かつて、帝国の特務部隊『影の兵士隊(シャッテンクリーガー)』に所属していた男、『ヒュウガ・アマギ』。
退役した彼は、寒村にて狩人を営んでいた。
ある日、彼は雪山にて遭難していた一人の美女を救う。
無理な国境越えをしてきたその女は、名
を『フローレンス』とのみ名乗り、彼の元に身を寄せる形となった。
フローレンスは仇を討つための力を得るため国境を越えたと言い、ヒュウガはその仇討ちに助力することを請け負う。
だが、フローレンスの前身、仇の正体と次々と明らかになる事実から、ヒュウガは己の因縁が絡むことを知り、彼女の仇討ちへの認識を改める。
切り捨てたはずの過去の伝手を手繰り、その冷酷な手腕を持って、彼女の仇を仕留めようとするヒュウガ。
そんな彼が仕掛けた罠に乗った仇――ゲシノク・バートランド。
その首を獲り、仇討ちはなるのか?
仇討ちの向こうに救いはあるのか?
罠を飲み込んだ黒き森は、ただ沈黙する。
二人の心の内そのままのように……。
※本作品は、『学術師レオンハルト~人形たちの宴~』の外伝作品です。
先に本編をご一読いただけますと、内容がより深く理解できます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 12:00:00
82365文字
会話率:31%
俺はカズヤ。これからの社会人生活を楽しみに就活に励む普通の大学生……のはずだった。
最終更新:2023-12-02 17:06:31
1134文字
会話率:15%
夜。スーパーのレジ。列に並ぶその男の心臓は激しく脈打っていた。
その理由……。聞けば誰もが『そんなことくらいでそんなに……』と呆れ、笑いもするだろう。しかし、その人にとってはそれが重大な悩み。決して理解できなくとも『気にしすぎだよ』『自
意識過剰』『くだらない』『そんなことよりも世界にはもっと不幸な人が』などと切り捨てるべきではない。
が、彼のそれは実にくだらない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:00:00
1424文字
会話率:32%
ミリアは生まれてからずっと使用人として働いてきている子爵令嬢。
ミリアはメイド長から怒鳴られ仕事も遅くダメな女と言われ続ける日々が続く。
痺れを切らした主人の伯爵当主はミリアに宣告した。
「公爵家で使用人の修行を一年間してくるのだ
。もう戻ってこなくとも良いがな」
などとゴミのように切り捨てる。
ミリアとしては一年間だけでもメイド長の仕打ちから逃れられる期間ができたため内心では喜ぶ。
いっぽう、メイド長はこの提案を快く思っていなかった。
ミリアが憎く嫌いではあるが、自分の仕事を全て押し付けられる相手がいなくなってしまったからである。
そんなことを知らず、ミリアは公爵邸で使用人修行を始めるが、公爵邸使用人のリーダーからは褒められ、当主のレオンハルト公爵からも料理を絶賛される。
ミリアにとって褒められることがとてもうれしかった。
ミリアの使用人修行の一年がはじまる。
※オリジナルの世界観設定が入っています。
※R15設定を入れていますが、保険です。
※この作品はアルファポリスにも搭載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 19:10:57
121448文字
会話率:52%
ふと目を開けると、そこは見知らぬ場所。久我山 勇利ことユウリは、自分がプレイしているフルダイブ型VRMMORPGの新しいイベントだと、そう思っていたのだが──
斬った時のリアルな感触。切り捨てた魔物から漂う血の臭い。飛び散る無修正の臓物
。
好き勝手に喋りまくる上に、偉そうな相棒のドラゴン。
ユウリは否が応でも気付かされる。ここは、ゲームの世界なんかじゃないと。
勇者? いいえ、ただの迷子です。
行き先は? ちょっと世界樹の苗を植えられる土地まで。
──これは、後の世に最高の冒険者として名を残す、一人の少年の冒険譚。
広大な世界を旅するユウリと、その仲間たちが織り成す、少し不思議な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 08:01:38
1581621文字
会話率:44%
ポーレリア王国レクストン公爵家の令嬢であり、王太子の婚約者であるエミリア・レクストンは学園の卒業パーティーで王太子から婚約破棄をされる。しかも王太子からエミリアの両親が隣国と共謀して国を乗っ取る計画をしていたと言われ反発するが、すでに処刑さ
れたと告げられ絶望の底に叩き落とされる。一方その頃、ガージル王国第二王女、ユリアーナ・ガージルは学園の創立記念日に婚約者候補の令息から的外れな婚約破棄を宣言される。しかも平民の聖女候補をいじめたという身に覚えのない罪で処罰され、暗い森に連れて行かれて騎士に切り捨てられ絶望の号哭を上げる。絶望に落とされた二人が次に目覚めると、そこは創成の女神のいる空間だった。女神が言うには悪魔が二人の魂を狙って起きた悲劇であり、二人ともすでに悪魔によって肉体と魂を切り離されて二度と元の身体に戻ることができなくなっていた。戸惑う二人に女神は二つの選択肢を提示する。このまま輪廻に魂を返して生まれ変わるか、それとも二人の身体を入れ替えて生きるのか。―――これは、悪役にされた少女たちが身体を入れ替えて悪魔に立ち向かい、未来を取り戻す物語。
〇初投稿。一度は書いてみたかったなんちゃって悪役令嬢もの。恋愛要素は薄めです。〇主人公は二人です。作品の都合上、話の入れ替わりがあるのでどちらサイドの話なのかを注意してください。〇細かい部分は気にせず読んでください。〇誤字脱字あったらすいません。〇頑張って連載していきますが執筆の都合上、投降の間隔が空く場合があります。〇よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 23:00:00
111086文字
会話率:66%
ある日、とある冒険者パーティーは一人のメンバーを、実力不足を理由に解雇する。
実力主義の冒険者達にとって、それは当たり前の事である。
しかし、実際に切り捨てられた者は、そうは思えないものである……。
最終更新:2023-09-21 12:02:48
24888文字
会話率:25%
◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻大好評発売中です。
◇◆◇コミカライズ新シリーズ連載中!!
◇◆◇詳細へは下のリンクから飛べます。
私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だった。同時にここが好きだった少女漫画の
世界で、自分が漫画の主人公に意地悪の限りを尽くす悪役……の取り巻きである白豚令嬢、ブリトニーに転生していると気付く。ブリトニーは悪事がバレそうになった悪役に全ての罪を被せられ、切り捨てられて最後には処刑されるという悲劇のデブキャラだ。確実に死刑を回避する方法は、悪役の取り巻きにならないこと。この悪役は自分より際立って醜い者しか周囲に侍らせないので、今から痩せればなんとかなるかもしれない。とりあえず、ダイエットしよう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 22:42:54
549567文字
会話率:34%
真理しか言わないんだよなぁ~
最終更新:2023-09-14 03:42:40
2269文字
会話率:0%
人見知りと王子系女の子が大学にいる悪いやつをバッタバッタと切り捨てていく話(嘘)
最終更新:2023-09-06 20:59:45
2476文字
会話率:52%
3年間付き合った彼氏から結婚目前で裏切られたミヤコ。
傷心というよりも呆れて物も言えない。ずっと二股かけてたなんて。
もう結婚なんて望まない。恋愛なんて糞食らえだ。私は夢に生きてやる。
慣れない都会で恋人に合わせていた生活を切り捨て、住み
慣れた田舎の実家に戻ったミヤコは祖母の残した家に住むことになった。ある日、祖母の家の廊下の突き当たりに普通のドアの半分位の大きさの扉を発見。鍵を探し出して、扉を開けてみると、そこは異世界の食物庫だった……。
※過去に書いていた作品が中途半端になったので、書き直して完結済みの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 21:00:00
505089文字
会話率:56%
最果ての国。
天上人と呼ばれるたった数人の異世界人のためにすべてが存在する国で、一人抗った者がいた。
記憶のない彼は、果たせなかった約束を胸に、たった一人戦い続ける。
全てを切り捨て戦い続ける彼は出会う。
一人の旅人と一人の非人。
三人が出会うとき、世界は変わる。
――これは、旅立つ彼らの出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 04:39:41
303821文字
会話率:36%
メロクズ激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かねばならぬと決意した。だが、メロクズの村では、最近アンガーコントロールが流行っていた。メロクズも流行に乗り、6秒数えてみた。無理だった。1秒目でメロクズは、怒りのままに目の前の老爺を懐の短剣で切
り捨てていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 15:09:39
3306文字
会話率:51%
アンジェリカは今日も無双する!
古来より生き永らえたエンシェントゴブリンが統率するキングゴブリン含むゴブリン軍団に、村の女性が何人もさらわれた。しかしその洞窟にまたたくまに単身乗り込みそのすべてを切り捨て、女性たちを全員無事に助け出す。
食うにも困っている街の孤児院に食料と安全を届け、貧しい子供たちに無償の愛を注ぎ込む。
その愛らしさに話しかけようとした男たちはキュン死して、謀殺聖女と呼んだ不敬な輩には天罰が下る。
当の本人は言う。
「目立ちたく・・・ないんですーーーーー!!!!」
今日も今日とて、自分の力を見誤ったバカな冒険者たちがうかつにも手を出したがため、そのドラゴンの怒りの矛先が、近くの街に向けられて今まさに特大のブレスを放たんとしている瞬間、肝心のその首は切って落とされる。
その後、その街を管轄するギルド裏には討伐部位の頭部他素材が、その存在感にもかかわらずもいつの間にか置かれている。そしてカウンターにはひっそりと真っ白なプラチナのギルドカードが・・・受付の女性はすぐに少し離れた柱の陰を見る。
そこにはいつものように、水色ロングのきらめく髪と上質な白いローブに包まれた女の子が、真っ赤な顔をしてこちらを見ていた。
「みんなー!無事解決よー!」
受付の女性は、決死の覚悟で防衛をと集められた冒険者たちに向かって終わりを伝えると、ギルドカードを魔道具に通して報酬を入金する。そのままカウンターにカードを戻すと次の瞬間、カードも消えていた。
柱に隠れる女の子と共に・・・
このお話は、女神の寵愛を受け、聖女と呼ばれ、内気で、目立ちたくない、そんな女の子の英雄譚である。
「あわわわ・・・私を・・・私を見ないでーーーー!!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 10:12:14
294706文字
会話率:32%
——魔導学院。災いを祓う為の魔なる術を扱う『魔術士』、そしてその中でも選ばれし力を持つ『魔導師』を育成するための教育機関。
そんな名誉ある学院であっても、影は存在する。
汚点であると示すような漆黒の制服。それは何かしらの理由から
『落第』とされ、見捨てられた者達。決して能力が著しく低いわけでは無い。いずれもが学院に入学できるだけの力は有しており、学院生となったのだから。
しかし、彼らは墜とされた。欠点があるからと切り捨てられ、先への道を閉ざされて。教師は蔑み、生徒には見下され、地を這う事を強要される、無能の烙印を押された者達。
——飛ぶ羽をもがれた、鴉の雛鳥達。
そんな彼らはある日、一人の少年と邂逅する。彼らと同じく無能と呼ばれながら、しかし高みへと羽ばたかんとする“鴉”と。
そしてそれは、彼らが大空へ飛び立つまでの、始まりの一歩に過ぎなかったのだ。
——ここでは無い世界、モノリア。これはそんな世界で紡がれる、雛鴉達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 12:00:00
9423文字
会話率:41%
「フルス、悪いが今日限りで俺たちの部隊を辞めてもらう。お前はクビだ」
とある青年が、自身の所属する部隊を『クビ』になろうとしていた。
青年はクビになるのを避けるため、必死に仲間達に訴えるが、仲間達は聞く耳を持ってくれない。
それは一見する
と、『無能』な人間が仲間達に捨てられる、ただの惨めな青年の話。
しかし、青年にはとある特別な力が宿っていた。
その力とは他人に『擬態する能力』。
青年はその擬態能力を使ってクビになった部隊に再び加入し、自分を無能だと切り捨てた元仲間達に優秀になった新しい自分を見せつける。
そこから青年の物語が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 20:13:01
20614文字
会話率:52%
国を裏側から支え、護る組織『国の盾くにのたて』。その組織にはかつて『銀色の鬼神ぎんいろのきしん』と呼ばれた地上最強の能力者がいた。
国の敵のなる存在達を修羅さながらに切り捨てるその姿はまさに『鬼神』だったとされている。
彼は約4年
間の間しか組織に所属していなかったが、その期間の間、幾度となく世界の危機にを救った。
そんな彼は『魔王軍まおうぐん』と呼ばれる世界征服を企む組織との戦い、勝利を収めた後、その姿を消した。
彼の存在は国の裏側の事情を知る者達にとって伝説となった。
そんな彼は、現在一市民として暮らしていた。彼は平和な日常を過ごしたいと願い、大切な人の為に戦うと誓い生きている。
そんな彼は様々なトラブルに巻き込まれたり、ホモの友達に変態にパンツを盗まれたりしながらも平和に暮らそうと葛藤する。そんな彼の奇妙な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 02:19:18
667831文字
会話率:65%
ロザリア・ヴァンプスはヴァンプス侯爵家の令嬢であり、魔法具開発によって成した巨額の富を有する至高の女性であった。一人娘のロザリアの婿がヴァンプス家を継ぐということもあり、ロザリアは多くの紳士から求婚を受けていた。
そんなロザリアの順風
満帆の日々は、ある日泡沫のごとく消え去ることとなる。
異界より現れた巫女。黒目黒髪の異国の少女によって、ロザリアを取り巻いていた男性たちは姿を消した。
巫女はまるで誘蛾灯のごとく多くの令息を引き寄せ、令息はロザリアのもとを去っていく。
それでも、ロザリアはあきらめなかった。
自分こそが皆に愛される完璧な女性だと、そう疑ってかからなかった。
だから、なんでもやった。裏社会に金をばらまいて、巫女の殺しだって計画した。
それなのに巫女は死なず、そしてすべての悪行がロザリアの首を絞めた。
そうしてロザリアは、巫女とともに生きる宣言した王子によって切り捨てられ、無様に死んだ――はずだった。
「おお、ロザリア。死んでしまうとは情けない」
そんな声を聞くまでは。
やり直しを決意したロザリアは、神に与えられた「好感度の魔眼」を武器に、彼女は令息たちの心を取り戻していくことができる、のか。
忠犬執事ハスターを従えたロザリアは、学園生活のやり直しを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:00:00
74309文字
会話率:54%
すぐに長編になってしまうので、短編完結物を書けるように練習した作品です。
BLですが、主人公は♀→♂への生まれ変わり。生まれ変わったのは逞しい男の設定です。
最終更新:2023-07-27 17:07:55
14596文字
会話率:46%
「性根の腐った悪辣な極悪非道な令嬢、ロクサーヌ・リシュパン!本日をもってお前との婚姻を解消させてもらうぞ!」
フェナーレ学園の卒業式。さっさと面倒な式を終わらせたいのに周りの人間の迷惑を無視してやりたい放題の人たち。
自分の都合で他人を切
り捨てる人間、好意を寄せる人間に献身的に振舞う人間。好意に漬け込んで相手を意のままに操り他人を蹴落とそうとする人間。
面白いこと。
――そっちもその気なら私も自分がしたいように振舞っても問題ございませんわね?
傲慢で負けず嫌いで猫のような気分屋の悪女シルヴィアの周りはいつも騒がしい。悪役令嬢、王子、聖女、冒険者パーティーのお荷物まで。シルヴィアの行く場所ではさまざまな人間劇が巻き起こる。
――ゴミを捨てるような気軽さで人を裏切るなら、私がもらい受けます。
悪女がご都合展開を引っ掻き回す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 22:20:33
21813文字
会話率:31%