辺境の地に現れた傭兵団――その名は《灰狼旅団》。
国に見捨てられ、騎士団に虐げられた民を守るため、彼らは剣を取り続けていた。
旅団の中核にいるのは、雷を纏う魔導大剣の使い手・レオン。
そして、彼に育てられた戦争孤児、若き剣士カイル・マクレ
ガー。
ある日、旅団は辺境の村を襲ったテロリスト集団との激戦を制し、命を守る。
だが、勝利の背後には、政府の不穏な影が忍び寄っていた。
「正義とは、誰のためのものか――」
焦土と希望の狭間で、若きカイルの信念が試されていく。
これは後に“死隠部隊”と呼ばれる影の組織に繋がる、英雄たちの知られざる前日譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
90003文字
会話率:29%
『咎に咲く、暁の華』
咲いてはいけない花が、世界を創り変える。
人々の知らぬ場所で、誰かが咎を背負って生きている。
表向きは平和な国家。だがその影には、法では裁けぬ悪と、正義の名のもとに消される命がある。
「死隠部隊(しいんぶたい)」
それは国家にとって必要不可欠でありながら、歴史に記されることのない闇の組織。
正義のためではない。国民を守るために、裏の仕事を担う存在。
そこに一人の青年が配属される。
暁月シュウ。
心優しく、戦いの才に恵まれた若者。
やがて彼は、ある少女と出会い運命は変わる。
紅咲ルナ。
正義を信じすぎた少女は、いつしか“それ”を利用する存在へと変貌していく。
互いに惹かれながらも決して交わらない正義を背負った二人。
そして、その裏で世界の根幹に触れる存在――誰も知らぬ地底世界に至る者がいる。
幻想と科学、信仰と咎、そして裁けぬ正義。
この物語は、世界の“裏側”で咲いてはいけない花が咲く、その瞬間を描く。
【主要キャラクター】
暁月シュウ(あかつき・しゅう)
死隠部隊に配属された新人。
穏やかで優しい性格だが、戦闘の才と冷静な推理力を持つ。
葛藤を抱きながら任務に挑み、成長していく青年。
紅咲ルナ(くれさき・るな)
真っ直ぐな正義を信じる少女。
だがその正義は次第に狂気と紙一重となり、人の枠を超えた存在へと変わっていく。
地底世界に足を踏み入れる数少ない者のひとり。
蒼井レイモンド(あおい)
死隠部隊・隊長
日本人と白人のハーフで、冷静沈着な青年。
騎士団の裏側に存在する「死隠部隊」を率いるが、その在り方に疑問を抱きながら任務を遂行している。
任務には忠実だが、心の奥底には揺るがぬ正義感と、汚れが進む世界への怒りを抱えている。
感情を抑え、必要とあれば命も奪うが、その眼差しは常に「何を守るべきか」を問い続けている。
エリック・モーガン
死隠部隊・副隊長
快活で人当たりが良く、冷静な判断力と高い戦闘能力を併せ持つ黒人青年。
レイモンドの相棒として、時に軽口を叩きながらも真摯に任務に臨む。
組織の暗部に身を置きながらも、人を救う信念は捨てておらず、
疑いと迷いを抱える隊長を支える懐の深さを持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:00:00
47361文字
会話率:31%
祝福──それは、神に選ばれし者にのみ授けられる特権。
聖騎士団や王侯貴族など、選ばれた者たちは祝福装備を纏い、世界を守る「正義」として讃えられていた。
だが、主人公ロイは違った。
彼は庶民の出身で、祝福を受けられなかった“落ちこぼれ”。
唯一与えられたのは、呪いの装備を「装備できるだけ」の無価値なスキル――呪装適応(カースリンク)。
誰にも期待されず、忌避され、見下されながら生きていたロイ。
しかしある日、彼が手にした“最悪の呪装具”によって全ステータスがマイナス限界を超えたとき、
マイナスが裏返り、彼の力は世界の理を凌駕する。
──祝福のエリートどもよ。震えて待て。
「呪いしか持てなかった俺が、お前らを全員ぶっ壊す」
これは、最底辺の呪われし者が
特権階級をぶち抜いて“最強”へと至る、逆転無双のダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
28538文字
会話率:31%
かつて世界を揺るがせた“青き目の種族”——その最後の生き残りが、今、静かに歩き出す。
帝都騎士団の若き騎士・エヴァと、正体も目的も謎だらけの“案内人”フェイ。
滅びたはずの証・青い瞳を持つ彼が背負うのは、忘れられた歴史か、それとも未来を導く
鍵か。
迫る戦乱の気配、動き出す伝承の影、綻び始める世界の均衡——
彼らの旅路が、やがて帝都と世界を巻き込む壮大な運命を呼び覚ます。
隠された過去と、これから始まる未来が交差する。
これは、誰も知らない“もうひとつの英雄譚”。
王道、そして予測不能なファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:50:00
80359文字
会話率:28%
シュトラウス大公国聖騎士団の団長兼国軍総司令官を務めるリンクシュタット侯爵家
その侯爵家の次女のシャルロッテは急遽聖女様の元に護衛として赴任する事になった。しかし、赴任先の聖女様は別名”熊殺しの聖女様”の異名を持っていた。
ところが、話を
聞いた所によると、近づくと熊どころかドラゴンすら倒されると言う。いったいどう言う事なのだろうか?
心無い者は、疫病神とも称する聖女様。いったいどんな真実が待ち受けているのかでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:23:30
1139056文字
会話率:48%
風の王国の騎士団長レテは流星が落ちたクレーターに向かいます。一人の青年と記憶喪失の男に出会い物語は始まります。のんびりとレテは二人の謎を追いかけ話は進む予定です。
最終更新:2025-07-26 19:10:00
610206文字
会話率:51%
“全て”を奪われた。
皇子との結婚と子を産むように強要する周囲。
そして、元の世界に戻れないという事実に、ハルの精神は蝕まれていく。
――私が必要なんでしょう?
でも、私から全てを奪ったあなたは私には必要ない。
聖女に隠された“秘密”を知っ
たハルは、皇子を拒み、秘めた想いと忠義に縛られた騎士団長テオドアを選ぶ。
それは、帝国を揺るがす破滅の第一歩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:06:29
8077文字
会話率:28%
国を繁栄へと導く聖女として異世界に召喚されたハルは、“全て”を奪われた。
皇子との結婚と子を産むように強要する周囲。
そして、元の世界に戻れないという事実に、ハルの精神は蝕まれていく。
――私が必要なんでしょう?
でも、私から全てを奪ったあ
なたは私には必要ない。
聖女に隠された“秘密”を知ったハルは、皇子を拒み、秘めた想いと忠義に縛られた騎士団長テオドアを選ぶ。
それは、帝国を揺るがす破滅の第一歩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:17:23
1169文字
会話率:36%
日本のスーツアクター石上護は、ある日の撮影中、突如として異世界のドーラッド王国に召喚された。
勇者として魔王を倒してほしい、という国王に違和感と戸惑いを覚えつつ、第一騎士団長アルディスらから剣と魔法、異世界の知識を学ぶことになる。
生活にな
じんだ頃、第一騎士団と共に魔族退治に向かう護。
そこで、十年前に失踪した元ベテランスーツアクター近藤重敏、九年前に王国から姿をくらませた前第一騎士団長マクシーニ、その他召喚された地球人や亜人種の混成部隊が待ち受けていた。
近藤と刃を交えることになった護。しかし実力差を埋めることはできず、拉致される。
彼らの根城で聞いた、近藤とマクシーニの過去。それは、護の感じてきた違和感と黒い気配の正体を明らかにするものだった。
一方、護が誘拐されたことを叱責するドーラッド国王。だがすぐさま同盟軍を編成し行軍する。
同盟軍が用意した切り札は、護たちと同じ地球からの召喚者。
だが彼は、勇者と呼べる男ではなかった。ゲーム作品のロボットを創造し、他責思考と残虐性のまま敵味方なく蹂躙するほどに。
彼を止めるために、護と近藤はそれぞれの戦隊ロボで立ち向かう。
激闘の末倒したロボから投げ出された彼を、護は助けようとする。が、彼はそれも気に入らず最期の気力で撃ち殺した。
護は、召喚直後の彼に助言を与えた存在の前で意識を取り戻す。
この世界の創造者と名乗ったそれは、自分の使者として世界を救ってほしいと言う。
護はいくつかの条件を提示し、了承される。新たな変身ツールと共に、再び戦場に舞い戻った。
創造者が与えた変身ツールは護の分を除いて4つ。それらは、アルディス、近藤、マクシーニ、ヴィクトーリアを選んだ。
5人は日本の戦隊魂と異世界のマナの力で変身し、創世戦隊マナレンジャーとなる。
正体を現したドーラッド国王を死闘の末に倒し、世界には平和が戻った。
その晩、護は人知れず時間遡行する。目的は、ドーラッド王に憑く前の黒幕の連行。
それを成し遂げ、護は心の中でこれまでに出会った全てに別れを告げた。
数十年後。護は活気に溢れたドーラッド国の城下町を観光中、拘束される。
高位存在となったはずの彼を捕まえたのは、同じ存在となったマナレンジャーだった。
黙って消えたことへの追及を始めるアルディスと近藤から思わず逃げ、護は旅に出る。この広い世界へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:00:00
111512文字
会話率:34%
アルクニー公国ドッカーノ村。そこに、騎士になることを夢見る三人の若者がいた。
主人公ジンは、幼馴染のワイン、シェリーとともに『騎士団』を結成し、日夜、村のために頑張っている。
魔王降臨が噂される中で、ちょっとポンコツな三人が織りなすドタバタ
劇。彼らは世界を救えるか?
『青き炎のヴァリアント』の作者がお送りする、タイトルに偽りありのファンタジー(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:53:54
2694282文字
会話率:42%
ルツーラは、密かに王城の倉庫へと訪れていた第二王子の婚約者(物理的箱入り令嬢)を勝手に運び出し、取り巻きと共に集団で嫌がらせをした。しかも、王城内では禁止されている精神操作の魔法を用いたことで重罪となった。その為、親共々連座で貴族用の幽閉
邸に送られている。
幽閉邸で生活する中で、ルツーラは反省し、様々な後悔に思いを馳せるものの、何もすることはできず、あとは処遇が決まるのを待つばかり。
両親へと謝罪と、何もすることのない生活の中で、ただただ反省だけを繰り返し、最後には処刑されるものだと、彼女はずっと思っていた。
いつものように後悔と反省の中、眠りに落ちた日――翌朝に目覚めると、8歳の時に行われる魔性式の朝まで時間が巻き戻っていた。
それが、自分の持つ『順』属性の魔法による、歴史順序の入れ替えによるモノだと気づいたルツーラは、後悔と反省を元に、今度は両親を破滅させないように動き出す。
まずは魔性式の日。
かつては、未来で引きこもり箱入令嬢となる少女に嫌がらせをしたのだが、今回ではそんな愚は犯さない。
「そもそもアレに関わってはいけません! 今回は必要最低限だけの関わりで済ませたいのです!」
そうして、引きこもり箱入令嬢から距離を取る生活をしつつ、かつての愚かな行いをしないようにしていたら、なんだか前回ではありえない規模のお茶会派閥になっているのですけれど!?
しかも、箱入令嬢は引きこもらずに騎士団に入団してる!?
乱暴者だった第一王子は人格者に!?
あまりにも異なる歴史の流れの中、前回にはなかった出会いや繋がりを作りながら、ルツーラは前回とは異なる歴史の中を奔走していく。
歴史や事件が変わっても、運命は収斂していく。
それを目の当たりにした彼女は、いずれ自分が破滅すると自覚しながら、この歴史の中で身内が破滅を迎えないように足掻き続ける。
ルツーラの破滅を望まない人たちのことなど、意識しないまま――
これは『その在り方を認め合う為の幻想譚』。その異聞。
ゆえにこれは『認め合い手を差し伸べ合う者たちの幻想譚』
※本作は『引きこもり箱入令嬢の結婚』の外伝となります。
本編を知らずとも楽しめるようになっておりますが、本編を知っているとより楽しめる作品となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:32:51
100577文字
会話率:40%
コチェ王国トーイス伯爵領で冒険者パーティ『星とバラの妖精』は狩りと薬草採取をしていた。その途中で倒れている女の子を発見する。彼女は盗賊団に捕らえられていて、収容されていた山小屋から逃げ出して来たとの事だった。
盗賊団と人買い商人を捕らえて、
騎士団に引き渡した結果、黒幕まで逮捕された。しかし、事態は想定外の方向に発展する事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:10:00
339290文字
会話率:57%
騎士団軍楽隊でトランペットを吹くエルザは、婚約破棄されてしまう。旅に出た先で出会った1人の騎士の戦いを魔法で支えるうちに、プロポーズされるっことになる。
最終更新:2024-12-07 14:00:00
6179文字
会話率:44%
〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商
売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな厳しい世界の中で、現状の生活に満足している田舎住まいのおっさん冒険者がいた。
三十三歳のCランク冒険者マルディン・ルトレーゼ。
実は『糸使い』の異名を持つ凄腕の騎士隊長だったマルディンだが、祖国に新王政が樹立したことで国外追放を言い渡された。
マルディンの国外追放は国家の損失とまで言われたが、あっさりと受け入れ国を出る。
流れ着いた異国の田舎町で、正体を隠し冒険者として生活開始。
若い冒険者たちが夢見て都会へ出る中、出世に興味がないマルディンは田舎の港町で日々のんびりと楽しく生きる。
無理難題?だったらやらないごめんなさい。
『頑張らない、無理しない、のんびり生きる』をモットーに、独身おっさん冒険者の気ままなスローライフ!
※カクヨムでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:10:00
467644文字
会話率:53%
世界で最も高い山で、ただ一人ひたすらツルハシを振り、鉱石を採掘する青年鉱夫アル・パート。
そのおかげで鉱石の鑑定眼と、人類最強どころか人の領域を超えた肉体を手に入れていた。
しかし自分の能力には無自覚で、日々採掘して鉱石を売り金を稼ぎ、たま
の贅沢で満足しているアル。
鉱石と剣、騎士団と冒険者、モンスター、陰謀と犯罪が蔓延る世界で素朴な青年鉱夫が活躍していく冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 09:07:29
1120547文字
会話率:44%
かつて、ソルフィルスの世界から現世にやってきた騎士団長『セレナ・ガーネット』。ハトバの店長になったばかりの青年『御子柴元春』。そんな2か月経ったある日、セレナの後輩『エリーゼ・ルドベキア』が、現世にてやってきた。彼女と、愉快な店員と共に薬局
店を働くことになる。さらには、来客者もやってきて、ドタバタな日々に。異世界からやってきた騎士団長と一緒に薬局店で働くコメディ、ハトバが、再び開店します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
241792文字
会話率:60%
ある日、ソルフィルスの騎士団長であるセレナ・ガーネットは、謎のホールに吸い込まれ、現世の世界・小樽市に!そこで出会ったのは、ハトバという店舗にて店長になったばかりの青年・御子柴元春に拾われて、しばらく厄介なことになる。
さらに、マイペー
スな少女、楽天家な関西人の青年、日本刀を持つ薬剤師、元ヤンキーで二児母の化粧品担当と共に、新しい店舗にて、お出迎え!
楽しい人と、ドタバタコメディ薬局店、開店します!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 21:00:00
8243文字
会話率:52%
魔法がある世界で生まれ育ったサラは、とあるきっかけで冒険者に憧れる。 冒険者になるために名門校といわれる王都のオーレ学園に入学し、周りが貴族だらけという環境の中、平民でありながらも優秀な成績をおさめ、そして卒業。
さぁ冒険者として活動しよう
じゃないかという中、聖女じゃなければ倒せないと言われる魔物が現れた。
え?ソロで活動しちゃダメ?地元の同年代の人達はもうパーティー組んでいるし、そもそも実力とランクが合わない為にパーティーを組めない。一体どうやって活動していけばいいのよ!と悩んだサラの前に、学生時代のライバル…いや師匠ともいえる人が現れた。
一緒にパーティーメンバーとしてクエストやってくれるの?嬉しい!…ってアンタ騎士団所属じゃん!冒険者じゃないじゃん!…うえええ、いいの!?どうなってんだ騎士団……まぁこれからよろしくね! といった感じで冒険者になったサラと騎士団に入った男の子とのラブコメを目指しつつ、世界を平和に導く?物語です。
※アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
514884文字
会話率:27%
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。 「君の為の時間は取れない」と。 それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。 そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いに
やって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。 旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。 あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。 そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 17:00:00
73388文字
会話率:27%
小学三年生の頃、三国葵は失恋した。
八年後、突如として異世界へ飛ばされた葵は、開拓地マルトを守護するイーナ女性騎士団の砦へ保護され、初恋の相手であるフー兄こと祝文睦が滞在し、巨大騎士シャンティーノの片割れとして世界を救っていたことを知る。異
世界で暮らしていく中、世話役のイザや砦の騎士たちと友好を結び、町でも紙芝居屋のノイ、靴屋の娘サラ、傭兵団長ワズラナとも仲良くなり、皆でノイの紙芝居を楽しむようになった頃、町に突如としてUFOが襲来。
窮地を救ってくれた謎の声と契約した葵は、魔鋼ドール・バレッタとして、夕日の町に立つのだった。
「私は、夕日の騎士で、女神の使徒。フー兄たちの守った世界を、団長さんたちと守る、巨大騎士ですから!」
初恋、友情、紙芝居、カフェ、異世界、縁、古代文明、約束……願い。
少女と機械仕掛けの巨大騎士が紡ぐ新たな狂想曲が、始まる。
*拙著、『機械仕掛けのカプリッツィオ!』と同じ世界観かつ続編的な作品ですが、本作のみでもお楽しみいただけるかと存じます。
*百合要素は途中から入ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
1060561文字
会話率:50%
プリム子爵家三女のふんわり令嬢リリベル・プリムは王都から離れたプリム領地から一家総出で露店を出すために王都へ滞在中、
ある日のある時偶然出会った王国第二騎士団副団長エリッシュ・リドールにロックオンされてしまう。
彼は一見、大柄な女性に見
られるいわゆるおネェさん。
リリベルは一目見た時からとても美しい素敵なお姉さんだと思っていた、、、
一方、リリベルに一目惚れしていたエリッシュは、男性だということを言い出せなくてモヤモヤが、、、
「あたしはやるときはやるのよ!初恋なんて実らないとか誰が言ったのよ!あたしはあの子を捕まえるわっ」と言いつつタイミングが見つからず。
エリッシュを応援する騎士団員たちとリリベルをのんびり見守るプリム家一同。
果たして彼は彼女を振り向かせられるのか、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:52:44
25314文字
会話率:39%
美容部員の派遣社員だったヒマリは、ある日ひょんな事から異世界へと転移してしまった!
現代では社畜と婚活で多忙を極めていたヒマリだったが、異世界に来た事である大きな野望を掲げる。
その野望とは、老後はのんびりお一人様を満喫する事。
その為に助
けてくれた姫ルチルの提案で、異世界で今までの経験を生かして何でも屋さんを開くことに。
ところが社畜が骨の髄まで染み付いているヒマリはここでも多忙を極めて、とうとう美貌の騎士団長の婚約者(仮)を務める事になってしまった!
そんなある日の事、庭で薄汚れた妖精を拾ってしまい、ヒマリの生活はさらに忙しくなってしまう。
後から後から沸いて出てくる新情報にヒマリは絶対に関わらないと心に決めるが、周りがそうはさせてくれなくて……。
おまけにこの世界、どうやら何か大きな秘密があるようで——?
異世界ではのんびり暮らしたい社畜女子ヒマリと、ヒマリを取り巻く人達の織りなす、すっきり爽快ハートフルラブコメディです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:30:00
40962文字
会話率:61%
子どもの時に虹の橋から落ちて人間界に取り残されたアシュリーンは、フィーンヒール家の当主に捕らえられて、毎日精霊としての力を搾り取られていた。アシュリーンを拘束していた聖道具はかつて精霊教会から盗み出された物で、捜査に当たっていた龍の騎士団長
ディアミドにより、アシュリーンは助け出される。
口封じのために声を奪われたアシュリーンはフィーンヒール家の娘と誤解され、フィーンヒール家の悪行が明らかになった時、アシュリーンは罰として龍の騎士団長ディアミドとの結婚を命じられる。
龍の騎士団長は、国の守護者として必ず次世代を生み育てることが求められていたが、強すぎる龍の力に人間の体は耐えられず、妻となる者は出産と同時にみな命を落としていた。
2人が近づいたりすれ違ったりしながら信頼を深めていく様子を、短編版とは逆の、アシュリーン視点で書き直してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:00:00
124056文字
会話率:60%
家族に虐げられながらも騎士団医務部で必死に働いていた魔法薬師のクレア。妹に騙されて惚れ薬を作らされ、それを婚約寸前だった恋人オスカーに使われてしまう。家族から身一つで家を追い出されたクレアは、恋人オスカーの姿を見るのも辛くて、騎士団を一方的
に止めてしまう。ひとりぼっちになってしまったクレアは、魔法薬作りを止め、隣国で訳ありの炎の騎士のお世話係として働き始める。炎の騎士が呪いを受けた訳とは?クレアの幸せは、どこにあるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 09:00:00
121827文字
会話率:59%
龍の血を引くドラガン家のディアミドの元に花嫁として送られたアシュリーン。だが、ドラガン家の子を産む時、強すぎる龍の力で母体は必ず死んでしまう。
どうしても子どもを持たねばならないディアミドはアシュリーンを愛さず大切にしようとするが…。
最終更新:2024-07-24 16:31:19
6656文字
会話率:48%
【あらすじ】
伯爵令嬢クラウディアは14歳の頃、第二騎士団に所属している子爵令息のフロリスに一目惚れをする。しかし内向的な性格で声がかけられず、三年間ひたすら熱い視線のみを送り続けていた。そんな中、ある夜会でフロリスに声をかけられ「婚約を前
提に交流を深めたい」と申し出をされる。
その状況に戸惑いながらも浮かれるクラウディア。
だが、第二騎士団の詰め所を訪れた際、フロリスと騎士団長がクラウディアの心を射止められるかどうかの賭けをしているという話を耳にしてしまう。
どうやらフロリスは家の事情で退団を希望しているが、優秀すぎる彼を王家は手放したくないらしい。
彼に退団を諦めさせるため騎士団長は、この賭けをふっかけたようだ。
その話を聞いたクラウディアは、自身が賭けの対象にされていることを知りながら、彼が勝てるように振舞うことを決意する。
※『残酷な描写あり』タグは対人で争うシーンがありそうなので保険でつけております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 14:20:05
6376文字
会話率:22%
一年間みっちり魔法少女やって、相方とケンカして仲直りして、家族を怪物にされたり月に行ったり、ヘンな本に話しかけられたり、そのせいで薬物乱用を疑われたり。
今ならわかる、あの頃の私は輝いてなんかいない。
きっと何かの奴隷だった。
やっとの思い
で悪の親玉を倒して一夜にして世界一有名な中学生になったその夜に、気づけば異世界にいた。
最初はなんの罰ゲームかと思ったけど、それなりに生活できるように
なってからは穏やかな毎日も悪くないかなって。
原初の魔女? 黄衣の導師? 妖精騎士団? 知らん知らん。
今週はポーションの注文が多くて忙しいの。
食べ盛りの子もいるしね。そういや私、いつの間にかお母さんが結婚したのと同じ年齢になってたわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 13:04:15
56713文字
会話率:30%
シェランディア・キルディス公爵令嬢は、ブルガス帝国の皇太子アーガストの婚約者として3年間過ごしてきたが、ある日、護衛の冒険者ディアスとの浮気疑惑をでっち上げられ、追い詰められる。
潔白を証明するため、ディアスを自らの手で斬るよう命じられる
が、シェランディアはこれを拒否。彼女はディアスとの関係が純粋な雇用関係であり、浮気などしていないと主張するが‥‥‥
護衛を新たに女性に変更したが、女性の護衛も殺されてしまって。
辺境騎士団が屑の美男だと認定し、さらいに……しかしアーガスト皇太子と親衛隊は強い。アラフが捕まった。このままこの皇太子のやりたい放題になってしまうのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:45:49
6560文字
会話率:39%
ラセル公爵家の次女フォレスティーナは婚約者のエドワードを愛していた。それなのに、エドワードはフォレスティーナの双子の姉ミレンティーナと口づけをし、ミレンティーナは婚約者をエドワードにしたいと、婚約者を変更しろと言ってくる。
フォレスティー
ナはエドワードを愛しているのに?どうしてなんで?婚約者を変更?エドワードも賛成して。自分の事を堅苦しい女だと? さぁどうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 13:33:40
7584文字
会話率:33%
公爵令息ロイドは、婚約者エレンシアと音楽を通じて愛を育み、幸せな結婚を夢見ていた。
しかし、バイオリン留学から戻ってきたらエレンシアが第二王子フェレウスと結婚式を挙げている最中だった。
とても幸せそうなエレンシア。どうして?なんで?
新婚
旅行から帰って来た彼女の本心を知ったロイドは、自分の自己中心性を悔い、辺境騎士団で反省を深める。
フェレウス第二王子の元婚約者、ルディリア・アマリウス公爵令嬢がロイドと婚約を結びたいと言ってきた。
どうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 14:52:21
8065文字
会話率:41%