20世紀初頭、華麗なるベル・エポックのパリ。13歳まで孤児院で虐待を受けながら育ったルネは、ある夜オーギュストという名の美貌のヴァンパイアに救われ、その養い子となる。
オーギュストとの出会いが、ルネの生きる世界を目まぐるしく変えていく。
愛に人生を捧げた老婦人、自由奔放な貴族の御曹司、大富豪の仮装舞踏会、名門校での嫌がらせや友情、初めて知る南仏の海、世界の美しさと生きる喜びーーそしてかけがえのない人たちとの永遠の別れ。
天涯孤独の少年が多くの愛を知り、幸せをつかむまでの半生を描きました。
クロード・ドビュッシー、エリック・サティ、ロスチャイルド、クレオ・ド・メロード、フェルディナン・ド・ソシュール、マリー・アントワネット、オペラ座の怪人、第一次世界大戦、パリ万博、エッフェル塔、コート・ダジュール、リセ・ルイ=ル=グラン、ヴェルサイユ宮殿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 13:37:51
54164文字
会話率:34%
江戸は寛政の頃の話である。
お照が紹介された奉公先は吉原の菓子屋。
そこの女将こそはフランス革命から逃れてきた王妃マリー・アントワネットであった。
菓子作りを学びながら息子のシャルルの身辺警護および女将の首席侍女も勤めることに。
死体を発見
したり、家斉に殺されそうになったり、隠密に絡まれたり、どたばた江戸を駆け回る、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 13:34:26
67741文字
会話率:46%
「我は大魔王ウリフィンクラ!地上のあらゆる栄誉、権力、財宝は全て我のもの!」
吸血鬼の中でも生まれつき魔力量が傑出していたウリフィンクラは史上最強の魔王として世界の頂点に君臨していた。
しかし人類は魔族の使う魔法を研究し、世界各地で革命が
起こり始めていた。
配下は次々と討ち取られ、魔族は刻一刻と数を減らしていき、遂に最後のひとりとなったウリフィンクラは、空を覆い尽くす魔法の雨を前に呵呵大笑した。
「実に見事であった人間共!嗚呼、惜しいかな!ようやくお前達に興味が湧いてきたところだったのに!」
千年後。
すっかり平和になった世界で魔法は衰退し、今や文献の中にしか存在しないものとなっていた。
貴族の子女が通う王立グランタニア学園の門戸を潜った伯爵令嬢マリアは、唐突に前世の記憶を取り戻す。
それは世紀の大魔王が自らの魂にかけた最後にして最大の魔法。
これはワガママでイジワルだったお嬢様が魔王だった前世を思い出した事でより豪快になり、貴族社会の縮図と言われる王国最高峰の学園生活を満喫する物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 13:11:07
5908文字
会話率:33%
ロリー厶男爵領は広いが豊かではない。北部は山で東は砂漠、西は森、川は発見されてない。南は海で僅かあまり耕作可能な場所がある。領民200人あまりが細々と生活している。水の便が兎に角悪い。生活に必要な水さえ賄うのが大変だ。男爵令嬢マリエールは
天才だ。豊かな知識、類稀な体力、豊富な魔法で人々を魅力する。マリエールの領地経営が始まる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:56:19
251941文字
会話率:36%
10歳のマリエールは薬屋でポーションを作る。彼女のポーションは評価がいい。傷に良く効く。彼女は複製魔法やアイテムボックスが使える。大量に作って、冒険者ギルドや薬屋に卸し、冒険者の活動をしたい。暫く前にゴブリンの内臓で抗生物質が作れる事を知
った。治療魔法と一緒に使えば有効だ。いろいろな魔獣からいろいろな治療薬を作って、治癒魔法と一緒に全ての傷病を癒したい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:47:37
214196文字
会話率:34%
公爵令嬢マリエールは10歳の時第1王子の婚約者になった。元来きかんきで気が強く乱暴で我儘に育ったので、自分が思う様に進まないと直ぐ癇癪を起こす。王子と婚約し貴族学院に入学すると、王子と馴れ馴れしくしている女子学生に脅しを掛ける。王子との関
係も上手くいかず、女子学生に脅しを掛けている事が王子にも伝わり婚約破棄の危険性が高まる。決定的なのが、妹のマリアが入学して王子と親しく話しているのをみて妹に脅しを掛けた反発された事だ。そのせいではないだろうが寝込んで死んでしまう。直ぐに転生したので死んだとは思われていない。
転生したマリエールはまず妹に謝罪した。家族にもマリアの方が王子の婚約者に相応しいと言った。王子にも謝罪して婚約破棄しても構わないと告げた。我儘な性格は残しつつ健気生きるマリエールに好感を持つ王子。権力抗争もあり真剣に王子達を守るマリエール。いろいろなところフラグが立つがマリエールは叩き折り未来に突き進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 07:29:58
7525文字
会話率:27%
住む場所と仕事を失い途方に暮れた琴音は、月灯り図書館に併設する食堂を任される。お店の名は「月光食堂」アクアマリンをとかしたような澄んだ湖に面し、背後には緑滴る森という、ひっそりとした美しい地にある月光食堂。そこは寂しさを抱える人、孤独な人が
ようやく息をつける場所だ。自らも母に捨てられ孤独を知る琴音は、月灯り図書館の館長である透真と共に、温かな居場所を作っていく。穏やかな人とのつながり、月光食堂は琴音にとっても皆にとってもかけがえのない場所となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:46:38
61854文字
会話率:34%
平穏に暮らしていた女子高生、神納木《こうのき》ほたる。
いつもの塾の帰り道、不審な存在に遭遇したのをきっかけに彼女の“いつもどおり”が終わりを告げた。
突然連れ去られた先は吸血鬼達の世界。
訳も分からぬまま裁判にかけられ、難を逃れた後に宣
告されたのは自身の余命。
生き残るためには、ほたるが過去に関わりを持ったある吸血鬼を探さなければならない。
しかしその吸血鬼は罪を犯し、追手から一〇〇年逃れ続けている大罪人。
罪人を捕まえたい組織と、彼を見つけなければ死んでしまうほたるの利害が一致し、組織の執行官・ノエと共にほたるはその男を探すことに。
その道中で起こる体の変化。刻々と迫る命の期限にほたるの心は弱っていく。
唯一の味方は、利害関係でのみ結ばれた男・ノエ。そんな相手を完全には信用してはいけないと、ほたるの過去のトラウマが蘇る。
だが現実は、ほたるの決意を嘲笑うかのように残酷で――
死の恐怖に翻弄される【前篇】
生きるために奮起する【後篇】
まるで操り人形のように自由のない吸血鬼達の世界に、ほたるの選択が変化をもたらす。
■とりあえず毎日更新■
※下記完結済み作品の改稿版です。大筋は変わりませんが、文字数的には倍の情報量になっています。(ヒロイン一人称縛り→三人称に変えたので改稿前に書けなかったこと全部詰め込んでます)
『マリオネットララバイ 〜がらくたの葬送曲〜』
https://ncode.syosetu.com/n6519hi/
※誤字脱字等言葉の使い方に関するご指摘はありがたいですが、その他部分につきましてはこちらからお願いしない限り不要です。
©2025 丹㑚仁戻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:30:52
445286文字
会話率:47%
東京タワーのてっぺんで睨み合う男と女。
男は女を敵とみなしていた。
女は男の顔が好みだった。
男のふとした表情に、女・一葉《ひとは》はうっかり足を滑らせ東京タワーから落っこちてしまう。
しかし彼女は吸血鬼、落ちたところで問題はない。
理
想の顔に出会えたことで意気揚々と帰路に着く一葉。そんな彼女を待っていたのは上司からの一言だった。
「お前、吸血鬼ハンターになれ」
正気かなと思いつつも渋々承諾した一葉の前に現れたのは東京タワーで出会った男・キョウ。彼もまた吸血鬼ハンターだった。
運良くバディを組めることになったものの、心底吸血鬼を嫌う人間のキョウとの仲はなかなか縮まらない。
日々キョウの怒りを煽り続ける一葉。
一葉にキレ続けるキョウ。
だが共に行動するうちに、お互いのことを知るようになり――うざ煽り系ヒロインとこじらせ顔だけ男の織りなすじれじれ恋愛譚(になればいいな)。
□■GW中は毎日更新予定■□
※以下作品と同じ世界観ですが、こちらの内容にはほぼ触れません。(同じ人は出てきます)
『マリオネットララバイ 〜がらくたの葬送曲〜』
https://ncode.syosetu.com/n6519hi/
※この作品はカクヨムにも掲載しています。(以下で完結済みのものを転載しています)
https://kakuyomu.jp/works/16817139558865685219
©2022- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 10:27:28
209226文字
会話率:50%
『神納木《こうのき》ほたる、十七歳。よく食べよく眠り、勉強はちょっと苦手』
塾の帰り道、いつもと違う道を通ったほたるは見るからに正気でない男に襲われた。
突然首を噛まれたものの、同時に男が苦しみ消え去ったためなんとか事なきを得る。
不思
議な出来事に戸惑いつつも、なんとかいつもの日常に戻ろうと日々を過ごすほたる。
しかし今度は自分の部屋に現れた者により誘拐され、理由も分からないまま裁判にかけられてしまう。
殺しの嫌疑、突きつけられた命の期限。周りは全員吸血鬼――彼らの抱く憎しみの矛先は、ほたる。
助かるためにほたるに残された道は、ある人物を探すこと。
自分を攫った誘拐犯とともに、ほたるは吸血鬼の世界で旅に出る。
※序盤はそこまででもないですが、中盤以降はグロめな表現がぽこぽこ出ます(私にしては極力控えているつもりです)
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426926194815
※表紙画像は以下。
https://twitter.com/nina_arata/status/1465820061776560130
©2021 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 18:10:06
336194文字
会話率:48%
辺境伯家の令嬢アデリエーヌは、才色兼備なお嬢様。王都で陰謀に勤しむ父君と、戦争のことしか考えてない兄君に代わって、母亡き後の辺境伯家を切り盛りしている。
この働きすぎの17歳の癒しのひと時。それは、田舎出身の侍女マリオンが供する一服のお茶だ
った。
しかしこのマリオン、お嬢様激推しで、裏ではあんなことやこんなことをしてしまうイケない子だった!
その一方、王位継承に絡む政権闘争の果て、謀略・裏切り・毒殺の嵐が吹き荒れる王都。そしてその暗雲は、アデリエーヌたちがいる辺境伯家にも迫ってきているのだった……。
※身分差百合に翻弄されるアデリエーヌとマリオンを愛でるお話です。
※全6話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:20:00
3548文字
会話率:18%
聖ヴェシール帝国は、神々の加護に守られる宗教国家だ。
雪深くも豊かな大地は、竜の婚姻と言われる特殊な文化を持つ一族が統治していた。
彼らの花嫁は、生涯にたった一人だけ。
それを知っていながらも、マリスタは逃げ出してしまった。
皇子妃なん
て、無理に決まっている。
けれど探し出されてしまい、逃げ道を塞がれる日々が始まった。
今と過去が交差する、恋と成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:10:00
122601文字
会話率:51%
たった数分でさらさら読める!
流し読みでもおもしろい!
異世界転生した王女と新米冒険者の成長を描く異世界ラブコメディです!
〜〜あらすじ〜〜
「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」
このセリフを素で言う日が来るとは思わ
なかった……
前世で貧乏生活をしていた日本のJK『上島双葉』は、アンドレアス王国の唯一の王女、『マリナス・アンドレアス』として異世界転生した。
人生ガチャSSS、せっかく運で勝ち取ったこの地位を手放したくない!
しかし————マリナスにはもう一つの人格が存在した。
それは、現実世界でいくつもの暴力団を素手で壊滅させた最強の喧嘩屋————その魂が、転生したマリナスの体に乗り移っていたのである。
そんなとんでもない人格が、一人の駆け出し冒険者『クロ』によって引き出される。
その結果、マリナスは最強の冒険者である『勇者』に認められ、クロとバディを組み、勇者のパーティに入ることになってしまった。
お姫様として安定した生活を約束されていたはずのマリナスは、冒険者への道を目指す羽目になってしまう。
これは、マリナスとクロの二人が、冒険者として、あるいは人として成長していく物語————
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:10:00
123551文字
会話率:27%
『力をお望みですか? 貴方が願うのでしたら、わたくしがお貸ししますわ』
「僕が……こんなに大きな剣を?」
封印されていた大剣を少年が手に取ると、刀身から黒いオーラが立ち昇って人の形になり、薄絹を纏い黒と桃色が混じった長髪の美女が現れた。
アルトイリス侯爵家は、魔族との大戦で奮戦した代償に、若き女当主にして聖剣アレグリアの使い手マリアを失ってしまう。
一家で唯一残っていたのは、まだ10代前半の幼い少年リクレール……彼には戦いの経験がなく、おまけに一族の至宝たる聖剣アレグリアに使い手として拒絶されてしまう。
聖剣アレグリアは新たに使い手に選ばれた親友の少女の手に渡り、家臣の大半もリクレールが当主になることを反対する始末。
このままでは名門アルトイリス侯爵家は遠からず滅亡する――少年が己の未熟さを嘆いていると、不意にどこからか女性の声が響いてきた。
不思議な声に従い、リクレールが台座に隠された引き出しを開くと、中には一振りの大剣が収められていた。
その剣の名は『魔剣エスペランサ』――不思議なことに、魔剣は明確に意思を持っており、リクレールに力を貸す代わりに「暴君」を目指すよう囁いてくる。
リクレールは、姉の仇を討つために、魔剣の力を借りることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 12:00:00
32924文字
会話率:50%
日本政府からあっさりと見捨てられ、日本からは滅(な)くなった千葉県北部と茨城県南部。しかし住民はといえば、元気にたくましく――というか、さして気にすることもなくフツーに暮らしていたりも。
そんな「セーグフレード領シモウサ」の防衛局司令に若
干十六歳にして任命され、赴任してきた少女ルクフェネ・ティッセと、補佐に志願した地元高校生・相馬圭が、抱え込んだコンプレックスに折り合いをつけながら成長し、そして想いを強めていく物語。
ローカル要素満載だけど、ま、知らなくてもだいじょうぶ。
【まだ出てきていないローカル要素】
・ケヤキちゃん
・アヤメちゃん
・ツムギちゃん
・カスミちゃん
・マリモ
・ジャモ
・しらいっしー
・兎田ぴょん
・長州小リーキ
・まさかどくん
・コスモ星丸
・なまりん
・れんこん砲、ピーマン砲、もろこし砲、マックスコーヒー
・紫の君
・牛島さま
・鹿島さま
・ふさこがね、ふさの香、ふくまる、いばらキッス、イバラキング、恵水、紅こがね他。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 10:30:00
492561文字
会話率:23%
この物語は中世ヨーロッパに似た世界でかつて繰り広げられた戦いとそこに生きた人達のはるか昔の物語である。
タスタニア王国のティファニー・オブ・エヴァンスとロマリア帝国のセリア・フォン・フレーベル。
全く違う国に生まれた性格も正反対の二人を中
心にし、物語は展開していきます。
時代設定は中世で西暦千から千二百年あたりとしています。
ただしそこは物語なので、一部それ以上に進んだ医学であったり遅れた兵器が出てきたりもします。
・作中に一部差別用語を用いていますが、設定上のもので、特定の人たちを差別する意図は一切ありません。
・あくまでも人間同士の戦いを描きたかったので、魔法、聖剣、怪獣、妖精などは一切出て来ません。
ノベルアッププラスで応援ポイント50万突破しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 10:00:00
811068文字
会話率:41%
英雄王グランディウスの子孫には、精霊の声を聴き、導く力を強く発現する者が生まれた。
精霊の祝福を受け、花開いたような瞳と、光に透けて色を変える髪を持つ彼女たちは〈精霊姫〉と呼ばれた。
精霊姫であるマリーエル・グラウス・ディウスは、成人の儀の
際に、深淵の女王と名乗る者の襲撃を受ける。
深淵の女王は、影を使役し、世界を絶望に染めようとしていた。
辛くも女王を退けたマリーエルは、影の力に抗う為、全てのモノが巡り還る処〈世界樹〉の枝葉を蝕む、澱みを祓う旅に出ることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 09:12:05
64780文字
会話率:42%
秩序を保った平穏なフリーデン王国の公爵令嬢プラチナは、国の第二王子スフェンの婚約者であり、通っているアカデミーの卒業の一年後に結婚が確定していた。
優しく接するスフェン王子に対して不信感のある彼女は、自身の願う夢のこともあって、内心では王子
との結婚を望んでなかった。
そんなある日、王太子の婚約者である親友のマリアライトから自身が魔物になっているという悩みを聞かされ、男爵令嬢シエルからプラチナ自身も魔物だと聞かされたことで、彼女は暴走してしまう。
pixivに載せていた作品を、こちらにも載せました。楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 09:00:00
168046文字
会話率:46%
クレオード殿下、契約しましょう。
救世主の座を奪い、聖女に一泡吹かせるために。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
サファイア国の宮殿で開かれた親交パーティー。
そこで行われるのは、王太子ユリウスの婚約者である公爵令嬢マリーゼの断罪。
罪状
は聖女セシルを虐げたというもので、その罰は王宮追放、身分剥奪、婚約破棄である。
マリーゼは、断罪の直前に前世を思い出す。
この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『聖女の薔薇恋』の世界。人々は誰しもが魔法能力を所持し、エルフや魔物も存在する。
主人公(ヒロイン)は聖女セシル、攻略対象は王太子ユリウス。
そして、敵役は公爵令嬢マリーゼ。
前世のマリーゼ──真璃は、催眠魔法で男たちを攻略していくセシルを好きになれず、悪役令嬢であるマリーゼを推していた。
推しに転生したことに気がついたマリーゼは、冤罪であるが自身の罪を受け入れ、大人しく王宮から追放されることにする。
それは、敗北を認めたのではない。
マリーゼとしての人生を謳歌するため。悪役令嬢が幸せになるためである。
マリーゼは、セシルとユリウスに復讐したいと考えるうちに、"救世主計画"を思いつく。
その夜、マリーゼは計画を実行すべく、薔薇恋の攻略対象であったエメラルド国の王太子クレオードと契約し、彼の婚約者となる。
前世を思い出したことにより規定の断罪ルートから脱線するマリーゼは、騎士団長やエルフなど他の攻略対象たちも魅了しながら異世界を渡り歩いていく。
原作には存在しない悪役令嬢の逆転劇が今、幕を開ける──。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
*地の文の一人称「私」は主に莉亜の人格。一人称「わたくし」はほとんど会話。(今までのマリーゼとしての人格を演じている)
*救世主への道のりがメイン。ざまぁ展開は終盤の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:10:00
80779文字
会話率:37%
ラヴィリアはマリ王国という、山奥の田舎にある国の王妹姫。隣国のスファルト王国第二王子への輿入れが決まった。……が、ラヴィリアには重い病があった。王族と接触するとアレルギー症状が出ちゃうという『王族接触拒絶症』。結婚なんて無理なんじゃない?!
さらに、ラヴィリアに取り憑く厄介な男の存在も……。
輿入れ先のスファルト王国では、ラヴィリアの結婚相手であるエドワード王子が、空前絶後の大人気アイドルになっているらしい。田舎モンの姫がアイドル王子の嫁なんか務まるわけなくない?!
しかし、お相手のエドワード王子も何やら複雑な事情を抱えていて。
ラヴィリアとエドワードの、人には言えない事情を抱えた二人の行く末は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:03:39
382465文字
会話率:48%
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時
、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
8時と20時に更新します。
アルファポリスにも投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:00:00
10368文字
会話率:36%
かつて、人類が滅亡の危機に瀕する世界を巻き込む大きな戦いがあった。
「神の裁き」と言われるその戦いは、数多の国や文明を滅ぼし、全ての痕跡を押し流してしまう程の物だったと記録されている。
わずかに生き残った人類は、もはや人が住めなくなった地
上を放棄し、かつての文明の遺産である地下都市に、生活の場を移していた。
新たな生活の場を得た人類は、新しい「神」を創り、新たな国を興した。新たな国は「神」に「選ばれた者」と「そうでは無い者」とにわけ、選民意識による歪んだ統治を行っていた。
「裁き」以前の科学や技術を継承する者がいなくなった新しい「国」では、過去の記録により、その知識を「選ばれなかった者」に「焼き付け」「ヒト型二足歩行重機」〈Heavy Machinery Automata〉通称H.M.Aの13人の専任オペレーター「マリオネット・コネクター」として、自分たちが放棄した地上での数々の危険な任務に就かせていた。
「SIN」は13人の専任オペレーター「マリオネット・コネクター」の中でも特異な存在だ。彼は全ての「マリオネット・コネクター」の中での「初めの一人」であり、全ての基となる存在だった。しかし、彼はその事で特別な待遇を与えられているわけではなく、逆に、まるで誰かが彼の存在を消したいかのように過酷な任務ばかりを命じられていた。
絶望とも言える過酷な任務の毎日の中、彼は数少ない選択肢の中から生き残る事を選び続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:30:00
67848文字
会話率:26%
まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは...いうなればこの世界の"創造主"といったところか。自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯
爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、私の学園生活はまさにバラ色だった、そうヒロインが学園に編入してくるまでは...。
ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者であり、母の形見のブローチを胸に攻略対象である学園の"一軍男子"を次々に籠絡していく。ヒロインには極力関わらず、婚約者であるアベルに好かれるよう誠心誠意努力したが、シナリオには抗えないのか、アベルも簡単に籠絡されてしまった。最悪のタイミングで妊娠が分かった私は傷心のまま学園を離れ出奔した。
私が学園を去った後、逆ハーエンドのシナリオ通り、卒業パーティーで、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔術学園教員テオドールが悪役令嬢の断罪を始めたらしい。しかしながら同じく転生者である王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスによってことごとく反証される。ヒロインのブローチにかけられた『魅了の呪い』も、その場で解呪された。呪いの代償でロベリアは老婆のような姿に、我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水盆に返らず。そのまま一団は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。
物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:20:00
76776文字
会話率:60%
地球の日本で暮らす16歳の女の子、綾部マリアの前で見事な土下座を披露しているのは異世界の女神様だった。
え?私は本当は異世界で生まれるべき『聖女』だったんですか?女神様のやらかしが原因だと?
そんな事だろうと思っていましたよ。だって私は
地球の中じゃ『超規格外』の存在ですもの。
それで私に異世界へ行って役目を果たせと?なかなか面白そうですが、私にも地球でやるべき事が山積みなんです。
そうですね……ある条件を呑んでくれるのなら--
アニメやゲーム、漫画に登場するような魔獣や権力・悪党と戦い、異世界ソウラリアの発展のために奮闘するマリア。
これは地球で生まれ育ったために『聖女特有のチカラ』を失ったマリアが、地球で生まれ育ったために得た『超規格外のチカラ』を駆使し、剣と魔法のファンタジー世界で大暴れする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:10:00
60403文字
会話率:31%