全てが上手くいかない『俺』は全てを捨てる事にした。瞼を閉じた暗い世界で掛けられた声に適当に応えていたら遂に意識を手放した……筈だった。
無意識に開けた視界の先には見覚えのない外の世界。
まだ生きている実感を理解できないまま自身の変化に
疑問を持ちつつも、もう一度『俺』を終わらせるために眠りにつく事にするが……。
生きるという事に希望を見出せない少女が自身の命の重みという自覚を持たないまま終わりを求めて世界を放浪する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:58:15
6097文字
会話率:12%
理が違えば間違いか?それは結局、人の視点でしかない。時代が変われば、正しさは変わる。
人間は攻撃する際、正義を振りかざす。しかしその正義は、単なる暴悪ではないのか?
「人を殺せば悪か?しかし君は、どれだけの命を食べた。神は思う、些事
であると。人間が殺す蚊や蟻と、人間の命の重みは変わらん」
人間の命なぞ、軽いのだ。
強き者が正しい。それが支配者というもの。
人間を平等に助ける?何故、助けねばならん。神はなにもしない、人間の言葉を借りれば、我々は単なる隣人なのだから。
「私は待っているぞ。お前がくるのを」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 09:54:34
24309文字
会話率:59%
そこは狂気張り上げた、戦場の地。
遥か昔、世界の全て『華』を巡った異種族同士の戦争が勃発した。
血と悲鳴だけが戦場を飾り、命が投げいられるように消失したその戦国の時代。
軍事学校に通う小さな村の住人『ウィディアス=ルーベリア』は最強
と名高い第一隊義団長を目指し、同年代の仲間達と共に訓練を開始する。
しかしその訓練校は実力と実績だけが評価される過酷なところで……………。
実戦、訓練を積んでいくごとに命の重みや仲間の大切さを知っていく少年少女達。
恋、友情、憎しみ……………それらはいずれ足枷と共にかけがえのないものに変わって行く。
これは運命を担う一人の人族が、醜き異種族戦争を終戦させるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 22:00:00
1384文字
会話率:43%
この作品はpixivにも掲載しております。
江戸時代末期頃、奥出雲をモチーフとした架空の村や町を舞台とした和風ファンタジーです。一部日本神話より着想を得て創作しております。個々の価値観や信念、命の重みをテーマとした、少し重めの内容とな
っています。
タイトルはずっと考えていたのですが、決めきることができず仮のタイトルで投稿させていただきます。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。誤字脱字等注意しておりますが、お気付きの点がございましたら教えていただけると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 01:22:09
145552文字
会話率:32%
もうすぐ二十歳を迎えようとしていたナナモ(ジェームズ)はロンドンから東京に戻り大学生になっていたが、大学受験をやり直せないかと悩み始めていた。専門としている電子工学の講義室で、ある学生に仮想現実の世界へ誘われ、異世界はなく、すべてはコンピ
ューターの創る世界だけだと言われ消沈する。さらにロンドンで思いを寄せていた女友達に恋人が出来たことを知って傷心し、色々と揺れ動く気持ちを引きずったまま夏休みにロンドンに向かった。オックスフォードでの講義の影響かはわからないが、再び東京に戻って来ると、まるで使命であるかのように、医学部再受験のために勉強に勤しんだ。
共通テストや二次試験に十分な手ごたえを感じていたが、それも束の間のこと、共通テストを管理するメインコンピューターがウイルスに感染したことを知らされる。失意の中、メッセージに従って訪れた場所で、嘗てロンドンで、王家の継承者であると告げてきた男性から、異世界で果たさなければならない使命があることを改めて告げられると、異世界に旅立つことを享受する。
やって来たのはタミがタミの社会を創り始めた時代だった。流行病ですさんだ港市場で、ある手紙を見せられたナナモは、黄金の小槌の話を聞き、丁寧に遇され、またタミの生活を共有することになる。しかし、使命を果たす為に再び動き始めたある場所で、タミがタミを治める現実と様々な問題を知り、黄金ではなく黄色の小槌を見つけることが使命だと理解する。行く手を容赦なく遮られ、ヤオヨロズのカミガミとタミについて考えさせられたが、皇家がおられるはずであるアスカに辿り着く。そこではタミを制する術を説かれたが、どうしても納得できないと訴えたために医術院へ送られた。ナナモは流行病に罹ったタミの治療を手伝ううちに、黄色の小槌の真の意味を知り、小槌をタミにもたらすことが使命だと強く抱くと、再び行く手を遮られながらも懸命にタミが集う港市場に向かった。
待ち受けていたのは、オンリョウだった。小槌が必要かどうかはタミ自身が決めるべきだと叫んだナナモは、使命の重みといのちの大切さを噛みしめながらも、オンリョウに惑わされたタミを救うため、ついに黄色の小槌を振り上げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 10:32:14
303639文字
会話率:45%
自然界の中でも特に脆弱であろう存在、鳥のヒナがいかに死にやすいかについて語るエッセイ。
タイトルの通り、死にまつわる描写が多いので、閲覧注意です。
最終更新:2021-11-18 07:11:19
3126文字
会話率:0%
齢九歳にして暗殺者になった少年「無神クロ」。
幼い頃に両親に捨てられ、三年間を山中で過ごし、弱肉強食だけを学び生き延びてきた。
七歳で孤児院に拾われた彼だったが、生まれてこの方日本語を話したことがなく、またもや孤立してしまう。
だが、そんな彼にも転機が訪れる。
可哀想な彼を迎え入れたのは名付け親でもあり、後の義姉になる少女「無神ゆり」だった。
言葉や感情、一般常識を彼女から学び、人間社会への復帰を目指し過ごしてきていた。
だが、そんなものは嘘で固めたシナリオであり……。
本職は日本最強の暗殺者。
日本政府公認の秘密組織「PARALLEL」秘密保持暗殺部隊「B3」に所属し、任務を遂行した数は千を超えている。
———ただ、ある日。
彼が起こした、たった一つのミスにより「無神ゆり」は暗殺対象になってしまう。
最強の暗殺者は——無論。
命の重みとは、何なのか?
そんな当たり前のことを学ぶ、少年の物語。
数百数千の死をもたらした死神の少年がたった一つの小さな死を境に成長する闇の成り上がりサイエンス・フィクションが今ここに!
きっと、これを読み終えたあなたの「死に対する価値観」は変わるでしょう。
この物語はフィクションです。現実の組織、団体とは一切関係がありません。
《バットエンドなど壊してしまえ。》
編集作業中
編集作業中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 19:26:15
142021文字
会話率:47%
親になることがどういうことなのかを改めて知ってほしい。
最終更新:2020-03-09 06:10:05
253文字
会話率:0%
アルファポリス様webコンテンツ15位作品――
虐待を10年以上耐え続けながら生きる先には何が待っているのかと私自身の過去を書いています。
かおるは私の分身です。孤独の中で耐え抜いて生きていく姿と、精神が壊れていく中でも光、自由を探そう
とする姿を皆様に読んでもらいたいと思い書いています。
昔は思い出しながら書くと発作が起き、薬を飲まないと書けなかった状態でして、やっと書けるようになったので挑戦しました。
書くのはつらいのですが、こういう現実もあるのだと考えてもらいたいと思い作品にしました。
よくニュースで虐待死の報道を見ますが、私はたまたま周りの人に守られて助かっただけです。
命の重みと、精神病、身体障害、などの誤解と偏見を消したくて、自分の過去の心情描写で書いています。
三人称視点になると思いますが、それは全てかおるです。
ただ身体がかおるなだけで、中身が違うだけ。
記憶を共有する解離もある事も知ってもらいたいと思いました。
過去に色々ありましたが、10年以上を経て、この作品を執筆出来るようになれたので。
残しておきたいと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 01:52:44
84782文字
会話率:12%
『命の重みを、僕は知っている。君は、本当に死を理解しているのか?死の本質を、知っているか······?』
かつて死の恐怖を味わい、その本質に触れた少女が自分を偽り他人の死を阻止していく。死のサイト、という闇を駆使して……。
最終更新:2018-12-24 23:13:07
2296文字
会話率:42%
裏切りの日々に生きる喜びを見出せなかった少年は、
自分の身代わりとなって死んでしまった女性に想いを馳せる。
残された命の重みに耐えかねていた少年は、
偶然、女性と同じように、その命を失った。
死後の世界で出会った神に知らされる女性の異世
界転生。
そして与えられた再会と転生の機会。
少年はまたとないチャンスをその手に掴み取り、転生を決意する。
一人の女性に会いたい、ただそれだけの想いで転生した剣と魔法の異世界。
そこで待っていたものは思い焦がれた再会、そして転生者の宿命だった。
この物語は壮大な世界観と温かい人間関係、そしてちょびっとの恋愛要素でお送りする異世界転生ハイファンタジーであり、人を信じられない少年がただ一人の敬愛してやまない女性の幸せのために、剣と魔法の世界を奔走し成長していくハートフルな異世界転生冒険譚である。
~週1回以上の更新で続けております(更新タイミングは主に週末)~
※リアルの諸事情により12月頃まで更新不定期となります。記:2018/8/6
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 11:00:00
306308文字
会話率:43%
悪人ってさ。
そうなるしかないなら。
どうだろうな。
それってさ。
悪人なのかな?
最終更新:2018-09-15 20:15:28
5243文字
会話率:43%
ある末期の癌を患った少年の最後の思いとは?少年は何を望み、何を思って死と直面するのか。
最終更新:2018-03-01 00:17:32
1248文字
会話率:20%
※更新再開※
「戦うのは、何時だって自分のためだから。」
生川 永和は、ごく普通のひねくれた脱力系JKだった。将来の夢は自宅警備員、伴侶はお布団、嫌いな言葉は友情・努力・勝利。そんな彼女は、生きるのも死ぬのも面倒に思いながらもこの世を生
きていたが、ある日、自称魔女の謎の思惑に巻き込まれて、見知らぬ世界へと飛ばされる。
これは、うまく素直になれない主人公が異世界でだらだらと生活するはずが不運に不運が重なり(?)数々の事件に巻き込まれて人々に関わり戦っていく中で、人の想いや、命の重み、世界の根幹に触れていくことで成長し、異世界で仲間と共に獅子奮迅する物語である。多分。
「働かざる者食うべからず。復唱しろ」「やだ面倒臭い…」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 23:50:09
138039文字
会話率:52%
手をかざすだけで人の命を奪う、忌まわしき《呪殺魔法》。ごくまれにその能力を持って生まれてしまった人間は迫害され、幽閉され、ときに殺害される。
そして《呪殺魔法》を持つがゆえに家族から隔離され、暗い地下の一室で今まさに命尽きようとしている弱
々しい8歳の少年。
その体に転生してしまった男は「生命の重み」と向き合いながら、差別と迫害の渦巻く世界を生き抜いていく。読む者の魂を震わせるサバイバルファンタジー巨編!
週1~2回更新を予定しておりますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 18:00:00
90020文字
会話率:29%
平凡な人生にコンプレックスを抱え込んでいる中学生、和泉詩織(いずみ・しおり)は、学校の屋上で飛び降り自殺してしまう・・が!それを天才中学生の天宮花音(あまみや・あやね)が危機一髪で阻止して、結果的に未遂におわった。彼女たちはこの出会いを境に
、いろいろな人に出会い、いろいろな価値観・生き方を学んでいく。今後起こる出来事(試練)をたくさん乗り越えて、人として少しずつ成長していく彼女たち。
命の重み、言葉の重み、人生とは!?幸せってなんだろう!?彼女たち目線で書いていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 21:54:14
3950文字
会話率:46%
犬や猫、動物達が我々と同じ、かわらない命であることを沢山の人に知ってもらいたい。作者のそんな思いがこの作品へと形を変えた。
人間であれば罪になることを犬や猫には平気で出来る、人とかわらない命であることを知っていてやってのけるあなたはいつしか
命の重みがわからなくなり、きっと人をも殺してしまう。あなたへ綴る。人は命の価値など決めてはいけない。食事の時も、ふと思い出して感謝して欲しい。命を食していることを、彼らの命を奪って私たちが生きていることを。だけれど必要以上の殺戮は?粗末な扱いは?糞尿の中でひたすら交配させられる彼らは?一体命とはなんなのか、命の重みを忘れていないのか。全ての人に訴える。目をつぶるな。この現実を否定し、逃げてはいけない。これがこの国なのだから。
~この作品を通して読者様には「命」について知り、考え、行動して欲しい。わかっている方も、これを読んで行動して欲しい。行動してる方は共に頑張って欲しい~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-06 12:02:10
2200文字
会話率:16%
魂は、やがて『消える』。
言い方をよくするならば、『成仏』であろうか。
神も死神もいる世界。
神と死神は、少年Aを見つけた。
主人公となる、水月 奏(ミヅキ カナデ)も見つけた。
命の連鎖。
命はめぐりめぐって神のもとへ行き、天秤にか
けられる。
ならばあなたは。
ならば僕は。
どんな人生の地図を描いてきたのだろう。
きっと、少年たちは。
命の重みを、まだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 12:22:40
2641文字
会話率:25%
…オケアノス
この世界の名前であり、誰もが生まれた時から知る
最初の言葉
声に出さずとも知る、大地の名
悪戯な雲が、青空を邪魔したり
飛び交う鳥達が、謳歌を唄い舞う
安らぎの緑が絶え間なく続き、それぞれの大陸には各々の個性を生かし
た文化が根付く
しかし、かつてこの世界は 【躊躇った】
何を躊躇ったのかは分からない、しかし
そのせいで、この世界は灰色の死に包まれるはずだった…
そう、今この安寧があるのは、一人の勇気が小さな命達への愛を貫いたからだ
それを知る者は、ほとんどいない
歴史は風化し、長き時を経て今があるのだから
それを罪と憎む者、それでも安寧に埋もれる事を許す者、互いの最たるがこの世界の柱となっている事すら誰も知らない…
誰も、いや、知らないのは
ニンゲン、だけだ
知る事は、必然ではない
だが、知らない事は、とても悲しい
知る事で悲しい事が起こるかもしれないけど
その必然が、徐々に訪れようとしている
かつて理由などないが、それでも人を愛した
たった一人の尊い犠牲が残した
今という歴史が 少しずつ、少しずつ定められた運命に導かれる
―彼は言った、消える命を悟りながら
未来に、届かぬ想いだと分かっていても託した言葉
それは、きっと世界だけが聞いていたのかもしれない
「…生きてるから、躊躇う事はある。だけど、その先に…その命の重みを知る
決して、その命を絶やしてはならない。そんな僕の覚悟に…悔いはないんだよ」
その言葉を、忘れられた歴史を、悲しみを乗り越えた…今の尊さを人間が知る時は、やがて来る
そう、運命が記したのだから
しかしその先、結末までは
まだ朧げで
それも全てを知る人間達次第だと
世界は知ってほしいのかもしれない
―Ragnarok Saga折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 04:39:14
211797文字
会話率:38%
命の重み。
そして、命の大切さ。
人生、生き方。
人は、何時かは死ぬ。
だから、後悔しないように生きなければならない。
最終更新:2014-06-23 18:50:22
691文字
会話率:0%