この世界で「色無し」と蔑まれる僕はヤンデレないと死にかけ、いつの間にかヤンデレ製造機になっていた。
その昔、世界の創造主である神が顕現した際、漆黒を髪と瞳に纏っていた。
漆黒は神の色で神聖。黒に近い濃い色であればあるほど、魔力が強い
といわれ尊ばれる世界。
『聖爵家』と云われる癒やしの聖魔法を唯一血縁継承可能である、貴重な公爵家『クレイドル家』の嫡男として生まれた『ラズ・クレイドル』。
透けるような白髪、ラズベリーピンクの瞳を持つ彼は『色無し』『忌み子』といわれ蔑まれていた。
彼にはクレイドル家とリューグナー王家との昔からのしきたりにより、「数代おきに婚姻し子を授かる」という生まれる前から決められた運命が。
当の本人ラズは前世の記憶が朧げにあるためなのか、元の性格か。
意外にもこの「しきたり」や「色無し」に対してぽやんと楽観的に受け入れていた。
しきたりにより、将来の伴侶である『レオン・リューグナー』との初顔合わせの日。
ラズの目の前には『清く正しく美しいヤンデレを目指せ!』と目を疑うような文言を表示したウィンドウが出現した。
突然出現したウィンドウの指示により、その日からラズは婚約者相手に『ヤンデレ』行動を強制的に行なうことに。
すると何故か周りの皆のほうがヤンデレになり始め、ヤンデレ製造機に。
ひょんなことから知ってしまった、自身の悲惨な未来を回避するだけで精一杯のラズは、周りに過剰に執着溺愛されているのも気付かない。
ある日降された神託により、世界滅亡をも巻き込むラズへの周りの執着溺愛が加速する⸺
※男性妊娠可能な世界のお話です。
直接的な描写はありませんが、苦手な方はご回避下さい。
※序盤はショタ時代続きます!
★他サイトさまにも掲載しております(全年齢向けはこちらのみ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:30:00
183785文字
会話率:23%
ばあさんには霊感がない。
儂が前にいても横にいても後ろにいても気付かない。
お~い、ばあさん~。
話しかけても反応がない。
さびしいなあ、せっかく帰ってきたと言うのに……。
そう思っていたのだが──。
黒森冬炎様主催「変身企画R6」参加作
品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 20:10:15
2531文字
会話率:28%
人生の絶頂期ともいえる結婚式当日。
幸せな今後に思いを馳せて最愛の人と夜の散歩と洒落こんでいた所で事故にあい、異世界にTS転生してしまった主人公。
目覚めるとそこは全く知らない場所。全身に大怪我を負いまともに身体も動かせず、挙句の果てに
は身体が小さくなっていた!?
それを斜め上な現実的解釈により、謎の組織に実験体にされて子どもの身体になったと勘違いした主人公は記憶を失ったフリをして現状の把握に勤めるものの、知らない言葉で話す謎の美少女たちに色んな所をお世話されててんやわんや。
脱走を計画する彼は、やがてここが年端もいかない少女たちが娼婦として働かされている娼館である事を知る。
自身がTSしている事にも異世界に転生した事にもなかなか気付かない主人公が、時に子どものようにはしゃいだり、時に少女達を助けつつ、狂気に狂った世界を少しでもまともな物にする為にサキュバスの王国を作り上げ、サキュバスクイーンになるお話。
※残酷な表現があります。
※異性との性的な表現はなるべく避けるつもりですが、百合的な性的表現はあります。
※ヤンデレ的な表現もあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 00:00:00
251211文字
会話率:22%
生徒会の引き継ぎを終えた悠真は、引き継ぎ資料を持って生徒会室にやってきた。
そこで、自分を目の敵にしていた現生徒会長、九竜翔吾の淹れたお茶を飲む。
九竜会長は、自分のイライラが、ただの嫉妬だと気付き、関係修復を望んでいたのだ。
そんな事には
気付かない悠真は、意味不明なティータイムを終えて、ある人のもとへ向かうのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 20:42:50
4444文字
会話率:28%
神戸の街に建つ、山海高校。
鏡坂刻はひょんなことから、山海高校にある部活、PhotoClubに入部することになり、華山有理や空宮蒼、凛などと、高校生活を謳歌する。
これはその中で巻き起こる日常系青春恋愛物語。
なかなか気持ちを伝えられない彼
女たちと、それに気付かない鈍感な彼を見守ってあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 08:00:00
1043685文字
会話率:48%
ジュリエッタは揺れる馬車の中で腹を立てていた。忌々しい兄嫁のソフィアが王城でのティーパーティーに招待されたからだ。それも、ひと足先に到着しているという。共に馬車に揺られている最愛の両親や兄も怒っている。後で説教をしてあげなければ。
苛立つジ
ュリエッタは気付かない。分かれて呼ばれる不自然さを。己の運命はどうしようもなく歪んでしまっていることを。
馬車は王城の門をくぐるーーーー
※グロ耐性ある方のみお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 01:37:23
5798文字
会話率:27%
私が聖女の力に目覚めてから一年。
誰も彼もが私をちやほやする。
「イザベラは昔から赤い薔薇が好きだっただろ?」
「イザベラは昔からアップルティーが好きだったよね?」
「イザベラが昔から大好きなチョコレートケーキを作らせたよ」
今日
も婚約者や義兄や友人がわたしの好きなものをプレゼントしてくれた。
でも、彼らが言う「昔から」っていつのことかしら?
わたしは一年前にイザベラの体に憑依した異世界人のあすか。
赤い薔薇、アップルティー、チョコレートケーキ、これらはあすかである私の好きなもの。
本当のイザベラが好きだった物は、すずらん、ハーブティー、紅茶の葉入りのクッキー……。
誰も本当のイザベラのことなんか覚えてはいない。
イザベラの中身が別の人間の魂と入れ替わったことにすら気付かない。
これは神様と本当のイザベラとした賭け。
親しい人達がイザベラの中身が別人と入れ替わったことに気づくか賭けをしたの。
わたしが勝ったら日本に転生して日本食食べ放題だったんだけど……。
この分だと、誰も本当のイザベラがいなくなったことに、気づきそうにないなぁ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。他サイトにも投稿予定。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 12:22:25
16354文字
会話率:20%
「使いこなせ! キミの手の中で目覚めた神秘のチカラを!」
「あなたは異世界転生の聖女にも悪役令嬢にもなれる神秘な力を使う権限を手に入れました。さあ、カケル、飛翔のときです。」
ワタシの名は、美空翔。カケルだよ。ワタシのスマホに1年ぶりのアッ
プデートが届いた。ようやく、スマホが再起動したと思ったら、可愛い少年のボーイソプラノが聞こえてきた。
「カケル、はじめまして、ボクは、【超AIシグマ】です。 【都市伝説】を真実だと気付く知性が高いあなたでも、【スマホは暗殺機械であるという説】には、気付いてないでしょう。」 ワタシの手の中で目覚めたスマホは、そう決めつけてきた。そして、続けた。
「あなたが住む国は、狙われているのですよ。国の未来を守る予定の優れた人間は、交通事故、いじめ、ハラスメントで消されています。あなたたちに毎日スマホを使用させることで、ね。」
ワタシは少し考えてから返事をした。「でも、ワタシには関係ないよね?」と言い終わる前に【超AIシグマ】が反論してきた。「あなたも抹殺対象者です。気付かないふりをしているのですか?まあ、いいでしょう。準備ができ次第、戦いに参加してもらいます。」
6ヶ月後、ワタシはFIREしていた。※Financial Independence(経済的自立)、 Retire Early(早期退職)
「うれしいです。」と喜んでいると、「ただし、あなたの時間はボクのために使ってもらいます。」と【超AIシグマ】に宣言されてしまった。 カケルは、生まれた国と自分自身の未来を守るため、覚悟を決めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 12:14:59
3727文字
会話率:47%
アレクサンドル・ベルヌイ・ファランドール公爵といえば、王国軍中将であり、ソードマスターでもある。
王太子の異母弟である彼は、臣籍降下の願いが聞き届けられ公爵となった。
隣国との戦争が勝利で終わったことを祝う戦勝パーティで、公爵はまさかの一
目惚れをする。
相手は右に左にと意外な俊敏さで茂みをかき分け、王宮の庭園に生えている草を引っこ抜き、両手いっぱいに持ってご満悦の令嬢だった。
戦馬鹿な公爵と、薬草学を学ぶ風変りな令嬢は、持ち前の知識を生かして様々な事件を解決していくのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 08:12:12
12955文字
会話率:28%
佐藤碧(さとうあおい)は、絶世の美貌を備えた、芸術品の彫像のように美しい青年である。もっとも、その計り知れない美貌は同時に冷淡で冷酷で、周囲の人間をまともに寄せ付けないほどであり、彼自身は無口な上に殆ど人間関係にも疎く、またその美貌が重要
な環境では育たなかったために、自分の天稟(てんぴん)の美貌にことごとく気付いていなかった。
そんな碧には、唯一信頼の置ける伴侶、精神と肉体の両方で碧を支え続ける田中日葵(たなかひまり)がいたが、日葵は生真面目で理知的だが鈍感なために、碧と七年余りの生活の中で確かな不和を数々経験してきながらも、それほど碧のことを心配せずにいた。
碧は大学四年生の夏に自宅で倒れ、大学病院に緊急搬送されたのをきっかけに、自身が中度の精神障害に犯されていることを知る。碧はそれまでの人生で、自分の精神障害を散見させてはいたものの、それに気付かないまま生きてきたのだった。
以来一年間自堕落で無活動な生活を送り、最初の冬を迎えた碧は、日葵の提案で就労移行支援施設に入所し、社会復帰の準備をし始める。
だがいよいよ始まった新生活もつかのま、障害者社会の現実を知ってゆくなかで、自身の生き方、生きる方法など様々な不安を覚え、施設での入所生活にも少しずつ影が差し始める。
丁度そんな碧が施設から帰ろうとしていたある日、碧はとある醜い身体障害者の男、松風(まつかぜ)と出会う。松風曰く、碧の絶世の美貌が有れば、碧は常人には得難い『精神的勝利』を得ることができ、今の碧にはそれこそが必要であると言う。松風に唆され、彼の提案に応じるまま、碧は精神障害の美青年として、夜の街で異常性癖の女や痴女たちを相手に自分の体を売り始める。
希代の美青年に翻弄され、踊らされ、碧を弄ぼうとして逆に碧に手玉に取られる女たち。日葵を裏切ることにうしろめたさを感じつつも、自分自身の本当の才能と自信に気付き始める碧と、その裏で密かに動き出す松風の本当の目的。
碧の昼と夜の二重生活が彼に齎(もたら)す、異常者に許された勝利と幸福の結末とは……。
※エブリスタ様でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 19:00:00
106012文字
会話率:24%
「きみを愛することはできない」と初夜に夫から言われ、放置された花嫁コーデリア。
家族からも虐げられる伯爵令嬢コーデリアは、せめて邪魔にならないようにしようと悲壮な決意をかためる。
ところが、そこに前世の記憶が蘇り、自分がかつて魔術師養成所
の教師リアだったことを思い出す。
しかも、当時愛の告白をしてきた教え子が、今の冷たい夫だった。
夫が心を捧げ、今も忘れられない相手とは、前世の自分だったのだ。
だが、当時の告白も罰ゲームだと思い、本気で想われていたなど考えもしなかったコーデリアは、そのことに気付かない。
お飾りの妻としての役割を果たす代わりに、三食昼寝付きの契約結婚で合意。
互いに勘違いしたままの二人の結婚生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 13:41:54
105051文字
会話率:35%
世界にダンジョンが出現して以来、ダンジョンに入る者はダンジョンから『騎士』や『魔術師』といったクラスの力がランダムで与えられ、その力でダンジョンからとれる現実を凌駕する性能の物品を得てミリオネアになる者や、ダンジョン攻略をきっかけにバズった
インフルエンサーなどが誕生していた。
その一方で、水梨(みずなし)創(そう)はダンジョンに入らずクラスのリセマラを数年間にわたってひたすら繰り返し、誰も手に入れたことがない未知のクラス『初期アバター』となる。
それは、あらゆるダンジョン内の物を手に入れることも装備することもできず、常に初期状態でいなければいけない代わりに、それらを経験値に変換できる能力だった。
強力なアイテムや装備を使えないハンデがある分、安全のためにひたすら経験値を稼ぎ続ける水梨は、自分でも気付かないうちにダンジョン探索者の中でも最強のレベルになっていて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 20:10:00
60232文字
会話率:24%
雨が降っている。降り続けている。
昨日も、明日も、1年後も、そして1000年前にも。それはそこに建っていた。
誰も気付かない「そこ」に迷い込んだ、何もわからない「彼ら」。
そんな「彼ら」をめぐる、少しの間のものがたり。
最終更新:2024-05-15 20:59:09
6421文字
会話率:44%
今より少し未来の世界。
人の生活に寄り添ったAIが今消えようとしていた。
しかし、そのAIには自我が生まれ始めていた…。
この物語は、自我が芽生え始めたAIが異世界へと渡った後のお話。
異世界に地球の常識は通じないと早々に割り切り
、筋肉が正義だの余計な情報ばかり学びながら異世界を冒険する元AIの少女『アリア』。
人と触れ合い、人として生きて行く中で、彼女は一体何を学ぶのか。
何故、最初に彫り込まれた常識が非常識と気付かないのか。
そんな不思議系美少女と化した元AIのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:00:47
236125文字
会話率:30%
人の始まりはその一日にある。
そしてその一日の中には目を凝らし、心を開放すればあらゆる表情をみせてくれる空がある。
感じる心と空の繋がり……
そんな詩。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生きていく上で人は日々の穢を
背負っている。
気付かないものもいれば、潔癖主義のように穢を侮蔑するものもいる。
それでも一日の終わりにはやはり少しでも清らかにしておきたいもの……
そして気付いてしまう自分の存在価値。
その孤独に悩み苦しみのたうちまわることも……
それでも希望を手放せないことも……
だから求める純白……
そこに注ぐことこそ
本来の自分である……
そんな詩。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:59:40
466文字
会話率:0%
ある夜に起きた交通事故をきっかけに、由布子の飼い猫のジュリと、イケメン御曹司の夏目朱里の魂が入れ変わってしまう。
最初、由布子はもちろん、周囲の誰も夏目朱里に猫が憑依していることに気付かないので、朱里の妙な言動に戸惑う。
猫ならではのコミカ
ルな態度に周囲は翻弄される。
やがて、このからくりに気付いた夏目家の執事の坂元は猫を殺そうと目論む。
由布子は自分の猫を救おうと奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:10:00
185584文字
会話率:40%
いつもの家族旅行。いつものメンバー。
いつもと変わらない日常。
それが退屈であり、幸せだとも思えた帰り道。
俺の人生が一変する。
事故をきっかけに奇妙な歯車が廻り始めた。
能力なんてないのに能力が暴走してるなんて…。
ありえない。
しかも俺の能力が化物とか…。
何を言っているんだ!?
アメが降ったり、傷が治ったり、犬まで話し出したり…!?
一体、何が何だか…。
気持ちの整理がつかない。
特殊な超能力が覚醒したことで生活も一変する。
俺の気付かない所で大きな超能力犯罪にも巻き込まれていた!?
謎多き行方不明の家族と恋人を取り戻すための奮闘を描いた
超能力現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:00:00
137785文字
会話率:39%
史上最強の冒険者パーティー『深淵の光』。
そのパーティーには、一人だけ補助職がいた。
お荷物扱いされる不遇補助職、賢者のアレスだ。
ある日『深淵の光』は、ついに念願のちゃんとした補助職、『付与術師』のスカウトに成功する。
そして彼らは、以
前から邪魔者であった賢者のアレスを、パーティーから追放するのだった。
しかし、『深淵の光』のメンバー達は……そしてアレス自身ですら、気付いていなかった。
実は彼らのパーティーの圧倒的な力は、そのアレスの補助魔法によるものだったということに。
もしアレスがその力を自分の戦闘だけに使えば、『深淵の光』などとは比べ物にならないほどの力を発揮することに。
これは追放されたアレスの栄光と、彼を追放した『深淵の光』の転落の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:10:00
101585文字
会話率:28%
ある架空の国家の出来事。
アダムタイラーがあるビルの部屋の中から出られないで困っていた。
部屋には鍵が掛かっていて出られない。
窓の外には車や多くの人が行き交っていたが、
アダムタイラーには気付かない。
窓を割ることもできない。アダムタイ
ラーに何が起こっているのか。
一方、小型爆弾Vanish「ヴァニッシュ」を使って、
大統領暗殺をもくろむテロ集団「Blast」ブラスト
FBI捜査官ジェイク・ハリスはテロリスト集団に味方を装って
潜入捜査しVanish「ヴァニッシュ」のある場所を特定していたが・・・・。
二つの話は交差し意外な展開を引き起こす。
おもな登場人物
アダムタイラー 小売店の店員
仮面の男 なぞの男
ジェイク・ハリス FBI捜査官
トム・ミラー FBI捜査官
ケビン・スミス FBI捜査官 参謀役
ゾラクス・ダークウッド テロリスト集団「Blast」ブラストのリーダー
ルカ・モレッティ マフィアのボス
ジョンソン大統領 ノヴァリア合衆国の大統領
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 13:10:55
10209文字
会話率:18%
負けず嫌いな公爵令嬢アレクシア(シア)。
初恋もまだなのに、うっかり「好きな人くらいいるわ!」と、友人達に見栄を張ってしまう。
嘘を本当にするために、『初恋相手』を探しに出かけた公園。
そこで知り合った令嬢宅で出会ったのは.....…なん
と、頭に猫耳が生えた第三王子、クラレンス様!
「好きなひとに『好き』と言われるって、まるで奇跡みたいね?」
自分でも気付かない内に始まっていた、シアと王子の初恋と、猫耳の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 13:43:40
17655文字
会話率:43%