幼い頃、いじめられているところをいつも守ってくれていた、博多弁を話す名前も知らない男の子のように強くなりたくて、鍛えてムキムキになった俺――綾小路 雄太郎の通う学校に、ある日転校生がやってきた。
彼女の名前は東郷 司さん。東郷さんはクラス
メイト全員が息を呑むくらい可愛くて清楚な女の子だった。
そんな東郷さんに手を出そうと忍び寄る、超イケメンだけど素行の悪いと噂されるクラスメイトから彼女を庇うと、俺に案内してもらいたいと言って彼女に連れ出された。そして、その日から俺の筋トレ三昧のぼっち生活は変わった。
「お、おはよう雄太郎くん! えっとね、一緒に学校に行きとうて!」
「えっと……あんね、今日雄太郎くんにお弁当ば作ってきたと。やけん……一緒に食べん?」
「それじゃ雄太郎くん、一緒に帰ろ?」
……どうして東郷さんは俺と仲良くしてくれるんだろう。それに、たまに出るその博多弁……彼と同じなんだよな。もしかして彼女の正体は……!? なんて、そんな訳ないよな。
あ、わかったぞ。きっと俺の事を友達と思ってくれているんだな! 俺にもついに友達か……感慨深いものが……って、どうして東郷さんは顔を赤くしながら、ほっぺを膨らませているんだろうか?
――これは筋肉馬鹿の俺が、過去を隠しながら俺を想い続けてくれる東郷さんと一緒に、クラスメイトや過去の因縁との衝突を乗り越えながら、結ばれるまでの物語。
☆カクヨムにも投稿してます☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 22:43:28
54079文字
会話率:64%
二年連続でイジメによる自殺者を出し、校内暴力で荒れる六星学園中学校に城島光という転校生がやってきた。
前の中学校では男子生徒だったけど、小柄で可愛い女生徒としてやってきて、それからカンフー衣装のけっちゃ面が現れるようになった。
転校生をイ
ジメるとあとで必ずけっちゃ面が現れて手酷い報復を加えた。ほかの生徒がイジメられてもそうだった。
それでも多勢に無勢、学園乗っ取りを図る高木組配下の族に対抗する為に、男子転校生がもう一人きて、キツネ面の赤マントも加わり、学園を牛耳っているОBの族を背景にした不良グループと壮絶な戦いとなる。
男子転校生は実は城島ヒカルという身体能力抜群の女子で、光とは一卵性双生児だった。
博多の侠客が学園の危機を救う為に差し向けたものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 11:53:24
41580文字
会話率:35%
ひょんなことから死んでしまった主人公。三途の川で目が覚め、"渡し"の一族の力を借り、閻魔大王の元へたどり着くが、そこで待っていたのは反抗期真っ只中の閻魔の娘だった。さて、ここからどうなることやら。
最終更新:2021-10-10 16:49:03
14490文字
会話率:33%
『絶望捜査官』本編終了後からいくらか後の話。日本各地を転々とし、絶望捜査官の支配から街を解放するために暗躍する、天満クレハ・ヤヨイ姉妹。二人がとある絶望捜査官の紹介で出会ったのは、別の並行世界からやってきたという、凛紗と名乗る少女だった。
「異世界から来た人間というのは往々にして、絶望的な流れを大きく変えるきっかけとなる。そうだろ?」
絶望にまみれた世界に吹き込む、新しい風。凛紗の力を借り、二人は激しい争いが日々繰り広げられる街、福岡・博多に向かう。
絶望を抱えても、希望を諦める必要はない――世界にそう叩きつけるための戦いが、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 22:00:00
47861文字
会話率:66%
奪われる妹と奪う姉。
大切な宝物をいつも姉に奪われて、目の前で壊される。
どうしてこんな酷いことをするのか姉に問うもお前のせいだと言われてしまう。
そんなよくある姉妹話を
よくない話にしてみました!!!!
最終更新:2021-08-11 04:29:25
1629文字
会話率:10%
小野田桜は福岡県福岡市在住の中学三年生。趣味の旅行に出かけるとついつい寄り道してしまうこと以外にはこれと特徴もない少女だったが、ある日、自室の鏡に吸い込まれ――気がつくと『異世界』に拉致されていた。
しかも目が覚めたのは暗く寒く狭い牢屋の中
。その場にいたのは同じ被害に遭ったふたりの日本人と、桜らを呼び寄せたという怪しげな男たち。
三人は数か月の間を牢の中で過ごしつつ、現地の言葉と『魔法』の勉強をさせられていたが、遂に訪れた転機。
怪しげな男たちが姿を見せなくなったのだ。
「これじゃ日本に帰る方法がないじゃん!」と気づいた三人は『魔法』を駆使して牢を抜け出し、それぞれのやり方で世界から世界を渡る方法を探し始めた。
小野田桜もその一環として――というのを大義名分に新世界との交流を気ままに楽しんでいた。
その折、桜はある田舎村でひとりの貴族令嬢と出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 10:00:00
40007文字
会話率:43%
学生生活最後の夏休み、奈良へ旅行する日になって、突然、博多駅構内に由美子が現れた。彼女と会うのは、ほぼ-年ぶりであった。川中が知らせておいたのだろう。白いワンピースがひときわまぶしく感じられた。
私たちは駅構内の喫茶室で談笑しながら改札を
待ったが、そこで、川中と由美子の間柄が以前に比べ、ずいぶん変わっていることに気づいた。私がコーヒーをひとくち飲むと、由美子は川中のコーヒーに砂糖とミルクをさりげなく混ぜた。川中の好みを十分知りつくしていなければできることではない。
喫茶店から改札口まで歩く際も、由美子は川中のそばにぴったり寄り添っていた。
川中と由美子の間柄は、大阪へ向かう夜行列車の中で明らかになった。流れる町の灯をぼんやり眺めながら、川中と私はビッフェでビールを飲んでいた。
「まだ、だれにも話してないんだけど、卒業したら、オレ、結婚するつもりだ。生活力もなにもなくて、まだ早いとは思うけど……」
川中は恥ずかしそうに、頭を掻いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 09:00:00
24072文字
会話率:21%
俺はおまえ達のチームを潰し、この街を制覇する。
福岡市は学生達が4つのエリアに分け場所争いをしていた。博多・東エリアのチームblasting crewにかつての友人が所属していることを知った嶺井悠斗はチームを潰すべく、行動に移すが権力も何も
無い。それでも戦う為街中の人間を巻き込み、挑んで行く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 19:00:37
24449文字
会話率:63%
「魔法が使えないじゃない!」魔法を生活に根付いている人々の間で俺はいつも蔑まれていた。
だが、俺は折れない。諦めない。俺が俺の人生を生きるのに他人の意見なんて聞くものか!
諦めの悪い少年とやかましい相棒《ニワトリ》が王国中を騒がせ
る。どういう意味でかは言いたくないなぁ。
何にせよ名声を浴びる人間に、俺はなる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 20:00:00
11073文字
会話率:45%
夏から秋にかけての新月の晩、お山に狐火が三つ灯ったら、それが市の立つ合図です。
作法は三つ。面をかぶって素顔を晒さないこと。提灯を持って歩いてゆくこと。そして、決して声を出さないこと。
守らなかったらどうなるかって?
行き着く
ことが出来ないか? 帰ることが出来ないか?
それとも……。
※不思議な物を売っている、あやかしたちの『狐火の市』を題材とした短編シリーズです。夏の夜にぴったりの、昭和レトロとノスタルジックをどうぞ。
《お品書き》
・僕と婆ちゃん編 京都弁の少年太一と、大好きなばぁちゃんと狐火の市のお話
・姉妹編 広島弁の少女ミサキが行方不明の妹を探すために、狐火の市を目指すお話
・猫又ニア編(ニャー語) 新米猫又のニアが、妊娠中の飼い主ハルカのために、ひたすら頑張るお話
・姉ちゃんの嫁入り編 博多弁です。少年イツキと歳の離れた姉ちゃんのお話
・約束編 出雲弁の少年、マサトとタク。幼馴染の二人の、大切な約束のお話
・炭焼き小太郎編 炭焼き小屋の少年と、冬季休業中の狐火の市の面々とのお話。群馬弁です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 22:00:28
99964文字
会話率:21%
ペンギン三兄弟、チャン、ドン、ゴン。
たとえば、3羽が三銃士だったら...
最終更新:2020-11-19 01:54:12
1102文字
会話率:71%
博多に住む大柄で声のでかい猛田陸はごく普通の会社に務め10年の月日が流れある日の春に新しく入った小さな体に胸が大きな女性に出会い好意を抱いた。
そして女性を口説くわけでもなく陸は女性の笑顔がみたく料理を作り始めた。
毎日ゆるゆるふわふわか
な楽しい社会人ライフを読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 20:35:15
2368文字
会話率:44%
待ち時間や暇つぶしに読める超短編の小説を毎日投稿していきます。
ジャンルは主に恋愛、方言は博多弁。
色んなオチ、シチュエーションがあるので執筆の参考になるかも。
作中の設定や登場人物の言動は作者の思想信条趣味願望を反映していたりしていなかっ
たりします。
手軽に起承転結を楽しんでもらえたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 20:20:42
30087文字
会話率:57%
〈お断り〉取りあえずこれはラジオドラマ用のシナリオです。‘目で聞く’ラジオと思ってください。配役はお好きな俳優を各自で当ててください。
以下あらすじ:25才の青年が九州は博多の街に流れ着きます。彼はここにいたる前の2年間をヨーロッパを中心に
世界中(ロシア・ヨーロッパ・中近東・インド・タイ等)を単身で放浪して来た身の上でした。放浪のわけは「詩人・ランボーに憧れて」と「人はなぜ生まれたのか、また何のために生きるのか、現に生きているのか…を探る」の2点でした。つまり早い話がそんなことにかまけている、世間知らずの甘ちゃんだったわけです。そんな彼に人生の解答を与えてくれた女性がいました。彼より3つ年上の元・極妻だった女性。「ケンちゃん、運命(さだめ)を超えないけんよ。さだめ橋を渡らな。うちもいっしょに行ったるっちゃ」と云って諌めてくれます。みずからの身体をも与えて…。さて、あらすじより本編です。どうぞラジオドラマをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 17:28:24
7660文字
会話率:78%
まもなく18番線に博多行きのぞみ9号が入ります白線の内側までお下がりください・・ はぁはぁ・・間に合った・・そうボクは今東京駅の新幹線ホームにいるやっと取れた休暇で温泉旅行をするために・・・ ☆・☆・☆
あぶなかったぁ・・ボクは新幹線に
乗り込み一路九州へ♪スマホの音楽を聴きながら景色を見てるといつの間にかウトウトして2時間ほど眠ってしまい気が付けば京都付近を列車は走っていた。
東京駅を出発した時は、隣の席は空席だったが、今はスタイルのいい美人の女性がいた。
温泉旅行が好きな主人公がが超美人のトラブルに巻き込まれ、恋に発展する話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 13:00:00
24910文字
会話率:29%
中洲、そう遠くない未来。
アンドロイドが普及したこの時代でも、歓楽街では人間の欲望が交差している。
その片隅にある、古ぼけた探偵事務所のドアを、欲望とは縁のなさそうなハーフの女子高生が潜った時、物語は動き出す――
依頼内容は、失踪したアン
ドロイドの捜索。
探偵・黒田は、助手のアンドロイド・コルネットと事件を調査するが、開始早々に何者かの尾行を受け、事件の裏で何かが暗躍している事を感じ取る。
日本有数の暴力団、アンドロイド社会を変えようとする海外マフィア、国内最大級のアンドロイドメーカー、博愛の世を目指す宗教団体……それぞれの思惑を掻き分け、やがて黒田が辿り着いた結論に、全ての謎が終息する……。
原尞先生リスペクト、近未来ハードボイルド探偵小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 18:41:04
119147文字
会話率:75%
本作の主人公で、軍人である博多大河(はかた たいが)は、軍人で最年少の綾瀬川霧(あやすがわ きり)と街の巡回へ行く。
そこで、とある人と出会った…
この小説はpixivにも公開してます。
URL → (https://www.pixiv
.net/novel/show.php?id=10546596)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 00:05:47
6179文字
会話率:54%
誕生日を迎えた探偵が、その姉からの挑戦状に立ち向かう。博多から直通列車で宮崎へ向かう探偵。そこに待つサプライズとは?
最終更新:2019-12-01 07:00:00
2032文字
会話率:48%
皇室に伝わる第四の神器【降天菊花】
その神器に選ばれた者は、世の理の全てを知る【全知の者】となると云われている。
平成から令和への歴史的な代替わりの裏で、南北朝時代に封印されたもう一つの皇室が蠢き出す。
その頃、博多の探偵・服部翔はラブホ
テルのクイーンサイズのベッドの上で、情事の後のまどろみの中、少年時代の夢を見ていた。
忍術を捨て、スケコマシとして生きる翔の前に現れた絶世の美女と幼い兄妹が語る衝撃の真実。
歴史に埋もれた忍術が再び花開く時、【降天菊花】を巡って血を血で洗う忍者バトルが開戦する。
勝つのは風魔か甲賀かそれとも伊賀か。
そして、【降天菊花】に選ばれる者の資格とは?
※1話辺り2千文字前後・80話・18万文字程度で完結予定です。
※猫シーン、食事シーン多めです。
※ミッドナイトノベルズに掲載中のものからR18要素を省いて掲載しています。
<カクヨム先行連載中>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 17:11:20
186819文字
会話率:46%
これがアメコミと時代劇の融合だ‼
江戸中期、田沼時代。
黒田騒動により幕府直轄領となった博多は、悪徳と退廃の都と化していた。
博多奉行配下・定町廻り同心の筑紫糺は、同じく同心だった父・喜左衛門を殺した下手人を追い、やっとの事で柳町の顔役
である独眼虎の毒蔵に辿り着いた。そして追い詰めたかと思われた糺の毒蔵が牙を剥いたのだが――
アメコミと時代劇を融合させようとした実験作。人気次第で長編化します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 12:11:23
4361文字
会話率:33%