私は記憶力が良い
ほんの些細な日常を忘れられない
日本史とか、英単語とかそういう暗記は苦手。
だからこの記憶力はあまり、表立って役に立つことはない
人の名前を覚えるのも苦手。
しかし一方で、人の好みだったり、思い出だったり、日常の些細な
、誰も覚えてないようなこととか覚えていて欲しくないようなことばかり覚えてしまっているのだった折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 13:19:19
324文字
会話率:0%
私が聖女の力に目覚めてから一年。
誰も彼もが私をちやほやする。
「イザベラは昔から赤い薔薇が好きだっただろ?」
「イザベラは昔からアップルティーが好きだったよね?」
「イザベラが昔から大好きなチョコレートケーキを作らせたよ」
今日
も婚約者や義兄や友人がわたしの好きなものをプレゼントしてくれた。
でも、彼らが言う「昔から」っていつのことかしら?
わたしは一年前にイザベラの体に憑依した異世界人のあすか。
赤い薔薇、アップルティー、チョコレートケーキ、これらはあすかである私の好きなもの。
本当のイザベラが好きだった物は、すずらん、ハーブティー、紅茶の葉入りのクッキー……。
誰も本当のイザベラのことなんか覚えてはいない。
イザベラの中身が別の人間の魂と入れ替わったことにすら気付かない。
これは神様と本当のイザベラとした賭け。
親しい人達がイザベラの中身が別人と入れ替わったことに気づくか賭けをしたの。
わたしが勝ったら日本に転生して日本食食べ放題だったんだけど……。
この分だと、誰も本当のイザベラがいなくなったことに、気づきそうにないなぁ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。他サイトにも投稿予定。
「Copyright(C)2024-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 12:22:25
16354文字
会話率:20%
これは、ある一人の少女が世界に抗い抜いた一つの歴史。
歴史は偶然にできるものではなく、必然と確定するものだ。時代に抗った少女は、何を成し遂げるのか。これはかつての今はもう存在しない歴史。誰にも覚えられていない少女は何を希望に生きていたのか
......
「誰も覚えてない世界で、僕だけは必ず君を見つけて必ず迎えに行くから」
今はもう、誰の言葉なのかもわからないその言葉に彼女は何を思うのか......
悪役令嬢異世界終焉戦争外伝 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 14:16:07
17765文字
会話率:67%
俺の名前は信長ユキヒロ。
転生した世界で最強となった俺は調子に乗った。
その結果、俺は大切なものを全て失った。
これは、俺のくだらない人生を終わらせる旅の話だ。
最終更新:2021-01-11 18:00:00
14592文字
会話率:34%
ある夏の日から半年経った、これまた誰も覚えてないような、数分間のお話。
half a year ago ... http://ncode.syosetu.com/n0327cg/
最終更新:2015-02-14 12:00:00
1078文字
会話率:79%
ある夏の日の、誰も覚えてないような、数分間のお話。
最終更新:2014-08-12 22:37:34
749文字
会話率:72%