「アリア・サファリナ、お前との婚約は破棄する!」
一年前に前世の記憶を取り戻してから様々に挽回をはかってきたが、極悪令嬢というレッテルを覆すことはできず、ついに私は王太子から婚約破棄をされてしまった。
折しもその時、人の身長の数十
倍はあろうかという巨大魔獣が王都を襲撃した。
混乱のさなか、魔獣がすぐ目の前に迫る。
しかし──
オレンジと黒のカラーをした巨大ロボットが私と魔獣の間に割り込んだ。
魔光スピーカーから国王の声が響く。
「乗るんだ、アリア! グランドレスに乗り、王都を、この国を、世界を救え!」
言われるがまま機体に乗り込み始まった、私とグランドレスの巨大魔獣と戦う日々。
激闘の中で、第二王子、騎士団長、商会ギルドの御曹司など様々な人物と出会う。
体を、心を傷つけながらも戦い続けることで、極悪令嬢と見下す周囲の視線も徐々に変わっていった。
そして、伝説の巨大魔獣ミラージュが五百年ぶりにその姿を現すという。
巨大魔獣はなぜ襲ってくるのか、グランドレスとは何なのか、国王が握る秘密はいったいどんなものなのか。
戦闘、謎解き、お金儲け、パーティー、探検、お茶会etcetc...悪役令嬢の人生はいつだって忙しい!
これは、私が自分の居場所を見つけ、幸せを手にするまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 22:17:21
92428文字
会話率:36%
王立貴族学院に通う貧乏男爵令嬢リゼ・ヨークは、ある日偶然、高位貴族の侯爵令嬢で第一王子の婚約者でもあるアデラインが独り言の暴言を吐いている場面に居合わせてしまう。
それを機に、口止めのためか取り巻き令嬢のようにアデラインのそばに置かれてし
まったリゼだったが、彼女から突然「前世の記憶がある」と秘密を打ち明けられ、悪役令嬢として断罪される悲惨な末路を回避するために協力してほしいと言われる。
なかば信じられないリゼだったが、図書館で知り合った年下の少年レイに呆れられながらも、お人好しを発揮して引き受けることに……⁉︎
-お人好し貧乏男爵令嬢×ぶっきらぼうな年下少年。悪役令嬢の断罪回避に奔走していたはずが、なぜか成り行きでヒロイン役(王太子妃)になって恋が始まるまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:11:46
103324文字
会話率:30%
スラウゼン王国の聖女であるアマーリエは、目元を覆う仮面をつけている。
仮面をつけているのには、訳があった。
ある日、アマーリエは、大勢の前で婚約者である王太子のレナルドから乱暴に仮面をはぎ取られ、婚約破棄を突きつけられてしまう──。
「こん
なはずじゃなかった」と言われても、もう訂正できません。
-婚約破棄された仮面をつけている訳あり聖女が真実の愛に出会うまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 12:03:50
24291文字
会話率:21%
「クレア、婚約破棄させてほしい」
二十歳を迎えたばかりの侯爵令嬢のクレアは、ある日、サザラテラ王国の王子で婚約者のディルから婚約破棄を言い渡される。
しかしクレアはショックを受けるどころか、両手をあげてよろこんだ。
面倒くさがりのクレアにと
って、王太子妃、さらには王妃などただの重荷でしかなく、その上、五歳年下のディルのことは、弟にしか感じていなかったからだ。
婚約破棄にすぐさま同意を示したクレアだったが、なぜかディルからは、破棄するためには、王太后からのある試練をクリアしなければいけないと告げられる。
「わたし、婚約破棄のための試練、絶対クリアしてみせるから!」
そうしてクレアは、試練を受けるため、王城に三ヶ月間滞在することになったのだが、本当は「婚約破棄」ではなく、「婚約継続」のための試練で──⁉︎
婚約破棄を受け入れたい侯爵令嬢と長年の片想いをこじらせている年下王子との恋の駆け引きのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 13:27:06
124293文字
会話率:27%
公爵令嬢のミレナは、王太子ローレンスの婚約者である。
ある日、ミレナの妹とローレンスが同じベッドにいることを目撃してしまう。
逃げ出したミレナは階段から落ち、全てがどうでもよくなってしまった。
「ところで、ここはどこ?―――私は、誰?
」
全てを手放してしまおうと、ミレナは記憶喪失のフリをする。
けれどローレンスは、ミレナを諦めない。彼はミレナを裏切ってなどいなかった。
すれ違ってしまう二人が、想いを確かめ合うまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 06:54:04
10241文字
会話率:35%
「悪役令嬢を王太子と共に断罪して失敗したヒロインが落ちていたので拾ってみた。」の続きになります。
ある日、薬師のニイナの家の前に妙に煌びやかな金髪の男性が倒れていた。
前に変な少女を拾ったトラウマが脳裏を過ぎったので、すぐに鑑定したところ
、悪役令嬢をヒロインと結ばれたいが為に断罪して失敗した元王子だった。
前の失敗を教訓に、すぐに通報したけれど・・・。
ニイナのある日のトホホな出来事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:00:00
4091文字
会話率:20%
アロイジア鉱国では、三人の王子が王位を争っている。優秀な第一王子、美貌の第三王子そして…凡庸な第二王子、フリード。高貴な色でも美男でもない、能力面もぱっとしない。父王には無視され母親である王妃には嫌われているが、おっとりな性格のせいか人望だ
けは割とある。ほぼ負け戦だが、臣下のため親友のため、なんとか地位を確立したいところ……「第一王子と第三王子が死にました」「消去法で貴方が王太子です」………は?「外戚は横領常習犯!」「ふざけるな!?」「同盟国に軍事侵攻」「やめて!?」「この娘を婚約者に!」「婚約者、います!!」「もう全員殺しましょう」「ダメぇ!?」自由すぎる臣下や貴族たちに振り回されまくりのフリード、無事に即位式を迎えられるのか!? 王子、全く逆襲できません。完結保証、40話
※番外編と*は視点変更です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:00:00
157334文字
会話率:46%
次期公爵家当主の兄、隣国王妃の姉、宮廷魔道士の弟、精霊の加護を受けた双子の弟達、妖精のように人を魅了する妹。そんな兄弟姉妹に囲まれたシャロン自身は至って平凡。そんなある日シャロンは魔力欠乏症という難病にかかっていたことが発覚。治すためにはそ
の魔力不足を補う存在が必要なようで――え?相手は王太子殿下!?
※よく他者視点が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:00:00
84506文字
会話率:34%
留学していた王太子は、弟の第二王子が長く婚約していた公爵令嬢に「婚約破棄だ!」と突きつけ、その後「なんだこの三流作家が書いたような展開は」というありさまになったことを知り帰国。
第二王子のやらかしで国が亡ぶ一歩手前。王太子に求められたのは国
が悪女だ魔女だと罵って追い出した悪役令嬢に土下座をして国に戻ってきていただくよう説得することだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 23:44:34
4251文字
会話率:43%
王太子妃候補の令嬢の暗殺を企んだ悪の公爵令嬢ジリアンは、その企みを目前で阻止され、捕らえられた。公爵家の取りつぶしに、財産没収と嫉妬に狂った女一人の愚かな振る舞いで大貴族が消えたと人々は噂し合う。
街は王太子と命を救われた令嬢がめでたくご結
婚されると華やぎ、誰もが二人を祝福している。
そんな中、捕らえられた公爵令嬢は街の中央にそびえ立つ塔に閉じ込められた。街の人々は塔を見て、「あの中にいるのが、国一番のばか女」「自分のことばかり考えていると高い塔に閉じ込められてしまうよ」そう、子供に教える親もいる。
王太子夫妻への祝いの言葉を投げる口はそのままに、塔の馬鹿女への罵倒やあざけり、生ゴミを投げつけはやし立てる者たちは尽きなかった。
高い塔の格子の上から令嬢が顔を覗かせることがあれば、汚物を投げつけてやろうと狙う者もいた。
幽閉された令嬢は、捕らえられたその時から、ただ一度も本心を語らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 17:36:41
21113文字
会話率:25%
公爵令嬢のパトリシアは婚約者の王太子に婚約破棄と国外追放を言い渡された。
パトリシアはそれを心底喜んだが、父親の働きで国外追放は免れてしまい、その上、新たに隣国の王太子との縁談を持ちかけられる。
全てに嫌気がさしたパトリシアは父親を無理やり
説得し、ひとり旅をする許可を得て家を出た。
その道中で賊に襲われているひとりの男性をパトリシアは助けるが、その男性は隣国の王太子だった。
パトリシアは強さを認められ、暗殺未遂の首謀者を見つけ出すため、隣国の王太子としかたなく偽装婚約をすることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 17:11:09
34178文字
会話率:41%
アナスタシアは婚約者である王太子のアレックスとその恋人に嵌められ、冤罪で死刑になった。
しかし、アナスタシアは目覚めると自室にいて、しかも二年前に戻っていた。
アナスタシアは自分を死刑にしたアレックスを王太子の座から引きずり下ろすことを心に
決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 17:42:45
12822文字
会話率:32%
四つの物語の登場人物が、一つの世界に混在しているなんて?!
「カレンデュラ・デルフィニューム! 貴様との婚約を破棄する」
お決まりの婚約破棄を叫ぶ王太子ローランドは、その晩、ただの王子に降格された。聖女ビオラの腰を抱き寄せるが、彼女は隙を
見て逃げ出す。
婚約者ではないカレンデュラに一刀両断され、ローランド王子はうろたえた。近くにいたご令嬢に「お前か」と叫ぶも人違い、目立つ赤いドレスのご令嬢に絡むも、またもや否定される。呆れ返る周囲の貴族の冷たい視線の中で、当事者四人はお互いを認識した。
転生組と転移組、四人はそれぞれに前世の知識を持っている。全員が違う物語の世界だと思い込んだリクニス・コロナリア国の今後はいかに?!
ハッピーエンド確定、すれ違いと勘違い、複数の物語が交錯する第一章。第二章からはそれぞれの視点で物語を描く。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/12……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:23:40
126841文字
会話率:41%
真実の愛は策略で生まれる ~王太子殿下の婚約者なんて絶対に嫌ですわ~
勉強は出来ず、実技も酷い。顔だけしか取り柄のない一番最初に生まれた王子というだけで、王太子の地位に就いた方。王国を支える3つの公爵家の令嬢達は、他国にも名の知れた淑女
であり、王太子レオポルドの婚約者候補に名を連ねた。
「絶対にお断りだわ」
「全員一緒に断りましょうよ」
ちょうど流行している物語の主人公のように演出し、道化を演じて退場していただきましょう。王家も貴族のひとつ、慣習や礼儀作法は守っていただかないと困ります。公爵令嬢3人の策略が花開く!
ハッピーエンド確定、6話完結
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 19:00:00
14282文字
会話率:49%
【完結済】
「エステファニア・サラ・メレンデス――お前との婚約を破棄する」
婚約者であるクラウディオ王太子に、王妃の生誕祝いの夜会で言い渡された私。愛しているわけでもない男に婚約破棄され、断罪されるが……残念ですけど、私と結婚しない王太子に
価値はありませんのよ? 何を勘違いしたのか、淫らな恰好の女を伴った元婚約者の暴挙は彼自身へ跳ね返った。
ざまぁ要素あり。溺愛される主人公が無事婚約破棄を乗り越えて幸せを掴むお話。
【複数掲載】カクヨム、エブリスタ、アルファポリス、小説家になろう、ノベルアップ+、マグネット折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 15:03:50
86615文字
会話率:41%
四大公爵家の一つレナード公爵家の令嬢エミリア・レナードは日本人だった前世の記憶持ち。
記憶が戻ったのは五歳の時で、
翌日には王太子の誕生日祝いのお茶会開催が控えており
その場は王太子の婚約者や側近を見定める事が目的な集まりである事(暗黙の
了解であり周知の事実)、
自分が公爵家の令嬢である事、
王子やその周りの未来の重要人物らしき人達が皆イケメン揃いである事、
何故か縦ロールの髪型を好んでいる自分の姿、
そして転生モノではよくあるなんちゃってヨーロッパ風な世界である事などを考えると……
どうやら自分は悪役令嬢として転生してしまった様な気がする。
これはマズイ!と慌てて今まで読んで来た転生モノよろしく
悪役令嬢にならない様にまずは王太子との婚約を逃れる為に対策を取って
翌日のお茶会へと挑むけれど、よりにもよってとある失態をやらかした上に
避けなければいけなかった王太子の婚約者にも決定してしまった。
そうなれば今度は婚約破棄を目指す為に悪戦苦闘を繰り広げるエミリアだが
腹黒王太子がそれを許す訳がなかった。
そしてそんな勘違い妹を心配性のお兄ちゃんも見守っていて……。
悪役令嬢になりたくないと奮闘するエミリアと
最初から逃す気のない腹黒王太子の恋のラブコメです☆
世界設定は少し緩めなので気にしない人推奨。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 19:40:22
77566文字
会話率:53%
愛する夫(王太子)から愛される事もなく結婚間もなく悲運の死を迎える元公爵令嬢のモデリーン。
自分が何度も同じ人生をやり直している事に気付くも、やり直す度に上手くいかない人生にうんざりしてしまう。
どうせなら王太子と出会わない人生を送りたい…
…そう願って眠りに就くと、王太子との婚約前に時は巻き戻った。
それと同時にこの世界が乙女ゲームの中で、自分が悪役令嬢へ転生していた事も知る。
嫌われる運命なら王太子と婚約せず、ヒロインである自分の妹が結婚して幸せになればいい。
悪役令嬢として生きるなんてまっぴら。自分は自分の道を行く!
そう決めて五度目の人生をやり直し始めるモデリーンの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 18:40:06
107795文字
会話率:57%
前世でハマっていた乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生した主人公の公爵令嬢カナルディア・ケシュクリー。シナリオ通りに大好きな王太子である第一王子との婚約を果たし、ゲームの舞台となる王立モンテロンド学園へと入学。
そこで毎日ヒロインと王子
の取り合いをしていたのだけど、突然神様から何故かおしおきを受けてカナルディアとヒロインの中身が入れ替わっちゃった!?
ヒロインは既に逆ハーレムを作り上げている。そんな中に、中身悪役令嬢のカナルディアは放り込まれてしまい、元の身体に戻った時の事を考えてにヒロインを演じなければならなくなった。
中身ヒロインのリアノラも逆ハーでウハウハしてたのに、嫌われ者の悪役令嬢になっちゃって大好きな王子は見向きもしてくれない。でも元の身体に戻った時に備えて、王子には嫌われておかなきゃいけない。
互いの複雑な状況を嫌々ながらも協力し合って、元の身体を取り戻す為に奮闘する悪役令嬢とヒロインの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 08:18:46
26526文字
会話率:58%
可哀想に
という短編の王太子視点です。
主人公である王太子とその妃の聖女にはざまぁあり。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-11-17 16:23:02
3248文字
会話率:26%
悪役令嬢にされそうになった女の子がなんだかんだで愛を取り戻すお話。
またはヤンデレな王太子が涼しい顔で復讐を果たすお話。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2022-08-26 16:45:39
1786文字
会話率:48%
悪役令嬢だけど隣国の王子と婚約した話
最終更新:2020-07-27 16:34:50
2607文字
会話率:64%
滅亡寸前のセーヌ共和国を救った勇敢な聖女スザンヌ・マルク。
過酷な運命が彼女を襲う。
敵に捕まり魔女裁判にかけられ、火あぶり処刑。
「熱い、苦しい」
無念の最後を遂げる。
そしてスザンヌの人生やり直しが始まった。
「火あぶりだけは、絶対に回避しなきゃ!」
スザンヌは美形騎士たちととも敵軍を打ち破っていく。
騎士たちの愛はスザンヌの快進撃を支える。
しかし天からのお告げでスザンヌは知る。
前世で自分が処刑された後、騎士たちも悲しみのあまり絶望。
悲惨な末路をたどっていったことを。
彼らを救うため、自分を救うため。
スザンヌの人生逆転ストーリーが加速する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 12:12:49
103778文字
会話率:21%
第3王子アクセルには王になるという野望がある。
父親である王が意識不明の重体に陥ったという知らせを受けたアクセルは、ついに動き出す。
第1王子の王太子ローレン。
第1王女の狂女カーケン。
第2王子の冷血漢レイス。
強力なライバルたちとの王位
争奪戦が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:05:37
306474文字
会話率:51%
23年前…王太子の婚約者であった公爵令嬢・ハマルティアは男爵令嬢に恋した王太子に一方的な婚約破棄をされたうえ失われた古代技術・魔法によってその身を石に変えられてしまう…!
石像となって早十年…魔法の効力が弱まったのか夜だけ動けるように!?
偶然出会った不遇の第二王子と一緒に打倒王様(元王太子)目指して頑張ります!
※出会いは年の差ですが後々同い年になります。
初投稿。長編を書きたくて作ったネタなのでところどころ端折っています。ちゃんといつか書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 16:00:00
9851文字
会話率:42%
聖魔法が得意で魔法が大好きな侯爵令嬢のアイシアは、ある日、存在を忘れられ、捨て置かれた儚げで美しい第二王子と出会う。
二人は共に過ごす中で、次第に心を通わせていくものの、第二王子を亡き者にしたい正妃の策略で、王太子であり、美貌の第一王子の婚
約者とういう立場に立たされることになる。
王妃の命令での婚約のはずなのに、第一王子はなぜかアイシアをとても大切にしてくれる。共に過ごした第二王子もアイシアを守るため命がけで戦うことを決意する。2人の王子に愛された優しい令嬢は次第に国家の争いへと巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 14:21:03
210878文字
会話率:34%
大陸暦二〇〇五年、東方大陸の小国ミズルア王国は建国以来の危機を迎える。
記録的な冷害に見舞われ、大凶作となったのだ。
飢饉が発生するかもしれないと予測して、王国政府は蒼白になった。
そこで彼らは、第三王子ウィトリアを宗主国のルアフィル・デ・
アイリン王国へと人質に差しだし、援助を求めようとする。
むろんアイリンがミズルアにだけ好意的であるはずもなく、交渉は難航が予想された。
だが、アイリン王妃優蘭は、意外なほどあっさりと援助を約束する。
ただし、無条件ではなかった。
西方国境に赴き、彼の地を守るミルヴィアネス男爵から物資を供出させよ。
難題である。
ミズルア使節団、アイリン王国政府、ミルヴィアネス男爵、常勝将軍、ドイル王国王太子アラート、そして冒険者たちを巻き込み、策謀と野心の糸車が回わり、深紅の糸が紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 13:00:00
44004文字
会話率:21%
人と話すのが苦手。顔なんか見られない。社交会なんてもってのほか。そんな人見知りのレリエルは、国王陛下の命令で集められた夜会という名の、王太子殿下のお見合いパーティーに参加させられる。
偶然、そこでレリエルの能力を知った王太子により、王宮
出仕を命じられ、レリエルは絶望の淵に立たされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:03:58
10162文字
会話率:46%
聖女キリエは、幼いころに強盗に襲われ、命を失いかけるも、神に祈りを捧げた結果助かり、力に目覚める。
それ以降、彼女は神殿で聖女として働いていた。
事件のショックでしゃべれなくなるも、彼女はたくさんの人にやさしくし、またあいた時間を神に祈
りを捧げ続け、王都で【静謐の聖女】として有名となる。
しかしその人気をねたんだ他の聖女が、王太子に頼んで、キリエを神殿から追放させる。
キリエは王太子の策略にハマり、恐ろしいモンスターたちが出現するフィールド型ダンジョン、奈落の森に廃棄される。
しかしキリエは神々に愛されてるため、モンスターたちに攻撃を全く受け付けない。
それどころか、傷ついたモンスターや、居場所を追われた魔族たちを治療していく。
キリエの祈りは奈落の森に恵みを、そしてそこに暮らす人たちに幸せを運ぶ。
その結果、森に暮らす民たちは、みんなキリエを大好きになる。
一方、キリエを失った王国は衰退の一途をたどるはめとなる。
今更、キリエが重要だったと気づいた王太子が土下座しに来るが、もう遅い。
力をつけた森の民たちは、決して彼女を取られまいと、連れ戻しに来た人間たちを次々と撃退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 11:28:14
367127文字
会話率:41%
グレイス自身が病弱だったことと、姉の教育に家族が専念するため、彼女は邪魔だとばかり祖父母に預けられた。
田舎でのんびり暮らしていたが、ある日姉が王太子の婚約者に決まり、グレイスは呼び戻される。
窮屈な貴族生活、逃げ出したいと思って毎日パーテ
ィーに参加する。そんな中、会場から避難したグレイスは、だるそうに長椅子に座っている王太子と遭遇する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 23:43:42
5474文字
会話率:46%
レティシアは王太子の婚約者だった。順調に交際しているつもりだったが、突然現れたミユウによって壊される。ミユウは王太子にふさわしくないとアレコレいじめていたら、ある日婚約破棄、死刑を言い渡される。刑が執行される日、レティシアは魔王になり、周り
の者をすべて殺してしまう。十年後、彼女の前に勇者が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 16:30:04
4493文字
会話率:42%
マノン・サザリア 16歳。惚れた第一王子アダンのために王太子ユーゴを毒殺する。アダンが王太子になった暁には王太子妃になれると約束されたけれども、それは甘言であり、アダンに糾弾され斬首刑。
目覚めると12歳に戻っていて、王族とは関係ない平和な
人生を送ろうとするのだが、災難は向こうからやってくる。
アルファポリス、ノベルアッププラスでも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 09:43:41
33402文字
会話率:33%
【書籍化】
角川ビーンズ文庫様より好評発売中
コミカライズ(CW様、ニコニコ静画様)連載中
大国グランカルストの第二王女、フェリシア。きょうだいたちの中で唯一母が違う彼女は、彼らに煙たがられながら生活していた。
そんなとき、父王が早め
の隠居を決行。兄王子が王に即位したため、厄介払いとばかりに遠い異国・シャンゼルに嫁がされることに。
半年間は婚約者としてシャンゼルに滞在することが決まったフェリシアだったが、お相手の肖像画を見た途端、前世の記憶が蘇って――
「なるほど、このままだと国に捨てられ当て馬になったあげく、失恋引きずって泣き暮らす一生になるわけね」
そんなのごめんだと、彼女は自身の趣味を武器に、平民となり薬屋として生きていくことを決める。
「ふふ。誰が王太子殿下になんて恋してやるものですか。これで晴れて私は自由よ!」
これは、思い込みの激しい王女が、ただひたすら間違った方向に突っ走っていく物語である。
*こちらは書籍とは内容が大幅に異なります。
*カクヨムにも載せています。
*キリが良いため、完結表示にしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:44:22
126252文字
会話率:35%