僕こと鏡池潮は、歴史ある旧家の双子の姉妹に仕えるいろいろと訳ありの高校一年生であり、昼間学校では妹君の『ツンデレお嬢様』天堂日向に顎で使われ、夜は夜で一緒に暮らしている姉君の『ヤンデレ巫女様』天堂月世のお世話で忙殺される毎日であった。
特に気苦労が多いのは、数百年の歴史を持つ天堂本家の『遠見の巫女』の後継者である月世が、その世間知らずの奔放さから十七歳にもなるのに僕にスキンシップをしてきたり、すぐに裸になったりすることなのである。
こうした様々な問題があるとはいえ、美人姉妹の守り役としての奉仕の日々は、僕にとってそれなりに『愛すべき日常』であった。
しかし、そんな微妙に保たれていたバランスを崩し、三人の関係に亀裂を入れたのが、日向のクラスメイトの久我山夕樹であって、どうやら彼女は姉妹の間に隠されている秘密をつかんでいて、わざと僕に言い寄り、嫉妬深く直情的な月世を煽り巫女としての強大な異能の力を発揮させようとしたり、さらに自らの親友であるはずの日向のことも容赦なく揺さぶってくるのであった──。
※この作品は『カクヨム』様のサイト上においても公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 20:00:00
80374文字
会話率:42%
それは、青春時代のちょっとした出来事が切っ掛けだった。
学校行事で訪れた遊園地。囁かれる怪談。双子の姉妹が入れ替わる悪戯。行き違う想い。
その日を境に、姉妹の間には深い亀裂が生じてしまった。
十年後、私は双子の片割れと共に廃園になった遊園
地を再び訪れる。あの日、入れ替わった運命を戻すために。――そして思い知らされる。この呪いからは逃れられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 21:06:48
27182文字
会話率:43%
イチミヤカエデ
私、一宮楓(18)は素直じゃない
イチミヤモミジ
妹、一宮紅葉(12)は素直らしい
同じ姉妹でもどっちが得かなんて直ぐに解る
でも、素直じゃない私を可愛いと笑顔で慰めてくれた子が
居た
それはお隣の年下の男の子
私はずっと彼が好きだったけど……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 13:49:35
192885文字
会話率:68%
彼女は望んだ者を手に入れた。しかし、生涯憂いを拭い去ることは誰にもできなかった。
*夢のワンシーンを元にしております。ところどころおかしい点もありますことを、ご了承ください。
*江戸から明治あたりの日本を想像していただけると読みやすい
かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 18:39:01
1760文字
会話率:13%
ひとたび力を振るえば魔界を滅ぼせるほどの魔力をもつが滅多に外に出ない魔王エイルは、まん丸眼鏡にぼさぼさ頭で日がな一日を読書と研究に明け暮れていた。そんな息子を心配する母と婚約者の姉妹。しかし17歳の誕生日にエイルの生誕祭を催され、母と婚約者
の姉妹と無理やり外の世界に出ることに。
魔王が公の場に久しぶりに表れたことで、感動と改めて畏敬の念をこめる魔界の面々だったが、エイルはめんどくさくて来たことを後悔する。しかしそこで彼は巷に最近「ベルフェゴル」と呼ばれる魔族でさえ恐れる化け物が出るとの噂を聞き、興味がわき調査に乗り出す。また彼が外に出ず、魔王らしからぬ生活をしているのも理由があり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 15:55:39
9371文字
会話率:34%
私はこれまでの人生の中で幸せの絶頂にあった。いよいよ婚約者と結婚して妻になるのだ。だが、結婚式を終え、披露宴の最中に夫と自分の妹が顔を合わせた瞬間にお互いが顔色を急変させたことに気づいてしまった。えっ、何か見覚えがあると思った瞬間、自分が
昔、愛読していた少女漫画のヒロインの姉で、夫と妹が恋人同士であることに気づいてしまった。
ちょっと待って、これって姉妹揃って、人生が詰んでない?私は慌てふためく羽目になった。
なぜ早く記憶が戻らなかったのか、私は内心でぼやきながら姉妹揃っての人生破滅フラグを回避することに全力を尽くすことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-03 11:19:42
88542文字
会話率:15%
青年は聞いた 『さっきからこの子ずっと寝てるけど大丈夫なの?』
中学時代から少女を知る者は 『あぁ白由紀姫か』 と少女の名前を捩って口にする
だらしがないだけ、よく言えばアンニュイ
妹が朝、とかしてくれた髪も午後になる前には既に見る
影も無い
少女には妹が居た
王子様だなんて、とんでもない
青年は少女にとって、7人の小人の1人に過ぎなかった
妹と小人の仲が深まっていっても、それは変わっていないと思っていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 04:19:23
4204文字
会話率:38%
仮想大正時代の帝都。
名門九条家、血の呪いの下に開く凄艶なる活劇。
六人の兄妹達は、赦されない恋に揺らぎながら、
不道徳な関係を結んでゆく。そして彼等は、禁断の箱を開けた――――
※「仮想」大正時代として
大正時代をベースにしつつ明治や
昭和の描写も織り交ぜています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 20:55:07
36758文字
会話率:44%
この物語は、どこにでもいる仲良し3兄姉妹と愉快な仲間たちの1話、原稿用紙2枚程度の短編ミニストーリーです。
細かいことは無視、楽しさのみを追求した4コマ漫画形式になっており、どこから読んでも構いません。気にしたら負けです。
無駄に話数だけ多
いので、責任は取れませんがお好きなところからどうぞ。
※一応の完結です。新作を用意しつつ、もしかしたら、また戻ってくるかもしれません。その時はまた楽しんでやってください。長い間ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 17:46:44
289781文字
会話率:71%
公爵令嬢の婚約破棄?
シスコン姉妹と王子たちの物語。
最終更新:2015-07-24 20:56:48
7715文字
会話率:32%
高校二年生で美術部の僕はいつも同じ部の双子の姉妹に声を掛けていたが……。
*他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2015-07-10 07:02:07
9734文字
会話率:13%
ダメ人間まっしぐらな姉を心配した妹は、姉のスマホに生活支援アプリ『スマホ彼氏』をダウンロードした。そんな姉妹と『スマホ彼氏』のお馬鹿なお話。
最終更新:2015-06-20 10:32:50
8354文字
会話率:49%
平凡な日常は留学から帰ってきた姉・弥生によって激変した!
「もう……ダメ……睦月く~ん ♡ スキスキ~ ♡」
ムツキニウム欠乏症の病を患ってしまった姉は長年の間に秘めた想いを弟・睦月にぶつけた。
「な、何言ってるんですか姉さん! 私たち
兄妹なんですよ!」
至極真っ当な反論を、
「ホームステイ先のダディが言っていた。『自由を愛せ。愛することは自由。むしろフリーダム!』って。だから弟でも愛しても構わないとお姉ちゃんは思うの」
かつて暴姉と呼ばれた姉の口から飛び出した新たな格言で軽く一蹴。
「そ、そんなわけないですっ」
妹・卯月は猛反発するも、姉の言葉を真に受けてしまう。
そんなこんなで始まるハーレムコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 09:08:00
5573文字
会話率:55%
三姉妹の次女で未亡人のエルネスタは、美形の騎士で女に節操のない義兄が妹に手を出そうとしていることを察知する。エルネスタは義兄に告げる、「私は人の死の瞬間が見えるの」と。エルネスタは妹を救えるのか。全3話。
最終更新:2015-06-06 21:51:27
8881文字
会話率:46%
週末になるマサキの家は少しだけ騒がしくなる。
酒を持った双子の姉妹が押しかけてくるからだ。
酔ってグダグダになっていく会話……だけど何かがおかしい。
『日常さえ非日常となる』双子の姉妹たちとの恋愛ミステリー。
巻末に「Q」パートを加えた
実験作です。
※この作品は個人サイトにアップしたものの重複投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-30 20:50:19
15252文字
会話率:51%
その愛らしい容姿と満ち溢れる優しさから、学園の天使と称される姉の美月。
派手な外見に傍若無人な態度から、学園の悪魔と称される妹のアキラ。
まったく正反対の姉妹だと思われている2人だが、実はその関係は偽り。
アキラとは、美月を守るた
めだけに引き取られ、白河家に尽くすことに人生をささげてきた他家の少女であった。
天然純粋培養の天使に群がる愚か者共を人知れず蹴散らしてきたアキラだが、乙女の花盛りを迎えた美月の婿探しが始まったことで、少しずつアキラの世界が変わっていくこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 00:59:08
291544文字
会話率:53%
中世西洋風の架空の小国。第二王女ロゥデリュシカの乱心により、父王が殺された。悲嘆に暮れる第一王女イルェシュニアは即刻妹を処刑せんとするが、自らのそば仕えの騎士セリヴによって制される。何よりも対外情勢を憂えていた父王のために、ロゥデリュシカは
隣国皇太子と婚約を交わしている身であった。次期女王の判断として、イルェシュニアは刃を収め、冷静に騒ぎを収めるべく隣国との再交渉にも臨んでいく。しかし一方で、妹を殺させなかったセリヴと妹がかつて恋仲であった事実が、イルェシュニアの心を確実に波立たせていく。そんなある日、隣国王室から届けられた“翡翠の仮面”と一通の“国書”。その“国書”に記された隣国の要求とその含意に、イルェシュニアは戦慄を覚えるのだった…。
初出:「すくりぃべんてぇすの本 第39号」(2013年)
http://scribentes.m22.coreserver.jp/?page_id=811
他サイト:青空文庫 http://slib.net/36548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 17:16:57
28876文字
会話率:30%
主人公の沖島陸は本当の本当に平凡な高校1年生。そんな彼にも物語の主人公のような出来事が起きたことがある。小学校2年生の夏に公園で偶然であった少女。名前も知らない彼女に主人公は恋をする。あの日以来彼女に会う事はなかったが主人公はいまだ恋してい
て、探している。もしまた会う事が出来たなら……
そんな主人公と突然現れた双子の姉妹が出会ったのをきっかけに、平凡な日常がどんどん変わっていく。うるさい女友だち、クラス委員、ギャルにモテ男そして鏡合わせの双子。個性豊かな同級生たちが毎日大騒ぎし、主人公を巻き込む中で主人公は初恋の彼女を見つけることが出来るのか!!?
この作品は私のブログにも載せてる作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-15 22:11:20
31288文字
会話率:67%
僕、虹村 カイは義理の姉さんとオンボロ・アパートで
二人で暮らしていた。
そんなある日、姉さんが失踪して居なくなってしまった。
僕の家に不法侵入して来た女の人の話では、《アルカナ・ドラグーン》
というゲームが鍵らしい。
僕は姉さんの
手がかりを求め、VRオンライン・ゲームの
《アルカナ・ドラグーン》の世界へと旅立つのだった。
それは後の大規模-転生・事件に繋がる物語の始まりだと、
この時、僕は知らなかった。
姉妹作として『アルカナ・ドラグーン』という作品も掲載
しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 10:00:00
77486文字
会話率:24%
わたしの好きなひとはわたしのおねえちゃんの彼氏
(星空文庫、ノベリスト掲載)
最終更新:2014-01-20 01:52:53
7393文字
会話率:0%