連合 U…ウリューナ連邦 T…トラス合衆国 G…ゲルマス国 S…サナトラ共和国
所属部隊(専用機など) P…パトリオット折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 17:36:41
4431文字
会話率:2%
1945年8月6日、広島への原爆投下に向かっていたB29爆撃機「エノラ・ゲイ」は、山口県上空で21世紀に開発された携帯型地対空ミサイルによって撃墜された。
2162年、時間航行技術を管理する国際機関「時間航行条約機構管理局(TiNaT
OA)」は、歴史改変組織「OUR RELOADED EDEN(ORE)」の犯行によって歴史が改変された事を察知し、捜査と歴史の復旧に乗り出した。
「機構」のエージェント路辺紫苑は、現地調査とORE摘発の為、時空間を跳躍し1945年8月の日本へと赴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 00:05:41
116714文字
会話率:30%
あるB29の物語
設定は適当です。
最終更新:2017-09-12 18:20:30
1148文字
会話率:0%
第二次世界大戦末期。
ナチス・ドイツは見込めぬ勝利を夢見、未だに戦争を続けていた。
休む暇もなく、連合軍の爆撃機が、戦闘機が、昼夜を問わずに飛び交っている。
兵士や民間人は爆弾や機関銃の掃射を受け、嘆く。
ドイツ空軍はどこにいる、と
空
軍は答えない。
答えたところで、望んでいる賞賛が受けられるわけがないと知っていた。
1941年の航空戦から、空軍は血を流し続け、休みもなく戦い続けたが、その栄光はいつしか「当たり前」となった。
正当な評価など、今更求めてはいない。
さあ、私の昔話をしよう。私にとっては昔でも、君たちにとっては歴史であろう物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 16:27:42
18249文字
会話率:12%
今から4年前、突如、発した世界的な恐慌により、どの国も経済的な不安を抱える中、この国は東国からの宣戦布告により思いがけない戦争に突入した。当初、準備不足により、航空戦力は完全に劣勢となり、陸軍部隊は各地で敗走を繰り返し、重要な飛行場を占領
され、完全に制空権を失うといった緊急事態となった。そんな中、首都空襲のため発進した爆撃機の全てを撃墜した12歳の少女がいた。彼女は「救国の少女」と呼ばれ、10匹を超えるドラゴンを同時に操り、敵の航空戦力を各地で壊滅させる大戦果をあげる。また、海軍と協力して南トルオカ海戦で相手艦隊を撃破し、敵国の軍港を占領、停戦まで持ち込むことができた。
この大活躍に国民達の熱狂は止まらず、国民栄誉賞を受賞した彼女は、しぶしぶ、軍人となり首都防衛の要として、東部地区飛行場に配属されることなるが、その後、まるで戦争は起こらず、穏やかな平和が続いたことで、その熱狂も国民に忘れ去られてしまった。彼女は、軍人として、ドラゴン一匹の世話をしながら学校に通い、日々の軍事修練を行いながらも、休暇には街に買い物にでたり、休み時間には、数少ない女友達と会話を楽しむ普通の16歳になっていた。
そんなある日、高高度を飛ぶ新型偵察機が現れてしまう。ドラゴンに乗って対応することを主張する彼女は、戦力としての疑問を周囲から抱かれ、取り巻く環境が変わっていくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 20:00:00
20197文字
会話率:55%
2017年3月、中米の一国ホンジュラスにおいて、事実上は記念機ではあるが、世界で最後の現役軍用の機体として登録されていた二式戦闘爆撃機「雷電」の現役引退が決まろうとしていた。
1969年のいわゆる「サッカー戦争」、隣国エルサルバドルとの
戦争において、レシプロ戦闘機としての最後の栄光を飾り、ホンジュラスでは、「救国の戦闘爆撃機」として称えられ、レシプロ戦闘機乗りとして最後の撃墜王を生んだ「雷電」。
「雷電」は、1942年という第二次世界大戦後半から登場し、日本製では最優秀のレシプロ戦闘爆撃機として、第二次世界大戦では活躍した。
「雷電」は、 第二次世界大戦後は、世界各国に輸出、採用され、採用先でも活躍したが、1960年代に入ると、さすがに旧式化してしまい、多くの国で引退していた。
そして、もう、さすがに「雷電」が戦場で活躍することはあるまい、と思われていた時に起きたのが、「サッカー戦争」だった。
この時、「雷電」は最後の奮闘をし、最後の花道を飾ることに成功した。
その「雷電」について、「サッカー戦争」を中心に語りたいと思う。
(拙作の「サムライー日本海兵隊史」シリーズの外伝になります。また、「2017冬架空戦記創作大会」参加作品でもあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 20:01:56
23940文字
会話率:17%
西暦1947年、大日本帝国は朝鮮と戦争状態にあった。
敵空軍の本土爆撃機を日本海海上で迎撃し、水際で撃退する作戦を実行する強襲部隊が組まれた。
それが大日本帝国海軍航空強襲部隊、遠雷特別強襲隊であった…
この物語は、空を翔る軍人達の戦争を
辿った物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-23 00:00:00
136556文字
会話率:41%
男子高校生・中島防人(なかじまもりと)が転移した先、それは第二次世界大戦の兵器がみんな女のコになった異世界だった。
零式艦上戦闘機二一型と名乗る少女に助けられ、彼女の姉妹たち、三二型、二二型、五二型を紹介され、基地に行けば、姐さん九七式艦
上攻撃機や九九式艦上爆撃機が。
じつは防人、この世界では唯一の男子にして、補給・工作メカだったのだ。
襲撃してくるのは陸軍のツルペタ系一式戦闘機隼。二式単座戦闘機鍾馗は意外に育っているよう。
謎の海軍艦隊本部には、いまだ見ぬ大型軍艦たちが眠る。
そうこうするうち、アメリカ海軍機たちによる空襲が始まって……。
兵器の名を持つメカ美少女たちの補給や改造を受け持つうち、彼女たちにたよられ、必要とされ、ついには引く手あまた引っ張りダコの防人。
この戦いを止めることはできるのか。というか、どうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-08 22:25:31
136404文字
会話率:47%
開戦から3年。戦況は次第と劣勢になり、日々敵国の爆撃機が来襲するようになっていた。国内で最も最前線の阿麻弥航空基地では、国を護るため、飛行士たちが空へ飛び立つ。新鋭迎撃機「八咫烏」は今日も戦場へと翼を広げる。
最終更新:2016-12-18 19:42:03
16842文字
会話率:44%
第二次世界大戦時、大日本帝国では大型爆撃機製造計画「富嶽計画」と並行し、超人兵器を作りアメリカ本土を制圧する計画、通称「スサノオ計画」が進行していた。しかしその計画に関する資料は終戦直前に全て破棄され、その存在自体が闇に葬られたかに見えた。
そして時は流れ、2016年10月。天体観測が好きな高校2年生の少年、神嶋沙月(かみしまさつき)は学校からの帰り、流星群を観測する場所の下見をしようと近くの山に向かう。その山の中で傷だらけの謎の少女に出会ったのをきっかけに、沙月は大きな陰謀に巻き込まれていく。彼女は、第二次世界大戦半ばから現在まで、極秘で続けられてきた研究「スサノオ計画」の被検体だったのだ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 21:50:48
32816文字
会話率:55%