奴隷でありながらも世界の王を目指す、片目を隠した少年。ある日名も知らない名家の当主に救われ、今ままで地の底にあった人生が変化していく。
最終更新:2022-02-13 17:27:21
2384文字
会話率:67%
魔界を統べる魔王。その継承権第1位にあった魔王子ジルフィスは追放された。
現魔王である父親によって。父は老いた、選ぶ道を誤った。それを正そうとしたが故に追われる身となった次期魔王。
飛ばされた地で遭ったのは、魔王軍に歯向かう憎っくき勇者パ
ーティの聖女。数多の戦友、配下の命を奪った勇者の仲間だ。正確には仲間だった者だ、彼女もまた追放されていたのだ。
飛ばされた地。それは2人切りの世界だった。
威厳を是としていた魔王子は初めて恋をする事になった。本人は恋というものすらよくわかっていない。
そして、人間と魔族の争いを収める希望もまた同時に育み始めた事もわかっていない。
だが誰にもわかるはずがないだろう。それはほんの僅かな、とても小さな1歩だったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 17:30:52
3453文字
会話率:71%
かつては繋がっていた天上の世界と、人の世界、そして地の底の世界。それは「人の世の清浄のために」という一方的な展開側の意向によって、千年程前に断絶を余儀なくされた。果たしてそれがまことに清浄のためとなったのか、地の底の魔窟に住まう人々にとって
は、もはやどちらでもよかった。これはそんな魔窟に生きる人々の物語の一端である。
※この作品はNote(https://note.com/u_kitsura/)にも掲載を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 00:51:59
12279文字
会話率:54%
まず一人の男が追放された。
そしてどうするか、どうしようもない。冒険者なるインチキ臭い商売に転職した。
そしてどうするか。地の底から空高くまで届くダンジョンの周辺にこびり付く街「ヘルファイヤー」に流れ着いた。
そしてどうするか。仕事をした。
そしてどうするか。ファミリーなるよくわからない集団に入ろうとした。
そしてどうするか。いや、どうなったか。入れなかった。
そしてどうするか。やけ酒でも飲もうとした。
そして、そこからはじまる。
ダンまちっぽい何かです
でもダンまちは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 13:08:11
100863文字
会話率:50%
遥か古の時代、光射さぬ地の底から魔物の群れが現れ、突如として人々を襲い始めた。人類には魔物どもに抗する術なく、世は嘆きに満ち、山河は赤く染まったという。もはや人の運命は滅びより他に無しと人々が天を仰いだ時、神は地上に一条の救いの光を与え、光
は一人の少年に宿った。
これは、望まぬ力を身に宿した少年の、運命と選択の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 23:08:27
10101文字
会話率:44%
地下街では貧困が蔓延し、法という概念は形だけのものになった。
今日の食事もままならない文字通りの地の底。
そんな過酷な世界に住む、一人の男と子供たち。
理不尽な格差と差別に押しつぶされながらゴミを漁り、命を繋ぐ。
いつか本物の『星』を見ると
いう夢を抱いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 19:25:13
6255文字
会話率:10%
幼い頃から決まっていた、隣国の第二王子との婚姻の為に隣国へ向かった公爵令嬢のメルティナ。訪れた王宮の一室。扉を開けるとそこでは………。
最終更新:2021-08-29 04:36:33
26741文字
会話率:25%
外宇宙より飛来した“大いなる力”は世界を侵し、地球をまるごと異界に変えた。
異界ではこれまでの物理法則は大いに歪められ、異形のはびこる地獄となった。
異形の中には“大いなる力”に適応する種族も数多く生まれたが、争いは終わらなかった。
長く続いた暗黒の時代は、やがてひとりの勇者の手によって終わりを告げる。
異界は地の底に封じられ、地上にはわずかな“力”だけが残った。
遥かな時が過ぎ、大地がたった二つになった頃、人の種族も四つばかりになった。
“力”の扱いに長ける美しきグリュン。
“力”を多く取り込んだ獣の如きロート。
“力”に頼らない小人のブラウ。
そして、全てに通じるが果てには至れない、かつて“人間”と呼ばれていたヴァイス。
これはかつて滅んだ地球の文明をなぞるように発展した新たな世界で、四つの種族たちが手を取り合い、地の底に封じられた異界――すなわちダンジョンへと挑む物語。
どこにでもいる、ありふれた者たちの物語。
すなわち、路傍の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 21:58:25
13128文字
会話率:35%
サンマルト王国の王子殿下のフリックは公爵令嬢のエリザに婚約破棄を言い渡した。
理由は幼馴染との「真実の愛」に目覚めたからだ。
エリザの言い分は一切聞いてもらえず、彼に誠心誠意尽くしてきた彼女は悲しんでしまう。
フリックは幼馴染のシャーリー
と婚約をすることになるが、彼は今まで、どれだけエリザにサポートしてもらっていたのかを思い知ることになってしまう。一人でなんでもこなせる自信を持っていたが、地の底に落ちてしまうのだった。
一方、エリザはフリックを完璧にサポートし、その態度に感銘を受けていた第一王子殿下に求婚されることになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 13:45:19
55825文字
会話率:66%
表題の読みは【ときのかなたに影を求めて】
飛来した隕石がもとで地球上で魔法のような力が技術に組み込まれつつある時代。そんな時代のさなかに生きている少年、立花夕陽は後の世で"暴走連鎖"と呼ばれる大規模な災害に巻き込まれ、
地割れに飲み込まれ、地の底へ落ちていく。意識を失った彼は不思議な感覚に包まれ、次に目を覚ました場所は未知の森の奥地。よくわからない生態の凶暴な獣、見知った文字の朽ち果てた看板、今は"いつ"なんだ。時を越えて生を掴んだ彼は、自らの生きる意味を探して生きる。地の底に落ちる前に指同士をかすめた彼女が生き抜いた欠片を探して、破天荒な未来を進む彼に待ち受けるものとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 18:10:04
8885文字
会話率:56%
世界に名だたる悪名高き「大罪級ダンジョン」。凶暴な魔物と荒ぶる冒険者が入り乱れる修羅のようなダンジョンの深部に、平然と営業する道具屋。そこに出入りする商人ナタルの野望は「世界の果て、地の底にあるラストダンジョンの最深部に道具屋を開業すること
」。まだ誰も販路を作ったことのない前人未到の目標を掲げる商人ナタルの果てなき夢は、やがて世界に大きな爪痕を残すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 22:50:38
2856文字
会話率:53%
「てめぇはクビだ! ルイド!」
ある日、S級付与魔術師【エンチャンター】であるルイドは勇者パーティーから追放された。
ルイドは付与魔術【エンチャント】で武器や防具にスキルや特殊効果を与え、パーティーに貢献していたにも関わらず。
「ど
、どうしてだよ! どうして俺がクビなんだ!」
「今までご苦労だったな。てめぇの付与魔術は役に立ったぜ。けどもう、武器や防具が整った今は用済みなんだよ。お前の代わりにもっと役に立つ汎用性の高い魔術師を雇うつもりなのさ。お前の居場所はここにはないんだ。いいから出てけよ」
勇者ライアンはルイドに告げる。
「本当にいいのか? 俺の付与魔術【エンチャント】は俺がいないと機能しなくなる。お前達の装備は役立たずになるんだぞ!」
「見苦しい嘘を言っているんじゃねぇ。そうまでしてまで、俺様の勇者パーティーに残りたいのかよ? ここまでくると哀れだな。皆、お前みたいな付与魔術しかできない無能、必要ないって言っているんだぞ」
説得空しくルイドは追放される。追放されたルイドはドラゴンに襲われている剣聖エアリスと出会う。ルイドは付与魔術で彼女を救う。ルイドは彼女とパーティーを組む事に。
一方その頃、ルイドを無断で追放した勇者パーティーは不穏な空気で支配されていた。
ルイドが付与魔術を施した武器や防具が役立たずになってしまったからだ。代わりとなる付与魔術師も見つからず、勇者パーティーは追い詰められていく。
勇者パーティーは連戦連敗、金も名声もなくなり、周囲からの評判は地の底まで落ちていく。
ドン底まで落ちた勇者は激しく後悔し、ルイドを呼び戻そうとするが。
その頃既にルイドは新しいパーティーで遥かな高みへと到達しているのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 12:00:00
17424文字
会話率:47%
「トール。お前気づいてるだろ? 俺達、最強の勇者パーティーにただの『村人』なんて必要ないんだよ」
15歳の時に天職を与えられる世界。幼馴染の俺達五人は勇者パーティーとして旅立つ事になった。しかし、勇者として集められた四人に与えられた天職は
実は外れ職業ばかり。
『ジョブ・レンダー』という職業を貸与できるジョブを与えられた俺は、咄嗟に四人に当たり職業を貸与する。
職業貸与(ジョブ・レンド)には人数制限があり、貸し与えた俺は強制的に『村人』になってしまったのだ。
当たり職業に喜ぶ四人。そしてあろうことか『村人』である俺を外れ職業として馬鹿にしてくる始末。本当は自分達こそが外れ職業に就いている事も知らずに。
「本当にいいのか? 俺はただの村人じゃなくてジョブ・レンダーとしてお前達に職業を与えてたんだぞ。実は村人なのは俺じゃなくてお前の方なんだ」
「そんな妄想はいいから。出てけよ。お前とパーティー組んでるの恥ずかしいんだからさ」
「そうか。わかった。出てくよ」
勇者達からそう言われ、パーティーをあとにすることを決めた俺。去り際に呟く。
「お前達に貸した職業は返して貰うからな」
その直後、勇者パーティーは絶体絶命の危機に直面することになる。
「お、俺が実は勇者じゃなくて村人だと!?」
「う、嘘! 私って大魔法使いじゃなくてただの遊び人!?」
「お、俺は聖騎士じゃなくてただの農民だったのか!」
「え!? 僕って大僧侶じゃなくて、ただの無職だったの!?」
実は勇者パーティーが最強職業に就けたと思っていたのは俺がジョブ・レンダーとして職業を貸していたからであった。
ただの外れ職業に成り下がった勇者パーティーは連戦連敗。周囲からの評判も地の底へと落ちていく。
一方その頃、俺は幼馴染の村娘と再会を果たす。俺は彼女に『聖女』を貸し与えた。
「う、うそ! わ、私が聖女! こ、こんな事が!!」
こうして俺は聖女となった幼馴染と気ままで自由な冒険者ライフを楽しむ事を決めた。
『村人』として馬鹿にされていた少年が『ジョブ・レンダー』として大陸中にその名を轟かせる。
これはそんな成り上がりの英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 18:00:00
100036文字
会話率:62%
愛してるよ、柚」そう囁いて、大和は柚を殺した。
柚が目を覚ますとそこは、いつもの光の届かない地底だった。やけにリアルな夢と、段々あるはずのない記憶が思い起こされることに困惑しつつも、柚は殺されない道を選ぼうと努力するが……。
ヤンデレが
書きたかった。
アルファポリスさんでも同時投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 22:04:28
2831文字
会話率:50%
はるか昔、〝竜(ドラゴン)〟の脅威によって滅亡の危機に瀕していた人類は、一人の騎士によって救われた。その騎士は神から授かった光り輝く神器を身に纏い、無敵の力をもって悪しき竜たちを暗き地の底へと封じ込めたと云(い)う。
これは〝竜輝士伝
説(りゅうきしでんせつ)〟と呼ばれる騎士英雄譚──アークスに古くから伝わる御伽話である。……だが、悠久の時を経て、この御伽話は最悪の部分だけ現実のものとなる。
AC(アークス歴)1999年7月7日、突如としてアークスに姿を現した竜は、御伽話に伝えられているように人々を襲いはじめたのだった。
あまりにも強大な力を持つ怪物たちを相手に、人類は常に劣勢を強いられた。初めのうちは辛うじて竜の侵攻を退けていたが、やがてそれも限界に達し、次第に窮地へと追い込まれてゆく……。
しかし、AC2009年3月26日、のちに大英雄と称されるディスティン・ラリービルトンが竜の討伐を主な目的とする組織〝竜騎士機関〟を設立したことで状況は一気に好転し、人類は未曾有の危機を脱することができたのだった。
そして時は過ぎ、AC2119年3月26日現在。人類対竜、互いの存亡を賭けた戦いは今尚も続いていた。だが、この日を境に運命の歯車は大きく加速し始めることになる。若き竜騎士ユーイ・アルファナが任地先で一人の少年と邂逅を果たすことによって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 00:02:05
137662文字
会話率:38%
主人公の「君(きみ)」は、みじめにも職場失恋し、落ち込んで落ち込んで、こんなに落ち込むなら、いっそ地の底まで落ち込んでしまえ、地底へでも行っちまおう!とヤケになっていたところ、ひょんな機会から、ソープランド従業員の女の子、及び、某大学「地底
学教室」のオーバードクターの方と知り合いになり、そして、この3人で、本当に、「地底探検」に出かけてしまう、いや、出かけさせられてしまう、そして、探検のはてに、意外で巨大な出会いに遭遇する・・・というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 10:33:16
121696文字
会話率:31%
いつも砂浜で寝ることが好きだった私は、ある日海中から空を見てみようとおもった。いつもは目もくれない道に違和感を覚えながらも、海へ着いた。そして空を眺めるとそこにはいつもと変わらないものがあった。
最終更新:2021-02-19 01:56:34
535文字
会話率:0%
西暦2655年地球は文字通り二つに割れた。大地は崩れ、海は荒れた。割れた大地の底は暗く光の届かない空間。海は大きな渦が流れ近寄るものを容赦なく飲み込んだ。今まで人類が歩んできた文明が突如として滅びた。国は国力を失い、多くの土地を失った。
それから数百年が過ぎると荒れていた大地は木々が芽生え動物たちも増えていった。豊かな自然が地球の大半を占めた。人類の総数は10分の1程まで減ってしまった。大きな都市や集落や村などが各地に点々としていた。そして各地で稀に不思議な力を持って産まれる子供が現れるようになった。時と共に力を持つ者は増えていき、総人口の半分以上が不思議な力を持つようになった。不思議な力は人々の生活馴染まれていった。この時まで世界は平和に過ぎていた…。
突如として大地が揺れ、海が荒れた。割れた大地の底から1頭の龍が天へと昇って行った。光輝くそれは空と大地が繋がる程に巨大であった。人々はただその光景を眺めていた。大地は静まると、各地に4頭の竜が現れた。竜は都市や村を襲い、生き物を喰らい街を荒らし何処かへ姿を消した。
それから動物は竜の瘴気当てられ、魔物のと化し人を襲うようになった。人類はこれに対抗すべく、不思議な力を持つ者集まり、“ギルド”ができ、所属する者を“シェル”と呼ばれた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 01:59:02
6993文字
会話率:44%
錬金術師ニコラス、彼には夢があった。神より与えられし武具、《神具》を超える武具を作成するという夢が。しかし、彼の生まれた国ではそれは最大級の禁則事項であり、それを国に悟られてしまった彼は二千年間、地下に封印されることとなってしまった。
人間の寿命は百年程度しかない。このまま地の底で死ぬわけにはいかないと、彼が考えた策は仮死状態になる薬を服用し、二千年間を仮死状態で切り抜けるというものであった。
そして、二千年後、ニコラスは生き返るが、彼の生まれ故郷は既に滅んでしまっており、彼の研究所も同様に使い物にならなくなってしまっていた。どうにかして新たな研究所を手に入れようと、人里を目指すが、二千年後の人間の支配領域では《錬金術師》の技能を持つこと自体が重大な犯罪行為となってしまっていた。
しかし、どうしても自らの夢を諦めきれない彼は人間以外の種族を集めて、新たな国を作り上げることを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 00:09:03
28732文字
会話率:45%
遥か遥か昔、聖なる神々と闇の神々の争いによって人の地は焦土と化した。
戦いに敗け、地の底に落とされた闇の神々の眷族である吸血鬼を屠る者たちクルースニク。
優秀なバンパイアハンターである、クルースニクのテイトが出会った美しく、幼い少女。
彼女に出会ってから、よこしまな妄想が止まらないテイトは彼女に好意を抱き、彼女を知りたいと願う。
彼女の正体が、自分が倒すべき者だと知った時に彼は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 02:39:34
24555文字
会話率:31%
人間がようやく文明を築き始めた頃の太古の昔の話。
仕事で大手柄を上げ、地の底で眠っていた蛇の元に一匹の来訪者がやってきた。
最終更新:2020-11-16 00:00:00
1135文字
会話率:67%